名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

大山将棋研究(403); 四間飛車に腰掛銀

2017-01-18 | 大山将棋研究
☆ 昨日の復習

先手番石田先生の次の手は?


☆ 今日の棋譜
昭和53年3月、芹沢博文先生と第32期棋聖戦です。


大山先生の四間飛車に、芹沢先生は右4間模様ですが

35歩を見て飛車先を伸ばしました。

そして3筋の歩を交換します。

大山先生は玉は薄いですが34銀から32金でがっちり守ります。

芹沢先生はすぐに45歩では効果がないとみて、陣形整備

6筋が戦場になりました。

銀交換になり

大山先生がさばいたようでも守りの駒が消えただけ。4筋を攻められたのでもたれて指します。

芹沢先生は64歩で飛車を呼んでおいて端角です。66の地点が薄くなるので気がつかない指し方ですね。

ここで53角成は43金ではまります。であれば動きすぎかなと思うのですが

66銀が援軍でした。大山先生は金をさばき

なんだか派手なようで渋い応戦で、先手玉が安定してきました。

大山先生も銀を守りに投入します。ここでは玉の堅さが違うので芹沢先生が指しやすそうです。

局面は落ち着いて

大山先生の銀は玉の方に寄って行きます。芹沢先生は45金から戦闘再開で

桂をさばきました。

さらに左桂も使って53を狙います。54金や64金は55銀打、手厚そうなところを攻めていますが受けにくいです。

42角に清算して角を打てば飛車を逃げていられません。強引な攻め方ですが、芹沢先生が有利になりました。

大山先生は桂を打って反撃ですが、飛車を取られ

24飛にも12角、うまい反撃です。

でも芹沢先生は銀を引っ掛けて、受けにくそうです。後手玉が薄すぎました。

44銀を取れるので飛車打ちが厳しく、送りの金から

銀を取って詰めろ、ほぼ必至です。じつは銀を外したのが受けにもなっていて

先手玉が詰まないので投了。


芹沢先生は筋の良い本格派の将棋です。右4間は珍しい選択だなあと思っていたら、腰掛銀を生かして攻めました。互いに力のこもったよい将棋です。乱戦に見えてもいつのまにか収まって、その先の駒の配置が良いかどうか、そういう構想の勝負になりました。
この大山先生の指し方は真似ができないので、先手をもって本筋とはどういうことかと考えるのによい題材です。
芹沢先生はとても才能があったのですが、中原先生の才能と比べてしまって自分にはかなわないと、努力をやめてしまったのだろうなあ、と残念に思っています。


#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:芹沢博文8段
後手:大山十五世名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 6八玉(59)
8 4二飛(82)
9 4六歩(47)
10 4三銀(32)
11 4七銀(48)
12 6二玉(51)
13 5六銀(47)
14 3五歩(34)
15 2五歩(26)
16 3三角(22)
17 5八金(49)
18 7二玉(62)
19 7八玉(68)
20 6二銀(71)
21 9六歩(97)
22 9四歩(93)
23 3六歩(37)
24 同 歩(35)
25 3八飛(28)
26 3四銀(43)
27 3六飛(38)
28 3五歩打
29 2六飛(36)
30 3二金(41)
31 1六歩(17)
32 6四歩(63)
33 3七桂(29)
34 6三銀(62)
35 6六歩(67)
36 4三金(32)
37 6八銀(79)
38 8二玉(72)
39 6七銀(68)
40 7二金(61)
41 6五歩(66)
42 同 歩(64)
43 同 銀(56)
44 6二飛(42)
45 6八金(69)
46 5四銀(63)
47 5六銀(65)
48 6五銀(54)
49 同 銀(56)
50 同 飛(62)
51 4五歩(46)
52 3六銀打
53 3八歩打
54 6二飛(65)
55 6四歩打
56 同 飛(62)
57 2四歩(25)
58 同 歩(23)
59 4四歩(45)
60 同 金(43)
61 9七角(88)
62 5四飛(64)
63 6五銀打
64 8四飛(54)
65 6六銀(67)
66 5五金(44)
67 同 銀(66)
68 同 角(33)
69 6六歩打
70 6四歩打
71 5六金打
72 3三角(55)
73 6四角(97)
74 6二銀打
75 7七桂(89)
76 6三歩打
77 7五角(64)
78 4四飛(84)
79 2九飛(26)
80 4三銀(34)
81 4六歩打
82 5二銀(43)
83 4五金(56)
84 同 銀(36)
85 同 桂(37)
86 5一角(33)
87 5六銀(65)
88 3六歩(35)
89 6五桂(77)
90 4二角(51)
91 5三桂成(65)
92 同 銀(52)
93 同 桂成(45)
94 同 角(42)
95 同 角成(75)
96 同 銀(62)
97 3五角打
98 8四桂打
99 6七銀(56)
100 5五桂打
101 4四角(35)
102 同 銀(53)
103 2四飛(29)
104 1二角打
105 6一銀打
106 7六桂(84)
107 7二銀成(61)
108 同 玉(82)
109 4二飛打
110 6二金打
111 8二金打
112 同 玉(72)
113 6二飛成(42)
114 7二金打
115 7一銀打
116 9三玉(82)
117 4四飛(24)
118 6七桂成(55)
119 同 金(68)
120 8九角打
121 7七玉(78)
122 投了
まで121手で先手の勝ち
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大山将棋研究(402); 四間飛車に棒銀

