逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

志賀町2828ガルの1/7志賀原発399.3ガルの噓 1号基918ガルの想定に対し957ガル、2号基846ガルの想定に対して871ガル

2024年01月15日 | 放射能と情報操作

能登半島地震の揺れ、東日本大震災に匹敵・最大加速度2828ガル

石川県能登地震M7・6の、揺れの強さ「最大加速度」が、2011年の東日本大震災に匹敵する2828ガル(ガリレオに由来する加速度の単位)。「大地震」の尺度1000ガル以上の観測点は計7地点で確認され、広範囲で非常に強い揺れに襲われた。防災科学技術研究所(NIED 文部科学省所管)の石川県志賀町の観測点で、東日本大震災の最大加速度(宮城県栗原市築館の2933ガル)に近い2828ガルを記録。同県輪島市や珠洲市、穴水町など計7地点で1000ガル以上(抜粋)

同じ震度7、最も甚大な被害の輪島市珠洲市で志賀町2828ガルに近い数値

政府もメディアも横並びで、「1000ガル以上」と志賀町以外の具体的数値が何処にも無い不真面目。挙国一致の大本営発表の一種である。
一昔前には物体が自由落下するときの加速度(重力加速度1G980ガル)を超える地震は発生しないと信じられていたが、現在は4022ガル(2008年岩手・宮城内陸地震。世界記録としてギネスが認定)と4倍を超える
アメリカNASAの火星ヘリ(創意工夫)と同じ科学リテラシー志賀原発399.3ガルの不可解???NIED2828ガルの14%(7分の1)
北陸電力が発表した400ガル弱の数値は計測機器に耐震装置を付けて鉛筆で小学生が記録した、まったく科学的説明が不能な代物。1000ガルの耐震基準から半分以下に逆算した数値。前例がない輪島市などの奇妙な「1000ガル以下」は北電の行った露骨な数値の書き換えを、誰にも分からないようメディアが密かに告発したのかも知れない(★注、1月11日開催の日テレ系地元テレビ局KNBやNHKは原子力規制委会合に関連したニュースとして、北陸電力幹部が勢ぞろいして志賀原発の一部で基準値を超える揺れが観測されたが「暫定の値」なので石川県など地元自治体に報告しないと堂々と放送していた不思議で不可解な無茶苦茶。しかもテレビ放送では北電が発表した400ガル弱の数値は一切無視し「無かったこと」にしているのですから余計に不気味)

震度7観測の石川県志賀町 揺れは東日本大震災に匹敵 気象庁(★注、原発敷地だけ7分の1)

気象庁(国土交通省の外局)が震度7の石川県志賀町の地震計から算出された、揺れの強さを表す「加速度」は2825.8ガル(★注、NIED計測2828ガル)
▽1995年の阪神・淡路大震災の891ガル(818ガル)▽2004年の新潟県中越地震の1722ガル、▽2016年の熊本地震の1791.3ガルをいずれも大きく上回り、2011年東日本の2933.7ガルに匹敵する激しい揺れ(抜粋)

もちろんマスコミ有識者がなにも論じない 1月5日首相官邸で防服を着た与野党6党党首が勢ぞろいして石川県入り自粛「事実上の封鎖」を決定するが、NHKを含めすべてのメディは「視察自粛」の6党合意を一切報じない不真面目。ほぼ挙国一致の大本営発表になっていた(★注、2011年フクシマで菅直人は与野党連立救国政府樹立を目指したが失敗。今回やっと岸田首相が成功する)
無い無い尽くし(★注、民主党菅直人政権のフクシマの非常事態宣言は13年後の現在も継続中。それなら、自民党岸田首相は志賀原発の非常事態宣言自体を丸々非公開にしたのだろう)

震度7の地震が発生した石川県の馳浩知事が、「道路が寸断している」「混雑するので迷惑だ」「ボランティアは来るな」いち早く駆け付けたの山本太郎など「視察に来るな」と、地震や津波など自然災害時の大鉄則「74時間のリミット」を無視する謎の発表を繰り返して、能登半島地震の被災者を見殺しにするヒトデナシ。保護責任者遺棄罪か最悪なら未必の故意の殺人の刑事事件の疑いが濃厚だ。
しかし北陸電力の原発がある志賀町で観測された驚愕的な2828ガルなら、なるほど納得。最高責任者の馳浩知事も政府(岸田首相)も北陸電力の400ガル弱を信用していない。非科学的な妄言「口から出まかせの噓八百。出鱈目だ。真っ赤な嘘だ」と思っているとすれば、今までの「あり得ない」すべての謎が簡単に解決する。
 

