遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

フリータイム@リスボン

2018年09月30日 14時21分36秒 | ポルトガル 2018年9月

   ポルトガル3日目(9月3日・月)

   午後からの自由行動を有効活用するため、母が悩んだ末、選んだコースが、
   リスボンで最もメジャーな「サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台」から
   リスボンの街や丘を眺め、バイロアルト地区を歩きながら買い物をしたり、
   興味あるお店をのぞいたり、カフェに寄り、サンジュスタのエレベーターで
   バイシャ地区まで降りて、カルモ通りに寄った後、ロシオ広場周辺にある
   娘の希望の「ア・ジンジーニャ」でジンジャの立ち飲みをして、
   地下鉄ブルーラインでホテルに戻る、という計画。
   
   今夜は、ファドディナーに行くので、19時過ぎまでにはホテルに帰らねば
   なりません。
   なので、この計画を全てクリアするには、母が頑張って歩かないと
   まずは、グロリア線に乗り「サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台」までは
   とてもスムーズにこれましたよ
  
    正面あたりに見えるのが、多分グラサ展望台で、右の丘がサンジョルジェ城↓
   
  
    ↑ 娘のカメラ、サンジョルジェ城がはっきり写ってます
   リスボンで一番有名で素敵な眺望が望める展望台。
   今年の春から展望スペースが工事中で中に入れないと知ってはいました。
   もしや、終わってないかな?と淡い期待を抱いて来てみましたが、残念
  
   必死に、サンジョルジェ城と、テージョ川と大聖堂まで入れようと頑張りましたが
  
    まだ工事中、金網で囲われていて展望スペースには入れませんでした。
    網の間からスマホを入れ、落とさぬようにしながら数枚だけパチリ。
   ウイークデイなので、公園は人が少なく静かでゆったり。
   この展望台から眺める、夕日を浴び茜色に染まっていくリスボンの街は、郷愁を誘い
   とても素敵でロマンチック♪らしいのですが
   
      
      この近くには昔から新聞社などがありボヘミアンな雰囲気だそうで
      ↑新聞少年の像もありました。
  早々に、展望台からの景色は諦め、街歩き開始!  
   まずは、広場から近くにある「サン・ロケ教会」に入ってみました。 
  
  ※ サン・ロケ教会
    16世紀末にイタリア人建築家により建てられたイタリアバロック様式の教会。
    正面ファサードは1755年の大地震で破壊され、その後再建。
    教会奥にあるサン・ジョアン・バプティスタの礼拝堂は、瑠璃、メノウやモザイク
    で飾られリスボンでも有数の美しいチャペルで有名。
    また、1584年、苦難の航海の末リスボンにたどり着いた天正遣欧少年使節が、
    1ヶ月ほど滞在したイエズス会の教会としても知られる。
   
   (母は写真を撮っておらず写真はありませんが、娘から送られてきた写真をどうぞ)
      
         天井画 ↑
  
  
    
    ポルトガルの教会内にも、マリア像や十字架のイエス像があるのですが、
     棺に眠るキリストが棺の外面に描かれているのが珍しいし、
     その図が、妙にリアリティがあるのよね〜(↑ここでは手すりに隠れてますが)
   
      ↑ マリア様を囲む天使の数がすごい・・・
  
    
       ピエタ像ですねえ
     
    
     二階にはパイプオルガンと聖歌隊席
     ポルトガルのパイプオルガンは、パイプの形と向きが面白い
  
    
    

    
      大きな教会ではないのですが、とにかく金色で絢爛豪華な教会・・・
    
   教会を出て、
      
    サクラメント通りを歩きます
    
   
   周りの建物はアズレージョなどでキレイだし、
   
   
     興味ある店もチラホラ・・・
   この後、目的のお洒落なコルク製品専門ショップを探しウロウロ、、、
       
   大きい通りから細い裏道に入ってお店を見つけ、母のバッグとランチョンマット
   娘のブレスレットなどを買いました
   旅行する度、いつもお土産選びで時間がなくなり、自分のものって買ってないな〜、、、
   なので、今回は、リスボンで「最初に何か自分にも買おう」と思って
       
   コルクショップから表通りを目指し歩いていたら、急に賑やかな場所へ↓
    
   
   「カモンイス広場」↓に出たみたい
      
       カモンイスの銅像の下には、多くの若者たちが座っていて
       この広場が「バイロアルト地区」の中心かな?人と市電と車が多く、活気がある
   ※ カモンイス広場
    ポルトガル最大の詩人と称えられるカモンイス(1525〜1580)は
    叙事詩『ウズ・ルジアーダス』で大航海時代のポルトガル人の偉業をうたいあげた。
    広場の敷石は『ウズ・ルジアーダス』をテーマにしたもの。
  
  
   広場から脇道にはいれば、ひっそり
     
        細道の先にはテージョ川が見えました
   
 
   広場に面し、古くて有名なカフェ「ア・ブラジレイラ」↓があります
     
      
         混んでて落ち着かなそうなので、覗いただけ、、、
     
   
     店の前の↑詩人「ペソア」の坐像の隣に座り、母は記念撮影だけ
   
    
     ↑リネンの店「パリス・エン・リスボア」の素敵なウインドウに母うっとり
   
 
      
   賑やかなガレット通りから細道に入り
   娘が行ってみたいといってた「ロジャ・ダ・ブレル」を探す・・・
      
    娘は諦めかけたけど、母が「ここ!」と思った店に入り尋ねると
    やっぱり、そのお店がそうでした。
   
    ガイドブックには店名が「ロジャ・ダ・ブレル」とありますが、
    店員さんの説明によれば、それはこのウールの織物の総称なのだそうです。
    (とても親切で感じの良い店員さんでした、ありがとう)
    どのガイドブックも店名と違うから、早く訂正した方がいいのにね。
    (因みに、ポルトにも同店があり、品物はポルトの方が充実してたかも)

   暑くて喉も渇いたし、そろそろ休憩したいなあ、、、
   こちら側の裏道にはあまりカフェとかないね〜、、、ウロウロ探してると、
   書店の裏に、なんかオシャレそうなカフェ発見! 店内にも席あるみたい、、、
 
  
     
     店の中に座り、母はカモミールティーでホッと一息。
     急いでトイレも借りました(男女同じ入り口で焦った。。。)
  
    娘はアイスコーヒーを↓ 氷入りのカップに淹れたてエスプレッソを注ぎます
    
   実はここ、うなぎの寝床みたいに入り口狭いけど奥まで長〜い本屋さん。
   帰国して調べたら「ベルトラン」という創業1732年の老舗の書店でした。
   しばしカフェで休憩し、
   この近くに「ア・ヴィダ・ポルトウゲザ」があるはず、、と立ち寄る。
   このお店は、レトロでモダン♪女子が大好きな空間ですよね
   (娘も好きそうだな、、、と誘ったら、最初は気乗りせず嫌そうにしてたけど、
    いつの間にか、お土産チョコなど物色、買い物してました
   
  ガレット通りに戻り歩くと、なにやら人気のお菓子屋さんを発見!
  
