名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

SS2-8 先手石田流 早石田(16)

2024-01-31 | 基本定跡の研究

話がかなり戻るのですが、初手から76歩34歩75歩42玉

先手は66歩と止めるのだと書いたのですが、その理由は78飛だと88角成同銀45角があるからだと。

この形は常套手段の76角の受けが利きません。ただし58玉 (68金よりも優る) 27角成

馬を作らせておいて、74歩同歩55角33桂74飛

という乱戦になる形があります。私は後手を持った経験があって、(ここで何を指したのか思い出せませんが) うっかり82角成同銀72飛打を食らった覚えがあります。後手はこの筋を受けるのですが、73歩あるいは92飛とするところです。73歩ならば34飛32金

32金の所では22銀や32銀もありますが、32金のほうが無難です。36歩22銀38金26馬

ここで従来は37桂として、54歩77角53馬・・・と進んで互角です。でもAIに聞いてみると35飛だと。

後手は飛を取ると35同歩~34歩で桂頭を攻められます。代わりに何を指すかが難しいですが、54歩に37角 (左に引くのもある) 同馬同金

37同桂ならば44角~35角同歩36歩で、さらに乱戦になるところです。金で取れば少し落ち着いて、62銀75飛44歩76飛

52金35歩43金右

ここで26飛としても、24歩 (同飛は25歩) ~23銀と銀冠に組まれて、まだ互角です。77銀 (77桂もある) 24歩34歩同金35歩同金36金

この図の評価値は+150の先手ペースです。34金35歩45金34歩25桂同金同歩37桂27角

こう進むと評価値は+234で先手良しです。

戻って

36同金のほうが最善のようで、36同飛27角86飛45角成61角

83角成を防ぎにくいので、51金83角成同飛同飛成94角

67角成があるので、94同竜同歩82飛

この図の評価値は+221の先手ペース。

乱戦の手将棋なので、これが定跡だとは言えませんが、途中の

37桂ではなくて35飛があるので先手ペースで進むようです。

よって後手はこの変化を選ばずに、先手に石田流本組か升田式石田流に組ませて戦うほうが良いでしょう。

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SS2-10 先手石田流持久戦(15)

2024-01-30 | 基本定跡の研究

石田流対棒金は終わりにしようと思っていたのですが、先日の名南将棋大会でこの図 (からの感想戦) を見かけました。

先手は玉の囲いを後回しにして、腰掛け銀から65歩の攻め、あるいは玉頭銀をねらっています。

実戦の進行は45銀74歩65歩

AIの評価値はこれでもまだ後手が悪くないようなのですが、受け間違えてつぶされています。もっと早くに玉頭銀を防いだらとか、6筋を手厚くしていたらとか、アイデアを出してみたのですが、どれも先手が指せそうです。

戻ってAIに聞いてみると

ここで45銀には95歩だと。34銀96歩88角95金65歩33歩

銀を追って8筋を破れば後手有利、評価値は-392です。

とすれば45銀95歩に同歩同金までは仕方が無いようですが

この図の評価値も-423で後手有利です。例えば65歩には86歩

86同角同金同飛同飛同歩77角成

玉頭銀は活躍しませんし、先手玉はすぐに寄せられそうです。

もう1手戻って

後手は84金~95歩でも有利だったわけですが、95歩同歩74歩

7筋から開戦するならばこの形でした。74同歩同金65歩72飛 (あるいは65歩72飛74歩同金でも)

64歩には52銀と引いた形が

引き締まっています。後手から75歩を打てるので、先手から75歩64金65歩としますが、そこで96歩

こうなれば金角の取り合いで、64歩97歩成

63金92飛は何でもないので、74歩87と65桂ですが、77と

75飛と逃げても66角85飛84歩では後手有利のまま。先手は73歩成76と72と のほうがましですが

66歩62と67歩成

と金でのはがし合いです。先手玉のほうが戦場に近く、67で清算してもだめです。52と同金63歩成同金61飛には52角

81飛成58と同金66と

後手は駒得になりそうですし、玉の堅さも違います。後手優勢です。

 

やはり先手は美濃囲いに囲ってからではないと戦えません。さらに石田流本組を目指すと手数がかかるので、後手は組みあがる前に棒金で攻めて戦えるということなのでしょう。この話はここまでとします。

 

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SS2-10 先手石田流持久戦(14)

