逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

日本人7割「未知の外部要因」腎細胞がん

2024年05月15日 | 放射能と情報操作

(パレスチナの大厄災)1948年イスラエル建国宣言翌日5月15日(惨劇の記憶)記念日「ナクバの日」前日。日本人にとって「驚愕ニュース」発表の日本国立がん研究センター研究所

日本人の腎細胞がん、7割に未知の発がん(外部環境)要因 国立がん研など国際チーム発表

5月15日 毎日新聞

日本人の腎細胞がんの7割に、他国ではほとんど見られない未知の発がん要因が見つかったと、国立がん研究センターなどの国際チームが14日発表した。環境や化学物質などの外的要因の可能性が高いとみられる。

がん細胞は、通常の細胞のDNAが損傷して突然変異することで生まれるが、遺伝や喫煙など、原因ごとに変異のパターンがある。チームは腎臓がんの8~9割を占める腎細胞がんのうち最も多くみられるタイプを対象に、日本や、さらに発症頻度の高いチェコ、頻度の低いタイなど計11カ国の962例を調べて変異パターンを解析した。

その結果、日本人36例の7割で、他国では2%程度しかみられない特徴的な変異パターン「SBS12」が見つかり、日本人61例を加えて検証しても同様の結果が出た。SBS12は日本人の肝臓がんでも過去に確認されており、これまで知られている変異パターンの傾向から、遺伝や加齢などの内的要因ではなく、外的要因による可能性が高いという。

チームは今後、日本人の腎細胞がんの大規模な全ゲノム解析をして発がん要因の地域差を調べ、変異ががんに至るまでのプロセスも詳しく分析。他のがんとの関わりもみる。チームの柴田龍弘・同センター研究所がんゲノミクス研究分野長は「要因やメカニズムの研究を進めることで、腎細胞がんの新たな予防法や治療法の開発が期待できる」としている。成果は1日に英科学誌ネイチャーに掲載された。【寺町六花】

★注、驚愕的な「日本人7割。未知の発がん原因」の発表が、なぜ日本の「国立癌研」単独ではなく「国際チーム」名義になっているのだろう。これは責任問題を曖昧にしたいという姑息な官僚意識が見え隠れすると見るのは穿ち過ぎだろうか。しかもマスコミ有識者が怖がっている(できる限り触れたくない)ことは明らかで、なんとも不気味すぎるのである。

腎細胞がん “日本の患者の7割に他国で見られない遺伝子変異”

腎臓がんの一種「腎細胞がん」について、国立がん研究センターなどのグループが、がん細胞の遺伝子を詳しく調べた結果、日本の患者の7割で、他の国ではほとんど見られない遺伝子の変異が見つかったと発表しました。発がん物質など環境的な要因で起きている可能性があるということで、研究グループは変異の原因を特定し、新たな予防法などの開発につなげたいとしています。

国立がん研究センター研究所の柴田龍弘分野長らのグループは、腎臓がんの一種「腎細胞がん」のうち、6割から7割を占める「淡明細胞型腎細胞がん」について、日本のほかチェコやロシア、イギリスなど11か国、およそ1000人の患者のがん細胞の遺伝情報を解析しました。

その結果、がんの要因となる「SBS12」という遺伝子変異が、日本の患者36人のうち72%で見つかった一方、他の国ではいずれも2%程度にとどまっていることがわかりました。

追加で解析した日本の患者61人でも、75%から同じ遺伝子変異が見つかったということです。

この変異が起きる原因はわかっていないということですが、変異した遺伝子の配列の特徴から、発がん物質など環境的な要因によって引き起こされている可能性が高いということです。