    わ〜、美味しそう、、、気になるけど並んでるしなあ、、、諦めました
  
   
   
   効率よく回ったつもりですが、徐々に時間もなくなり、カルモ教会見学は諦め
   「サン・ジュスタのエレベーター」へ。
  
   連絡通路からエレベーターまで歩き、別料金を払い、展望スポットまで螺旋階段を
   登ります。
    
   これがなかなかスリリングで怖〜い
   でも、上に登れば、リスボン市街地、周りの丘がぐるりと見渡せ、ナイスビュー
  
      ↑リスボン東側の景色
  
      大聖堂やテージョ川も見渡せます
  
  
     素晴らしい眺望! オレンジの屋根の波の向こうにはテージョ川
  
   
       西側、すぐそばに見える↑「カルモ教会」
   
     「カルモ教会」は1389年に建てられリスボン最大の教会でしたが
     1755年の大地震で倒壊。天井や壁がなくなり、現在は博物館になっています。
 
     北側を見下ろせば、↑ロシオ広場がすぐ近くに見えます
     
     とてもいい眺めに母は大満足(アルカンタラ展望台でよく見えなかったからね)
  
    50m以上の高さなので、風が強く、帽子が飛ばされそうになりました
    
     下り用の螺旋階段、下りはなおさら怖いよ〜
  
   下りのエレベーターに乗るまで、しばし、待たされましたが、無事降りてきました。
  
   20世紀初頭のレトロな内装のエレベーターを期待していたら、
   稼働していたエレベーターは地味で無骨な内装で、期待外れ。
   隣のもう一つのほうがキレイだったのかなあ、、、?
     
   エレベーターを降りて、見上げる、、、↓あの上にいたんだね〜、
     
   
   母の目的の店、老舗手袋屋さんのあるカルモ通り↓    
     
    お店の外と中に一人づつ、とても感じのいい長身イケメン!
    母も娘もチョイとお喋り
  
    ベルギーから来た彼は、ガールフレンドに薄ピンクの手袋を購入、ステキです
    
     店内は二人入れば限界! レトロ〜
      
   
     
      明るい店員さん(ベテランおばさん)との会話も楽しいお買い物でした♪
   買い物を済ませ、
    ロシオ広場を横切り、娘念願の「ア・ジンジーニャ」↓へ
  
   
     
    
    娘がジンジャの立ち呑みをしてる間、
    母は行ってみたかった建物「カーサ・ド・アレンテージョ」があるはずの
    サン・アントニオ通りの方向を眺めたりして
      
       この通りは飲食店が多いらしく賑わっていました
    
     リスボンのタクシー↑ (下が黒で上半身は緑の他、ピンクとかも見かけました)
      ロシオ広場、ドナ・マリア2世劇場横はタクシー乗り場のようで混んでます
   「ア・ジンジーニャ」前に戻ってみると、娘は陽気な酔っ払いおじさんと仲良くお喋り中、、、笑
   三人で記念写真を撮って、お別れし、
   母がトイレを借りたくなり、ロシオ広場を渡り
   
  
   老舗の「カフェ・ニコラ」へ入店。
  
    二人でレモネードを注文したら、ベテランギャルソンが呆れ顔
  
   お店も店のおじさんもレトロで素敵なのですが、、、
   母は、目的だった地下のトイレで想定外のハプニングに
   水難事故とでもいいますか。。。まあ、大事に至らなかったのでご安心を
 
   この後、急ぎ足で、レスタウラドーレス駅から地下鉄ブルーラインでサンセバスチャン駅へ、
   ホテルへ帰ったのですが、皆さん、もうお揃いで、バスに乗るのを待つばかり、
   またまた私たち親子が最後だったようで、、、申し訳ない。
   バスに乗って、アルファマ地区にあるファド・レストランへ向かいました。

     つづく
   
  
      
    
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女子会♪

2018年09月28日 13時40分08秒 | 食べ物/飲み物

   9月28日(金)晴れ

   朝から爽やかで、昼には暑く感じるほどの秋晴れ
   明日から台風24号の影響が出てくるとの予報なので、夏物洗濯日にしました。
   この気温とそよ風なら、きっと乾いてくれるでしょう。

   さて、未だにポルトガルの余韻に浸っている母ですが、
   先週、いつもの三人で女子会&お土産交換をしてきました。
   友人Tさんは、ご主人と娘さんと一緒にウイーン、プラハなど中欧数カ国を
   巡るツアーに参加してきたそうで、石鹸のお土産を頂きました。
   母からのお土産は、ポルトの「エクアドル」のチョコやコンフェイトウ。

   当日の夜は、あいにくの雨で、母が一番早くお店に到着。
   母は初めてのお店、イタリアン・バルっぽいかな。
   なんか、間が持たないのでサングリアを注文し、
   
   チビチビ飲みながら待ちました。
   ポルトのドウロ河畔のカフェで娘と飲んだサングリアが懐かしい〜

   全員揃って、サングリアで乾杯
   コースじゃなくアラカルトで注文することに・・・
   まずは、前菜から、
   旬の野菜とカニの冷菜
    
       う〜む、量的に三人で分けるのが難しいぞ
       しかも、カニは何処に、、、底の方にちょっぴり
       (あ〜、、、ポルトガルのレストランならな〜、、、母の心の声)
   次の冷菜は、桜肉のカルパッチョ(三陸産ウニ入り)
   
      地元の“生うに”の文字に惹かれ注文したものの、こちらもウニが行方不明。。。
      T子さんがほじくったら、ごくわずか発掘できたけど、
      老眼女子にはキツイ作業です
   お次も冷菜の「炙り鯖のサラダ」
    
   うっかりしてて、ここから奇しくも光り物がつづき・・・
   今が旬の「秋刀魚」と白ナスのパスタ
    
      さすが旬の味
    
      白ナスが美味しい
   母はポルトガルで散々ワインを堪能してきたばかりなので、
   それほどでワインを欲してはいなかったですが、
   何故か、二人のピッチがいつも以上に早いような、、、
   サングリアで乾杯して、ロゼに始まり赤ワインも2杯目、、、大丈夫?
    
     この日はシチリアワインをメインに飲んでました
   で、次が「イワシのショートパスタ」写真撮り忘れ、
      
       ↑ ショートパスタのアップ! 歯ごたえ良く味が絡み美味しかった
         酔っ払ってるのか、ピンボケ甚だしいねえ。。。
  お魚料理は「穴子のフリット」
   
       反対側は↓
    
  お肉は、赤身肉の炭火焼
  
     店の自慢の一皿らしく、焼き加減もちょうどよく、美味しかった 
   
     お店で作る特製バター(右上)とゲランドの塩が添えてあります
     赤身肉に各自の好みで合わせるとジューシーになり美味です。

   この後、「デザートなんにする?」とかいいながら、
   彼女たち二人はデザートワインを所望。
   デザートワインなかったけど、こちらを薦められ ↓
     
       ひと舐めさせてもらったら、甘くてトロ〜リ
   でも母は、チョッと不安だったので、デザートワインは止めておきましたよ。

   こうして、お喋りとワインであっという間に時間が過ぎ、おひらきに。
   お世話さま〜、また次回を楽しみに

      わがまま母
     
     
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ランチ @リスボン

2018年09月27日 17時19分38秒 | ポルトガル 2018年9月

   ポルトガル3日目(9月3日・月)
   
   オビドスからリスボンへ戻る途中の景色です ↓
   
     リスボン郊外ベッドタウン?
   