引き続き「脱原発」を選んだ台湾の良識

台湾第三原発(第三核能發電廠)運転開始から40年で1号基が2024年7月、2号基が2025年5月にそれぞれ閉鎖予定
台湾第三原子力発電所
台湾本島の最南端屏東県の馬鞍山は現在、台湾で唯一稼働中の PWR(加圧水型)原発(★注、北部にあった台湾第一原発と第二原発は既に閉鎖済み)
永久閉鎖された國聖原子力発電所

台湾の原子力動向2023年 日本原子力産業協会

(1年前の2013年1月現在)台湾で運転中の原子炉は3基・299.2万kW(うち、國聖2号機が2023年3月15日永久閉鎖)2022年の台湾の原子力発電量は229億kWh、原子力シェアは9.1%

台湾は日本と同様、1970年代から米国GE社とWE社からこれまでに 6基・514.4万kWの原子炉が導入され(2基・270.0万kWが建設凍結状態)、福島第一原子力発電所事故で反対運動の高まり、馬英九国民党総統は2011年11月、原子力依存率の漸減、具体的には、既存の6基に40年の運転期間で段階的閉鎖を決定した。

その後、脱原子力政策を掲げて2016年選挙で勝利した民主進歩党(民進党)蔡英文政権が2025年までの「非核家園」を定めた電気事業法改正案を2017年可決。2020年も引き続き与党となった民進党政権は「脱原子力の実現」をめざした

2025年の脱原子力達成に向けて、既存炉6基の40年の運転期間満了に伴い、金山1、2号機(第1原発)、國聖1、2号機(第2原発)は既に閉鎖、馬鞍山1、2号機(第3原発)も1号機が2024年7月、2号機が2025年5月にそれぞれ閉鎖予定。
1999年着工の龍門(第4)原発は、反対運動激化により2014年4月、ほぼ完成していた1号機が運転前の安全検査完了後に停止、2号機は直ちに建設中止が決定され原子炉の永久閉鎖が粛々と進められている

台湾では2024年1月総統選挙の野党・国民党候補は現状の原子力発電維持(意味が逆さま、運転が40年を超えた老朽原発や、完成したが永久閉鎖された未使用原発の稼働)を主張、蔡政権が掲げる2025年までの「非核家園」の政策から転換する考えを示しており、今後の動向が注目されます。(抜粋)★注、台湾与野党で大きく違う最大の争点とは原発再稼働だが、挙国一致の大本営発表で腐敗する日本のマスコミは沈黙するので意味不明になる

台湾で初めてのパチンコ(脱法賭博)禁止も脱原発も言い出しっぺは何れも馬英久(中国国民党)ただし、直ぐに「腰砕け」するヘタレ 2023年4月7日東アジア共同体 偶然の輸贏(ユエイ しゅえい)



 『2009年5月23日の不審な自殺から10年 盧武鉉元大統領の再評価広がる』 

保守系メディアから「失敗した大統領」の烙印を押された盧武鉉だが、歴代大統領中、信頼度42%と2位の朴正熙元大統領に2倍近い差をつけ首位。好感度調査でも盧武鉉が66%と、ノーベル平和賞の金大中63%を上回り首位

最も危険なタブー 『パチンコを全廃した盧武鉉の素晴らしい功績』

暴力団のシノギは違法な賭博と売春と薬物なのは古今東西、世界中どこでも変わりがない。しかし、摩訶不思議な脱法賭博のパチンコがあるのは世界広しといえど、日本の『ヤクザ』と関係が深い(日本の植民地だった)台湾と韓国に限られた特殊な話なのである。
盧武鉉は2006年にヤクザ利権の絶対的なタブーで、今まで誰も手を付けられない韓国のパチンコを全廃している。(★注、禁止されるまで韓国も日本と同じで自動車産業に匹敵するパチンコが原因で破産や犯罪が横行していた。しかしパチンコ全廃後は犯罪率の低下だけでは無く、今まで賭博に使われていた金が健全な消費に回され経済も好転している)

台湾でも馬英九台北市長が最も恐ろしいヤクザタブーのパチンコを禁止

ただし、残念ながら馬英九は2008年から2016年まで台湾総統を務めるも、なぜか全国に広めずパチンコ禁止は台北市のみにとどまったまま。現在も台湾南部ではパチンコが禁止されず残っている。(誰でも命は一つしかないので、)パチンコを全廃した盧武鉉韓国大統領の不審な死に方に震え上がったのだろうか。それにしても情けない話である。2019年9月10日経済 消費税やカジノより怖いパチンコ(ミニカジノ)