研究グループは、日本では、何らかの理由でこの変異を起こす発がん物質などに接する頻度が高い可能性があるとしています。

柴田分野長は「今後、この変異が起きる原因を特定し、新たな治療法や予防法の開発につなげたい」と話しています。
 

2013年の部位別がん罹患数 男性合計499,134例、女性363,732例
 
2023年発表の国立がん研究センター最新がん統計によると、2019年に新たに腎臓がんと診断された人は、男性2万678人、女性9,780人、合計3万458人で、男女比が約2対1「増加傾向にある」と書いているが、何故か2013年版の腎細胞がんの主要な「悪性新生物」分類に名前が入っていない。
この2013年図に癌研2019年の数値を入れると男では肝臓がんに次ぎ6番目、食道がんより多いのである。女でも卵巣がんに次ぎ12番目と、たった6年間で何倍にも腎臓がんが爆発的に増えていたことになる。
国立癌研などの統計が、他の癌では存在するのに現在倍々ゲームで増えているらしい「腎細胞がん」だけが年度別数値の表示が無い。もちろんテレビや新聞などメディアも一切報じていない。ネット空間にも一切存在しない「無い無い尽くし」が不気味(★注、一応国立癌研には腎・尿路(膀胱を除く)との分類に新規罹患者男性2万678人の数値があるが矢張り添付されている画像には名前が無い。辻褄が全く合っていない不思議。不都合な「何か」を挙国一致で必死で隠しているのである)

日本だけの「未知の外部環境」って、
 
普通に考えれば13年目に入った未曾有のレベル7の核事故2011年の3・11フクシマが影響している可能性が一番高い。細胞分裂で増える癌細胞の増殖では10年単位の長い時間が必要だったのである。(★注、通常のがん検診で見つかる1センチ程度の大きさになるには発症から10年以上かかる)

「静岡は悪者なの?」 県知事選、リニア議論に戸惑う有権者

毎日新聞

静岡県の川勝平太知事の辞職に伴う知事選(26日投開票)で、リニア中央新幹線の行く末が注目されている。環境問題や水資源への懸念から県が工事に反対してきたことが、リニアの開業が遅れる一因とされてきたからだ。これまで選挙で圧勝してきた川勝氏が県庁を去り、支持してきた有権者の心情は複雑だ。「静岡が悪者にされるのはつらい」と――。
 
「国家的プロジェクトであるリニアを静岡が遅らせている」という批判を耳にする。JR東海は「静岡工区が開業の遅れに直結している」と強調し、今年3月29日には、目指してきた品川―名古屋間の27年開業を断念すると表明した。
 
リニアに関する立候補者の主張は分かれているが、前浜松市長の鈴木康友氏(66)=立憲民主・国民民主推薦=と、元副知事の大村慎一氏(60)=自民推薦=は、いずれも推進の立場を表明している。

県外に未買収用地 難工事も
 
現在JR東海は品川―名古屋間の用地の75%は取得済だが、神奈川県や山梨県の一部地域では地権者の反対が強く、取得の目途が立っていない。沿線では少なくとも5件の住民訴訟も起こされ、訴訟が年単位で長引けば、計画の進捗に響く。(★注、用地買収では最後の数%が一番難しいが、25%も買収交渉が失敗している状態なら「計画の進捗」云々ではなく、ほぼ大失敗で頓挫している幻の計画)
技術的ハードルも高い。
東京ー北品川間のトンネル工事は21年10月から半年で約300メートル掘るはずが、掘削機の故障などで中断を繰り返し、2年半経った今なお半分も進んでいない。今もJR東海は「早期開業を目指す」と言い続けているが、国土交通省幹部など関係者は「彼らはリニア開業を全然急いでいない。」と断言していた(抜粋)
 
???奇妙奇天烈摩訶不思議なNHKや毎日新聞など大手メディアNews
 
13年前から建設を進めるJR東海は建設用地の25%が今も未買収(★注、本来リニア用地の100%買収は必須要件。1%でも買収できなければ完成は無理だった)それなら「建前」と「本音」が大きく違い、JR東海は「リニア用地を買収したくない」のである。
しかも2年半もかけてリニア用のトンネルを100メートルほど掘ったということは、マスコミ報道とは180度逆に、わざとリニア建設をサボタージュしているのですよ。葛西敬之JR東海の代表取締役名誉会長らの本音では膨大な赤字が予測されるリニア新幹線をJR東海は作りたくないのである。
 
辞職を表明した川勝平太・静岡県知事
腹立たしい不真面目「どつき漫才」JR東海と川勝平太
 
4月2日、唐突に職業差別発言を理由に辞職を表明した川勝平太・静岡県知事(写真:共同通信社)「川勝静岡県知事が、職業差別発言」と言っているメディアの報道が何か変。
そもそも「野菜売ったり」「牛の世話したり」に続く言葉が「モノを作る人」ですよ。ところがマスコミは何故か後半部分を取り上げない原因は簡単で「もの造り」は日本国が誇る生命線だった。(★注、JR東海の開業断念が3月29日、川勝平太のお馬鹿ヘイト発言が4月1日、辞意表明が翌2日なのですから、JR東海の開業断念と川勝平太の不真面目パフォーマンスは一体構造。出来レースである)

