名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

棋聖宗歩問題集20211226

2021-12-26 | 天野宗歩研究

後手番天野先生の手を考えます。

 

後手の作戦勝ちになります。

A 42角  B 55歩  C 53銀

 

第2問

 

自然に攻めることができます。

A 64歩  B 45歩  C 49角

 

第3問

 

1歩損をしているので、先手に自陣角を打たせた以上の効果が欲しいです。

A 44銀右  B 49角  C 27角

 

第4問

 

と金取りですが。

A 58と  B 54桂  C 19と

 

第5問

 

まぎれがない寄せ方です。

A 83同飛  B 78金  C 78成香

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天野宗歩研究(2);左美濃対矢倉(久田彌三郎)

2021-12-26 | 天野宗歩研究

今日の棋譜20211226

1834年2月(と書いていますが、これは旧暦ではないかとおもいます)久田彌三郎先生と平手です。

97歩84歩26歩85歩77角34歩66歩のスタート、角換わりでなければ雁木か矢倉でしょうか。

天野先生も角で2筋の歩交換を防ぎます。

42角と引いて8筋の歩交換+角交換が受かりませんね。雁木も間に合わないです。現代的には後手の作戦勝ちです。

久田先生は左美濃へ。今のAIが好みそうな陣形です。1834年というのは江戸後期で、美濃囲いは一般的になっていたのでしょう。相居飛車での左美濃が流行していたとは驚きますが、予定通りだったのか、やむを得ずだったのかはわかりません。

天野先生は8筋の歩+角を交換します。

42金上なのですね。これは

凹矢倉から片矢倉へ。天野矢倉とも呼ばれますから、天野先生の得意な形でした。

対して久田先生は6筋の位を取って66銀の形、振り飛車ならば好形なのですが、相居飛車で角を交換しているから、隙ができるだけ損です。早繰り銀から攻めたら互角だったでしょう。こういうところも中央重視、位取り重視の時代だったのかと感じるところです。

さらに7筋の位も取るのですが、さらに隙ができるので感心しません。後手から86歩同歩同飛87歩66飛同金39角の筋はまだ何とかなるのでしょうけれど。

天野先生は53銀~64歩。64同歩同銀65歩75銀同銀39角のねらいですね。

久田先生は飛の早逃げで、68飛65歩同銀とするのですが、後の展開を考えれば、57角65歩同銀とすれば自由がありました。

天野先生も4筋の位を取った

のではなくて46歩同歩47歩。歩ではなくて47角かと思いましたが、このほうが良いのでしょう。27角もありました(48飛に47歩を打つ)。このねらいは59角なので

57角に27角。昨日並べた将棋のように、天野先生が角を打ち合うと有利になっているようです。馬作りは受かりません。

久田先生は8筋の歩を伸ばします。

天野先生の24歩同歩同銀は大胆ですが、1歩得るのと、後に28歩を打とうということなのでしょう。28飛には33金寄か35銀か。

45歩35歩65歩、これは65同歩に74歩同歩46角のねらいです。

33桂64歩、64同銀が普通でしょうが、

66歩同角(66同金には45桂46角48歩成か)64銀

44歩34金65歩53銀、形が乱れたのはちょっと損をした感じです。

55歩同歩74歩は、74同歩に55角のねらい。

44金84歩、これは73歩成同桂74歩のねらい。

74同歩に72歩、久田先生は歩の手筋で動く棋風のようです。

48歩成に同角ではないかと思ったのですが。すぐに悪くなることもないので後手は28歩くらいだったでしょう。69飛と逃げて

59と79飛28歩、このほうが損をしていると思います。

桂を取り合って

68銀の と金取り。58と49飛同と と飛をさばくつもりだったのですが、54桂を打たれて77角66歩ではじり貧です。

59飛同馬同銀66桂、これでかなりの駒損になり、

飛桂交換ですか。天野先生の寄せは87歩同銀86歩、先手玉周りの形を乱して飛を打ち込もうと。86同銀は87歩ですし、

76銀には19と で87香ねらい。

久田先生は63角を打ってから、桂で受けて粘るのですが。

69飛68銀75歩、取っても逃げても味が悪いです。

75同銀に87香、これもどう応じても駒を取られます。

77玉89香成

84歩54桂。金を逃げても望み薄ですが、長くはなったでしょう。

74角成66桂同銀、さっぱり指しましたが、駒損というか、後手の戦力が強化されただけです。

67歩同金79成香、ここで83歩成に

同飛同馬85金まで。87歩成同玉95桂と打ち換えて、77玉86角88玉87歩98玉68飛成同金89銀というちょっと難しい詰み筋の詰めろでした。

 