2017-01-17 | 大山将棋研究
☆ 昨日の復習

後手番大山先生の次の手は?



☆ 今日の棋譜
昭和53年3月、石田和雄先生と第25回王座戦です。


大山先生の四間飛車に石田先生は急戦です。四間飛車で54歩はあまり見ない形ですが、大山先生なら32金とすることも多いのでかまわないのでしょう。

石田先生は棒銀にしました。

大山先生は金銀で4筋を守り、角の転回です。

無造作に歩を交換させるのも好きですね。

今回は大山先生から35歩とは突かず

でも石田先生から35歩を合わせて

位を取りました。こういうのが不思議な手順で、普通は居飛車側は34歩と打たせてあるほうが得で、振り飛車側は居飛車に35歩と打たせてあるほうが得なのです。互いに逆をやっているのですが、73角のにらみがあるためです。

大山先生は金を出ますが、73角との組み合わせは見たことがないです。

5筋の歩交換が狙いで

石田先生は反撃するのですが、玉頭で戦うのは怖いです。おとなしく指して右玉にするほうを勧めます。

桂馬を跳ねて

大山先生は6筋を狙います。

石田先生はなんとか6筋の圧力を避けます。

7筋を攻められたら

桂を交換して金を出ておきます。

再び6筋を攻められたら

玉を逃げ出して謝ります。これで形勢互角です。玉を右翼に逃げ出せば景色が良くなります。

角を攻められたら差し出して

玉を右へ。

大山先生は と金を作りますが、これがどうだったか。角を打って97香を攻めるものかと思いました。石田先生は香を並べて端を攻め

清算すると71角の王手飛車です。

とにかく後手玉を薄くして

角を打つ。うるさい攻めです。

71同飛には64角成なので

玉をかわしたら銀を取る。大山先生は同馬もありそうですが金のほうを取って

またハードパンチ。両取りが続きます。

また馬ができました。

大山先生は と金を捨てることになりますが自玉を固めます。石田先生の玉も堅くて駒の損得もほとんどありません。ここでは形勢互角です。

大山先生の攻める番ですが、急ぎ過ぎかもしれないです。

手に乗って石田先生も反撃します。歩切れなので受けにくいですね。

49の馬の利きもあるので厳しい攻めです。

玉を追って

92銀が詰めろ飛車取り。大山先生は玉を逃げ出すしかありません。

下から攻めているのですが、少しうるさい攻めで

49馬がよく働いています。

大山先生は形勢が悪いとみて勝負手。桂を捨てて

47銀打で迫ります。石田先生の反撃、変な桂馬ですが63飛成が継続手です。

先手玉は逃げてしまえば詰みはなく

26の飛車を生かす好手もあり

46には銀を打ってから銀を取るのですね。うまい寄せでした。

投了図。

かなりの熱戦でした。大山先生の作戦勝ちなのですが、玉を右に逃げ出してみると作戦負けは解消しています。こういうテクニックは覚えておくと役立ちます。一旦形勢は互角になり、そこでまた攻めたのが大山先生の敗因で、あくまで自玉を手厚く、入玉も見据えながら上部開拓していくほうが良かったのです。49馬がよく働きました。
かなり長い将棋ですので流れだけを追っていただければよいかと思います。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:石田和雄7段
後手:大山十五世名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 5八金(49)
8 4二飛(82)
9 6八玉(59)
10 6二玉(51)
11 7八玉(68)
12 7二玉(62)
13 5六歩(57)
14 8二玉(72)
15 3六歩(37)
16 4三銀(32)
17 6八銀(79)
18 7二銀(71)
19 5七銀(68)
20 5四歩(53)
21 2五歩(26)
22 3三角(22)
23 3七銀(48)
24 1四歩(13)
25 6八金(69)
26 9四歩(93)
27 9六歩(97)
28 5二金(41)
29 2六銀(37)
30 3二飛(42)
31 3八飛(28)
32 5三金(52)
33 4六歩(47)
34 7四歩(73)
35 1六歩(17)
36 5一角(33)
37 3五歩(36)
38 同 歩(34)
39 同 銀(26)
40 3四歩打
41 2六銀(35)
42 7三角(51)
43 3七銀(26)
44 8四歩(83)
45 2八飛(38)
46 2二飛(32)
47 3六銀(37)