2011年フクシマ核事故で馬英九は「運転40年稼働停止」(段階的な原発廃止)を決断

ところが、2024年1月13日台湾総統選挙の国民党候補は、あっさり2011年の国民党馬英九総統の決定を反故にして日本と同じ地震多発地帯(震源地)である台湾での原発再稼働に舵を切るが、支持率3割で惨敗。今までどうりの「脱原発」の民進党候補が4割の得票で辛くも総統選挙に当選する。(★注、第三党候補も国民党と同じ原発再稼働の公約なので「脱原発」は民進党だけ)

今回の与党民進党候補当選(2000年の政権交代から同一政党が3期連続は初めての出来事)や議員選挙での政権与党の過半数割れ(国民党に負け第二党)を日本のメディアは大きく報じた。ところが台湾総統選挙の最大の争点だった「脱原発」は挙国一致の大本営発表で一切沈黙している。見ざる聞かざる言わざる「知らぬ。存ぜぬ」で胡麻化す態度は不真面目で不正直。典型的なリベラルメディア知識人によるフェイクニュースの類である。

中国共産党打倒!大陸侵攻(反転攻勢)を掲げ世界最長の戒厳令を敷いた国民党。独自色を出したい2期目には必ず台湾独立を模索する民進党

2000年の台湾民主化後に国民党政権が2期続かないが事情は民進党も同じで、台湾独立賛成は1割以下。世界第一位と第二位の米中両経済大国の深刻な争いでは、台湾が動ける幅は限られており一般市民「世論」は現状維持で固まって居て、ドングリの背比べのように与野党の争点は極々小さい(日本と同じで誰がトップになっても同じになる)

能登地震から2週間経過。岸田首相が初めて現地入で批判轟々


避難所になっている石川県珠洲市の中学校で、被災者と言葉を交わす岸田首相(右端)=代表撮影

岸田首相 やっと被災地初訪問も不満の声続々「対応が遅い」「もう少し早く…」「信用できない」

1月15日 サンスポ

岸田文雄首相が14日、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県の被災地に初めて入った。避難所で厳しい暮らしを強いられている被災者からの、発生14日目の駆け足の訪問には、冷ややかな視線も向けられた。教室などを回って30分程度で視察を切り上げた首相の背中を見つめ「対応が遅い。体育館で皆を大声で励ましたりしてくれれば、心持ちも違うのに」と不満がった。炊き出しに励んでいた災害支援団体は「これほど深刻な状況だ。もう少し早く来ることができたのではないか」と首をかしげた(抜粋)

馳浩石川県知事「邪魔になる」「現地に来るな」と繰り返して致命的な初動の遅れを招く

岸田首相の初めての能登地震被災地訪問は当初は馳浩知事と共に13日に予定していたが天候悪化を理由に14日になった。

世界的な地震と津波の多発地帯の日本列島では能登半島地震は少しも珍しくはないが、1月1日午後4時10分の最大震度7の地震発生以来、前代未聞空前絶後の珍事が次々起きているのですから不可解である。

@HayakawaYukio早川由紀夫 1月18日

地震から17日目。県知事が「能登には来ないで」とまだゆってる。

“苦しんでいる被災者を目の前にして、「道路が渋滞するから控えて」ではなく、「公の活動を補完するために万難を排して来て下さい」と言うべきでした“

「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」 能登入りした防災学者の告白

初動に人災の要素

防災研究の第一人者で、石川県の災害危機管理アドバイザー神戸大学名誉教授の室崎益輝(79)は、能登半島地震の初動対応の遅れを痛感。自戒の念もこめて、今回、すぐに現地入りしたかったが、なるべく立ち入りを避けて、という(★注、現地の最高責任者馳浩県知事)メッセージが強かった

発災から5日後に視察しましたが、初動対応の遅れがとても気になりましたこれまでの多くの大震災では、発災から2、3日後までに自衛隊が温かい食事などを提供してきた。でも今回は遅れた。緊急消防援助隊の投入も小出しで、救命ニーズに追いついていない。本来は「想定外」を念頭に、迅速に自衛隊、警察、消防を大量に派遣するべきで、初動には人災の要素を感じる。