相居飛車での左美濃は今のAIが好むのですが、そのあとの指し方はこの当時の人が思い浮かぶものではないです。天野先生が作戦勝ちから馬を作って順当に勝ったという理解をしておきます。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1834/02/12
手合割:平手  
先手:久田彌三郎
後手:天野宗歩
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 2六歩(27)  
   4 8五歩(84)  
   5 7七角(88)  
   6 3四歩(33)  
   7 6六歩(67)  
   8 3二銀(31)  
   9 2五歩(26)  
  10 3三角(22)  
  11 7八銀(79)  
  12 5四歩(53)  
  13 5六歩(57)  
  14 6二銀(71)  
  15 5八金(49)  
  16 4二角(33)  
  17 6七金(58)  
  18 3三銀(32)  
  19 6八玉(59)  
  20 5二金(61)  
  21 7九玉(68)  
  22 8六歩(85)  
  23 同 歩(87)  
  24 同 角(42)  
  25 同 角(77)  
  26 同 飛(82)  
  27 8七歩打    
  28 8二飛(86)  
  29 4八銀(39)  
  30 4二金(41)  
  31 8八玉(79)  
  32 4四歩(43)  
  33 5七銀(48)  
  34 4一玉(51)  
  35 6五歩(66)  
  36 3二玉(41)  
  37 6六銀(57)  
  38 4三金(52)  
  39 7五歩(76)  
  40 5三銀(62)  
  41 7七銀(78)  
  42 6四歩(63)  
  43 6八飛(28)  
  44 6五歩(64)  
  45 同 銀(66)  
  46 6四歩打    
  47 7六銀(65)  
  48 4五歩(44)  
  49 7八金(69)  
  50 4六歩(45)  
  51 同 歩(47)  
  52 4七歩打    
  53 5七角打    
  54 2七角打    
  55 8六歩(87)  
  56 4九角成(27)
  57 8五歩(86)  
  58 2四歩(23)  
  59 同 歩(25)  
  60 同 銀(33)  
  61 4五歩(46)  
  62 3五歩(34)  
  63 6五歩打    
  64 3三桂(21)  
  65 6四歩(65)  
  66 6六歩打    
  67 同 角(57)  
  68 6四銀(53)  
  69 4四歩(45)  
  70 3四金(43)  
  71 6五歩打    
  72 5三銀(64)  
  73 5五歩(56)  
  74 同 歩(54)  
  75 7四歩(75)  
  76 4四金(34)  
  77 8四歩(85)  
  78 7四歩(73)  
  79 7二歩打    
  80 4八歩成(47)
  81 6九飛(68)  
  82 5九と(48)  
  83 7九飛(69)  
  84 2八歩打    
  85 7一歩成(72)
  86 2九歩成(28)
  87 8一と(71)  
  88 同 飛(82)  
  89 6八銀(77)  
  90 5四桂打    
  91 5九飛(79)  
  92 同 馬(49)  
  93 同 銀(68)  
  94 6六桂(54)  
  95 同 金(67)  
  96 8七歩打    
  97 同 銀(76)  
  98 8六歩打    
  99 7六銀(87)  
 100 1九と(29)  
 101 6三角打    
 102 8四飛(81)  
 103 8五歩打    
 104 8二飛(84)  
 105 7九桂打    
 106 6九飛打    
 107 6八銀(59)  
 108 7五歩(74)  
 109 同 銀(76)  
 110 8七香打    
 111 7七玉(88)  
 112 8九香成(87)
 113 8四歩(85)  
 114 5四桂打    
 115 7四角成(63)
 116 6六桂(54)  
 117 同 銀(75)  
 118 6七歩打    
 119 同 金(78)  
 120 7九成香(89)
 121 8三歩成(84)
 122 同 飛(82)  
 123 同 馬(74)  
 124 8五金打    
 125 投了        
まで124手で後手の勝ち

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棋聖宗歩問題集20211225

2021-12-25 | 天野宗歩研究

手合い集にも次の一手の問題が載っていますが、参考にしてはいません。大山先生の時と同じように、3択で難問か出題します。ノーヒントで棋譜を並べる前に考えれば難しいです。棋譜を並べた後ならば復習問題です。

 

後手番天野先生の手を考えます。

第1問

 

先手は39角の筋を避けるために自陣角を打ってきました。リードを広げるチャンスです。

A 38歩  B 72角  C 34歩

 

第2問

 

これがねらい筋です。

A 16歩  B 24歩  C 54歩

 

第3問

 

どう応じても良いのですが、本筋はこれです。

A 43銀  B 67角成  C 62飛

 

 

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天野宗歩研究(1);角換わり(久米可六)

2021-12-25 | 天野宗歩研究

今日から天野宗歩先生の棋譜を並べてみます。内藤国雄先生の棋聖天野宗歩手合集をもとに117局+43局、時系列ではなくて、本の記載順です。

 