48 8三銀(72)
49 3五歩打
50 7二金(61)
51 3四歩(35)
52 同 銀(43)
53 3五歩打
54 4三銀(34)
55 3七桂(29)
56 6四金(53)
57 6六歩(67)
58 5五歩(54)
59 4七金(58)
60 8五歩(84)
61 5五歩(56)
62 同 金(64)
63 9七角(88)
64 6四歩(63)
65 7七桂(89)
66 6二飛(22)
67 5六歩打
68 5四金(55)
69 8五桂(77)
70 8四角(73)
71 8六角(97)
72 7五歩(74)
73 同 歩(76)
74 6五歩(64)
75 6七金(68)
76 6六歩(65)
77 同 金(67)
78 6五歩打
79 7六金(66)
80 6四金(54)
81 6七歩打
82 7四歩打
83 同 歩(75)
84 7五歩打
85 7三歩成(74)
86 同 桂(81)
87 同 桂成(85)
88 同 金(72)
89 8五金(76)
90 7四桂打
91 9七角(86)
92 6六歩(65)
93 同 歩(67)
94 6五歩打
95 6九玉(78)
96 6六歩(65)
97 6八歩打
98 9五歩(94)
99 同 歩(96)
100 同 香(91)
101 9四歩打
102 9七香成(95)
103 同 香(99)
104 9二歩打
105 5九玉(69)
106 7六歩(75)
107 9九香打
108 7七歩成(76)
109 9三歩成(94)
110 同 歩(92)
111 同 香成(97)
112 7二玉(82)
113 8三成香(93)
114 同 金(73)
115 5三銀打
116 6三飛(62)
117 8四金(85)
118 同 金(83)
119 6四銀成(53)
120 同 飛(63)
121 4二角打
122 6一飛(64)
123 5三角成(42)
124 7六角打
125 4八玉(59)
126 6四銀打
127 7一金打
128 7三玉(72)
129 4三馬(53)
130 7一飛(61)
131 7六馬(43)
132 同 と(77)
133 8二銀打
134 同 玉(73)
135 9三角打
136 7二玉(82)
137 8四角成(93)
138 7三金打
139 9四馬(84)
140 8三金打
141 7六馬(94)
142 6五銀打
143 4九馬(76)
144 5五歩打
145 同 歩(56)
146 7八角打
147 3九玉(48)
148 5六香打
149 5四桂打
150 6三金(73)
151 9四歩打
152 9二歩打
153 5六銀(57)
154 同 銀(65)
155 8五香打
156 8一飛(71)
157 9三歩成(94)
158 同 歩(92)
159 同 香成(99)
160 8四歩打
161 8三成香(93)
162 同 玉(72)
163 8四香(85)
164 同 玉(83)
165 5六金(47)
166 同 角成(78)
167 9四金打
168 7三玉(84)
169 9二銀打
170 5五銀(64)
171 8一銀(92)
172 6四玉(73)
173 7二銀(81)
174 6二香打
175 6三銀成(72)
176 同 香(62)
177 4七金打
178 6五馬(56)
179 6二桂成(54)
180 6七歩成(66)
181 同 歩(68)
182 5六銀打
183 6一飛打
184 5四銀打
185 6三成桂(62)
186 同 銀(54)
187 5六金(47)
188 同 銀(55)
189 5二銀打
190 5三金打
191 6三銀成(52)
192 同 金(53)
193 5二銀打
194 6二歩打
195 6三銀成(52)
196 同 歩(62)
197 6六香打
198 同 桂(74)
199 同 歩(67)
200 同 馬(65)
201 2九玉(39)
202 2六桂打
203 同 飛(28)
204 4七銀打
205 7六桂打
206 5五玉(64)
207 6三飛成(61)
208 3八銀打
209 1八玉(29)
210 6五馬(66)
211 4七銀(36)
212 4九銀(38)
213 4五歩(46)
214 3六歩打
215 4六銀打
216 6六玉(55)
217 5六銀(47)
218 1七香打
219 同 玉(18)
220 3九角打
221 2八銀打
222 投了
まで221手で先手の勝ち