国や県のトップが、震災を過小評価した

避難所への物資の搬入が遅れたのは、半島ならではの地理的要因もあるが、被災地で起きていることを把握するシステムが機能しなかった。それがトップの判断を誤らせた。迅速な初動体制の構築は、阪神淡路大震災から数々の震災の教訓として積み重ねられ、受け継がれてきました。それが今回はゼロ災害対応の「基本」とは何か――。被災者の命に関わる原点が(初めての震度7の1995年阪神大震災まで)防災計画は震度5を想定。「震度7を想定してくれていれば」と、「想定外」を基本にした復興・減災の支援をしてきました。

ボランティア絞り、公の活動足りず、後手の対応続く

初動に、自衛隊、警察、消防の邪魔になるからと、(石川県の馳浩知事が)民間の支援者やボランティアが駆けつけることを制限しました。でも、初動から公の活動だけではダメで、民の活動も必要でした。医療看護や保健衛生だけでなく、避難所のサポートや住宅再建の相談などに専門のボランティアの力が必要で、苦しんでいる被災者を目の前に「道路が渋滞するから控えて」ではなく、「公の活動を補完するために万難を排して来て下さい」と言うべきで、マンパワー不足と専門的なノウハウの欠如で、後手後手の対応が続いてしまっている。(抜粋)

二転三転。七転八倒するメディア。今までの大震災の29年間の経験やノウハウの蓄積が一瞬でゼロに♪!?!?

最大震度7は初めての出来事でないが、今回の能登半島地震では、テレビや全国紙、地元メディア、あるいは政府や県庁などからの公的に報道されていない「何か」の異常事態(情報の封鎖)が水面下で密かに起きていた疑いがある。

思い出すのが地震と津波被害で、情報が大混乱し、未曾有のレベル7の核事故を起こした2011年の3・11東日本大震災時の国土交通省によるフクシマ30キロ圏の高度無制限の飛行禁止区域の設定(今回はドローンを一律に禁止する)や、同じく30キロ圏屋内退避勧告でのジャーナリストの取材自粛など色々な不思議が3・11フクシマと酷似していたのですから不気味。(★注、ひょっとすると、石川県の馳浩知事や岸田首相などが震源地に近い北陸電力志賀原発の「メルトダウン発生」を誤解したか、隠蔽したのだろうか?政府や県庁、北陸電力やメディアの発表が辻褄が合っているようで少しも合っていないのである。 

周りの「空気が読めない」鳩山由紀夫 \(^o^)/

鳩山由紀夫元首相が7月25日、ツイッターを更新。ウクライナに「とにかく現状を認めて戦争を終える」道を勧めた

唐突に78年前「玉音放送」前に先祖返りした日本の全メディア

日本では岸田内閣を筆頭に野党やマスコミ有識者など全員が「ウクライナ必勝しゃもじ」「勝つまで戦え」との78年前の「玉音放送」以前の「本土決戦」「一億玉砕」と同じ状態になっていた。まさに狂気であるが、自分たちがアフガニスタンのタリバンと同じ発想だとは気が付いていない大馬鹿者。あるいは戦争での大量殺人に手を貸すヒトデナシの何れか、あるいは両方である。

今までなら今回のような場合には善悪とか正誤以前に「先ず停戦」「和平交渉」が大人としての一般常識だったが、去年の2月24日以後は総バイデン化で全員が集団痴呆症に陥ったのですから呆れるやら驚くやら 2023年7月26日社会 岸田内閣が唐突に危険水域に

鳩山由紀夫元首相 志賀原発「火災起きた」と投稿 北陸電「火災なし」発表後


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有事に弱い原発 (ローレライ)
2024-01-15 13:25:30
有事に弱い原発は有事の人質になる可能性がありことが理解て台湾は日本人よりリアルである。
原発敷地内では、物理法則が異なる😥 (ルンバよりは賢い積り)
2024-01-16 21:35:29
 地震大国の日本。
 だが、なんと、活断層の巣に立地する原発も、なぜか(電力会社によると)敷地内の断層は「活断層ではない」らしい。(😥やれやれ)
 そして、震度も原発敷地内では、急速に減少するのだとか。(😥ここまでくると、妖怪を飼いならしているレベル。逆ダイダラボッチとか)
 自国の国民が死のうが、平気な連中が権力を持ち続ける「独裁国」NIPPON。
 TVのニュースが言う「半島なので救助などが難しい」(😥それなら伊方原発は即時停止しかないだろ)
 原子力マフィアの連中の内心:「大事故は起こるだろうが、オレが死んでからにしてくれよな」
集団疎開 (セコイアの娘)
2024-01-17 07:50:03
何だかオカシイですよね。
中学生の集団避難。
疎開かもって思います。
今後起こるかもしれない「何か」に備え、若い人だけ疎開させる。
成田某ではありませんが、集団自決しない高齢者には、残ってもらう。
故意かどうかは知りませんが、結果として高齢者数の強制削減になってますよね。
Unknown (ローレライ)
2024-01-17 14:34:33
日本自滅兵器が原発呪い士賀大明神!
「能登はやさしや土までも」 (宗純)
2024-01-18 16:10:12
何とも奇妙で不思議。謎のニュース