今日の棋譜20211225

1833年(天保4年)、天野先生は満年齢で18歳です。Wikipediaによると五段でしょうか。対戦相手は久米可六先生で、平手です。

久米先生の先手で角換わりです。

現代ならば後手の棒銀や早繰り銀を気にするところですが、まだ出てこないでしょうから78金ではなくて78玉型に。

64歩と56歩、内藤先生によると後手の64歩のほうが新手というか新構想というか、

初めて角換わり腰掛銀が指された一局だとしています。

久米先生は早繰り銀で

中央の位を取ります。戦前の将棋と同じで、中央を重視するのが当たり前だったのでしょう。

片矢倉(そういえば天野矢倉とも呼ばれますね)にしてから35歩の攻め。

3筋の位を取るところは、現代では36歩~35銀としますが。

それから銀を立て直します。3筋が気になりますが、当時ならば理想形だと思われていたか。

だけど45歩同歩同銀などと動くと65歩同歩39角の筋ができてしまいます。後手の天野先生が両端の位を取って待っていたからでしょう。そこで久米先生は苦心の57角でしたが、天野先生も72に自陣角を打ちます。角の働きは後手のほうが良いですね。後手の作戦勝ちです。

久米先生は45歩同歩同銀とはできないので65歩同歩同銀と動きましたが、天野先生は36歩の垂らし。37歩成同桂36歩のねらいですから、先手は27飛か38飛か48角ですが、どれも利かされです。

38飛に16歩。16同歩は18歩同香37歩成同桂27角成など。カウンターが決まって後手有利として良さそうです。久米先生としては27飛として17歩成に備えていたほうがましだったでしょうか。

45歩同角34歩同銀右54歩、「不利な時には戦線拡大」です。一応は角の詰めろですが、67角成同金47金とされても悪そう。

天野先生は筋よく62飛64歩73桂。74銀には64飛73銀不成67飛成同金47金(とか56金とか)。64歩では66歩のほうがましだったかもしれません。

久米先生は66銀65桂同銀と我慢しましたが、駒損で受けているだけですから劣勢です。

55銀は66歩ねらいの厳しい手でしたから、56桂の受け。

天野先生は66歩同金を同銀(同角64飛同銀56角)と取らなくて64銀、こちらでも十分すぎるようです。

先手は64同銀同飛55金の返し。ですが飛を取られても56角が王手飛車ですね。角金交換も構わないので、64飛はどこに逃げても、逃げなくても問題ないところです。

天野先生は格好よく65飛とただ捨てです。捨てるつもりならば54飛のほうがお得だったかな。

と思うのは45金を同飛と取るのではなくて同銀だったからですが。もう先手に適当な受けがありません。

66銀に56銀

65銀57銀成同金。飛金交換の駒損ですが、後手玉は堅く、攻め駒は4枚あります。

45桂66金69銀。69同玉には47角という寄せの組み立てでした。

77玉に37歩成、清算すると59角の王手飛車で、ここまで。

 

天野先生の作戦勝ちで、自陣角の打ち合いでも差がつき、先手が暴れてきたところを無理なく反撃するという理想的な勝ち方でした。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1833/05/19 
手合割:平手  
先手:久米可六
後手:天野宗歩
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 2六歩(27)  
   4 8五歩(84)  
   5 2五歩(26)  
   6 3二金(41)  
   7 7七角(88)  
   8 3四歩(33)  
   9 8八銀(79)  
  10 7七角成(22)
  11 同 銀(88)  
  12 2二銀(31)  
  13 4八銀(39)  
  14 3三銀(22)  
  15 6八玉(59)  
  16 6二銀(71)  
  17 7八玉(68)  
  18 4二玉(51)  
  19 5八金(49)  
  20 6四歩(63)  
  21 5六歩(57)  
  22 6三銀(62)  
  23 5七銀(48)  
  24 5二金(61)  
  25 6六歩(67)  
  26 5四銀(63)  
  27 6七金(58)  
  28 4四歩(43)  
  29 4六銀(57)  
  30 7四歩(73)  
  31 5五歩(56)  
  32 4三銀(54)  
  33 6八金(69)  
  34 3一玉(42)  
  35 3六歩(37)  
  36 9四歩(93)  
  37 3五歩(36)  
  38 2二玉(31)  
  39 3四歩(35)  
  40 同 銀(43)  
  41 3五歩打    
  42 4三銀(34)  
  43 5七銀(46)  
  44 9五歩(94)  
  45 5六銀(57)  
  46 1四歩(13)  
  47 4六歩(47)  
  48 1五歩(14)  
  49 5七角打    
  50 7二角打    
  51 6五歩(66)  
  52 同 歩(64)  
  53 同 銀(56)  
  54 3六歩打    
  55 3八飛(28)  
  56 1六歩(15)  
  57 4五歩(46)  
  58 同 角(72)  
  59 3四歩(35)  
  60 同 銀(43)  
  61 5四歩(55)  
  62 6二飛(82)  
  63 6四歩打    
  64 7三桂(81)  
  65 6六銀(77)  
  66 6五桂(73)  
  67 同 銀(66)  
  68 5五銀打    
  69 5六桂打    
  70 6六歩打    
  71 同 金(67)  
  72 6四銀(55)  
  73 同 銀(65)  
  74 同 飛(62)  
  75 5五金(66)  
  76 6五飛(64)  
  77 4五金(55)  
  78 同 銀(34)  
  79 6六銀打    
  80 5六銀(45)  
  81 6五銀(66)  
  82 5七銀成(56)
  83 同 金(68)  
  84 4五桂打    
  85 6六金(57)  
  86 6九銀打    
  87 7七玉(78)  
  88 3七歩成(36)
  89 投了        
まで88手で後手の勝ち