      レモンの木には緑の果実がなっていました
    
   市内に入るとこんな店も ↓
  
  
   リスボンの街の中心「ロシオ広場」付近でバスを降り
  
    少し東に歩いてすぐ「フィゲイラ広場」
  
    
  
 
   フィゲイラ広場の道を挟み向かい側を歩いていた時に、偶然に
   1829年創業という老舗のお菓子屋さん「コンフェタリア・ナシオナル」を発見!
   クラシックだという店内に入ってお茶してみたかったな〜
   
      ウインドウもクラシックで魅力的♪
 
   画面の奥は「サンジョルジェ城」、城壁と旗がかすかにみえてるんだけど、、、
   この辺りは、バスや市電の停留所があるので、人が多いです。
  細い道を少しだけテージョ川方向(南)へ歩いて、ランチのレストランへ。
   
     レストランの通りの右手奥には↑「サン・ジュスタのエレベータ」も見えました
    どうやら、ここが今日のランチの店らしい
    レストラン「グランジャ 〇〇◯ 」うっかり店名確認するの忘れたのですが、
   娘がちゃんと写真撮っていました ↓
    
   
      
   
   ランチのメニューは、前菜がサラダ、メインはシーフードリゾット、
   デザートは「パステル・デ・ナタ」ですって、、、
   ナタは、さっきオビドスで食べたばかり。。。
   食後の自由行動で、いっぱい歩きまわる予定の母はアルコールを自粛
    
     ↑ 同テーブルのご夫妻のビールは「スーパー・ボック」(ポルトガルのメジャーなビール)
   
       サラダ、ポルトガルの生野菜は新鮮で美味しいです
   
      ↑「アローシュ・デ・マリシュコ」 
        シーフートリゾットにはエビ、アサリ、イカ、白身魚がたっぷり
    
       ↑ すでに数回登場している「パステル・デ・ナタ」(エッグタルト) 
   楽しくランチを終え、トイレを済ませ、ここで一度解散し自由行動へ
   母と娘は、腹ごなしを兼ね、ブラブラとウインドウを覗いたり
   写真を撮りながら散歩、ケーブルカーのグロリア線乗り場へ向かいます。
     
  
  リスボンの繁華街バイシャの中心 ↑「アウグスタ通り」は歩行者天国♪
  この通りの先には「勝利のアーチ」(凱旋門的な)があり「コルメシオ広場」へ抜け、
  広場の北はすぐにテージョ川です
    
     ↑ パフォーマーですよ
  
  
     アッ、『2度目のリスボン』でみたイワシの缶詰やさんだ〜
  
     TVで見た印象と違い、なんかねえ、、、あまりファンタスティコじゃないかな〜
     パチンコ屋さんというか昭和の遊園地というか、、、
     「入りたい」という気にはならず、写真だけ撮ってスルー
   
   昔ながらのお菓子屋さん(カフェも兼ねてる)が、ほんとに多いんですよ〜
   しかも、どれも皆、ガツンと甘そう(実際、しっかり甘いです)
   「ロシオ広場 」↓
  
    リスボン観光の中心となる広場で正式にはドン・ペドロ4世広場だそうです
    波の形をモチーフにした敷石が広がり美しい
   
       「ドン・ペドロ4世」のブロンズ像
     
   ロシオ広場を抜け北には ↓ レスタウラドーレス広場
  
    (レスタウラドーレス=復興者たちの意)
    16世紀末、スペインに支配された屈辱の60年間。民衆はついに1640年蜂起し
    再独立を勝ち取った。広場中央の高さ30mのオベリスクは、
    その勝利と独立の精神を表しているとのこと。
   ロシオ駅に向かい左手のホテル「アベニーダ・パレス」前の像 ↓
    
    これまたパフォーマーかと近づいてみたら、これは動かなかった  
   ロシオ駅 ↓ 
  
     馬蹄形の出入り口が特徴的で、歴史を感じさせるロシオ駅
    
      夜、灯りがともると、より一層ロマンティック
    こんな歴史的な建物の1階に、スタバがオープンして混んでる・・・
    歴史あるカフェを愛する文化のポルトガルも、スタバに敵わないのか、、、
    余談ですが、昨日の現地ガイドのE子さんによれば、
    ロシオ広場の東側に1922年から創業している老舗カフェ「パステラリア・スイッサ」が、
    つい先日閉店した、とのこと。私たちも閉まってるのを見てきました。
    こうなったら、お向かいの老舗「カフェ・ニコラ」には頑張って欲しい

   さて、ケーブルカー・グロリア線 乗り場へやってきました。
   
    おお、、、来た来た!
    
   事前に調べていたら、夏前までは点検中で休んでいたし、
   とにかく混んでいる、との情報が多く心配でしたが、動いててよかった
    
   ランチ直後を狙ったのが正解だったみたいで、空いていて二人共座れました
   わずか数分の乗車ですが
     
   
    塀へ落書きがかなり残念、観光スポットだけに、もったいない。。。
    
     
     この坂は歩いて登ったら息切れしそう、、、
      
   かなり急な上り坂、あっという間に到着
   
    
  
  
   ケーブルカーを降り、右手すぐに目的の「サン・ペドロ・アルカンタラ展望台」があります。
      
     つづく
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ポルトガル3日目 オビドス

2018年09月24日 18時47分07秒 | ポルトガル 2018年9月

   
   ポルトガル3日目(9月3日・月曜日)

  リスボン3日目のスケジュールは
  午前中にオビドス散策→リスボンに戻りランチ→フリータイム→ファドディナー(夜)
   
   まずは恒例の娘の朝ごはん 
     
 
  8:30  ホテルで朝食の後、オビドスに向かいバスで出発。
      
        ↑ リスボン市内で見かけた闘牛場(車窓より)
          スペインの闘牛場とは趣が異なり、おとぎ話に出てきそうな建物
    
     ↑ 郊外には、おなじみの大型家具店、、、
   オビドスまでは81㎞、所要時間1時間30分とのこと。
     窓から見える緑の畑 ↓
     
      丘の上には古風な風車↓
    
こちらは現代の風車 ↓
   
    
    朝早めに移動したからか月曜日のせいか、村の入り口まで1時間チョットで到着。
    
     城壁の外には水道橋も ↓
     
   
   ※ オビドス
    城壁に囲まれたオビドスは「谷間の真珠」と呼ばれ絵のように可愛らしい町で
    色とりどりの花が軒先を彩る。(人口はわずか800人位)
    町の歴史は、ローマ時代に遡り、海からの敵の侵入を防ぐため、砦が築かれた
    ことに遡る。イスラム教徒に征服された後、
    1148年にアルフォンソ・エンリケスによりムーア人支配が終わり、町は再建
    された。
    1282年にディニス王がオビドスを訪れ、すっかり魅了された王妃イザベルに
    町を贈り、以後 1834年までオビドスは代々の王妃の直轄地となった。
    — 地球の歩き方—より
   
