青い鳥の世界へ

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絶滅危惧種化する子供たち

2014年09月18日 | 短歌に政治や社会

重体の9歳女児死亡=世田谷の軽トラック事故―警視庁(時事通信) - goo ニュース

親や大人が子供たちに対して、「自分のことは自分でしなさい、やりなさい」という。
ところが子供が、例えばあの高校を受験したいというと、親や教師などは成績の数値や評価などを持ち出して止めさせ、あの高校、この高校と口出ししている。
このために子供の方はどうしていいか自分で判断することを停止してしまうようになり、自立できなくなっていく。
こうしたことで子供社会でも数値評価による差別化が起き、「いじめ、虐待」がはこびり、それに対する対処も見いだせず自らの命を絶っていったりしていく。

ここで挙げられている交通事故についても、今の社会が車の氾濫社会であるために、そしてその大本はアベノミクスなどの景気拡大策にあり、この車の洪水の中で子供たちは輪禍にあってしまっている。
それも今日は高齢化社会になっているが、この高齢化社会になって増加しているのは、かってのベビープームの世代が高齢者の仲間入りをしたことにある。いわゆるシニア世代となった。
そしてこのシニア世代となったリタイアした人たちは、老後を楽しく過ごそうと車で観光などに出かけていく。これによって車社会の混雑は増大し、歩行者ばかりか通学児童も危険と隣り合わせになって通行しなければならない。

今日、事故や事件や、親からでさえ命を奪われ、誰にも頼られずに一人自分の命を絶っていく子供たち。
ヒーローとか頂点に立ったとか英雄とか言われ騒がれる世の中で、子供たちが人並みに生きていく道は狭められている。
少子高齢化社会といって、高齢化を進めている背景には、医療の高度化にある。何せそうした高度医療を受ける必要になっていったのには、日に何度もテレビで放送されるようなグルメ讃美、うまいもの食べ歩きといった食生活の乱れにあり、そのために肥満やメタボ症候群になる。その上に、このグルメやうまいもの食べ歩きや観光などに車を使うため運動不足になる。
病気というものは、自分が生み出したものというる。それを食生活習慣を変えずに高度医療で直そうというものだから、ますます医療財政は圧迫され、その上に子供たちまでが怖い目に会い、命まで落とすことになっている。
まるで子供たちを絶滅危惧種にしていくように……………

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-140918X601.html

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