スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

年末の夜の銀座

2016-12-22 07:51:28 | 建物

仕事の現地調査の為、銀座へ行って来た。

前の予定が延びてしまった為、銀座に着いたのはすでに黄昏時。

世界の銀座の街は一際輝いていた。

右側は銀座三越、ここは銀座4丁目の交差点。

銀座のランドマークとして知られる銀座和光本館。

1894年に現在の場所に建てられた服部時計タワーは

1921年改築の為に取り壊され、現在のネオルネサンス調ビル

(渡辺仁設計)は関東大震災後の1932年に服部時計店ビルとして建てられた。

一階正面の大きなショーウィンドゥには巨大な

白くま親子とペンギンが飾られ、多くの人がカメラのレンズを向けていた。

銀座和光の斜目前、以前サッポロビールのショールームの所に

新複合施設「銀座プレイス」が今年9月24日にオープンした。

ここはB2F11Fで日本伝統工芸であるFRET WORK(透かし彫り)を

モチーフにした外観で、開口部に明るさと色をプログラム制御する

フルカラーLED410個を導入している。

建築家ユニット「クラインダイサム アーキテクツ」がデザイン設計した。

他の作品としては代官山T-SITE 湘南T-SITEがある。

テナントとしてソニーや日産自動車のショールーム他

イベントスペース&カフェ「コモンギンザ」などが入っている。

ここ銀座プレイスは商業施設であるが、買い物だけでなく、

日本や銀座の文化と技術の発信拠点となることを目指している。

その向かい側には円筒型のデザインの三愛ドリームセンター。

通称銀座三愛ビルがある。このビルはリコーの創業者市村清が

建替えるにあたって、法隆寺五重塔をヒントに建物中心に大きな柱を立てて

ビル全体を総ガラス化させた円筒型のビルを考察、

1963年(昭和38年)旧に竣工した。設計者は林昌二氏日建設計。

銀座ではしょっちゅうある光景かもしれないが、どこかのメディアが

インタビューしていた。この3人がインタビューしながら

大笑いしていたのが印象的であった。

明治12年創業。130年以上の老舗としての歴史を刻んできている。

「銀座天賞堂」。時計、宝飾、模型などの商品を扱っている。

昔からスイスブランドウォッチの正規代理店として

日本の先駆け的存在で夏目漱石の小説にも登場する程だ。

ビルの角で隠れん坊している様な天使は天賞堂のシンボルで

多くの人が足を止めて注目を浴びている。

このショーウィンドゥのディスプレイの中に天賞堂のもう一つの代表

鉄道模型がある。HOゲージの模型がほしくて数十年前は

よくここには来たものだ。

銀座三越の前で行なわれていた通称救世軍の街頭募金活動「社会鍋」。

これは毎年年末の街を彩る風物詩として親しまれ100年以上も続いている。

銀座2丁目の「ブルガリ」のビルのイルミネーションが上品で

目に飛び込んできたのでパチリ。向かい側はルイヴィトンだが

こちらは地味な店構えだ。

今年で6回目を迎える銀座イルミネーション。今年のヒカリミチのテーマは

「光の庭園」。フランスの光のアーティストによるアートなイルミネーションで

昼と夜2つのギンザの街並を演出している。

光と樹をモチーフにしたエレガントなイルミネーションオブジェを16個設置。

32本の街路灯にバスケット状のイルミネーションを

吊り下げて頭上から沿道を照らしている。

又、晴海通りには13万個のスペシャルシャンパンゴールドLEDを

ガードレールと街路灯に巻き付けて上質な世界観を演出している。

 

因みにこの「ヒカリミチ」は12月3日(土)から来年1月9日(日)まで実施している。


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