教育問題の憲法ともいえる教育基本法をあっさり葬った第一次安倍内閣のブレーン(教育再生会議の有力メンバー)だったのが今の川勝静岡県知事なのですから間違いなくゴリゴリの右翼的発想の人物で、たった一つの政策の違い(ワンイシュー)で政敵扱いした郵政民営化と同じでリニア新幹線建設の障害になっているから左翼リベラル扱いする今の風潮が不思議なのです。

別に静岡県が反対しなくとも現在のリニア工事進捗度は15%なので開業は100%無理
 
そもそもリニアは中国の上海空港アクセスとして短距離用には実現しているが、成田新幹線が「採算割れ」で着工さえされていない(★注、世間向けに目立つ橋梁工事だけを行って成田新幹線建設をアピールしたが、再利用まで何十年間も放置しれていた)のが現実なので、東海道リニア構想は妄想の範囲である。
これは未曾有のフクシマの核事故被害の隠蔽工作として民主党内閣(菅直人首相)が東京オリンピック開催誘致と同時に発表したアッと驚く猫だましの「赤いニシン」目くらましの類。挙国一致の体制翼賛会による噓八百「大本営発表」。典型的なミスディレクションか、それともディスインフォメーションである。
ただし、川勝知事、「県議会はヤクザもいる。ゴロツキもいる。」と断言しているが誰も言わないが素晴らしい大名言(日本社会のリアルな現実)

《混迷するリニア開業①》当初リニアに前のめりだった川勝平太・静岡県知事、10年前のシンポジウムで語った「注文」

4.19(金)JPpress
 
JR東海は中央新幹線(リニア)の2027年度内の開業を断念し、開業は2034年以降になるとの見解を示した。
辞職する静岡県の川勝平太知事が静岡工区の着工を認めてこなかったことが大きくクローズアップされているが、川勝氏は当初からリニア建設に反対していたわけではなかった。
両者の間に一体何があったのか。ライターの小川裕夫が、「静岡県vs JR東海」の戦いの歴史を振り返る。(JBpress編集部)
 
リニア中央新幹線の改良型試験車(2020年10月撮影、山梨県都留市の山梨リニア実験センター/共同通信社)

「東京五輪までに部分開業させたい」と語っていた川勝知事

JR東海は中央新幹線(リニア)を2027年度内に開業させることを目指してきたが、3月末に「2027年度の開業は困難。2034年以降になる」ことを正式に表明したが、これまでにも工事の遅れはたびたび指摘され、JR東海は昨年も工事の遅れを受けて「2027年度“以降”」という濁した表現に終始してきた。

今回の開業延期はJR東海が建設工事の遅れを初めて認めた格好で、その原因と報道されているのが、南アルプスを約8.9kmにわたって貫く「静岡工区」だ。

職業差別発言などで辞職を決めた静岡県の川勝平太知事が同区の着工に反対してきたことが連日テレビ・新聞・ネットといったニュース媒体をにぎわせているので、川勝知事もしくは静岡工区がリニアの開業延期の原因であるかのように認識している人は少なくないだろうが、多くの要因のひとつでしかない。

当初の川勝平太静岡県知事の主な主張とは「2020年の東京五輪までに東京―山梨間を(部分)開業させる」だった。ただし、東京(品川)─山梨間は山梨県に建設されている既設の約42.8kmの実験線有効活用で東京と山梨県とを結ぶ「部分開業」はJR東海の営業的メリットが無い。

過去には東京駅と成田空港を結ぶ「成田新幹線」が、1974年着工の立派な橋脚が完成したものの、他の用地買収が進まず、成田新幹線のために建設された構造物は長らく放置された。
(抜粋)

リニア新幹線建設構想と2020年東京オリンピック開催は一体構造

現在の発表されているリニア新幹線工事の進捗率はたった15%なので、ほぼ山梨県実験線だけが完成していた。政府がリニア新幹線計画を決定する13年前の2011年5月時点から一歩も前に進んでいない。

