散歩者goo 

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昨日記150601月(散髪 ギャラリートーク・白)

2015年06月02日 12時47分07秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
曇/晴  最高/最低℃ =30.4  18.2
昨日は午後から西天満に出かけた。
最近急に暑くなったので、長く伸びた髪を夏仕様にするため、散髪した。
いつも行く低価格の理容チェーンは、待たずに散髪できたのは幸運だった。

散髪を終えてから、西天満のギャラリーを一通り回ギャラリー白のCeramic Site 2015を見に行った。
昨日は、6時から作家トークがあった。
作家トークは、兵庫陶芸美術館学芸員のマルテル坂本牧子氏の進行解説で進められた。
会場には、多くの人で満員だった。
出品作家は白で出品した人たちばかりなので、話をしたことのある作家が多かった。
各個展で話を聞いた時に、突っ込んだ話をしているので、作品に関しての理解や意見は多少持っているつもりであった。

ギャラリートーク・作家トークは、司会者により進行形態がずいぶん異なり、作家・司会者・聴衆の間で活発な意見交換や質問がかわされる、ある意味セミナー形式の場合もある、司会者と作家が一方的に対話したり、司会者の評価を中心に話し合ったりする場合もある。
今回の場合は、紹介する作家の数が多すぎて、様々な質問ができないことは目に見えていた。
それに、基本的にギャラリーサイトでは、個別の質問は飲み会の時に個別にしてくださいと言う方向らしかった。
更に、今回の場合は、最後の方で他の作家からの質問意見を聞いたので、一部の作家からの意見が出ただけで、最後のしめとして、女性教員作家が指名されまとめの発言を行い、ほぼ対話らしき対話はなしで終わった。
この手法は、多くのギャラリーに共通する話だが、対話の欠如が自分で考える自律的な議論が阻害され、盛り上がりを欠くことが多い。
そもそも。芸術論は価値観により左右されるため、絶対的に正しいという議論はない。
(ただし、美術は絵画・版画・彫刻・陶芸・・・といった各分野で、それぞれ固有の技法があり、こうした技術論については、一定の条件の中で絶対的な方法論が存在する。)
それぞれ多角的視点から話し合うことで、活発な議論を促し創作上や鑑賞上の発想や感性を深めることに役立つものと思われるので、今回の場合は対象作家が多く、時間的にそうした討議に無理があるのでやむを得ないだろう。
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