菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

反対討論者がいなくても、賛成討論はできる

2010年12月11日 22時10分43秒 | 議会

 県議選挙、笠間市議選挙が最終日を迎えた。私の選挙応援も、一区切りついたので、ブログを再開いたします。

 11月26日、「残土疑惑」をめぐって、「100条委員会設置」の提案があった。全員協議会では、怒号もとびかうほどの喧々諤々の討論があった。賛否相半ばする状況であった。結論は、本会議に持ち込まれた。

 はじめに質疑、そのあと討論となる。質疑では、「たしかに疑問はあるが、いきなり100条委員会設置はいかがなものか?」という、消極的反対が何人かからだされた。質疑なのに、討論になってしまっていた。

その後、討論に移った。討論では、反対討論、賛成討論の順にするのが決まりになっている。ところが反対討論者はいない。そこで、私が手をあげて、「反対者がいないなら、私が賛成討論します」と手をあげた。ところが、議場から「反対討論がいないのに、賛成討論はできるのか。できないのではないか」との声がでた。

 今回は、「じゃあ、俺が反対討論をする」と、増田昇議員が反対討論をかってでてくれた。しかし、私は、反対討論なしで、賛成討論ができないのは理屈に合わないと思っていたので、事務局に、終わってから、問いただしてみた。事務局長の答弁は、「できます」との答えだった。

 そこで、12月9日の全員協議会で事務局から、周知のための報告をしていただいた。

 採決の結果は、賛成9、反対11(欠席1)で、100条委員会設置は否決された。

 

 


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