なんと、最初の最初からJR東海のリニア新幹線計画は「立ち往生」していたのである。

辻褄が少しも合わない、リニア新幹線計画発表とピッタリ同じタイミングで発表されたのが酷暑の7月末から8月初めに開催される2020年東京オリンピック誘致である

いずれも2カ月前の東京電力福島第一原発事故発生で民主党菅直人政権は「一般市民がパニックになる」と知的エリートのエスタブリッシュメント連中(高級官僚やメディア有識者)がパニックに陥って、必死で隠蔽工作に走るが、2カ月後になってからメルトダウンの事実を認める。(★注、この時、レベル7の核事故政府発表ショックの緩和策としてリニア新幹線計画と東京五輪誘致が発表されていた)

記者会見するJR東海の丹羽俊介社長=16日午後、名古屋市

リニア掘削、岐阜で一時中断へ JR東海、井戸水位低下で

5月16日 共同通信

JR東海は16日、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事をしている岐阜県瑞浪市の井戸などで水位低下が確認されたことを受け、工事を一時止めた上で地質を調べるボーリング調査を始めると発表した。丹羽俊介社長は記者会見で「本工事による影響の可能性が高い」と述べ、調査結果を基に必要な対策を講じ、住民に真摯に対応をする考えを示した。

 他県でも工事現場近くで水位低下が起きた事例があるほか、リニア路線の大部分を占めるトンネルの工事が今後も続くため、他地域に広がる可能性がある。

 JR東海は14日の時点では、瑞浪市の工事を続ける方針を示していた。しかし地元住民の不安の声を踏まえ、工事を中断して詳しく調査する必要があると判断した。今後工事を予定する地点をボーリング調査することで、水資源に与える影響を最小限にすることを狙う。

 工事の中断やボーリング調査開始の時期は未定という。丹羽氏は、今後決まる開業時期に今回の調査が影響することはないと強調した。

(★注、5月16日の共同通信Newsで、川勝平太の胡散臭いヘイト発言辞任劇「偽装リニア新幹線建設」騒動が終わっていたとのお粗末な話)

2021年03月12日 | 政治 (2011年)3月11日から非常事態宣言が現在も出っ放し

恐怖の3月11日 WHOが「パンデミック」を宣言

2020年3月12日 Bloomberg News

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、新型コロナウイルスはパンデミック(世界的な大流行)となったと宣言した。中国以外の感染例が13倍に増加したことも明らかにした。

WHOによると世界の感染者は12万人超。死者は4300人を超えた。

(13年経った今も)原子力の緊急事態下にある日本国

フクシマの放射能に怖気付いて我先に逃げる破廉恥自衛隊や福島県の検察官僚(上級市民)

(WHOパンデミック宣言)1年前の3月11日の国会審議の大珍事

双方なれ合い

八百長(プロレス)だった3月11日の安倍内閣の(福島県選出の参議院議員)森雅子法務大臣「検察が真っ先に逃げた」Vs.立憲民主党の山尾志桜里衆議院議員とのバトル

フクシマの3号基が大爆発した直後に「原発が爆発します。100キロ以上逃げてください」と原発から20キロ離れた南相馬市の避難所や市役所に自衛隊が言いに来て、自分たちだけ逃亡した破廉恥事件は3月中に面白ければ何でも書く日刊ゲンダイが報じている。半年後には『摩訶不思議な事件の検証番組』としてTBSテレビが全国放送している。

もちろん大勢の避難者で大混雑する幹線道路をサイレンを鳴らし強制的に一般車両をわきにどけて自衛隊が逃亡する姿は多くの福島県人が目撃していた。福島県選出の参議院議員で弁護士でもある森雅子法務大臣は自衛隊だけではなく検察官も逃げていた事実をすっぱ抜く。

東日本大震災の地震動で老朽原発(1号基)の配管が壊れて冷却水が駄々洩れ。2~3時間で早々とメルトダウンしているのに2カ月間もメルトダウンしていないと頑張った経済産業省の鉄面皮で破廉恥官の西山審議漢(★注、経産省のスーバーエリートだが週刊紙に下半身問題を取り上げられ更迭される)

民主党菅直人政権がメルトダウンを公式に認めるのは2カ月後だが、当たり前だが最初から知っていた

2011年3月12日の記者会見で「炉心溶融の可能性がある」とメルトダウンしている事実を明らかにした技術官僚の中村幸一郎審議官。ところが極悪民主党政府が翌日に罷免、次の審議官も技術系で矢張りメルトダウンを認めるので即刻秒速で罷免して、丸っきり原発のことが分からない宣伝広報マンの西山審議官に挿げ替える。(民主党の悪事は万死に値するでしょう)