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大山将棋研究(401); 四間飛車に玉頭位取り

2017-01-16 | 大山将棋研究
☆ 昨日の復習

先手番大山先生の次の手は?


☆ 今日の棋譜
昭和53年3月、小林健二先生と第19期王位戦です。小林先生はまだ4段、プロになりたてですが、大山先生と当たるところまで勝ち進んだのはさすがです。


大山先生の四間飛車に小林先生は玉頭位取りです。若いころは振り飛車党というわけでもなかったはず。

大山先生は石田流にします。

よくありそうな形です。大山先生から動きました。

おとなしく歩を謝る変化で

互いに1歩持ちます。

大山先生は木村美濃にして35銀と進出し、小林先生は66銀から中央へ。

65歩と合わせてから銀を出ます。

銀交換。

大山先生が手厚く銀を打てば、小林先生は と金作り。

初めてみる筋ですが

結局 と金は51に戻ります。

大山先生の中央が手厚いです。

それでも小林先生は中央から駒をぶつけていくしかないです。

ここは銀をぶつけるものなんですね。気が付きません。

大山先生は中央は手を抜いて と金を作り

飛車を成ろうと。

小林先生は継ぎ歩攻め。

大山先生の94金というのも気が付きにくいです。端の突き捨てをとがめました。

玉頭から攻められないので、小林先生は角を攻めます。

65銀に同銀同歩53と では66銀で悪いのかなあ?そうでもないと思うのですが、小林先生は飛車で取って

角を取る。このほうがすっきりしているのでよさそうにも見えます。

61角が厳しいと見たのでしょう。でも銀を引き付けられて寄せにくいです。このあたりの攻防で大山先生が有利になりました。

銀を使わせて

桂を打てば

もう一枚銀を打たせて受けに回ります。小林先生の攻め駒が3枚しかないです。

今度は大山先生が攻める番で、千日手のようなやり取りから

上と横から攻めて、つながってきました。

小林先生の反撃も

許しません。

あれ?両取りです。

小林先生は馬を取られても頑張るのですが(駒柱ですね)