2024-01-29 | 基本定跡の研究

昨日の続きで

後手が95歩ではなくて33金として、玉頭を守ったらどうでしょうか。65歩44歩74歩

先手は銀を逃げずに攻めます。45歩73歩成は簡単に先手有利です。74同歩は64歩同銀直 (左も同じ) 54銀

75歩 (75金も同じ) に (76歩には64角だから) 53銀成が利いて 、53同銀75角

駒損ですが飛角銀をさばいて先手優勢に近いです。

戻って

74同銀のほうが少し紛らわしいかもしれませんが、強く64歩45歩63歩成

銀は取り返せるので問題なし。

ということで

ここでは本に書いてある74同金ですが、64歩同金には本に書いてある65桂よりも、AIに聞くと65歩のほうが優ります。

しかも45歩には金を取らずに85桂だと。

85同飛には86飛 (あるいは64歩同銀左86飛) で簡単です。 65金には53角成64銀71馬84飛 (85飛なら86飛) 26飛

すぐに取れる駒を取らない不思議な手順でしたが、先手は駒損もなく、後手陣は大きく乱れています。評価値は+866でほぼ先手優勢。もちろん戸辺先生の本の手順が間違っているわけではないのですが、先手がより良くなるのでした。

もっと戻って、

AIによると後手の最善は44歩の所で31角です。

36飛65歩34銀

6筋は手厚すぎるので、先手は玉頭に目を向けます。34同金同飛33歩36飛64銀左

この図の評価値は+267、先手良しですがこの後の指し方に迷うところです。AIは15歩同歩12歩同香11金が第1候補で、他に66歩とか67金とか。まだ後手は先手の攻め間違いを期待できるのではないでしょうか。

最後に後手がおとなしく44歩を突いて

玉頭銀を嫌った場合ですが、46歩84金に65歩同歩45歩

45同歩同銀はこれまでの変化よりも先手が攻めやすいです。後手の最善は66歩、86歩同歩同飛と進むのですが、評価値では先手良しのまま。戸辺先生の本に書いてあるのは55歩同銀45歩ですが

56歩54歩65桂よりも、すぐに65桂と跳ねて55角53桂成

先手は桂損になるのですが、53同金56飛44角88角

後手は収拾困難で、評価値は+842のほぼ先手優勢です。

なお44角の所で54歩ならば

55飛同歩74歩64歩71角52飛62銀

これも先手の攻めが続きます。評価値は+1172の先手優勢。

先手の石田流本組がしっかり組みあがると後手の棒金は苦しいです。組みあがる前に攻めればまずまず戦えます。

本に書いてある形の他に、

後手が森内俊之先生だったと思いますが (先手陣の形が違うかも) 、引き角にしてから棒金にする工夫はありそうで、評価値は+35ですから、後手も指せるでしょう。

2006年の森下三浦のNHK杯戦では

後手が7筋の歩を銀で交換して

83に引いて棒金ではなくて棒銀で攻めたという工夫もあります。これも評価値は互角ですから、後手が採用しても良いでしょう。

 

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SS2-10 先手石田流持久戦(13)

2024-01-28 | 基本定跡の研究

昨日は

この図から後手が74歩と仕掛け、同歩同金65歩・・・以下を調べました。先手有利になります。今日は84金を見てみましょう。先手は45銀の

玉頭銀でけん制します。95歩同歩同金には65歩

自然な65同歩は74歩同歩53角成

53同金95香同香65桂

評価値は+1777の先手優勢です。先手玉は堅く、攻め駒5枚ですから明らかですね。

戻ってこの図から

金取りにならないように96歩だったら、まずは74歩

97歩成73歩成・・・ではまずいので、74歩を取るのですが、74同銀には64角同銀同歩

後手は駒得ですが、95金が働きそうにないです。78角は銀取りですが、65桂がカウンターです。

65同銀78飛では後手の駒得が消えます。45角成に73桂成

75歩82成桂76歩72飛

この図の評価値は+780で明らかな先手有利。角損で攻め駒2枚ですが、銀取りだし桂香が取れるし、と金もできそう (だから攻め駒は増える) です。

戻って

74同歩のほうは、64歩同銀左同角

やはり角は切って攻めます。64同銀には78歩のほうが正しく (74飛よりも優る)

評価値は+330で先手有利。駒損ですが26飛~34銀をねらいます。まあ後手としてはこの図が最善ということになるのでしょう。

また戻って、96歩の所で86歩は

86同角同金同飛

86同飛同歩99香成61飛52銀81飛成

この図の評価値は+327の先手有利。また駒損でも先手玉は堅く、攻め駒は4枚あります。

後手は6筋を手厚く構えても、先手の攻めを受けきれないということがわかってきましたね。だからもっと早くに棒金で攻める方が良いのですが、先手が有利になる変化はもう少し続きます。