3号基が大爆発した直後に短時間だけ枝野幸男はメルトダウンを認めたが、枝野官房長官を含む民主党政権は、自衛隊逃亡後は全面否認に転じる

2011年3月11日の東日本大震災で東京電力福島第一原発の老朽化した1号基は3時間後には早くもメルトダウンして放射能を大量に環境に放出。翌日の3月12日昼には大爆発した。

比較的新しい3号基大爆発はその2日後の14日午前11時01分。

3号基大爆発から10時間25分後(午後9時26分)のテレビ会見で枝野幸男はメルトダウンを認めていたのである。2021年03月12日 | 政治3月11日から非常事態宣言が現在も出っ放し

水にも酸にも溶けないガラス化した放射性セシウム

『原発事故7年“謎の放射性粒子”徐々に判明』2018年3月6日 日テレNews2

福島第一原発の事故からまもなく7年…最近になって「セシウムボール」と名付けられた極めて小さな粒子が確認され始めた。過去の原発事故では見つかっていない放射性粒子で事故直後に首都圏まで到達したとみられている。その最新の研究に迫った。

『73年ぶり2回目の極限まで劣化した「玉音放送」だったのか、?』
★注、
日本最大と言うよりも世界最大の大新聞社である読売新聞系列の日本テレビが制作した10分間もの長さの福島第一原発事故後に環境に放出された放射性微粒子(セシウムボール)の動画ですが、その内容が凄まじい。必見である。(3月6日 日テレNews24の録画ビデオ画像を見終わった私の感想ですが、・・・内容的にほぼ『玉音放送』なのである。何とも残念ではあるが遅かれ早かれ結果は孰れも同じで、これでは日本は助からないでしょう)2018年04月03日 | 放射能と情報操作 
水にも酸にも溶けないガラス化した放射性セシウム

腎臓は腰の上の背中側に、左右ひとつずつある、ソラマメ型をした臓器。握りこぶしほどの大きさで主な役割は、血液中にたまった老廃物を身体の外に排出すること。血圧や血糖値、骨髄の造血機能など体全体のバランスをコントロールするホルモンを分泌する大事な臓器だが、腎臓がん初期には頻尿程度で目立った自覚症状が無いので気づきにくい(★注、日本人の腎細胞がんの7割に未知の発がん要因との、国立がん研究センターなどの国際チーム5月14日発表にはセシウムボールで一番危惧された「肺がん」が無いが、今後の調査が進めば腎臓だけではなく今後順次「肺がん」など呼吸器系が追加されると思われる)

放射能はいつどうやって来たか

福島第一原発事故で放射性物質が大気中に出た時間を特定しましょう。3月12日と14日の建屋を吹き飛ばした水素爆発のときに放射性物質が出たと思っている人が多いと思いますが、それは間違いです。あの水素爆発で放射性物質は原子炉の外に出ませんでした。3月後半の2週間、ずっと出続けたと思っているひともいるようですが、それも間違いです。放射性物質は、東京電力が原子炉の圧力を下げるためにベント操作したときに外部に出ました。ベント操作は、どれも30分くらいでした。

定常放出ではなく間欠放出だったことを示す明確な証拠が、放射能汚染地図にあります。北西に伸びた汚染の帯が原発を通りません。南に4キロほどずれています。

3月15日11時に原発から出た放射能霧は、風でいったん南に流されたあと、5キロ地点で北西に向きを変えて進みました。そのとき風向きが変わったのです。だから汚染の帯が原発を通らないのです。もし定常放出だったのなら、汚染の帯は福島第一原発からまっすぐ北西方向に伸びたでしょう。その日18時に出発した(やや薄い)放射能霧は原発からまっすぐ北西方向に進んでいます。放出が30分くらいの短時間で、出発してすぐ風向きが変わったために、証拠が放射能汚染地図に残りました。

私がつくった放射能汚染地図だけでなく、文科省が発表した地図でも汚染の帯が南に4キロずれています。というか、文科省の地図を見て、私が放射能汚染地図をそのように描いたのです。だって、福島第一原発のそばの強汚染地帯には長いこと立ち入れませんでしたから。2023年03月12日 | 放射能と情報操作 「何か」を隠したい破廉恥日本政府

