daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

記録係とか

2016-06-04 17:20:18 | 日記・雑談
内部的なことではありますが、今期順位戦から、B2以下はチェスクロック(=1分未満切り捨てではない)方式に変わりました。
また夕休までは、隣り合わせの2局の記録を同時に1人の奨励会員が取る場合があります。
いずれも記録係不足に対応するための措置です。

実はおとなりの囲碁界ではもうだいぶ前から、多くの対局では棋士が自分で時計を押し、棋譜は勝者が提出するようになっています。
しかし将棋界としては従前通り、記録係が棋譜を書き秒読みをするという伝統を維持していくことを、選択したということです。
昼食・夕食の休憩時間についても、6/10の総会後は10分ずつ短縮し、終局が深夜に及ぶケースを軽減していく予定です。

すこし大げさな言い方かもしれませんが、社会規範に合わせながら伝統を守っていくことは、あらゆる文化に共通の課題です。
常務会や月例報告会の場でも議論を重ねた結果、このような形式に落ち着きました。
すでに6/1のB2、6/2のC2で行われ、もちろんいままでにない方式でしたが、幸いトラブルは起きていません。
C1は6/7に開幕です。
誰にとっても平等に初めてのことなので、なるべく早く適応できるようにと思っています。

今週は水~土と連日出社で、なかなか忙しかったです。
今日は誰もいない理事室で、この1年を振り返りつつ、来る総会の準備をしていました。
総務担当は会議を円滑に進行することも大事な仕事の一つなので、過去2回とは違ったプレッシャーがあります。
完璧な事前準備は不可能で、むしろ不測の事態にもきちんと対応できるようでないといけませんが、まずは自分がやってきた仕事をしっかり復習した上で、当日に臨みます。