   我々が着いた時間には、町の入り口西門前の駐車場はガラガラに空いていて快適。
    
   
   町へ入る門、“ポルタ・ダ・ヴィラ”(イスラム時代に造られた町のメインゲート)へ。
   敵の侵入を防ぐため二重のジグザグ構造になっていて、アーチ形の内側は、
   18世紀のアズレージョで覆われている、はずでしたが・・・
    
   ここがオビドスの観光の目玉の一つなのですが、修理中らしく、
   青いシートに覆われていて、見る事叶わず、残念でした
   
   さあ、ここから1時間30分の自由散策タイム・・・
   グループの皆さんは、ガイドさんと一緒に一番奥にある展望スポット目指し歩いて
   行かれましたが、母と娘は門の横手にある急な階段を上がって城壁の上へ。
   
     階段は、かなり高さがあり崩れかかっているので、足元気をつけないと!
    
   
   
   でも、登れば、町を取り囲む城壁や水道橋、レンガ色の屋根の家々が一望できて
   素敵な景色が堪能できます
  
      ガイドブックの写真で見る景色そのままだわ・・・
   城壁の上、最初は塀もあり安心ですが
      
    徐々に狭くなり手すりもなく危ない場所も・・・
  
     
      
         ニョッキリ飛び出てるのは母の足、城壁の間から下を見下ろしてます
    
      ほんとこじんまりしてかわいらしい
  
  
      通りの突き当たり奥には「ポサーダ・カステロ・オビドス」が    
      城壁の下に見えます
      (このポサーダはオビドスの町や近隣の景色を見渡せるので人気が高く、
      ここに宿泊するツアーもありますね)
  
   城壁の上を歩き始めたけど、
   後ろから元気なフランス人のおばさんたちがガンガン迫ってきて、、、
   手すりもなく足元が不安なため、母は途中リタイヤ
   娘も母に付き合ってリタイヤ
   ほんとは↓あそこまでは行ってみたかったね、、、
     
   止むを得ず、城壁から降りてきました
    
    壁には謎のディスプレイ
   
      はじめは虫かと思った。。。
   
     メインストリート「ディレイタ通り」を歩きます
  
     土産物屋さんもまだ開店準備の途中、、、観光客も少なく静か
   
  

  
      入って見ると、案外、シャレたお土産やさんもあります
    
  この後、徐々に観光客がボチボチ増えてきました、、、
  
    カフェも準備中で、
  
    名物「ジンジャ」の立ち飲み↓だけが、数軒営業開始・・・
   
      こんな感じのお店がチョコチョコあります
    娘、一軒づつのぞいては、飲みたがり、なかなか前に進めず
    まだ10時ですよ〜
    
     白壁に紫色が鮮やかでキレイ
  
     同じ白壁の町でもミハスに較べて、随分優しい感じ♪
  
       
  
     ポルトガルの名産品が大体オビドスの土産物店で揃う感じ (笑)
  
      ↑ 名物「ガロ」(幸運を呼ぶ鶏と伝わる置物)も沢山並んでるし
        買いませんでしたが
   
        ファドやポルトガルポップスのCDが揃ってるという店
   

   
   
  
   おお〜、馬車がきました・・・
  
    狭い道を二頭立ての馬車が通る
   
      
   サンタ・マリア広場↓(奥に見えるのが「サンタ・マリア教会」)町の中心かな
      
       ↑この石の棒は「ペロリーニョ」(罪人のさらし柱)と言い、
        昔、見せしめのためカゴに入れられた罪人が吊されていたそう
  
   サンタ・マリア広場の先で、ファドの演奏 ↓
    
     ギターも歌もお上手でしたが、先を急ぐので、、、失礼
   
      ↑かわいらしい三叉路
   通りの突き当たりに建つのが「サンティアゴ教会」↓
  
   ここを右手に曲がり、少し上ると展望スポットらしいので行ってみた
  
     上まで登らなかったので、城壁の上の方が眺望は良かったかな・・・
   
  さてさて、早足で通りまでおり、
    とにかく、娘のミッション「ジンジャ」を飲まなくては(笑)
    
   が、香ばしい匂いに娘の足が止まる・・・
  
 
    
    手作りパンとお菓子の店に吸い込まれ、出てこない。。。あらあら・・・
    待つことしばし、焼きたて熱々のナタ(エッグ・タルト)手に出てきました
  カワイイ土産物が並んでいます
    
   リスボンの市電のオモチャ↓ レトロ感がいいね
   
  
      焼き物もポルトガルの名産品です
   
     もちろん、コルク製品も有名!
     (母はリスボンで自分用土産にコルクバッグを狙ってます
   いよいよ、ジンジャ・タイム! 
   ここ良さそうじゃない?とトライした店で
   
   ダークチョコとホワイトチョコのカップがあり、
   お兄さんにお薦めを聞いたらダークチョコだっていうので♪
   「美味しい〜・・・」母娘とも気に入りました
   英語と日本語、片言の会話をし、いい人だったので「この椅子でナタも食べていいか?」と
   聞いたら「もちろんOK!」と、皿とナプキンまで貸してくれました。
     
      このナタが今回の旅行中で一番美味しかった!焼きたてだったから?
   
      このサイズを娘が自分用に購入(大瓶を勧められたけど重いので断念)
      他に、友人用にチョコカップ付きの小さいサイズも、、、
      美味しかったので、母も買えば良かった、、、と後悔。
    私たちが座り飲み始めたら、続々とこの店にお客が立ち止まり、貢献したかも
    時間がない!さあ、大急ぎで駐車場まで戻らなくては!
  