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大山将棋問題集20211224

2021-12-24 | 大山将棋研究

問題集もこれで最終回です。

 

後手番二上先生の手を考えます。

第1問

 

これでも苦しいはずですが、この1局の方針になります。

A 46歩  B 42飛  C 56歩

 

第2問

 

駒損もかなり消えて、逆転しているようです。攻めるのはここ。

A 46歩  B 26角  C 75歩

 

第3問

 

これで寄せ合いが間に合っていると読んだのです。

 A 41歩  B 55歩  C 66桂

 

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大山将棋研究(2211);陽動中飛車(二上達也)

2021-12-24 | 大山将棋研究

今日の棋譜20211224

昭和38年3月、二上達也先生と第12期王将戦第6局です。

大山先生の先手で矢倉です。

64歩と46歩の対抗ですが、

二上先生が中央の位を取り、

中飛車へ。

大山先生は67金左から78玉の形で待ちます。

二上先生の玉は右ですね。陽動中飛車ということになりました。

43銀型を作れずに43金

先手の飛が5筋に移動したので、左銀は53へ。

矢倉と木村美濃の対抗では玉が薄く、後手の作戦負けです。なにしろ二上先生の振り飛車なんて珍しすぎます。

大山流をまねて金銀は次第に玉の周りに集めていきます。

62銀を引いたので、銀冠に組みなおすのだと思ったのですが、

なぜか62に戻っています。単なる手待ちならば作戦負けがひどいということになるわけですが。

大山先生の飛は89へ。二上先生の42飛は特にねらいがあるわけではありません。

大山先生は4筋の位も確保して、玉を引いて8筋を攻めるようです。こんなことをしないで銀冠に組んでいる方がきれいですけど。

52飛85歩同歩同桂

84歩73桂成同銀までは良いとして、もう一回77桂を打つのですか。

継ぎ歩で攻めているという感覚なのでしょう。85同歩には95歩同歩54歩同金92歩同香93歩同香85桂と攻めるつもりでしょうか。65歩同歩54歩同金53歩という攻め方でしょうか。

後手の55歩には84歩82歩が入って

44歩同金45銀、これならば攻めは切れないか。

二上先生は42飛の受けではなくて、54桂57角46歩。48歩の受けならば42飛かな。

44銀同角43金。この両取りは痛そうですが。

47歩成39角56歩、「両取り逃げるべからず」だけど、角を取られたらひどいでしょう。

大山先生は53歩同角52金、歩切れを気にしない癖が出ましたし、ただで角を取らないのですね。後で45桂を跳ねる方が筋が良いということでしょうか。

52同銀51飛61銀打

21飛成58と。駒得ではありますが、後手の攻めも嫌らしく見えます。

88玉84銀

56金95歩。89飛は攻めに働いていませんし、先手玉が安定していないです。ならば攻め合いしかないでしょう。

でももう少し面倒を見るのですか。67金68金

58銀同金までは良いとして、この59歩は

49金と遊ばせて十分だと考えたのですが、57角と逃げるので後手を引いています。端も謝らせされて、

46歩45桂44角53桂打。やっと寄せ合いです。59歩を打ったので53歩と打てなかったのですね。53歩ならば52歩成~61と が厳しかったのですが、61桂成ではちょっと甘いのです。

47歩成を手抜けずに68角、55歩を打たれては61桂成しかないでしょう。

56歩62成桂41歩、後手は妙に粘りが利きます。

52成桂66桂。これで78桂成同玉57歩成は詰めろになっているでしょう。

41竜71金打、金を使わせても後手玉に詰めろもかからないので、79金と逃げますが、

57歩成44竜68と。もう駒得なんて意味がありません。後手玉は安全なので受け切るしかないですが、

68同金57と

57同金78角。87銀~89角成を受けられず、ここまで。大山先生は王将を失冠しました。

順当にいけば二上時代が来るところなのですが、大山先生の全盛期はこれからです。

 