62歩も受けられて、なかなか形が作れません。

延々と指してどうにか寄せ合いの形になりました。

投了図。214手もかかりました。

小林先生は相当気合を入れて対局に挑み、師匠の板谷進先生にもはっぱをかけられたことでしょう、負けになってもずいぶん粘りました。大山先生は若手相手に手を抜くようなところもあったのですが、たたけるところはたたきますね。
ありそうでも見たことのない手筋がいろいろあって、長いけれどそれだけ並べる甲斐がある将棋です。後手をもって並べてみましょう。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:小林健二4段
後手:大山十五世名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 6八玉(59)
8 4二飛(82)
9 7八玉(68)
10 6二玉(51)
11 5六歩(57)
12 7二玉(62)
13 9六歩(97)
14 9四歩(93)
15 5八金(49)
16 5二金(41)
17 6八銀(79)
18 8二玉(72)
19 5七銀(48)
20 4三銀(32)
21 7五歩(76)
22 3五歩(34)
23 2五歩(26)
24 3三角(22)
25 7七銀(68)
26 3二飛(42)
27 1六歩(17)
28 4二角(33)
29 2六飛(28)
30 7二銀(71)
31 7六銀(77)
32 5四歩(53)
33 6六歩(67)
34 6四歩(63)
35 7七角(88)
36 3四飛(32)
37 8八玉(78)
38 3三桂(21)
39 7八金(69)
40 5三角(42)
41 6七金(58)
42 3六歩(35)
43 同 歩(37)
44 4五歩(44)
45 2八飛(26)
46 3六飛(34)
47 3七歩打
48 3四飛(36)
49 6五歩(66)
50 同 歩(64)
51 同 銀(76)
52 6四歩打
53 7六銀(65)
54 6三銀(72)
55 8六歩(87)
56 7二金(61)
57 8五歩(86)
58 4四銀(43)
59 6六銀(57)
60 3五銀(44)
61 5五歩(56)
62 同 歩(54)
63 2四歩(25)
64 同 歩(23)
65 6五歩打
66 同 歩(64)
67 5五銀(66)
68 5四歩打
69 6四歩打
70 5五歩(54)
71 6三歩成(64)
72 同 金(52)
73 6五銀(76)
74 6四歩打
75 7六銀(65)
76 5四銀打
77 5二歩打
78 2五桂(33)
79 5一歩成(52)
80 6二金(63)
81 6一銀打
82 同 金(62)
83 同 と(51)
84 5二銀打
85 5一と(61)
86 6三銀(52)
87 6六金(67)
88 4四銀(35)
89 3八飛(28)
90 3六歩打
91 同 歩(37)
92 3七歩打
93 5八飛(38)
94 3六飛(34)
95 5六歩打
96 6五銀(54)
97 同 金(66)
98 同 歩(64)
99 同 銀(76)
100 6四歩打
101 7六銀(65)
102 3八歩成(37)
103 8四歩(85)
104 同 歩(83)
105 9五歩(96)
106 4八と(38)
107 同 飛(58)
108 3九飛成(36)
109 6八飛(48)
110 9五歩(94)
111 8五歩打
112 同 歩(84)
113 8四歩打
114 9四金打
115 5五歩(56)
116 8四金(94)
117 5四歩(55)
118 同 銀(63)
119 5二と(51)
120 6五銀(54)
121 同 飛(68)
122 同 歩(64)
123 5三と(52)
124 同 銀(44)
125 6一角打
126 6二銀(53)
127 1一角成(77)
128 5九飛打
129 7九銀打
130 2九龍(39)
131 6四香打
132 8六桂打
133 6八銀打
134 5三飛成(59)
135 6二香成(64)
136 同 龍(53)
137 4三角成(61)
138 7八桂成(86)
139 同 銀(79)
140 8六金打
141 8七金打
142 同 金(86)
143 同 銀(76)
144 8六香打
145 5九歩打
146 3八龍(29)
147 5八銀打
148 8七香成(86)
149 同 銀(78)
150 8六銀打
151 7七金打
152 8七銀成(86)
153 同 金(77)
154 8六銀打
155 7八銀打
156 8七銀成(86)
157 同 銀(78)
158 8六金打
159 7八銀打
160 5七歩打
161 同 銀(68)
162 9六歩(95)
163 7六桂打
164 同 金(86)
165 同 銀(87)
166 8六桂打
167 8七銀(78)
168 5一龍(62)
169 6八金打
170 1一龍(51)
171 6五馬(43)
172 5一龍(11)
173 8三歩打
174 同 金(72)
175 7九玉(88)
176 6七歩打
177 同 銀(76)
178 5四角打
179 同 馬(65)
180 同 龍(51)
181 6二歩打
182 5二龍(54)
183 8八香打
184 5六歩打
185 同 銀(67)
186 6二龍(52)
187 4四角打
188 5三歩打
189 6五歩打
190 3七角打
191 6九金(68)
192 1九角成(37)
193 1一角成(44)
194 5四香打
195 6六馬(11)
196 5五金打
197 同 銀(56)
198 同 馬(19)
199 8六銀(87)
200 同 歩(85)
201 7六桂打
202 6六馬(55)
203 同 銀(57)
204 5八香成(54)
205 同 歩(59)
206 6七銀打
207 8四桂(76)
208 7八銀打
209 同 金(69)
210 同 銀成(67)
211 同 玉(79)
212 5八龍(38)
213 7七玉(78)
214 5九角打
215 投了
まで214手で後手の勝ち

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大山将棋研究(400); 向い飛車に棒銀

2017-01-15 | 大山将棋研究
今日で400局目。一度には無理でも毎日積み重ねるとできるものですね。皆さんは何局並べましたか?

☆ 昨日の復習

後手番大山先生の次の手は?