    窓のレースもカワイイんだけど、、、
     
      早足で通り過ぎ、
    ポルタ・ダ・ヴィラの中で打楽器演奏する女性↓を横目に
       
    集合場所へ一目散!ふううう、無事バスに乗車。

   時間がなくなり、小さな町の一本の通りしか歩けなかったのですが、
   娘は念願のジンジャを飲み、中瓶と小瓶を買えたし、町はカワイイし、、、
   田舎の町を歩き、のどかな気分になれてよかったです

   この後は、リスボン市内に戻りバイシャ地区でランチ。
   ランチの後は、母がとても楽しみにしてたリスボン・フリータイム

       つづく
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リスボン2日目の夕

2018年09月21日 12時24分47秒 | ポルトガル 2018年9月

   旅2日目(9/2・日曜日)夕方〜夜 リスボンにて

   ベレン地区の世界遺産観光を終え、リスボン市内観光(車窓からの)へ。
   青空のもと、テージョ川沿いの道を快適にドライブ
   ↑上の写真は、現在のリスボンを象徴しているような一枚だなあ、、、と
   思って、、、
   坂道もあり、廃墟となった古い建物には絵が描かれて・・・。
   市内のあちらこちらで、こんな風景を見かけ、印象的でした。
  
   現代アートっぽいものも多いかなあ、、、
   
   これらを撮っていたらすぐに一冊本ができそうなくらい
  
       日曜日なので道が空いています
      
   ↓リベイラ市場の前を通過
 
    市場内は、とても面白そうなので、時間があれば行ってみたかったな、、、
   そろそろ街の中心に近づいたところで、
   この日は、この先、コルメシオ広場付近まで通行禁止とのこと、、、バスはUターン。
   再びリベイラ市場の前を通り、サントス駅手前で右折し北上、
   ジャカランダ(花の見頃は春♪)の並木が続く国会議事堂前を通り、
   アマリア・ロドリゲス記念館を横目に、だいぶ見慣れたポンパル公爵広場
   を通過し、リベルダーデ大通りを南下
   
     「ドナ・マリア2世劇場↑前のロシオ広場付近を一周し、
   ホテルへ到着。
   今夜の夕食は、ホテルのレストランなので、これから少しゆっくりできます。
   本日のミッション、無事終了!
   ということで、ポルトガルの食べ物などをチェックしつつ
   お水を調達するため、近くの「エル・コンテ・イングレス」へ。
   地下のスーパーの一部 
    
      ↑ 一見小さなベーグルみたいですが、桃ですよ
   
      巨大なレモンは魚料理に添えられます。太いキュウリも意外に美味しかった
  
    オレンジは豊富!生を絞ったジュースは定番で美味♪
   
      ↑ これなんだろ?メロンみたいだけど、、、
   ポルトガルの果物をよく食べる習慣は日本と似てる(大体が大味なのが残念だけど)
   朝食にも果物数種類提供されたし、デザートに度々サラダ・ド・フルータ出たし
    「生きビール」なるものを発見!
  
    生ビール(なま)を(いき)と読んでしまったか、それともギャグ?
   
    
   幸いなことに「スーパードライ」や「松竹梅」はそのままだった・・・
  
    集団で宙吊りにされてる生ハム ↓
      
    
  地下をウロウロ、、、
  娘が熱望していたジンジャの小瓶を探したり、ポルトワインや缶詰を
  物色していたら、ガイドのE子さんお薦めの手作り「塩」やオリーブ油を探す
  同じグループの方々とも遭遇
  
  母は疲れてしまったので、水など荷物を持って一足先にホテルへ戻りました。
    
     ↑ デパ地下で買った水と娘が選んだミニチュアの「ジンジャ」「ポルトワイン」
   
  
       ホテル隣の教会、を通り
    
       ホテルの正面の道へ・・・
   ふうう、部屋へ着きました、お疲れさまでした。
   
   しかし、何やら満足いかぬ様子の娘は、カメラ持ってお散歩へ。
   
      エドアルド7世公園を歩いたみたいね
    
 
    ↓リスボンの街中心からテージョ川、川の対岸まで見え凄い!
  
  ポンパル公爵広場付近まで下ると、帰りは地味に長い上り坂が続くね〜
 
   
   2日目の夕食(7:30〜)はホテルのレストランで・・・
  飲み物は、ワインのおかわり自由で6€というので、ついそれを頼んだら、、、
  ポルトガルで唯一❌だったのが、ここの白ワイン
  サーブするおじさんは、グラスになみなみと注ぎ、
  一生懸命お代わりを勧めてくれるけど、、、残念。
  赤ワインはまあまあの味でした。
 
   スープ(聞いてみたら、また「野菜のスープ」とのこと
   
   メインはお肉
  
     きのこのソースは美味でしたが、お肉が硬くて。。。。
     お肉は三枚あったけど、ようやく一枚噛み砕き飲み込みました
     でも、娘は完食
   デザート
    
   食後に、母はカフェ、娘はカモミールティーだったかな
   ここで、ユーラシア大陸最西端訪問の証明書を各人受け取り、おやすみなさい🌙
  
   明日は、午前中にオビドス散策、午後はお楽しみのリスボンフリータイムです

      つづく
   
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リスボン @ジェロニモス修道院

2018年09月19日 17時31分04秒 | ポルトガル 2018年9月

    リスボン2日目 午後 (ベレン地区)

   ベレン地区、ベレンの塔→発見のモニュメントと歩き、いよいよ
   回廊を歩いて見るのが楽しみだったジェロニモス修道院の観光。
   この日は日曜日だったので、午前中はミサが行われており、、
   教会内には入れず、午後から入場解放となったため、
   午後になり、どっと観光客(我々も含め)が押し寄せてきてました。
  
  とにかく巨大な世界遺産の修道院の全景
   
     向かって右手側に教会、有名な修道院の回廊は教会の奥
     (現在は、西門の左側は、海洋博物館と考古学博物館として利用)
   
    教会の南門は1518年に造られた古いもの ↓ 繊細な彫刻が華麗
   
       スペイン人「ジョアン・デ・カスティーリョ」の作
  
     聖母マリア像を中心に24人の聖人や高位聖職者の像が据えられ
     門の中央に立っているのがエンリケ航海王子像(扉の間)
     (ほとんど見えないけど)
   ぞろぞろと西門に人が集まり、わー、順番待ちがすご〜い。。。
   (西門は19世紀、西棟とつなぐ壁に覆われ外部からは見えない)
  
   観光客は西門部分 ↑ から入場するため並びます
   
    我々はその横を失礼してスイスイ、、、申し訳ない感じ
  
  まずはじめに見学したのは「サンタ・マリア教会」
  
     
    
    天に向かって高くそびえる柱は、ヤシの木を模したと言われ
    海をモチーフにした模様が刻まれている
      
  教会に入り左側には、インド航路を発見したバスコ・ダ・ガマの棺、
  そして、右側には、その偉業を一大叙事詩として歌い上げた
  ポルトガル最大の詩人、ルイス・デ・カモンイスの棺がありました。
   バスコ・ダ・ガマの棺 ↓
   
    棺中央にはカラベル船が彫られている ↓
  
      カモンイスの棺↓
  
    
    
        マリア像↑布の衣装を纏っているのは珍しい、、、
    
   一番奥の内陣 ↓
   
     祭壇飾り板は宮廷画家ローレンソの作。
     左側にマヌエル1世と王妃マリア、右側に息子のジョアン3世と王妃の棺↓
   
     棺を支えているはインド象とか、、、インド航路を開拓したからね〜

   (後方上段の聖歌隊席の前には、磔刑のキリスト像が空中に掲げられていて印象的
    でしたが、残念ながら写真撮り忘れ)
   ・・・と思っていたら、娘がかろうじて後ろ姿のお写真を撮っていたそうで、、、
   それが、こちらです ↓
   

