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「レビ-小体型認知症」をもっと早く知っていれば。

2013年10月03日 20時45分42秒 | 医療・健康・運動・食事・予防
昨日、夜8時15分頃ジムから帰って着替えながらTVをつけた。
番組は、NHKの「ためしてガッテン」http://www9.nhk.or.jp/gatten/で、新しい認知症のことに関するテロップが出ていた。
途中から見たので経過が分からなかったが、見ていると、その認知症は5人に一人の割合で発生しているという。

それは「レビー小体型認知症」(http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20131002.html)だった。
そのまま見ていると、その症状の詳しい説明があった。
人や虫がいると訴え、空中に手を伸ばす。
この症状が急に現れては消える。
筋肉がこわばり、動きが鈍くなる。

これを見ながら、8年前に亡くなった兄のことが、鮮明によみがえってきた。
当時兄は、北野病院でパーキンソン病と診断され、国の政策による長期入院防止の政策のため、いくつかの病院を転院し、その度に病状は悪化し、寝たきりになり最後は神戸の王子公園近くの病院で亡くなった。

その時の兄の病状が、ほとんど当てはまるのだ。
例えば、入院中のある病院の二人部屋で、カーテンの裏に人が隠れていて出てくるとか、虫がいると手を伸ばして叩こうとしたりした。
私は、パーキンソン病にも幻視があるといわれていたので、その一つと思っていた。

しかし昨日の「レビー小体型認知症」の症状の説明を聞くと、ほとんど当てはまるのだ。
幻視の症状を改善するには、早期に気付いて、それにあった方法で対応してやれば、一時的に幻視の症状がなくなることを知った。
その事を知っていれば、対応は違っていただろうし、兄の不安も和らげることが出来たのかもしれなかった。

どうやら、今でもこの病気の認知度は低いらしいが、幻視による患者の苦しみや恐怖は大きいようだ。
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