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昨日記120417火(同窓会 LEDスタンド購入 テープ音源のデジタル化)

2012年04月18日 12時06分01秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日は工業高校の同窓会が予定されていた為、早くから昨日記を書き、時間一杯までニュースをチェックしニュースメモを投稿して、すぐに家を出た。

同窓会は、かなり不便な場所で開かれた。
四条畷駅前から送迎バスに乗って、20分余りの宴会場で開かれた。
集まったのは、恩師のS先生を入れて11名だった。
平日の開催の為、前回から比べるとかなり減っている。
一流企業で活躍したものも多く、大学教授経験者や、様々な経歴の者がいるが、同窓会では、皆昔に戻って横並びだ。
今だから話せる、話も聞けた。

同窓会終了後、2次会に行くこともなく(場所が不便な為)解散したのは残念だった。

私は一旦玉造に戻り、お茶を飲んで酔いを醒ましてから大阪駅の家電量販店に行った。
詳細は昨日のブログに記載している。




独り言
幹事のF氏によると、母校はなくなって一般の高校になったが、いくつかの設備は未だ残っていたという。
幹事役のF氏はシカゴ駐在だった言うことを始めて聞いた。

元大学教授のK氏のことも、本人を目の前にして話題になった。
恩師は、彼のことを授業中キョロキョロして注意したが、それでも試験をすると高得点なので驚いたといっていた。
彼は今、クラシックギター演奏で忙しそうだ。
しかし、画像認識に関する高度な技術を持つ研究者を活用しないのは、宝の持ち腐れのような気もするのだが。

今も、熊取町にある実験用原子炉は、動いているそうだ。
現在、大学の教官は退任したが、原子炉の管理にかかわっているN氏が、それにかかわるようになった経緯が、亡くなられた自動制御や計測担当の教諭で6組担任の谷口先生と、放射線担当のI教諭の中で、偶然決まったものだという。
放射線担当のI教諭は、原子力の世界では当時実力者だったらしいとか、放射性物質の管理ということもあって、責任者として我が母校の工業高校で寝起きしていたとか言う話を聞かされた。
原子力・放射線の授業が、そんな大変な物だったとは知らなかった。

S先生の担当されていた科目はTV技術だった。
当時、開始前?のカラーTVの技術は最先端の技術だったが、分りやすく教えていただいた。
一昨年の同窓会の時に、教える苦労話をされたのが印象に残っていた。
先生は、ガンの入院検査の前に、昨日の同窓会に参加された。

物性論を担当されていた、下村武先生は、2年前に他界されたそうだ。
下村武先生が、授業中に配られたゲラ刷りの教科書が、本になったが、1963年5月初版の本が、今もアマゾンで取扱になっていて、しかも本の評価は最高だ。
こういうのを見ると、直接下村先生から教えを受けた者として嬉しい。

大企業に勤めた者が言っていたことは、当時の大企業の技術者が知らないことを、我々工業高校の卒業生が知っていたことが、その後の仕事の上で大きく役立ったと語っていたが、印象に残った。

以下の文は「村ぶろ」で、私が書いたブログに読者からのコメントがあり、それに対し私が答えたものだ。

「半導体関係で物性論も勉強しましたが、フェルミレベルとかエネルギーバンド理論で熱と電子やホールの振る舞いや江崎ダイオードに関連したトンネル効果その他、光量子の波動と粒子性や等おおよそのことはうなずけますが、量子論は入門だけでも面白いですね。
原子上の電子軌道に関連して不確定性原理の概要説明もあり、電子雲の概念も授業で聞きました。
今はすっかり忘れています。
ウイキペディアで確認しましたが、数式等はさっぱり分りません。
当時工業高校生だった私は、内容の半分も理解できず、物性論担当の先生だった下村先生のゲラ刷りの教科書が、卒業後本になって出版され何度も読み直し、他の本も読んで、徐々に半導体の原理が理解できたのを懐かしく思い出します。
物性論は、その後回路設計でも日常的に使っていたSCRやトライアック等の電力制御素子や、その他の特殊半導体の特性や熱破壊問題の理解に大いに役立ちました。」

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