   暗い教会内を見てまわり、急に明るい場所に出た!と思ったら、
   そこが修道院の回廊 驚き!
   わーい、とシャター押す母
  
   おっといけない、まだK子さんの熱い説明はつづきますよ・・・
  修道院の食堂↓(建設当時は修道士たちの共同室として使用されていた)に入り、
   
    
   アズレージョに描かれている逸話について詳しく語ってくれました 
   
     この絵の人物がジェロニモス ↓
 
   一連のアズレージョに描かれているのは、小麦(=命)にまつわる話で、
   兄たちに陥れられ、捉えられ奴隷になった弟が、
   飢饉の時に皆を救い、最後は兄たちも許す、、、というお話
  
  
   
 
       
   さ〜、ここからは自由時間!とはいえ、わずか30分(しかもトイレタイムを含め)
   急いで見て回り写真撮らなくちゃ、、、

   ☆ジェロニモス修道院☆  (世界遺産)
    エンリケ航海王子とバスコ・ダ・ガマの偉業を讃え、また新天地開拓へと
    乗り出していく航海の安全を祈願して、マヌエル1世が1502年に着工。
    海外からもたらされた富をつぎ込み、約1世紀をかけて完成した。
    マヌエル様式を代表する壮麗な修道院は、まさに大航海時代の栄華を反映させた
    ポルトガル海洋王国の記念碑と言える。

   
     観光客もぞくぞく増えてるし、みんな撮りたいアングルは同じようで
     納得の一枚を撮るのは至難の技ですよ。。。
     
  
   ※ マヌエル様式とは?
      ポルトガル独特の装飾様式で、天球儀、鎖、縄の結び、サンゴや
      ヤシの木など、大航海時代に関連したものがモチーフとなっている。
      このジェロニモス修道院の他、ベレンの塔や中西部のトマールの
      キリスト修道院などが有名だが、国内の様々な建造物に見られる。
     
   
     回廊の一階はフランス人建設家ポイタック、二階は彼の死後引き継いだ
     ジョアン•デ・カステーリョが手がけた。
     完成度の高さからマヌエル様式の最高傑作といわれる。
  
       一階のデザインの方がスッキリ、洗練されてる気がするなぁ・・・
     
  
   大急ぎで二階への階段を走って登る・・・ゼイゼイ
  
     窓から身を乗り出す子供達を撮るパパ ↑ かわいい♪
     
   
      ↑ 回廊二階から教会方向を見る
  
      名残り惜しいことかぎりなし、止むを得ずこの後、母はトイレに並び、
      娘はギフトショップへ、、、また私たち母娘が最後か、、、
      急いで修道院をでて、集合場所の🅿️まで娘とダッシュ
      なんとか間に合い、バスに乗ってリスボン市内へ。

     蛇足ですが、
     母が急ぎ足で回廊を見て回り、トイレに並んでた30分という短い自由時間に、
     修道院から走って、ナタの有名店「パスティス・デ・ベレン」の行列に並び、
     「パステル・デ・ナタ」を買い、バスに戻ってきたという、同グループに
     強者の女性がいた、と後で知り、吃驚!
     恐るべし! スウィーツ愛

      つづく
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リスボン・ベレン地区

2018年09月18日 16時37分18秒 | ポルトガル 2018年9月

    ポルトガル2日目(9月2日・日・午後)

   「4月25日橋」の下でのランチを終えた一行、バスでベレン地区へ。
   ベレン地区は市内中心部からテージョ川沿いに6㎞西に位置し、
   海洋国ポルトガルの輝かしい大航海時代の歴史的建造物が世界遺産と
   して残されています。

   まずは「ベレンの塔」へ
    

  ※ ベレンの塔
    マヌエル1世の命により1515年に着工。
    建築家フランシスコ・デ・アルーダが指揮し1520年に完成。
    テージョ川を往来する船を監視し、河口を守る要塞として造られるも、
    後に船の通関手続きを行う税関や灯台としても使われる。
    マヌエル様式の優雅なテラスを持つこの塔を、司馬遼太郎は
    貴婦人がドレスの裾を広げている姿にたとえ「テージョの貴婦人」と表現した。
    —地球の歩きかた—
  
     テージョ川の河口近くなので干満の差があるらしく、この時は土台まであらわに。
    
     ミニチュア ↓
     
  とても混雑していて(狭いので入場制限しているらしい)中には入れず、
  ガイドのE子さんの説明を聞きながら、外から眺め、↓ミニチュア前で復習
       
   
    世界中から観光客が訪れていて大人気、、、
   
     ↑マヌエル様式の見本のようなロープの飾り
   
       観光客相手に、カラフルな自撮り棒を売るおじさんも↑売れかな〜?
   
   
    昔、大西洋横断した飛行機が記念に飾ってある
    (実際、リンドバーグが乗りリオデジャネイロまで横断した飛行機らしいです)
   
  公園の端まで歩き、近いけどバスに乗り「発見のモニュメント」まで移動
   
      広場はどこもポルトガルらしいモザイクが敷き詰められてます
  
   「発見のモニュメント」
     ポルトガル旅のパンフレットには必ず載せてある図ですね
     
  ※ 発見のモニュメント
    1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して造られた。
    帆船をモチーフとし、大海へ乗り出す勇壮なカラベル船を手に先頭に立つ
    エンリケ航海王子。そのあとに天文学者、宣教師、船乗り、地理学者など
    この時代に活躍した人々が続く。
    モニュメント前の広場には、大理石のモザイクで世界地図と各地の発見年号
    が記されている。—地球の歩き方—
  
       先頭に立つのが↑カラベル船の模型を持つエンリケ航海王子
       3人目がインド航路を開拓したバスコ・ダ・ガマ
       5人目は世界一周を成し遂げたマガリャンイス(マゼラン)
   
    後ろから2人目には ↑ 日本で布教したイエズス会宣教師フランシスコ・ザビエルも
      (正確には、ザビエルはスペイン人ですけどね、、、)
   反対側から見るとこんな感じ ↓
     
      午後だったのでこちら側からの方がはっきり見えました
      が、ここも大人気スポットでにわかカメラマンでラッシュでした  
   モニュメント前のモザイク地図↓ 楽しいです
   
    
      ポルトガルのかわいらしい風神さま? ↓
   
     オーストラリアとニューギニアの海峡に息を吹き付けてる・・・
    
     ↑ ご覧の通り「日本発見」が1541年とあり、教科書と違いますが、
       これはポルトガル船が豊後に漂着した年のことだそうです。
    さて、そろそろ次へ移動せねば・・・
     
       
    広場を歩き、道路を渡り、公園を通り抜け、いよいよジェロニモス修道院へ・・・

      つづく
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リスボン ランチ@テージョ川

2018年09月17日 19時38分45秒 | ポルトガル 2018年9月

   リスボン2日目(9月2日・日・昼)
 
  シントラからリスボン市内に戻ってきました。
  お待ちかねのランチは、テージョ川にかかる4月25日橋のふもとに並ぶ
  店舗街にあるので、バスを降り、気持ち良い川沿いを歩きます。
  12:30頃〜

  ※ 4月25日橋
    1966年開通した全長2277mのつり橋。上段は車、下段は鉄道専用。
    橋を建造した独裁者サラザールの名にちなみサラザール橋と呼ばれていたが
    1974年4月25日革新派軍人がクーデターを起こし、新政府が誕生。
    ポルトガル人はこの事件を「リスボンの春」と称し、革命を記念して
    4月25日橋と改名した。—地球の歩き方—

   広場にはこんなオブジェも、、、
   元々はプールだったらしいのですが、何の形でしょうか?
  
