逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

想定外の「謎だらけ」NHK

2023年03月18日 | 放射能と情報操作

(人為的フクシマ放射能汚染に続く)原発事故12年 新たな謎が、NHK

3月18日(土)夜10時~、19日(日)夜9時~、二夜連続で放送予定
これ、どこまで今の日本の危機を、ちゃんと話せるのか NHK。 原発事故12年 新たな謎が|NHK 福島第一原発の1号機で去年撮影された内部調査の映像は専門家にとって想定外の現象だった。
 
たぶん、御存じないのでは。 今、新たに1号機が危機になっているのです。土台の劣化のせいです。
震度6強以上があれば、東日本が危なくなります。下手をすると半永久的に危なくなります。 それをこのNHKがちゃんと説明するのかどうかが問題なのです。
 
一号機の格納容器(内にある1500トンの重量の圧力容器)が倒れそうだというのです。次に震度6強以上が来たら倒れるそうです。

原発事故12年 新たな謎が

3月15日 NHKサイカル(サイエンス&カルチャー)journal

「謎だらけだ」

福島第一原発の1号機で、去年撮影された調査映像を見た専門家が口にしたことばだ。

2011年3月11日、巨大地震による津波に襲われた東京電力・福島第一原子力発電所。3つの原子炉が次々にメルトダウンし、広範囲に放射性物質が飛散する世界最悪レベルの事故が起きた。その事故から12年。廃炉のための調査が少しずつ進み、見えてきたのは想定外の現象だった。

去年10月、大阪大学に福島第一原発事故を検証する研究チームが発足した。
原発事故の検証はこれまで主に国や東京電力が行ってきたが、近年、原発内部の調査や映像の公開が徐々に進んできたことで、ようやく大学も参加することが可能になってきたという。

参加するのは、核燃料や土木、素材などさまざまな分野の専門家17人。メンバーのひとり大石佑治准教授は、事故のメカニズムの解明により広い知見を提供したいと語る。

1号機内部調査 想定外の現象が

研究チームが注目したのが、去年、1号機の内部調査でロボットが撮影した映像だ。

映っていたのは、原子炉を支える土台の一部が鉄筋を残してなくなっている様子。

専門家たちにとって想定外の現象だった
1号機を再現したCG 黄色の部分:原子炉を支える土台(鉄筋コンクリート造の円筒形ペデスタル)

1号機では津波の直後から全ての電源が失われ、原子炉の冷却ができずに核燃料が溶け落ちるメルトダウンに至った。3つの原子炉の中で最も早く事態が進展していた

従来はこの時、溶け落ちた高温の核燃料が土台の部分に広がり、それにともなって鉄筋やコンクリートも溶けたと考えられていた。

一部のコンクリートだけがなくなり、鉄筋が残ったままというのは何を示しているのか。


一部のコンクリートがなくなり、鉄筋がむき出し(撮影:IRID 日立GEニュークリア・エナジー)

さらに、ほかにも想定していなかったものが見つかった。

テーブル状に張り出した白い堆積物だ。

もともとは存在しなかったものだが、原子炉を覆う容器の壁などに層のように発生していた。

どのようにできたか、わからないという。



テーブル状の堆積物(撮影:IRID 日立GEニュークリア・エナジー)

(大石准教授) 
従来だと非常に高温でコンクリートがどろどろに溶けていってしまうということだったが、どうもそんな様子が見えない。鉄筋も残っているし、テーブル状の堆積物も高温でコンクリートが溶けて出来たとはちょっと考えにくく、謎だらけ。
再現したコンクリートを使って、1号機内部と同じ現象がどうすれば起きるのか実験で調べる実験では、2000度を超える核燃料が溶け落ちた状況を想定し、再現したコンクリートが温度によってどう変化するかを調べた。

1000度までは形状を保ったが、1200度に熱するとコンクリートは溶ける結果に。

しかし、黒く溶け固まった状態で、原発内部で新たに見つかった白い構造物とは結びつかない。今回の検証では想定よりも低い温度でコンクリートが壊れた可能性が見えてきた。

600度に加熱したコンクリートを圧縮して力を加えると、強度がもろくなっていることが確認できた。
 
ただ、これらの特性を明らかにしただけでは、テーブル状の堆積物の成因までは説明できないという。(大阪大学 牟田浩明教授)
すごく粘度が高いものがどろっと出て上だけ固まったとか、シュークリームのように膨らんで残ったとか、特徴的な現象を考えないと説明できない。
※福島第一原発の事故を検証するNHKスペシャル シリーズ「メルトダウン」File8 は3月18日(土)夜10時~、19日(日)夜9時~、二夜連続で放送予定
 
