ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

レッスン室で 推しピの話

2020-01-14 | ピアノ教室

先日の、Cちゃん(大学1年)のレッスンの時のことです。

次の生徒さんが、急にキャンセルになったので、
ノンビリと雑談をしていました。

すると、Cちゃんが

「私、推しピが出来たんですけど。。。
あっ、推しピって分かりますか?」

と聞くのです。

「推しピの推しは、推しメンの推しで~」

「あっ、好きなピーポーの略?」と私。

「そうなんですけど。。。」

と言いつつ、Cちゃんのホッペは真っ赤です。

 

Cちゃんの話を聞くと。。。

Cちゃんの推しピは、同じ大学の同じ科に属する男の子で、
大学で見かける度に、推し度が上がっていくそうです

「何で、もっと早く彼の良さに気が付かなかったんだろう。。。」

と、Cちゃんは、とても残念そうに言うのです。

「もうすぐ春休みなので、それまでに仲良くなりたいんですけど、
どうしたら良いですか?」

「う~ん、どうしたら良いんだろうね。」

「分かんないんです。」

「勉強の話とか、本の話とか、真面目な話を振ってみる?
彼は きっと、議論が好きだろうから。」

Cちゃんの大学は有名私立大学で、
しかも、Cちゃんが属している学科は、
(おそらく)議論好きの子が集まる科だと思ったからです。

「ああ、そうですね。
真面目な話なら、変に勘ぐられないかも。」

「うん、最初は真面目な話から、徐々にね。」

「はい、そうします。」

Cちゃんの顔は、パッと明るくなりました

 

「Cちゃん、もし、推しピの彼と仲良くなったら、
2年生になった時には、もっともっと大学が楽しくなるね。」

「はい。」

「学年が上がるに従って楽しくなるなんて、
まるで、クレッシェンドみたいね?」

私が、おどけてそう言うと、

Cちゃんは、益々ホッペを赤くしたのでした

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