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第250回名南将棋大会(壱)結果速報

2024-01-27 | 名南将棋大会

本日は第250回名南将棋大会(壱)を開催しました。250回の記念に、参加者の皆様にはチョコレートを配りました。

結果速報です。

A級優勝

細川陽さん

B級優勝

谷口慶至さん

蓮田幹太郎さん

C級優勝

成田広文さん

D級優勝

加藤清隆さん

E級優勝

桑山湧吾さん

F級優勝

中山賢さん

優勝された方々、おめでとうございます。

参加された皆様、ありがとうございました。

 

トーナメント表の画像です。

 

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SS2-10 先手石田流持久戦(12)

2024-01-27 | 基本定跡の研究

後手がじっくり駒組をしてから棒金で攻めるのはどうでしょうか。

54歩~53銀~42金とすれば、6筋が手厚くなります。68銀94歩67銀83金56銀

この図の評価値は+124、先手まずまずでしょう。戸部先生の「石田流の基本」に従ってみます。84金と74歩に分岐しますが、74歩は同歩同金65歩

ここで75歩を打てば(AIの最善手)、75同角同金同飛62銀85飛

後手は歩切れが痛く、飛交換しかありません、それで評価値は+318の先手有利。

戻って

72飛には73歩

戸辺先生は73同金、73同桂、82飛、92飛も丁寧に解説しています。どれも先手有利になるので、最善の73同飛だけ見てみましょうか。64歩同銀左85桂

桂損でも飛交換になれば先手有利です。71飛に72歩同飛73歩

62飛に74飛同銀72歩成

63飛62金で決まってしまいます。後手としては62飛は無効なので

ここは (本には書いていない) 52飛のほうが良いのですが、74飛同銀64角

飛歩2と金銀の交換です。69飛67銀63銀の時に61銀を打っておかないと

難しくなります。92飛86角99角成83金

この図の評価値は+542の先手有利。

蛇足ですが、

AIの最善手は73歩ではなくて64角同銀83銀

75歩79飛71飛72歩

61飛74銀成53銀71歩成同飛63成銀

という攻め方で、評価値は+657です。まあどちらの攻め方でも良いのですが。

組みあがってしまえば振り飛車が好きなように攻めることができます。だから石田流が好きな振り飛車党も多いのでしょう。

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SS2-10 先手石田流持久戦(11)

2024-01-26 | 基本定跡の研究

鈴木大介先生の「石田流の極意」には

96歩ではなくて56歩のほうを採用しています。まともに石田本組と棒金の戦いにならない/しないならば、後手は94歩よりも54歩、先手は96歩よりも56歩のほうが働いているということでしょう。これまでと同じような変化が出てくるので、早めにAIに聞いてみると、ここは後手は83金が最善、鈴木先生は78飛だと。

前にも出てきた33銀がAIの推奨で、67金に74歩

76金に13角

この場合は57角成を防ぐ手が難しいです。AIの最善手は58金ですが、75歩同金73金

74歩72金77角

8筋を守ると7筋が弱くなり、73歩同歩成同金

この図の評価値は-140の後手ペース、先手陣をまとめるのが難しそうです。

戻って

13角にはもちろん68銀のほうが自然なのですが、78飛は縦に動けなくなります。

75歩同金72飛

後手から二枚替えの筋がありますが、65歩はどうにか利いて、65同歩74歩

ここは54歩も有力ですが、74同金同金同銀55角73歩

先手は歩切れです。飛を使うために46歩、54歩の角取りに (64角は63金なので) 74飛

55歩64飛82飛と進んで

この図の評価値は-335の後手有利です。駒得で、次に46角の味が良いです。

ということで、鈴木先生の56歩も怖くはありませんでした。棒金に出るタイミングを覚えなければなりませんが、後手が十分に戦えます。

 

 

 

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SS2-10 先手石田流持久戦(10)