13年前の2011年3月当時、散々「メルトダウンを防ぐ」「圧力容器保護」目的でドライベントを行うと繰り返した、謎の挙国一致マスコミ大本営発表

しかし、政府やマスコミ、有識者が繰り返し説明していたことは全部が噓八百。アメリカGM社の老朽化した1号基は東日本大震災から3時間程度の短時間でメルトダウン。比較的新し3号基も2日後にはメルトダウン。圧力容器の窯の底が抜けていたと判明している(★注、冷却水が少なくなると核燃料棒がある「圧力容器」内部が高温高圧になり、注水出来ないので、「圧力容器」内を減圧する目的でドライベントが必要なのだ、との説明を挙国一致で言い張っていた)

多くの善良だが愚かな日本人は東京電力福島第一原発の1号基や3号基の大爆発事故で放射能が飛散したと思っているが、実は日本政府(菅直人首相)の上位に位置するアメリカから派遣された原発専門家の指示による人為的ドライベントが原因だったのである。

現在の日本国の大本営発表では全てのメディアが恥ずかしげもなく居眠りバイデンと同じ痴呆症(「3歩」歩けば過去を忘れる鳥頭)を装っていて、「最後の砦の格納容器を守る目的でドライベントを行った」との意味不明の真っ赤な嘘を垂れ流す。そもそも原発稼働にとって、便器の蓋程度の意味しかない大気圧(1気圧)の格納容器を守る目的でのベント云々は意味不明。物理的に、全く辻褄が合っていない。

『ふくしま放射能汚染の誤解』     2017/11/18(土)早川由紀夫の火山ブログから、

(放射性物質の放出時間を完璧に管理していた東京電力や日本政府)

マスコミで報道された1号基の大爆発(3月12日)やその二日後の3号基の大爆発(14日)の時に放射性物質が大量に出て、事故後3月末までの2週のあいだずっと出続けたは大きな間違いか勘違いである。

もしもマスコミとか有識者の言うように、フクシマの放射性物質は、福島第一原発の水素爆発のときに出たのなら予測不能(東電は管理できない)が、放射性物質は、東電が制御可能な(故意の)ベント操作をするたびに出ていた。1回の放出時間は30分程度だった。
ベント作業の結果なら、東京電力(日本政府)の完全な管理下で、放射性汚染物質は大量に外部に流出していたことになる。(これは不味過ぎるのでマスコミや識者が全員で黙っていたのである。喋るのは空気が読めない早川由紀夫程度)

放射性物質がずっと出続けたわけではなかったのが最もわかりやすい観察事実は、汚染軸が原発を通らないことだ。短い放出時間内に風向きが大きく変化したことを反映して南に4キロずれている(2013年10月15日エントリ)。2週間ずっと出続けたとして計算したSPEEDIの結果は、実際の汚染分布と大きく違う(2013年10月26日エントリ)。2017年11月29日 | 放射能と情報操作 
水素爆発ではなくベントで出ていた放射性汚染物質


2011年時点では国内にはフィルターベントを装備した原発はなく、福島第1原発事故はウエットベントで原子炉の圧力抑制室(サプレッションチェンバー)に通して放射性物質を放出した。
これによって放出量は99%減らせたと計算したがウエットベントができず、深刻な放射能汚染をもたらした。
(★注、ウエットベント云々は真っ赤な嘘で生の放射能を外部環境に放出したドライベントだったと現在は認めているが、不思議なことに「放出量は99%減らせたと計算したウエットベント」の数値のまま。ドライベントだったと認めるなら自動的に放射能放出量は1%から100%。今の東京電力や政府発表の100倍になる計算になる。もう日本は「終わっている」のである)2019年01月29日 | 放射能と情報操作 安全なベントって(^_^;) なんじゃ こりゃぁあ!!!

