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象徴的人権

2015年04月09日 | 短歌に政治や社会

識者声明7千人賛同 大江氏ら呼び掛け、沖縄に理解広まる(琉球新報) - goo ニュース

天皇皇后両陛下が、パラオを訪問された。
戦後70年の節目に当たるとともに、念願にしておられた終戦間際の激戦地であるペリリュー島などを訪れられ、戦死された日米双方の兵士たちに慰霊のお気持ちをささげられる。




陛下はこの記事にあるように、戦争の悲惨さに胸を痛めておられる。
ところが今の政府安倍政権は、日米安保を主体とした安保法制終結にいそしみ、国民を新たな戦争へと導こうとしている。
先日のことだが、日米双方の世論調査によると、米国では広島と長崎への原爆投下を7割以上が容認しているのに対して、日本国民は7割以上の者が非人道的として容認していない。
この結果が何を意味しているかというと、米国国民は早く戦争が終結するのを願っていたのに対して、日本国民は国土も国民の生命も全て壊滅しても良かったということを意味している。
何となれば、原爆投下によって敗戦の勅命は発せられずことなく、ずるずると米軍の本土上陸を許し、蹂躙されるばかりでなく、北方からはロシアが攻めてくることになり、本当に1億玉砕の局面を迎えることになっていただろう。
しかし原爆投下によって時の昭和天皇は、敗戦の決断を下されていられる。そして陛下は、戦争責任を取られるつもりが占領軍によって新たな憲法によって象徴として立たれることになっておられる。
それを今上天皇の平成天皇も受け継がれ、2度と国民が戦争に巻き込まれないように願って止まない。
これは靖国神社がA級戦犯を合祀したことに対しても腐臭しておられ、そこに象徴天皇としての人格を持っておられる。
安倍政権は、集団的自衛権行使発動しようとしても、天皇陛下が署名なさらなかったらどうする。
国事行為違反として、刑罰を加えるのかな。

http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-31530643.html

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