☆ 今日の棋譜
昭和53年3月、青野照市先生と第19期王位戦です。


大山先生の向い飛車です。今では62銀と上がる前に42玉としても大丈夫ということになっていたはずですが

昔は64歩が必須というのが常識でした。86歩同歩同角が王手にならないようにしないといけません。

青野先生は急戦が好きなので、64歩と突くこと自体は苦にしません。棒銀です。

大山先生が96歩と受けないので、95銀88飛として待ち、96歩を突かせることはできたでしょう。

後手番で94歩としているので、42銀のまま仕掛けます。上部が薄いですが横からの攻めには少し堅いです。大山先生は48角と転回して受けます。

65歩が定跡の手ですね。ポピュラーなのは67金66歩同金65歩、となるのですが、この場合は99香の形なのでまずいです。

大山先生は57金から55歩とひねりました。でも86歩から88歩の筋があって

大山先生は86歩を取れず55歩でした。これには75歩と打てば

と金を作って居飛車よしでしょう。

大山先生は6筋突破で勝負です。

角も使って食いつきました。

でも44桂は痛そうです。銀をずらそうと歩を打つのですが、青野先生からみれば56桂73歩成68桂成72とは(局面が有利だと思えば)やりにくいです。

角を切って両取り。これには(82か92に)飛車を逃げてたいしたことはないと思うのですが。

互いに利かしが入っていますが、青野先生は63銀から54銀でした。

金をはがされても角をさばいて自信ありだったのでしょう。飛角交換ですが桂得です。

24桂と打てば十分、のはずが飛車を打たれて

行きがかり上73角打ちから36桂の筋を狙います。

派手な捨て駒がありました。でも攻め駒3枚になるので大丈夫かな?

大山先生は67歩同飛成とさせて竜の位置が7段目です。これで37の銀にひもがつくので少し得です。36桂がきて

敵の打ちたいところに打てですね。竜の位置が違うので29の金を取れば受けきれます。

攻防に角を打って

投了図。


青野先生の残念譜。大山先生は98香が間に合っていないので、48角から左金を前に出して受ける作戦が失敗しました。青野先生がかなり有利にできそうな中盤から終盤でしたが、一気に寄せてしまおうと細い道に入り込んで、攻めのほうが細くなって切れてしまいました。
有利になったら自然な指し方がいいです。もし中原先生ならそれで簡単に(見えるだけですが)勝ってしまいます。


#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:青野照市5段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 8四歩(83)
3 5六歩(57)
4 8五歩(84)
5 7七角(88)
6 5四歩(53)
7 8八飛(28)
8 6二銀(71)
9 6八銀(79)
10 3四歩(33)
11 4八玉(59)
12 6四歩(63)
13 3八玉(48)
14 4二玉(51)
15 6六歩(67)
16 3二玉(42)
17 2八玉(38)
18 5二金(61)
19 3八銀(39)
20 7四歩(73)
21 5八金(69)
22 1四歩(13)
23 1六歩(17)
24 4二銀(31)
25 4六歩(47)
26 9四歩(93)
27 3六歩(37)
28 7三銀(62)
29 6七銀(68)
30 8四銀(73)
31 7八飛(88)
32 7二飛(82)
33 5九角(77)
34 7五歩(74)
35 4八角(59)
36 7六歩(75)
37 同 銀(67)
38 6五歩(64)
39 5七金(58)
40 6六歩(65)
41 5五歩(56)
42 8六歩(85)
43 6六金(57)
44 7五歩打
45 6五銀(76)
46 8七歩成(86)
47 6八飛(78)
48 8八歩打
49 5六金(66)
50 8九歩成(88)
51 5四銀(65)
52 6二歩打
53 2六角(48)
54 7三銀(84)
55 6三歩打
56 4四桂打
57 7四歩打
58 同 銀(73)
59 4四角(26)
60 同 角(22)
61 6四桂打
62 7七と(87)
63 6六飛(68)
64 7六と(77)
65 6八飛(66)
66 6三銀(74)
67 4五歩(46)
68 3三角(44)
69 7二桂成(64)
70 5四銀(63)
71 6二成桂(72)
72 5五銀(54)
73 5二成桂(62)
74 同 金(41)
75 5五金(56)
76 同 角(33)
77 3七銀打
78 5一歩打
79 6一飛成(68)
80 2四桂打
81 5六飛打
82 7三角打
83 7四歩打
84 6六と(76)
85 同 飛(56)
86 同 角(55)
87 同 龍(61)
88 6九飛打
89 6七歩打
90 同 飛成(69)
91 同 龍(66)
92 3六桂(24)
93 1八玉(28)
94 2八金打
95 1七玉(18)
96 2九金(28)
97 3五歩打
98 3七角成(73)
99 同 銀(38)
100 3三桂(21)
101 5五角打
102 2四銀打
103 3六銀(37)
104 2五桂打
105 1八玉(17)
106 投了
まで105手で先手の勝ち



