daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

リニューアル

2010-03-19 09:51:14 | 日記・雑談
すでにご覧になってびっくりされた方も多いかと思いますが、NHKテキストが4月号から大幅にリニューアルされました。これまでの将棋の出版物では、たぶんなかったと言っていいぐらい斬新なものに仕上がっています。
「紙面をリニューアル」という話は聞いていましたし(自分の新連載も、その一環というお話でしたので)年度変わりですからよくある話、と思っていたのですがこれほどとはびっくり。うちに送っていただいたのを開けて、思わず声が出てしまいました。

内容としては、初心者向け、普段あまり指さない(それこそNHK杯を見るぐらい)ようなファン向けの記事を増やしたようです。ぜひこの機会に、手に取っていただければと思います。ちなみに今号の表紙は、囲碁講座とのコラボにもなっているみたいですね。


昨日の収録では、先方のほうでちょっとしたトラブルがありましたが、無事終えることができました。テレビの業界って思わぬアクシデントが起きることがあるので、なかなか大変です。お疲れ様でした。

そのあとの小学校、今回で最後だったんですが、先生も子どもたちもいつもと何ら変わらず、感動の別れはなし(笑)かなり指せるようになりましたが、上手が本気を出すと8枚落ちでは厳しい感じです。
最近週刊将棋に、同期の高野悟志君の良い記事がありましたが、8枚落ちというのはたしかに万能の手合です。書かれていた通り金という強い駒を取らせてあげることで初心者でも「詰みの形」にまで持っていくことができますし、その逆で上手が守備力を駆使して粘ることもできます。
最近はこの2枚を「金2枚」にするだけでなく「飛角」(ハム8枚落ち)にしたり、という変化もつけています。「金+X」という組み合わせも、面白いかもしれません。
ある子どもには「なんで金2枚しかないのにこんなに攻められるんだろう」と言われました。そこに疑問を持つようになれば、強くなることは約束されたも同然です。頑張れよ。

学校側で予算や時間を作っていただくということは実はものすごく大変なことなのですが、将棋は非常に教育効果の高いコンテンツだと思うので、なんとか理解のある先生方・学校を増やしていけるようにしたいと思っています。


いろいろあってプロ棋界の話題に一日出遅れましたが、久保棋王が超急戦の将棋を制して王将位を奪取。最後の「トリプルルッツ」にはしびれました。(詳しくは棋譜コメント参照)
そしてその久保二冠、今日は棋王の防衛戦を指されています。史上最短の二冠となるのか、あるいは冬将軍の再来となるのか、注目されます。