震度6以上の地震が、今の福島第一プラントに来れば、原発の格納容器がひっくり返る。 . ペデスタルが傷んでいてもう地震に対して保たないという。
 
そうなれば今でも日本はすぐに終わる。 危機は進行している。
しかし我々、今の人類には何もできない。 真剣に考えなければならない問題。
 
危ぶない! 今だに東日本は綱渡りだったのか。
 
まだ福島第一原発はかなり危ない。 オチオチ東京などに住んでいられる状態ではないかもしれない。この動画を教えて頂きました。 これを聞いてみてください→
 
youtube.com
西谷文和 路上のラジオ 第124回 鼎談「3.11から12年。原発の中と外から脱原発を訴える」
ゲスト:森重晴雄さん(原子核工学研究者) 小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教) *電話インタビュー 今年3月11日で、東日本大震災による福島第一原発事故から12年が経ちます。今、岸田政権は、エネルギー危機で不安をあおる中、老朽化原発の運転延長、再稼働や新規増設など、次々に原子...
 
これ、福島第一原発1号機が、今から震度6強があると大変に危ないことになると言うことだろうが、 2022年3月16日に、この地にあった地震が震度6強だった。 この地域は、今後、震度6強など来ないと思う方がおかしいだろう。自民党政治は、なんていうことをしてくれたのだ。
 
危険なのは震度6強以上と言うが、鉄筋コンクリートが劣化しているのだから、そのうちに地震が無くても崩れてしまうこともあるのではないでしょうか。
崩れて格納容器が倒れたりしてしまうと、横の燃料プールも危なくなるということで、チェルノブイリ以上の危険だとも言う。 twitter.com/x__ok/status/1…
 
今は震度6強以上の地震が福島第一に来れば、東日本がアウトになるという。
格納容器の土台が劣化していて危険であるという問題があると知りました。 日本にいると報道が不十分だからネットに張り付いていないと大事な情報が得られなくて命が危なくなる。 とても危険な日本。 twitter.com/x__ok/status/1…
 
危ぶない! 今だに東日本は綱渡りだったのか。 まだ福島第一原発はかなり危ない。 オチオチ東京などに住んでいられる状態ではないかもしれない。この動画を教えて頂きました。 これを聞いてみてください→ https://youtu.be/EL1jHbVLtHk?t=1272
 
震度6以上の地震が、今の福島第一プラントに来れば、原発の格納容器がひっくり返る。 . ペデスタルが傷んでいてもう地震に対して保たないという。 そうなれば今でも日本はすぐに終わる。 危機は進行している。 しかし我々、今の人類には何もできない。 真剣に考えなければならない問題。
 
米軍傭兵組織ISISイスラム国を「民主勢力」と描いた極悪フリージャーナリスト西谷文和と小出裕章と原発技術者森重晴雄の3人が、
 
「3.11から12年。原発の中と外から脱原発を訴える」(電話鼎談)が始まって5分後には、森重晴雄さん(原子核工学研究者)が津波の翌日昼の3月12日の最初の水素爆発の1号機の原因が、現場の吉田昌郎所長など東電の第一原発作業員の基本的な作業ミスだと指摘している。
なんと、東電の事故報告書では電源回復寸前で1号基が爆発したと書いている(人為的に通電テストを行った時のショートの火花で水素ガスが発火した)と森重晴雄(原子核工学研究者)が断言していた。(★注、当時耳にタコが出来るほど聞かされた「全電源喪失」のマスコミや日本政府の話が全部悪質な真っ赤な嘘だったとの悲惨な話)
 
