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昨日記171001日(民進党合流とリベラルの動きが気になった一日。)

2017年10月05日 13時18分53秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
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この日は、終日食事関連の家事(主に副食作り)と、TVの情報番組による大激動の政治状況チェックに追われた。

情報番組や、新聞報道では、枝野氏による新党立ち上げの可能性もあるとの報道もあったが、組織的な動きや連携は報道されておらず、「希望の党」によるリベラル切りが実施される可能性が高く、日本全体が政治的に保守一色になりそうで、何となくもやもやした鬱積した停滞感が私の中にあった。
というのは、小池新党は小池氏の私党に近く、都や都議会の運営を見てもワンマンであり、独裁に近い。
希望の党設立についても、直前まで若狭氏や細野氏が知らなかったらしい。
こうした事実を見ても、いかにワンマンかわかるし、いわゆる町工場のワンマン社長のタイプだ。
更に思想的には、近年(5-6年前から今まで)の言動から見ても鷹派的だ。

そんな小池氏の希望の党に民進党が呑み込まれ、リベラル系の人達が極少数派になり結局左派は共産党中心の少数リベラルになるのは、いかがなものかと思った。
共産党は、少なくとも共産主義を価値観の中心に据えていて、多様性を認めていないことは、旧共産諸国や中国を見ればわかるので、リベラルとして連携することはあっても共闘はありえないだろう。
私は、反共主義ではないが、共産主義者でもないし、自衛隊は必要だと思うし、北朝鮮や中国やロシアに対し、対抗できるだけの通常兵力は、必要と思っている。

しかし、武力以前に紛争に発展せぬよう最大限の外交的対話も同時に進める必要があることは言うまでもないが、領土問題は話し合いでは解決しないのが一般的である。
小さな島の領有権争いなら、大事に至らないが、北朝鮮のような国全体が攻撃的になる可能性もあるし、中国の様に、自分の領土と称する場所は、武力を使っても開放するという国もあるので、相手に対応できる通常兵器の武力は保持する必要があるだろう。

外交と武力の関係は、時々刻々動くので現実的判断に任せるしかないが、防衛力は、最低限相手に対応できるものを持つ必要があるし、日米安保条約は必要で、安保抜きには日本の防衛は考えられない。
そうでなければ、常に武力で脅され圧倒される可能性がある。(ウクライナやバルト3国の状態を見れば明らかだ。)
しかし、安保法制問題については、別である。
アメリカのお供で、地球の裏側まで出動することは、憲法違反に違いない。
そうした意味でも、旧民進党の主張を支持したい。

そういう主張をしていた民進党が、希望の党に飲み込まれることに強い不満を感じ、同時にリベラル勢力の力が割かれることに対して、心の中はもやもやしていた。
しかも希望の党は、安保法制を認める立場で、民進党と逆の立場だ。
そんな党に、よくぞ合流することを決めたと思う。
以上のようなことを含め、希望の党や民進党の今後やリベラルの在り方の成行きに、終日気をもんでいた。

追 10月2日に枝野氏が「立憲民主党」結党の記者会見を行い、3日に届けが提出され「立憲民主党」が活動を始めた。


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