ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

知的発達障がい児 R君・指の力を抜こう

2017-07-30 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

昨日は、4年生のルイ君のレッスンでした。

嬉しそうなお顔で、意気揚々とレッスン室に入って来ましたが、
玄関ですれ違った、他のレッスン生の事が、気になって仕方がなかったようです。

「今の人、誰?」「何ていう名前?」「何年生?」
「僕の次は誰?」「明日は誰が来るの?」

ルイ君は、矢継ぎ早に質問をするのですが、
私は「レッスンが終わったら教えてあげるね~」と、聞き流しました。

可愛いので、つい、ルイ君の質問に答えてあげたくなるのですが、
レッスン中は、主導権を渡さないようにしなければ!と思います。

 

さて、ピアノの前に座らせて、宿題を弾かせてみましたら、
3回目のレッスンの時よりも、指の形が整ってきたようです。

それでも、変な処に力が入ってしまうのでしょう、
どうしても、指が反り返ってしまいます。

私は「ルイ君、先生が弾くので、先生の手を見てね。」と言って、
何度も、お手本を弾きました。

5回位、お手本を弾いた後で、
「次はルイ君が弾く番ね。
まず、先生が弾くから、次はルイ君が弾くんだよ。
何度も、順番、順番に弾こうね。」と伝えました。

何度も繰り返し、時には私がルイ君に手を添えて、正しい形を覚えさせました。

「お化けの手みたいにフワッと弾いてね。」とか
「赤ちゃんに触るみたいに優しくね。」等、

力を抜くイメージが湧くような言葉かけも、沢山するようにしました。

 

ルイ君は、かなり集中しましたので、正しい形を意識して弾けるようになりました。

後は、お家での練習で、脱力を定着させてくれるといいのだけど。。。

「ルイ君、お家でも、フワ~ッと弾けるように、優しい気持ちで弾いてね。」と言うと

ルイ君は元気よく右手を挙げて「はいっ」と言ってくれました。

果たして?    乞うご期待でございます

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