    ポルトガルの形だそうです。なるほど・・・
    左側のちょっと凹んでる所がリスボンね
  
     4月25日橋をまじかから見上げる
     対岸の「クリスト・レイ」が、うっすら見えますね
   
      ズラーリと飲食店が並ぶ
  
     魚介類専門店が多いです
   「ドカ・ペイシェ」到着
   
       ここがランチのお店
    
        川風が心地いい席です
   天気がよく、喉が渇いていた皆さん「とりあえずビール!」の合唱 (笑)
   母と娘は前菜に合わせ白ワインを注文!
   
      必ず供される美味しいポルトガルのパン↑
   前菜のサーモン
    
       美味しい〜、、、と皆さん大喜び
       冷えたワインもよく合います
   メインは魚介のリゾット ↓
      
      リゾットの上には鯛のフリットがのっていて
      リゾットはトマト味で丁度いい塩加減
  デザートはレモンタルト
    
       スイープせず上手に焼いてありました♪ かなり甘いけど
    ポルトガルで初めてのレストラン、美味しいランチでした
    ごちそうさま〜
   食後、しばし散策タイム、橋の下で涼みました
    
         対岸の「クリスト・レイ」を望みながら、風に吹かれる
    
      日陰に入れば快適です♪
     
       ポルトガルの人って、どこにでも絵を描きたがる!?
       川の中の橋桁にも書いてあったし、、、
    
    
    さー、午後からは、ベレンの塔、発見のモニュメント、ジェロニモス修道院見学!
    バスに乗り込み、ベレン地区に向かいました。

       つづく
    
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ポルトガル(ロカ岬・シントラ王宮)

2018年09月16日 15時33分57秒 | ポルトガル 2018年9月

   ポルトガル2日目(9月2日・日曜)その1

  リスボン2日目のスケジュール(世界遺産巡り)
  バスで、ロカ岬→シントラ王宮→リスボンに戻りランチ、
  午後は、市内観光(バスを使い)
  ベレン地区でベレンの塔→発見のモニュメント→ジェロニモス修道院
  →リスボン市内の広場など周遊→夕方ホテル着(夕食もホテル)

  朝 7:00 モーニングコール
   8:25の集合までに 各自 ホテルにて朝食をすませる
      ということで、7:30前には私達母娘も、地下のレストランへ
      朝食ブッフェ
  
      ↑娘のお皿(あらら、早速2度目の「ナタ」(左側)がのってる 笑)
     
      ↑母のお皿 パン、シリアル類は排除!
     (クロアチアやパラオで炭水化物を採り過ぎ痛い目にあってますからね)
      ケイジョ・フレスコorリケイジャオンらしきフレッシュチーズを
      見つけたので、マルメロジャム?(柿羊羹に似てる)と一緒に味わってみた。
      かぼちゃジャムと合うと本で見た記憶があったので。
   しかし、メンバーの皆さんの行動が早い、、、
   私たちが行った時には、ほとんどの方が朝食を終えられていました。。。
   モーニングコールの時間にはすでに部屋に居ないので、必要なさそう

  8:30  ホテル出発
   
      ↑街の中心をでて、すぐに見えた水道橋
      ローマ人が築いた水道橋はヨーロッパ何処にでも、、ほんと凄いね〜
    ロカ岬到着
  
     ユーラシア大陸の西の端、、、濃霧でほぼ何も見えず!
    
      霧の向こう、かすかに記念碑が見えますが、、、
   
     ポルトガルの詩人カモンイスが詠んだ詩の一節
     「—ここに地果て、海始まる—」が刻まれた記念碑の周辺では
     記念写真を撮ろうと大勢の観光客が順番待ち。。。
      
        皆さんが撮影を入れ替わる瞬間を狙い、やっと撮れた一枚↑
  ここから広がる大西洋の雄大な海原や、断崖下で泳ぐ人などを見てみたかった
  のですが、残念ながら濃い霧に阻まれ、恐る恐る断崖の下をのぞいたりしながら
  少しだけ遊歩道を歩きました
     
    
 
   
  
    霧の中の灯台はチョッと素敵かも
  
    
   
  
    晴れていれば、こんな景色↓ 見られたのにね〜
  
   
   私たちは、崖の下の波飛沫しか見て居ないのですが、
    一応「ユーラシア大陸最西端到達記念証明書」(有料)を頂いて参りました
     
 
  大西洋に後ろ髪をひかれつつ、シントラへ向かいます
  なんだかどんどん青空になっていき、、、
  
   シントラに着く頃にはすっかいいい天気に
  
     シントラの王宮の手前でバスを降り、少し坂を登ります
    
        お土産やさんやカフェがオープンし始めてます
     
        カラフルなアイス! 娘の足が止まる、、、笑
   すぐに王宮が見えてきました ↓
  
    白い2本の煙突が目印
   西洋人にもとても人気のあるシントラなので、まだ早い時間ですが
   そろそろ混み始めています
  
   日本語ガイドのE子さんによると
   《シントラ》とは、ケルト民族の言葉「シンティア」に由来し
   「月の山」という意味とのこと。
  ※ シントラは、イギリスの詩人バイロンが「この世のエデン」と讃えた
    美しい景観で有名、世界遺産です。
   街の王宮の他にも、山の緑に点在する豪奢な城、貴族の別荘などの建物も素敵で、
   謎めいた物語を想像させる雰囲気を醸し出している〜♪
 
   今回のツアーでは、残念ながら王宮(歴史は最も古い)のみの観光ですが、
   あのノイシュヴァンシュタイン城を造ったルートヴィッヒの従兄弟
   フェルディナンド2世がドイツから建築家を呼び、1885年に完成させた
   イスラム、ゴシック、ルネッサンス、マヌエルなど各様式が混在する
   〈ペーナ宮殿〉や、
   ブラジル人富豪が、17世紀の別荘を改装した摩訶不思議な〈レガイラ宮殿〉、
   など、母としては、じっくり歩いてみたい場所が多い街。

