daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

人間将棋

2008-04-21 14:50:57 | 日記・雑談
本当に楽しいイベントでした。さすがは将棋の街、こんなに素晴らしい経験は他ではなかなかできないと思います。何度でも行ってみたい、そんな気分になること請け合いのお祭りです。

19日(土)は船戸ー島井戦の解説。船戸さんは2回目、島井さんは初めてということで、船戸さんのほうがすこし慣れた感じでしたね。途中からは真剣勝負の様相を呈してきていたのは女性らしいところでしょうか?
あいにくの雨で室内での開催ということになりましたが、結果的に室内と屋外、両方楽しめて良かったかもしれません。

将棋は147手という大熱戦になり、島井さんの勝ち。途中で解説の僕が後手の指し手を一手聞き落とすというハプニングがあり(すみません)、それが大勢に影響のない一手だったために、この日の二次会で誰かが棋譜を並べてくれるまで気づきませんでした。

このあとは多面指し。僕は1時間ほどで15面でしたが、さすがにちょっと厳しく2,3局残ってしまいました。

明けて20日(日)は対局者としての出番。山頂は雨男の評判を覆す超快晴で、しかも偶然にも桜はこの日が一番の見ごろ、まさに満開で「数年に一度の好条件」とのことでした。花見で一杯、を我慢するのが大変でした。
甲冑はけっこう重くて、正直将棋を指すのは大変なんですが、短い時間なので大丈夫でした。ただハシゴで櫓に上がるのはけっこう怖かったです

前日島井さんも言ってましたが、自分の命令通り駒たちが動いてくれるのは、たしかに快感でした(笑)相手がサービス精神抜群の橋本君ということで、想像していた以上の舌戦となり、将棋は結局トークの差で負けました。でも何とか全部の駒が動けたので良かったです。櫓の上から見る桜は本当に最高でした。

そのあとは出演棋士5人が一列に並んで100面指し。僕は22面担当し、前日も指した一人を除く全員との対局が無事終了しました。この二日間は本当によく負けました。いや~まいった(笑)


大きなイベントというのは準備・運営が大変なわけで、今回も非常に多くの方にお世話になりました。40人の駒たちはもちろんですが、着付けや黒子など、目に見えないところにも多くのスタッフがいます。その一人ひとりに(というわけにはいきませんが)、改めてこの場にてお礼申し上げます。

末尾に、将棋の里山形とゆうまのホームページ人間将棋のページにリンクしておきます。

あとお願いですが、もし知り合いの方で、当ブログに掲載しても良い写真をお持ちの方がいらっしゃいましたら、メールまたはコメントにてご連絡いただけないでしょうか。私自身はほとんど写真を撮らないもので、よろしくお願いします。