二上先生の振り飛車が最後に来るとはびっくりしました。駒損で粘っているのでうまくはないですが、小駒だけの攻めで追いつくとは。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1963/03/19
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:二上達也8段
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 7八銀(79)  
   4 3四歩(33)  
   5 7七銀(78)  
   6 6二銀(71)  
   7 2六歩(27)  
   8 4二銀(31)  
   9 4八銀(39)  
  10 3二金(41)  
  11 7八金(69)  
  12 6四歩(63)  
  13 3六歩(37)  
  14 6三銀(62)  
  15 5八金(49)  
  16 7四歩(73)  
  17 6九玉(59)  
  18 5四歩(53)  
  19 2五歩(26)  
  20 3三銀(42)  
  21 4六歩(47)  
  22 7三桂(81)  
  23 6六歩(67)  
  24 5五歩(54)  
  25 4七銀(48)  
  26 5二飛(82)  
  27 6七金(78)  
  28 6二金(61)  
  29 7八玉(69)  
  30 9四歩(93)  
  31 7九角(88)  
  32 4四歩(43)  
  33 5六歩(57)  
  34 同 歩(55)  
  35 同 銀(47)  
  36 6一玉(51)  
  37 5五歩打    
  38 7二玉(61)  
  39 9六歩(97)  
  40 1四歩(13)  
  41 6八金(58)  
  42 4三金(32)  
  43 5八飛(28)  
  44 4二銀(33)  
  45 8八玉(78)  
  46 5三銀(42)  
  47 7八金(68)  
  48 3三角(22)  
  49 1六歩(17)  
  50 8二玉(72)  
  51 4五歩(46)  
  52 7二金(62)  
  53 3七桂(29)  
  54 6二銀(53)  
  55 4六角(79)  
  56 4二飛(52)  
  57 2八飛(58)  
  58 2二飛(42)  
  59 8六歩(87)  
  60 5三金(43)  
  61 6八銀(77)  
  62 8一玉(82)  
  63 7七桂(89)  
  64 7一銀(62)  
  65 2九飛(28)  
  66 6二銀(71)  
  67 8九飛(29)  
  68 4二飛(22)  
  69 4四歩(45)  
  70 同 金(53)  
  71 4五歩打    
  72 4三金(44)  
  73 7九玉(88)  
  74 5二飛(42)  
  75 8五歩(86)  
  76 同 歩(84)  
  77 同 桂(77)  
  78 8四歩打    
  79 7三桂成(85)
  80 同 銀(62)  
  81 7七桂打    
  82 5四歩打    
  83 8五歩打    
  84 5五歩(54)  
  85 8四歩(85)  
  86 8二歩打    
  87 4四歩(45)  
  88 同 金(43)  
  89 4五銀(56)  
  90 5四桂打    
  91 5七角(46)  
  92 4六歩打    
  93 4四銀(45)  
  94 同 角(33)  
  95 4三金打    
  96 4七歩成(46)
  97 3九角(57)  
  98 5六歩(55)  
  99 5三歩打    
 100 同 角(44)  
 101 5二金(43)  
 102 同 銀(63)  
 103 5一飛打    
 104 6一銀打    
 105 2一飛成(51)
 106 5八と(47)  
 107 8八玉(79)  
 108 8四銀(73)  
 109 5六金(67)  
 110 9五歩(94)  
 111 6七銀(68)  
 112 6八金打    
 113 5八銀(67)  
 114 同 金(68)  
 115 5九歩打    
 116 4九金(58)  
 117 5七角(39)  
 118 9六歩(95)  
 119 9八歩打    
 120 4六歩打    
 121 4五桂(37)  
 122 4四角(53)  
 123 5三桂打    
 124 4七歩成(46)
 125 6八角(57)  
 126 5五歩打    
 127 6一桂成(53)
 128 5六歩(55)  
 129 6二成桂(61)
 130 4一歩打    
 131 5二成桂(62)
 132 6六桂(54)  
 133 4一龍(21)  
 134 7一金打    
 135 7九金(78)  
 136 5七歩成(56)
 137 4四龍(41)  
 138 6八と(57)  
 139 同 金(79)  
 140 5七と(47)  
 141 同 金(68)  
 142 7八角打    
 143 投了        
まで142手で後手の勝ち

 

大山将棋研究はこれで終わりです。

大山康晴全集は第3巻から並べ始めて、絶局までを補い、第2巻、第1巻と逆順で並べ切りました。最初は観戦記のあるところを並べてしまったので、総譜で並べ直した重複があるのですが、香落ちと平手は全部並べたはずです。6年もかかりましたが、いろいろ学べたと思います。

次は天野宗歩先生の将棋を並べるつもりです。またおつきあいください。

 

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大山将棋問題集20211223

2021-12-23 | 大山将棋研究

後手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

駒得は消えそうで、指しにくくしたかもしれません。なので勝負手です。

A 75歩  B 84香  C 56銀

 

第2問

 

先手の底歩が手堅いようで、そうでもなかったのです。

A 99角成  B 41香  C 24歩

 

 

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大山将棋研究(2210);四間飛車に中央位取り(二上達也)

2021-12-23 | 大山将棋研究

今日の棋譜20211223

昭和38年3月、二上達也先生と第12期王将戦第5局です。

大山先生の四間飛車です。

二上先生は急戦のようですが

まだ左46銀(斜め棒銀)はない時代で、あるのは45歩急戦か棒銀くらい。32銀型で待たれていたので選びにくくて(37銀45歩33角成同銀は一局ですが)中央位取りに。