   ☆ シントラ王宮 ⭐︎
   イスラム教徒が残した建物をディニス王が居城とし、14世紀にはジョアン1世が
   増改築を行なった。ジンボルとなっている2本の煙突は、この時代に造られたもの。
   その後も、マヌエル1世時代に増築され、ムデハル、ゴシック、マヌエル、ルネッサンス
   など多様な建築様式が見られる。 —地球の歩き方—
  
  いよいよ王宮へ
    まずは ↓“白鳥の間”
    
     27羽の白鳥が違ったポーズをとっています
  
   
    あまり綺麗ではなかったという可哀想な王妃の逸話に苦笑しつつ眺めた肖像画
 
  
   
  
     
   
         庭から見えるシンボルの煙突↑
   “カササギの間” ↓
   
    天井一面にカササギの絵が描かれている
   
    王宮内で女官たちの噂話で困った立場に陥った王が「良かれと思って」と、
    言い逃れをするためカササギになぞらえた?らしいです
  
   
      
     この時、“カササギの間”は当時のテーブルセッティングで飾られていました
    
     食器棚や家具の木彫り彫刻も凝っています
  
     天球儀 ↓
  
    タペストリーも古い
   
   中庭
     
       昔は山から水を引いていた ↑↓ ムーア時代の名残りですね
     
   王宮から見えた〈ムーアの城跡〉↓
  
    霧がかかっていることが多いシントラが好天
  
       
   ガレー船を模した天井の部屋 ↓
   
      
     
   

    
  いよいよ王宮のクライマックス・・・
    “紋章の間”へ
   
    狩猟の風景を描いたアズレージョと凝った天井が見事!
    
  
     
    素晴らしい部屋で大人気なため、人が多いのが難点。。。
  
      
     女性の足に変な絵が描かれているアズレージョ↓
     
       こんなイタズラ、ガイドのE子さんに教えてもらわなきゃ気づかなかった
 
  
   
    大航海時代に東洋から持ち帰ったお宝も展示されています
  
     小さな礼拝室
     
    壁の模様の一部↓
  
     あちこちにムデハルの影響がみられます
  
   
  

    
     タイル装飾も凝ってるね〜
  
     
      重厚な家具
    
      ↑ イエスに乳を与えるマリアという珍しい図の木彫り
        授乳中のマリア像なんて他のカソリックの国で見たことないなあ・・・
    
  
   調理室(台所)
    
   
       かまど
   
   
     オーブン↑
   
      調理台 ↑
  
     外から見える大きな煙突の穴↑ 中から見上げると穴は意外と小さい、、、
      保温庫 ↓
   
         一番下に薪などを置いて庫内を温める
    
        スパイス保管箱 (厳重に何重にも鍵がかけられていた)
    
       
    

   涼むための場所 (アズレージョはひんやり冷たいので最適!)
   
    それにしても贅沢な作りですよね〜
   
    天井がウエッジウッドみたい・・・
 

    
   庭から王宮のシンボル煙突が見えるところに到着、
      
   華麗なる王宮観光も、これにて終了  ふうう、、、(ため息) 
  この後、トイレに並び、ハガキを買ったら自由時間は終わり、、、
  
       王宮前の広場からみたシントラの街 ↑
    街の通り ↓
 
     
    避暑地だけに、涼しげな休憩所も↓
  
   
  バスに集合し、
  リスボン市内へ戻りランチです。

      つづく
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1日目のおまけ その2

2018年09月14日 17時19分16秒 | ポルトガル 2018年9月

   1日目の写真、再追加します

   ホテル内の写真はアップしたので、
   夕方〜夜、ホテル近郊の散策と軽食の写真を追加します。
     
   ホテルの道を挟み隣に教会があり、30分ごとに鐘がなり
   ヨーロッパにいることを実感、旅情を感じさせてくれました。
  
   初日から、教会や街で多くのアズレージョを目にできました
  

   
    ポルトガルの町にはカフェが多いのですが、
    ファルマシア(薬局)の看板もよく見かけました
  
   ↑ エドアルド7世公園への道をホテルの人に聞いて歩いてみた
     細い通り抜けの近道は、本当に近道だった!
  公園は、広々と広がっていて、気持ちがいい所です
   

    

  

    

  
     さすが娘! 気短な母と違い、じっくり人が消える瞬間を待って撮ってる、、、
  
    ほんとに気持ちがいいんですよ
    ここからずーっと真っ直ぐ大きな並木道を下っていけばリスボンの繁華街
    そしてテージョ川に突き当たります
   
     ドッグランもあり、犬たちが駆け回ってました
     公園周辺にはホテルが多く、
     ポンパル公爵広場横には日本大使館も。
  公園を後にデパ地下に向かいました
     その途中でポルトガルのゆるキャラくんと遭遇、
     子供たちに人気なのは万国共通、写真撮ってましたよ↓
      
   
  「エル・コルテ・イングレス」デパ地下到着
    寿司コーナーや、ビール&タパスバーが人気で混んでました
   スープ屋さんにて↓
    
      ↑ 母のチョイス(野菜のソッパ、サラダ、フレッシュジュースのセット)
    
       ↑ 娘のチョイス 石のスープセット
   
        豆と肉(モツ)がたっぷり!すごいボリューム満点!
   
       ビファナらしき肉サンドも付いてる 太るぞー
     
        このボリュームで娘は€5.6 、母のは少し高くて€8弱だったかな、、、
  
    デパ地下から地上に出て、腹ごなしの散策開始
   
      なんか一気に暗くなってきた。。。
    
       舗道に光る街の灯りはロマンティック
       でも、初リスボンの女二人には、なんか心もとなくて、、、
   
      うどん屋の灯りに思わずニンマリ、頑張って歩きつづけ、、、
   やっとのことで↓「パティスラリア・ベルサイユ」発見!
  
      
        確かに、このカフェはレトロでロマンティクな雰囲気
        でも、ホテルからは遠すぎた、、、、
        周辺の建物も見所多く素敵らしい、とのことですが、
        この時は暗いし、疲れてしまって
     ズラーリと長いショウケースにはお菓子がいっぱい。
     席につき、 母は「カフェ」(エスプレッソ)を
  
    ↑娘は、ポルトガル上陸記念、初「パシュテル・デ・ナタ」を注文、
     胃袋大丈夫かな〜?心配になりますね。。。 
     (この後、娘は旅の間何処でも「パシュテル・デ・ナタ」を食べ比べ続けます・・・)
   お隣席、観光客らしきアメリカ人の高齢ご婦人二人のテーブルにはアイスクリーム、
   興味深げに建物内や周りの客の食べ物をチェックしています、、、
   でも、アイスクリームを残し名残惜しそうに帰って行ったので、
   母の感想通り、味は大したことない店かも、、、
   さあ、遅くなったので、ホテルに戻らなきゃ・・・
   

     これで、本当に1日目の記録終了。お疲れ様でした。
     この調子で、年内に旅記録が終わるのか? 無理かも、、、笑

   2日目はロカ岬→シントラ王宮→リスボンベレン地区 の予定です

      つづく
      
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