2015年5月18日のブログ記事一覧-青い鳥の世界へ

言いなり憲法

2015年05月18日 | 短歌に政治や社会

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私は、よく怒る。カンカンになって、怒る。癇癪玉を、爆発させる。
しかしそれは、自分のためにではない。
人のために、みんなのために腹を立て癇癪を起こす。

仏様は、一人ではない。数人ではない。
数人どころか、無数に居られる。
例えば、人間を構成している細胞は６０兆もあると言われるが、この一つ一つが仏様であり、その一つの細胞を構成する原子ばかりでなく、素粒子の一つ一つにも仏様が宿っている。故にそれは動植物のみならず、固体、流体、空体全てに宿る。故に仏様は宇宙全体に充満しており、その数は無数といってよい。
この仏様には、文殊菩薩や弥勒菩薩、観音菩薩や地蔵菩薩のような柔和な姿の仏様ばかりでなく、仁王、毘沙門天、不動明王のような恐ろしい姿の仏様もいられる。
これ等恐ろしい姿の仏様が何故いられるかというと、仏様をお守りする守護神としての役割を担った仏様なのである。それ故恐ろしい形相で魔神を退けようとしている。
守護神の役割はそれのみに留まらず、我々人間を守るという守護神の役割も担っている。それによって我々人間は、我儘もできるし、身勝手のし放題もできる。しかし度が過ぎると、思わぬしっぺ返しを受けることになる。それもまた守護神としての、役割の極めでもある。

安倍政権は、憲法改憲しようとしている。
その理由の一つとして、現憲法は押し付け憲法であって、自主憲法あはないからだといっている。
では自民党が立案した憲法草案は自主憲法草案になっているかというと、こんな言いなりになった押し付け憲法草案といったらない。
米国の言いなりになり、押しつけられた内容になっている。そもそもが日米安保や日米同盟強化がおりこまれているによって、とてものこと自主憲法とは言えない。

今から１５００年前に出られた聖徳太子は、十七条憲法をせいていてされた。
その１には、和することの大切さ、こうされたからああしてやれというような報復や復讐を禁じている。これは現憲法の第９条の戦争放棄の精神となっており、そこに自主的ともいえる憲法制定精神がある。
世界のどこの国を見回しても、こうした戦争放棄を制定した憲法はなく、誇りとして自主的な憲法として誇ってよい。
一方十七条憲法２はその他、役人や議員などの心構えも記されており、今のような選挙資金疑惑など贈収賄を引き起こす者に対して、法に則って処理していると庇う様には成っていない。
法に則っても何も、自分たちの都合のよいような自分目線で作られた法だから、少しも自分を律するものにもなっていない。
こういうことに私は、カンカンになって腹を立てる。癇癪を起こす。
国民諸君よ、こういう政治家の言いなりにはなるなよ。
怒れ、許すな。
国民全体のために、怒れ。
国民の将来のために、怒れ。

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif1505170020.html