右桂を跳ねる急戦のほうです。まだ6筋の歩を交換する持久戦は指されていない頃でしょうか。

45歩同歩同桂の急戦は失敗するので45同銀、1歩交換してゆっくり指す予定ですが、

後手に44歩を打ってもらえるわけではないので、51角に79角の引き角です。中央位取り+引き角という戦法はあり得ます。後手が13香の形だというのも影響していて、この当時は振り飛車に12香の発想がなかったようです。

33角55角と一度戻って

また51角に24歩同歩79角。今度は33角に44歩とか22歩とか。2筋の突き捨てが入っている方が得だというわけでした。

大山先生は33桂56銀21飛と受けたのですが、

先手の25歩を取れないので指しにくそうです。とりあえず54歩を突いて

24歩62角

23歩成27歩同飛26歩。33と27歩成43と同金32銀は37と が利くので後手有利でしょう。

二上先生はさっぱりと26同飛同角33と。飛と桂歩2の交換+と金でどうか。

44銀34と55銀

55同銀同歩13角成。飛と桂香の2枚替え、馬と金付きです。

47歩同金49飛(37角成ねらい)

58銀19竜27香、これで角が取れるので、駒の損得はないようなものです。

63金43と75歩、玉頭に手が付きました。

26香同飛53と、取れば35角とか35馬とか。

76歩53と同銀、これで先手の駒得になりました。玉頭の嫌味をどうするかですが、

75歩72香は互いに攻防の手で、

68玉75香78歩、先手玉が右翼に逃げ出せそうで、二上先生が有利になっているでしょう。

53金74銀43角というのは、寄せの手順のような、上部開拓のような。攻めるだけならば54歩を打ちたかったですが、後手に56香を打たれるのもなあ、ということもあっての選択でしょう。

72金54角成、これで55歩を取り払えば

と思ったのですが、63銀打に86桂でした。

銀馬銀と取り合って、金銀の数がずいぶん違いますね。先手有利か優勢のはずですが。

88角49歩。これが手堅いようでもおかしかったのかもしれません。(何か受けないと56香~48竜同金79銀の筋があった。)

底歩には41香が痛くて、59金は薄い受けです。

46歩同金99角成という図は先手の難局です。63銀から攻めても勝てないでしょう。

66銀89馬75銀

65桂66銀46香。46同馬には48竜同金・・・では寄せ切れなくて、77歩成同銀同桂成なのでしょう。

65銀48香成57玉。二上先生は上部脱出できるかどうかですが、

79馬68銀37竜、合駒しても受けきれないので

66玉65歩55玉と逃げだしますが、

97馬64桂36竜で詰めろ。駒損がひどいので受けもなく、ここで投了です。

 

二上先生が無理をして飛を切ったようでも、形勢は難しいです。駒得になったところでは成功なのですが、寄せに行ってしまうのは棋風なのでしょうね。悪くないはずでしたが、手厚くとか、のらりくらりとか指すのが得意ではないので失敗してしまいました。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1963/03/05
手合割:平手  
先手:二上達也8段
後手:大山王将
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 3四歩(33)  
   3 2六歩(27)  
   4 4四歩(43)  
   5 2五歩(26)  
   6 3三角(22)  
   7 4八銀(39)  
   8 3二銀(31)  
   9 5八金(49)  
  10 4二飛(82)  
  11 6八玉(59)  
  12 6二玉(51)  
  13 7八玉(68)  
  14 7二玉(62)  
  15 5六歩(57)  
  16 8二玉(72)  
  17 6八銀(79)  
  18 7二銀(71)  
  19 5七銀(68)  
  20 5二金(41)  
  21 3六歩(37)  
  22 9四歩(93)  
  23 9六歩(97)  
  24 1四歩(13)  
  25 5五歩(56)  
  26 4三銀(32)  
  27 5六銀(57)  
  28 6四歩(63)  
  29 4六歩(47)  
  30 1三香(11)  
  31 3七桂(29)  
  32 4一飛(42)  
  33 1六歩(17)  
  34 7四歩(73)  
  35 4五歩(46)  
  36 同 歩(44)  
  37 同 銀(56)  
  38 5一角(33)  
  39 7九角(88)  
  40 3三角(51)  
  41 8八角(79)  
  42 5一角(33)  
  43 2四歩(25)  
  44 同 歩(23)  
  45 7九角(88)  
  46 3三桂(21)  
  47 5六銀(45)  
  48 2一飛(41)  
  49 2五歩打    
  50 5四歩(53)  
  51 2四歩(25)  
  52 6二角(51)  
  53 2三歩成(24)
  54 2七歩打    
  55 同 飛(28)  
  56 2六歩打    
  57 同 飛(27)  
  58 同 角(62)  
  59 3三と(23)  
  60 4四銀(43)  
  61 3四と(33)  
  62 5五銀(44)  
  63 同 銀(56)  
  64 同 歩(54)  
  65 1三角成(79)
  66 4七歩打    
  67 同 金(58)  
  68 4九飛打    
  69 5八銀打    
  70 1九飛成(49)
  71 2七香打    
  72 6三金(52)  
  73 4三と(34)  
  74 7五歩(74)  
  75 2六香(27)  
  76 同 飛(21)  
  77 5三と(43)  
  78 7六歩(75)  
  79 6三と(53)  
  80 同 銀(72)  
  81 7五歩打    
  82 7二香打    
  83 6八玉(78)  
  84 7五香(72)  
  85 7八歩打    
  86 2八飛成(26)
  87 5三金打    
  88 7四銀(63)  
  89 4三角打    
  90 7二金(61)  
  91 5四角成(43)
  92 6三銀打    
  93 8六桂打    
  94 5四銀(63)  
  95 7四桂(86)  
  96 9二玉(82)  
  97 5四金(53)  
  98 8八角打    
  99 4九歩打    
 100 4一香打    
 101 5九金(69)  
 102 4六歩打    
 103 同 金(47)  
 104 9九角成(88)
 105 6六銀打    
 106 8九馬(99)  
 107 7五銀(66)  
 108 6五桂打    
 109 6六銀(75)  
 110 4六香(41)  
 111 6五銀(66)  
 112 4八香成(46)
 113 5七玉(68)  
 114 7九馬(89)  
 115 6八銀打    
 116 3七龍(28)  
 117 6六玉(57)  
 118 6五歩(64)  
 119 5五玉(66)  
 120 9七馬(79)  
 121 6四桂打    
 122 3六龍(37)  
 123 投了        
まで122手で後手の勝ち

