ジュゴン掲示板

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辺野古・違法アセス訴訟集中審理(後半2日目)報告

2012年02月02日 | ジュゴンブログ
昨日に続き、那覇地方裁判所にて「辺野古・違法アセス訴訟」集中審理が行われました。
朝の集会では、防衛省の政治介入について厳しく批判し、「真部は確信犯だ」と様々な形
で抗議していくことが報告されました。


陳述を前に決意表明する3名の証人。(右から桜井さん、花輪さん、真喜志さん)


朝の集会の最後は、団結ガンバロー

最初の陳述は、桜井国俊さん(沖縄大学)でした。
「ジュゴンの絶滅リスクを予測する定量的影響予測手法(PVA)が必要である」「石垣島のカンムリワシの時にも使った手法」
「辺野古アセスはやり直すべき」

続いて花輪伸一さんです。
「非科学的な辺野古アセス評価書に関して」と題して、アセス前後に行われた「現況調査」なるものを批判。
また、海草藻場の保全に関しては、「分布域の変化が台風などの影響で激しい中、広範囲の保全が必要」
「評価書では、生物多様性については触れられていない」と批判。「科学的でも合理的でもないこれまでで
最悪のアセス」であり「アセスをやり直すべき」と断罪しました。

最後は真喜志好一さんです。
「オスプレイの配備は方法書に記載されていない。虚偽記載だ!」、埋め立てによる潮流予測にかんして、
「50mメッシュ~格子の間隔では、正確な海底の形状を再現できず、ジュゴンの通り道である~クチを計算できない」
「オスプレイの虚偽記載、潮流計算虚偽記載のため方法書からやり直すべき!」と訴えました。

今後は、高見沢元局長の証人採用が注目されます。(フロッグマン)