2024-01-25 | 基本定跡の研究

後手が棒金を繰り出すタイミングですが、

この図から、94歩~83金と、単に83金を見てきました。定跡本には載っていないですが、今日は54歩77桂83金

という組み合わせを考えてみます。85桂には53銀

65歩から角交換する筋に備えています。先手は動きにくくて、86歩42金78銀74歩

67銀 (74同歩よりも少し得) 75歩同飛74銀79飛84歩

後手は桂を取ることができそうです。76銀に94歩と落ち着いて

桂を取るタイミングを図っているのですが、評価値は-193の後手良しです。先手の85桂はちょっと無理なのでした。

ならば先手は83金に97角

角を使って反撃を試みます。74歩同歩同金65歩

一見は後手のピンチですが、75歩同角72飛

97角65歩64歩52銀

後手陣はちょっとまとまってきました。85桂75歩86飛

99角成は自然ですが、88角同馬同角で難しいです。ここは62飛の我慢 (83角の筋を避けた) に88角

88同角成同銀33角

ここで分岐します。77歩ならば66歩95歩64金93桂成

85歩同飛67歩成同金74金

両取りで後手が成功したようですが、81飛成67飛成56角

これは竜金取りと34角があるので、56同竜同歩93香

後手の駒得ですが、先手の攻めも続くでしょう。評価値は-110の後手ペースです。

途中の分岐で

77歩ではなくて73歩もあるようです。88角成72歩成同飛83角

71飛72歩85金

85同飛61飛71歩成64飛72角成

66歩81飛成67歩成48金寄15歩

ほぼ駒の損得のない寄せ合いです。61と55馬46桂44馬

34桂同馬62と61歩

52と同金91竜24桂

互いに好手が出てくる面白い攻防でした。この図の評価値は-102の後手ペース。

後手が棒金戦法本来の攻め方を考えるならば、この54歩~83金の組み合わせです。十分に戦えるでしょう。

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SS2-10 先手石田流持久戦(9)

2024-01-24 | 基本定跡の研究

石田流崩しの棒金戦法の続きです。

後手が94歩の前に83金とすれば、先手の77桂~85桂は間に合いません。なので先手の対策は78飛と引いて、54歩56歩84金67金

金には金で対抗しようという指し方があります。所司先生の定跡本に載っている手順 (多分実戦例でしょう) を追いかけると、53銀68銀42金57銀74歩

74同歩同金75歩84金76金

94歩46銀86歩

86同歩85歩65歩

これで先手十分だと解説されているのですが、AIに聞くと、44歩64歩同銀左65歩53銀と進んで

この図の評価値は+30の互角です。これからの勝負でしょう。

最初のほうに戻って、AIに聞いてみます。

この図から、78飛には33銀

これはすぐに74歩を突くと、65歩とカウンターで動かれるから、角交換を避けた手です。67金に74歩同歩同金ですが

76金に42銀

手損ですが、先手の動きに対応しています。75歩には84金ではなくて73金

しばらくは駒組になり、68銀54銀67銀63金46歩73桂

金は繰り替えて右桂を跳ねます。ねらいは65歩からの攻めですが、58銀33角68飛94歩47銀左84飛56歩

先手は後手からの65歩に備えた駒組をしています。なので86歩同歩85歩

こちらから攻めて、85同歩同桂88角97桂成

85歩には88成桂84歩89成桂でまあまあ。97同桂のほうが最善で、87飛成77金81竜

85歩95歩同歩96歩

76金95香77角92竜26桂

こんな展開が一例ですが、評価値は-112の後手ペースです。手損が気になりますが、後手としてはまずまずでしょう。

 

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SS2-10 先手石田流持久戦(8)

2024-01-23 | 基本定跡の研究

棒金戦法の続きです。

この図から、83金に85桂として歩を取ってしまうのが

軽い反撃です。後手に選択肢がありますが、74歩には65歩

79銀の形が生きましたね。ここでは88角成同銀75歩のほうが少しよいようですが、定跡本では88角成同銀44角

64歩同銀77角に75銀

75銀では75歩もありました。44角同歩36飛84歩55角

この図の評価値は+200で先手ペース。途中後手に小さな選択肢はあるのですが、先手が少し指しやすいようです。

戻って後手の74歩で84金としたら

86歩74歩に同歩同金65歩

88角成同銀75歩に、定跡本では64歩同金78飛84歩73角、となっていますが、AIに聞くと64歩と取らずに36飛

として評価値は+323の先手有利になっています。理由は (後手の最善手ではないけれど) 33銀に71角52飛64歩同金62歩

と金か馬を作る手があるので、後手が苦しいようです。

もっと戻って

86歩の時に後手の74歩が早すぎるようです。AIに聞くと31金78飛33角46歩

これくらいまで待ってから、74歩同歩同金65歩75歩

この図の評価値は0近辺の互角です。後手がこの図でも良いと思えば採用できます。

定跡本には74歩と84金以外に54歩も載っていて

86歩55歩68銀74歩

角交換を避けてから74歩を突くのですが、65歩同歩の時に、本に書いてある56歩よりも36飛のほうが優るようで

この図の評価値は+141、後手が少し嫌な局面です。53銀 (34飛に42玉を用意した) 56歩64銀左・・・指しにくそうです。

 

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