スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

林芳正文部科学大臣

2017-09-08 07:20:49 | レポ

林芳正大臣は、これまで閣僚として日本の経済、防衛、農業政策に

取り組まれてこられ、現在はこれら分野に加え、環太平洋パートナーシップ協定や

科学技術政策など様々な分野に取り組まれている。度々テレビ番組等にも

出演されている。派閥の宏池会では座長も務めていて、

将来の日本のリーダーの一人と嘱望されている。

厚生、大蔵大臣を務めた林義郎の長男として昭和36年1月19日に

生まれた。東大法学部卒業後三井物産に入社。退社後林家の

ファミリー企業であるサンデン交通に入社。平成6年ハーバード大学

ケネディ行政大学院終了後、平成7年第17回参議院議員選挙で

初当選、現在4期目。その間防衛大臣、内閣府特命担当大臣

(経済財政政策)、農林水産大臣を歴任。この度の内閣改造で

文部科学大臣に就任した。

この講演会は村井ひでき内閣府政務官の会で

冒頭村井代議士から興味ある話が聞けた。村井氏は前任が

最年少でなった自民党の副幹事長だった。その時の筆頭副幹事長が

小泉進次郎。村井は絶えず小泉の斜目後で供に仕事をしてきた。

子供保険の政策立案も一緒にやった。そんな小泉進次郎とこの夏

一日だけ休みが取れて、上野鈴本演芸場に落語を一緒に

聞きに行こう誘われた。小泉は落語が大好きで4時間も食事せずに

付きあわされた。その間この「まくら」がいいんだとか、

最後に聞いた演目は5回目で最後の落ちの所では人目もはばからず

涙を流していた。そして小泉は言った。「こういうことを演説に使って活かすんだヨ!」と。

・林大臣は以前副大臣を務めていた内閣府のことから話を始めた。

内閣府ははっきりと縦に割った様な仕事が無い。各省庁の

扇の要みたいな所で、まず棚卸をする。そして他省では

できない難しい問題が集まる役所だ。

・次に北朝鮮のミサイル問題に成った。この日の早朝、

北海道上空を通るミサイルを北朝鮮が打ったのでこの日は

訪問中止になるかと思った。ミサイルの細かい話とそれを迎撃する話の後、

北朝鮮には脅しが効きませんよという姿勢を持つことが大事。

北朝鮮は本当に撃ったらお終いだということは分かっているはずだ。

・次にイギリスのEU離脱について、EUから出ない方が良いのに

なぜこういうことが起きたのか?1990年から今日までの

富の格差の推移のデーター分析して説明した。

それによるとこの25年間でアメリカ、イギリス、ドイツでは

富める人は富み、貧しい人ははもっと貧しくなった。ただフランスだけは

格差が拡がっていない。今後のマクロン大統領は注目だ。

・今後のアメリカトランプ政権はどうなるのか。興味深い分析があった。

ホワイトハウス高官の部屋の所在が様々な事を予測させる。

トランプ大統領の執務室グローバルルームに誰が近い所にいるか?

バノン首席戦略官辞任の後、最も近く、しかも見られずに

大統領の所へ行けるのはロイヤルファミリーと言われている

クシュナー上級顧問。又軍事安全保障ではマクマスター補佐官と

マティス国防長官のMMライン。これを見ると段々現実路線に成っていく。

唯一問題がまだ1人いる。それはツイッターでペラペラ書き込むトランプ本人だ。

そして最後に文科大臣に就任しての抱負として、貧困、格差は

チャンスは平等にあり、頑張ろう。政策を教育、文化、スポーツ、

科学技術等でやれば希望は持てる。教育はすぐに結果は出ないが

最も大事なことだ。50年100年のスパーンで考えていきたい。