日本テレビ系列の地元メディアKNBニュースやNHKの1月12日放送では、
「志賀原発の一部で想定超える揺れあった 能登半島地震で 原子力規制委」とのタイトルで、

原子力規制委員会の定例会合が11日開かれ、能登半島地震に伴い、北陸電力の志賀原子力発電所で観測した揺れの加速度が、設計上の想定を一部でわずかに上回っていたことが分かった。会合の席上、報告があった。規制委の山中委員長は審査には年単位の時間が必要だと発言し、
北陸電力では「揺れのデータは『暫定の値』なので石川県など地元自治体へは報告する考えはない」としています。と報道。事実上公式ホームページの北電発表400ガル弱は出鱈目だったと認め「撤回」したようです。
どうも、志賀原発の状態は危機的らしい。あるいは北陸電力とか日本政府のガバナンスがボロボロで危機的らしいのですから恐ろしい。ほぼ終わっています。

最新ニュースでは志賀原発の非常用ディーゼル発電機の故障が報じられるが、刻一刻と破滅に向かって暴走しているのか、それとも単に疑心暗鬼で、右往左往。日本国自体が無政府状態に陥っているのか。何とも縁起の悪い話である。

王政復古(明治維新)5年前、一世紀半も昔の天誅組首領中山忠光卿は明治天皇の叔父なので百姓の近藤勇や土方歳三の新選組よりも大事件だったが今では忘れ去られほとんど知られていない。
五条代官所を襲撃して倒幕の決起に成功したが、その後に高取山城攻略に失敗した後に天辻峠から十津川に入り、
(たぶん今の国道425で)下北山村の寺垣内にある正法寺を本陣にして、十津川から嫁越峠越しに前鬼に運び込んだ兵糧や武器を幕府軍側に押さえられて万事休す、その後伯母峰峠から鷲家口にて天誅組は壊滅する。中山忠光一人は辛くも長州に落ち延びるが、長州藩の裏切りに合い暗殺されている。

今回奈良県に行って去年末、12月初めには大峰主稜線の嫁越峠を目指すが、運悪く寒波襲来での雪と風、ガスが濃く視界不良で池郷川の第31番靡の小池宿跡周辺周回で早々と撤退したが、この付近はゆるい傾斜の桃源郷。池郷下部の危ないナメ滝地帯とは大違い。天気さえよければ素晴らしい景色だったのだろうがガスで何も見えない。小池宿跡まではテープや踏み跡、道標があるが、小池宿跡から嫁越峠へほぼ何も無し。
時間に余裕が生まれたので前鬼の南にある国道169号線で下北山村役場がある寺垣内に向かうが、土砂崩れ片側一車線の地点では、私が通って1週間後には和歌山県在住の人が車ごと生き埋めになって炎上。死亡する。現在も通行止めで復旧工事のめどさえ立たないが、往復したので危ない遭難した場所を二回も通っていた。

実は、別の林道の落石で1年前に酷い目に遭った危険地帯では今回も落石があり、太い大きな丸太を梃子にして、苦労して何とか通過したのが今年1月1日午後4時。
なんと、その10分後に能登半島地震の余波の震度4の地震が到来しているので、たぶん現場ではもっと大きく落石していると思われるのですよ。まさに間一髪で命拾いしています。じわじわと最後が近づく不気味な感覚
大阪大空襲の米軍の1トン爆弾を恐れて疎開した先が能登半島地震の震源地に近い町野町(町村合併で現在は輪島市町野地区)なので、まさに限界集落。とんでもない田舎で寒いし腹が減るし、しかも小さな子供時代にいじめにあった辛い記憶があるので、「能登はやさしや土までも」どころか悪夢そのもの。一度も行く気が無いが、実は私の生まれ故郷なのです

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