「言い訳」出来ないので全員が沈黙する小児甲状腺がん

1986年チェルノブイリ原発事故から9年後、小児甲状腺がん最大値の1995年を抜いた摩訶不思議な岡山大学津田教授の図(★注、唖然茫然。仕方なく思考を停止した高偏差値「知的エリート」エスタブリッシュメント連中の悲喜劇)

WHOやIAEAが認めている原発事故放射能被害は唯一「小児甲状腺がん」だけなのだが、平時では100万人当たり年間0から1人程度と極めて珍しい。ところが、現在のフクシマでは「1000人に1人」と原発事故前の1000倍以上の猛烈な(チェルノブイリに比べても何倍にもなる)有り得ない数値になっていた。

電離作用がある放射線被爆では必ずDNAが損傷することから各種の癌などの「悪性新生物」の罹患率が上昇するが、チェルノブイリ核事故時に胎児だったので自力で呼吸していなかった子供たちには小児甲状腺がんは発症しなかったことからWHOは「原発事故の放射能」の唯一の被害と認定したのである。

(★注、特派員協会での岡山大津田教授発表の元図)

『同じ時期のチェルノブイリ(ベラルーシ)よりも数十倍も悪い日本のフクシマ(福島県)の小児甲状腺がん』 

人口が福島県の5倍の1000万人のベラルーシではチェルノブイリ原発事故以前の小児甲状腺がんは11年間(1975~1985)ではわずか7名だった。(年平均なら0・6人程度と少ない。人口が5分の1の福島県なら0・12人)2016年12月30日 | 放射能と情報操作 福島県検討委二順目(2014年度、2015年度)7割を調べて68人の小児甲状腺がん


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3 コメント

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完成させる気がないからこその『ざるすぎる』計画? (ロハスな人)
2024-05-16 17:42:16
☆ボデイチェックと手小荷物検査でリニア新幹線の時間的優位が吹っ飛ぶ  >
東京―名古屋間所要時間  新幹線『100分』  リニア新幹線 『 40分+80分=120分』 >

 宗純さんはご存じの通り、JR東海は確実に『リニア新幹線が赤字になることを知っている』はずですが、理由は簡単で、
①『駅が地下深く』なので、上り下りだけで新幹線より『50分余計に時間がかかる』
※これだけで、東京名古屋間だとかかる時間が『普通の新幹線とほぼ同じ』

②事故リスクの関係で『飛行機並みのボディチェックが必要』なので、さらに『30分』程度
※※これに30分かけると通常の新幹線より『余分に時間がかかる(東京と名古屋)』

結果的に『東京大阪間が新幹線とほぼ同じ』『東京名古屋間が新幹線よりずっと時間がかかる』という『莫大な工事費から“新幹線より高価”な運賃』を踏まえると…赤字になるのはもちろん、『完成後に避難殺到』するのは一目瞭然です。
 宗純さんのご推察通りに『JR東海は建設したくない』と判断するのが妥当でしょう。

 また、『トンネル内の非常脱出口』が“冬には非常口として機能しない”という『ざるすぎる計画』も『本当に使うつもりで計画を立てていない』疑惑が濃厚ですね。

☆リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会
りニア新幹線工事実施計画の認可処分の取り消しを求める訴訟を、全国738名の原告が提起しました!
私たちはリニア新幹線を考える東京と神奈川の沿線住民グループです。
リニア論考:私たちはなぜリニア新幹線に反対しているのか?
                   沖啓二(麻生区在住)  2018.8 投稿

◎ボデイチェックと手小荷物検査でリニア新幹線の時間的優位が吹っ飛ぶ
リニア新幹線には致命的な欠陥があります。それは乗客に対し飛行機並みのボデイチェックと手小荷物検査が必要になることです。

東京駅から品川駅に来る時間               20分
大深度地下ホームに降りる時間              20分
ボデイチェック、手小荷物検査の時間           30分 
名古屋、新大阪で大深度地下ホームから上がってくる時間  10分
合 計                       80分

         現東海道新幹線(のぞみ) リニア+前後必要時間
東京―名古屋間所要時間     100分      40分+80分=120分
東京―大阪間所要時間    150分     67分+80分=147分  

☆☆マスコミがまったく伝えない「リニア新幹線」人命に関わる大問題
国内2020.07.06   MAG"NEWS

◎昨年10月11日、川勝知事は定例記者会見でJR東海が静岡県内2カ所に設けた非常口について、リニア中央新幹線が地震などで緊急停車した場合、人命に関わる危険性があるとした西恭之氏(静岡県立大学特任助教)のメモを提示し、マスコミなどに配付しました。