1時間近く続く「3.11から12年。原発の中と外から脱原発を訴える」(電話鼎談)の26分ごろには、早々とメルトダウンして現在何処にあるか分からない核燃料デブリを大量注水で冷やしている事実や、去年5月には東電が中性子線を確認した(福島第一原発地下で1000トンの核燃料デブリが再臨界している)事実が普通のこととして語られていたのである。エリックCやNHKサイカルが大問題と考えているボロボロのコンクリート造の台座の上に乗る圧力容器が次の地震で倒壊することも致命的だが、どうすることも出来ないお手上げ状態。40分過ぎには政府東電のプロパガンダに全面協力する小出裕章の胡散臭い噓八百「地下水」流入説云々にはウンザリするが、謎が深まるばかりである(★注、膨大な量の中性子検出と今も続く冷却水の大量注入から普通は「再臨界」しか答えが出てこない)

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2 コメント

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Unknown (ローレライ)
2023-03-18 15:34:03
土台から辺野古化したボロボロの福島第一原発政策の廃墟!
チェルノブイリの廃墟より危険である!
想定内だったとはいえ、あまりにも腹が立つ無責任NHKの真っ赤な「嘘八百 」 (宗純)
2023-03-21 09:03:26
善良な多くの視聴者を騙したNHKが悪いのか。分かっていて騙された私の方が悪いのか。
歴史の改竄にしても酷過ぎるNHKの12年前の2012年3・11フクシマの核事故再現ドラマ。二日間で2時間もの時間の浪費であった。
78年前の大日本帝国時代の歴史の書き換え。お笑い探偵ナイトスクープ作家の百田尚樹のソックリさん。たった12年前なのですから、本来忘れている方が可笑しいが、NHKでは日本人が忘れているとの前提でお馬鹿再現ドラマを制作したらしい。

先ず福島第一原子力発電所を襲った津波の高さが何時の間にか10メートルに、NHKでは勝手に書き換えていた。
当時の日本政府(民主党政権)はIAEAや国連などの国際機関の報告では「第一原発の10メートルの堤防を超える15メートルの大津波」との国辱的な大法螺の大宣伝をマスコミや有識者総動員で行っていたのである。
しょぼすぎる福島第一の10メートルの大堤防と原発安全神話のネガティブキャンペーン
2011年06月17日 | 放射能と情報操作https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/5db08b9551735506af1b2c86ccdf18c7

国会事故調最終報告書から見る福島第一原発の津波高
2012年07月20日 | 放射能と情報操作
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/e037cd55a29f4e63890d464357baa209

3月15日 NHKサイカル(サイエンス&カルチャー)journalの最後に、
※福島第一原発の事故を検証するNHKスペシャル シリーズ「メルトダウン」File8 は3月18日(土)夜10時~、19日(日)夜9時~、二夜連続で放送予定
とあるので、コンクリートが崩壊していて鉄筋だけが残っている格納容器内の原子炉圧力容器の土台ペデスタルの危機的状況に少しは触れるかと思っていたら最後の最後まで隠蔽に走る、いまだに原発安全神話に縋りつく哀れなNHK

NHKサブカルや小出裕章によると、
次の震度6強の地震が起きれば間違いなく1000トン(1号基)から1500トン(出力110万キロWの2号基は直径6メートルで高さが22メートルの内径)の直立した電車程度の原子炉圧力容器が倒壊。建屋上部にある燃料プールや格納容器内を破壊するので未曾有の放射能汚染物質が拡散するので、間違いなく、ほぼ東日本は壊滅します。もう日本は終わっていたのである。

ただし、NHKサブカルや小出裕章が何故か言わなかったが、現在の福島第一原子力発電所では、鉄筋コンクリート造の台座(ペデスタル)がコンクリート部分は溶解して消滅。鉄筋だけで1500トンもの圧力容器を辛うじて支えているが、水をかぶった鉄筋は徐々に腐食していくので一定限度の時間が経過すれば震度6の地震が起きなくても必ず何時かは崩壊する時限爆弾。しかも放射能が強すぎて誰も近づけないので、日本崩壊が分かっているが止められないのである。

それを誤魔化す目的なのか便器の蓋程度の意味しかない格納容器を、「最後の命綱」と天まで持ち上げていて、インチキな噓八百再現ドラマで胡麻化す態度が不真面目。内容的には10分で済む話をダラダラと2時間にも引き延ばしていた詐欺的なNHKの悪徳商法。

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