 

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大山将棋問題集20211222

2021-12-22 | 大山将棋研究

後手番二上先生の手を考えます。

第1問

 

どう受けても悪いのですが、簡単に負けてはいけません。

A 52桂  B 42桂  C 32銀打

 

第2問

 

頑張っているうちに怪しくなってきました。

A 95角  B 59角  C 45銀

 

第3問

 

これで後手勝ちになっていました。

A 69飛  B 38竜  C 68銀

 

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大山将棋研究(2209);相矢倉(二上達也)

2021-12-22 | 大山将棋研究

今日の棋譜20211222

昭和38年2月、二上達也先生と第12期王将戦第4局です。

大山先生の先手で矢倉です。

54歩と46歩の対抗になり、

二上先生は角で7筋の歩を交換します。

75同歩同角に65銀として86歩同歩同角を食らってだめになった将棋を並べたことがありますが、先手が68角とすればその筋はありません。

55歩を突いたので、大山先生は銀矢倉へ。

42角37角73銀で形が決まってきました。

二上先生は74銀の形を作れましたが、対銀矢倉ではその威力は小さいです。55歩を突いているので

56歩同歩47金と動かれました。56金の形になると6筋が手厚いから、

52飛58飛で戦場は中央へ。現代矢倉の感覚では22玉くらいですが、

76歩同銀右75銀、中央には関係ない銀をさばこうと。交換して69銀がねらいなので、75同銀同角56飛同飛同金というのが一番激しい変化ですが、

大山先生は銀をかわしてしまいます。ここから少し駒組に戻るのもあるのでしょうが、

二上先生は35歩同歩73桂74銀66銀。73桂はともかく、3筋の歩を突き捨てるのは現代矢倉の感覚ではないです。

56飛同飛同金も当然の流れでしょう。この時に後手玉が矢倉に入城していないという差が大きいです。

77歩成同桂同銀成

77同銀85桂打、攻めとしてはまあまあなのですが、

81飛の王手から二枚替えにされると、

後手の桂損です。一応3筋の突き捨てが生きて36歩を打てるのですが、

48角28飛に39銀。66角67銀は勝負になるところでしたが。

29飛成で駒を取り返しても、55桂は痛いです。53金には54歩とか34桂とか。

37歩成に43桂成同金55桂のお代わり攻めがあり、

32銀43桂成同金、大山先生は66角くらいでも良かったのでしょうが、角をぶつけて一気に勝ちに行きます。

39銀を取られて、銀桂と金金の交換、と金を作られているのでほぼ損得なしです。75竜の守備力を考えれば先手玉のほうが堅いのか、攻め駒は3対4以上、この図では形勢互角です。

72竜の王手に52桂、75角の含みがあるので苦心の合駒です。

76角32角の打ち合いは先手の得でしょう。ここでどう寄せるかですが、34歩同銀直33歩・・・と崩していくか、53歩を打って勝ちになっているか。

もっと手堅いつもりで、後手から64桂打ちの両取りがあったので66金と寄ったのですが、それでも桂を打たれて、ちょっと怪しい雰囲気が出てきました。

85角47と79歩、二上先生は歩切れなので

35竜63角成76歩。大山先生としては銀は逃げにくいから

76同銀46竜。この時の受け方がおかしかったのでしょうか。

67銀65歩、65同金には57と とか76桂打ちが見えています。形勢はかなり接近しているでしょう。

34歩同銀直33歩同玉35歩

35同竜に31金、気が利かない攻めですが、後手の竜がずれたので、後手の66歩が少し甘くなっています。

66歩32金同玉64馬。67歩成には33歩が厳しく、やはり先手有利なのか?