緊急停車したリニア中央新幹線から3キロの斜坑を徒歩で上り、非常口までたどり着いたとしても、非常口の標高は千石1,330メートル、西俣1,530メートル。南海トラフ地震などの場合、既に静岡県内では県民、来訪者、東海道新幹線乗客等の救助に手一杯なことは確実で、リニア中央新幹線乗客の保護と下山を優先することはできません。そこに冬場という条件が重なると、東京や名古屋の服装のままの乗客が低体温症で死亡する恐れがあります。しかも、非常口から徒歩で10~15キロ行かないと建物もないし、最寄りの集落は30~40キロも離れているというのですから、何を考えているのかと言いたい。
「玉音放送」の5日前、1945年8月11日付朝日新聞社の第一面 とソックリ同じ仕組み (宗純)
2024-05-17 14:38:33
(8月10日連合国にボツダム宣言受諾を通告したが『玉音放送』まで隠したので5日間も一般市民は終戦を知らなかった)

『詐欺か手品のような腹立たしい騙し』早めの偽装玉音放送

朝日新聞第一面の一番目が(今上天皇の)明仁皇太子の大きな写真付きの『戦局に深く御関心』、次の見出しが下村宏情報局総裁の『一億困苦を克服、国体を護持せん』、阿南陸軍大臣の『死中活あるを信ず』(全軍将兵に告ぐ)だった。
普通の何も知らない善良だが愚かな一般市民が読めば今までと同じ本土決戦、一億玉砕、の檄文だが、日本は前日の8月10日に連合国に対してボツダム宣言受諾(無条件降伏)を通告していた。 

政府と各新聞社は第二次世界大戦が終わった(日本敗戦)を、誰にも分からないよう『それとなく密かに知らせる』心算だった。(終戦をスムーズにするのがマスコミの役割)
2018年11月18日 | 社会・歴史
日本降伏から5日後の玉音放送https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/25149cfb2fd2df60dff2fcc3882f03f5

インターネットでニュースを読むとは大きく違い、紙の新聞では、第何面に掲載するか、紙面の何処に載せるか、何を横に置くかが大問題なのです。
今回の日本人の7割、環境や化学物質などの「未知の原因」で腎細胞がんを発症していたとの驚愕ニュースの横が、静岡だけが「悪者」?との川勝平太とリニア新幹線を争点とする静岡県知事選挙の話なのですよ。普通に読めば腎臓がんの発症とJRリニア建設とは何の関係もないが、実は両方が13年前の東京電力福島第一原発事故の結果だったとの怖いオチ。
当たり前ですが、高偏差値の「知的エリート」のエスタブリッシュメント連中の一因であるジャーナリストは、1945年8月11日と同じで、連合国に無条件降伏した事実を知っているし、何とかして「ポツダム宣言受諾」の事実も知らせたいとも思っているのです。
ただし、はっきり書きすぎて当局の怒りを買って、叩かれないよう細心の注意を払って曖昧に書いているので、意味不明になっているだけ。
Unknown (ロハスな人)
2024-05-17 16:38:12
☆日本人の7割、環境や化学物質などの「未知の原因」で腎細胞がんを発症していた(ニュースより) >

最近米軍基地由来の『PFAS(環境物質)汚染』がしばしば話題になっています。

米軍基地は“属国日本”の『環境にまともに配慮しない』ことは多くの人々が薄々感じており、そのことも日本人の健康に関係していそうですが、岸田政権は『PFAS汚染(地域によっては“放射性物質も?”)』が疑われる『汚泥』を再利用して『肥料にする計画』を着々と進めています。

国民の健康を犠牲にして、『米軍由来のPFAS汚染』と『放射性物質』を有耶無耶にしたい?ということでしょうか…。


☆☆「PFAS汚染源」はどこだ 米軍内部文書から見つかった事実…疑念呼ぶ「横田の3000リットル」
2023年6月11日 東京新聞
<連載 汚れた水 PFASを追う>①
 「PFAS(ピーファス)」。発がん性などが指摘され、自然界に存在しないはずのこの化学物質が全国で相次いで見つかり、大きな問題となっている。東京の多摩地域では、水道水源の井戸水から高濃度で検出。市民団体の血液検査では、半数以上の住民の血中濃度が「健康被害の恐れがある水準」を上回った。自然界で分解されにくく「永遠の化学物質」とも呼ばれるPFAS汚染は、なぜ広がったのか。「汚れた水」の源流を探った。

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