41金66銀と互いに手が戻り、

71歩62竜76桂77玉。先手玉も王手がかかるようになってきました。

51金打31金、これは取れないので寄せが見えたかというところですが、

33玉41金64桂、この64桂は76桂にひもを付けているのです。64同竜51金では後手玉が寄らないから、

51竜95角、これは逆転したか。

86角51角同金。大山先生は駒得なのですが、後手玉の寄せが見えなくなっています。

68銀同金同桂成で詰めろ。68同玉も詰まされるので、

64桂を角で取って、詰めろが消えていれば良かったのですが、67金を打たれて詰まされます。

ここまで。

 

大山先生にはいくつか勝ち筋があったはずですが、本譜の順がちょうど負けになっているとは。二上先生にとっては奇跡的なことかもしれません。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1963/02/20
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:二上達也8段
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 7八銀(79)  
   4 3四歩(33)  
   5 7七銀(78)  
   6 6二銀(71)  
   7 4八銀(39)  
   8 4二銀(31)  
   9 2六歩(27)  
  10 5四歩(53)  
  11 7八金(69)  
  12 7四歩(73)  
  13 3六歩(37)  
  14 8五歩(84)  
  15 5八金(49)  
  16 3二金(41)  
  17 4六歩(47)  
  18 3三銀(42)  
  19 4七銀(48)  
  20 3一角(22)  
  21 5六銀(47)  
  22 5二金(61)  
  23 6九玉(59)  
  24 4一玉(51)  
  25 6六歩(67)  
  26 4四歩(43)  
  27 7九角(88)  
  28 7五歩(74)  
  29 同 歩(76)  
  30 同 角(31)  
  31 6八角(79)  
  32 4三金(52)  
  33 5九角(68)  
  34 5五歩(54)  
  35 6七銀(56)  
  36 4二角(75)  
  37 3七角(59)  
  38 7三銀(62)  
  39 7九玉(69)  
  40 3一玉(41)  
  41 8八玉(79)  
  42 7四銀(73)  
  43 5六歩(57)  
  44 同 歩(55)  
  45 4七金(58)  
  46 5二飛(82)  
  47 5八飛(28)  
  48 7六歩打    
  49 同 銀(67)  
  50 7五銀(74)  
  51 8五銀(76)  
  52 7六歩打    
  53 6八銀(77)  
  54 3五歩(34)  
  55 同 歩(36)  
  56 7三桂(81)  
  57 7四銀(85)  
  58 6六銀(75)  
  59 5六飛(58)  
  60 同 飛(52)  
  61 同 金(47)  
  62 7七歩成(76)
  63 同 桂(89)  
  64 同 銀成(66)
  65 同 銀(68)  
  66 8五桂打    
  67 8一飛打    
  68 2二玉(31)  
  69 8五銀(74)  
  70 同 桂(73)  
  71 同 飛成(81)
  72 3六歩打    
  73 4八角(37)  
  74 2八飛打    
  75 3九銀打    
  76 2九飛成(28)
  77 5五桂打    
  78 3七歩成(36)
  79 4三桂成(55)
  80 同 金(32)  
  81 5五桂打    
  82 3二銀打    
  83 4三桂成(55)
  84 同 銀(32)  
  85 7五角(48)  
  86 同 角(42)  
  87 同 龍(85)  
  88 3九龍(29)  
  89 7二龍(75)  
  90 5二桂打    
  91 7六角打    
  92 3二角打    
  93 6六金(56)  
  94 6四桂打    
  95 8五角(76)  
  96 4七と(37)  
  97 7九歩打    
  98 3五龍(39)  
  99 6三角成(85)
 100 7六歩打    
 101 同 銀(77)  
 102 4六龍(35)  
 103 6七銀(76)  
 104 6五歩打    
 105 3四歩打    
 106 同 銀(33)  
 107 3三歩打    
 108 同 玉(22)  
 109 3五歩打    
 110 同 龍(46)  
 111 3一金打    
 112 6六歩(65)  
 113 3二金(31)  
 114 同 玉(33)  
 115 6四馬(63)  
 116 4一金打    
 117 6六銀(67)  
 118 7一歩打    
 119 6二龍(72)  
 120 7六桂打    
 121 7七玉(88)  
 122 5一金打    
 123 3一金打    
 124 3三玉(32)  
 125 4一金(31)  
 126 6四桂(52)  
 127 5一龍(62)  
 128 9五角打    
 129 8六角打    
 130 5一角(95)  
 131 同 金(41)  
 132 6八銀打    
 133 同 金(78)  
 134 同 桂成(76)
 135 6四角(86)  
 136 6七金打    
 137 8八玉(77)  
 138 7八飛打    
 139 投了        
まで138手で後手の勝ち

コメント
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