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大山将棋研究(399); 四間飛車に居飛車銀冠穴熊

2017-01-14 | 大山将棋研究
☆ 昨日の復習

後手番大山先生の次の手は?


☆ 今日の棋譜
昭和53年2月、長谷部久雄先生と第16期十段戦です。


大山先生の四間飛車に長谷部先生は左美濃です。

角筋を通したまま固めて

穴熊に。現代的ですね。

ここまでは今の将棋と言っても違和感がありません。

46歩と突くのは今はほとんど見ませんね。長谷部先生は軽く仕掛けました。

3筋2筋4筋と突いて角のラインで攻めます。

右銀を繰り出し

銀をぶつける。もちろん大山先生が取るわけはなく

銀を殺して一丁上がり

と思ったら、長谷部先生は44銀と捨てて角交換

桂馬を取って飛車を成ればまあまあです。ただし右桂が使えていないので形勢はやや後手よし。

66歩の突き捨てに角を打って

馬を作って粘ろうとすれば大山先生は57銀。77角に65桂があるし、仕方なく長谷部先生は桂を打ちます。

成銀を引き付けて大山先生の玉頭が厚いです。

35角に13の香を逃げるのは渋い手。

玉頭に手をつければかなり大山先生が良く見えます。

駒柱ができました。

銀交換を桂馬で取ったのが長谷部先生の勝負手。桂頭を攻められる前に寄せなければいけませんが

大山先生は銀も投入してしっかり受けます。

長谷部先生は歩で拠点を作って金銀をはがしていきます。

もう一回

ここで何かあれば、というところなのですが、竜を切ると69飛の王手で受けられるので手がないみたいです。

変な形ですが両取りを受けられて、どうも少し足りません。

竜を切って攻めますが

手がかりがなくなったので寄せ合い負けです。

投了図。


長谷部先生が攻め続けたのですが、右桂が使えていない、という少しの差があって、うまく攻めきることができませんでした。後手をもって、大山先生の受けを楽しんで並べたほうが良さそうです。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:長谷部久雄8段
後手:大山十五世名人
先手省略名:長谷部
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 6八玉(59)
8 4二飛(82)
9 7八玉(68)
10 6二玉(51)
11 5八金(49)
12 7二玉(62)
13 9六歩(97)
14 9四歩(93)
15 5六歩(57)
16 8二玉(72)
17 7七角(88)
18 4三銀(32)
19 8六歩(87)
20 7二銀(71)
21 8八玉(78)
22 5二金(41)
23 7八銀(79)
24 6四歩(63)
25 8七銀(78)
26 6三金(52)
27 7八金(69)
28 7四歩(73)
29 2五歩(26)
30 3三角(22)
31 6八金(58)
32 6五歩(64)
33 5七銀(48)
34 7三桂(81)
35 9八香(99)
36 5四歩(53)
37 1六歩(17)
38 8四歩(83)
39 9九玉(88)
40 8三銀(72)
41 8八金(78)
42 7二金(61)
43 7八金(68)
44 1四歩(13)
45 3六歩(37)
46 5二飛(42)
47 4六歩(47)
48 5一飛(52)
49 3五歩(36)
50 同 歩(34)
51 2四歩(25)
52 同 角(33)
53 4五歩(46)
54 5五歩(54)
55 4四歩(45)
56 同 銀(43)
57 4六銀(57)
58 3六歩(35)
59 3五歩打
60 1三香(11)
61 5五銀(46)
62 3五銀(44)
63 4三歩打
64 4一歩打
65 1五歩(16)
66 同 歩(14)
67 6八角(77)
68 5四歩打
69 4四銀(55)
70 同 銀(35)
71 2四角(68)
72 同 歩(23)
73 同 飛(28)
74 5三銀(44)
75 2一飛成(24)
76 4六角打
77 3二龍(21)
78 6六歩(65)
79 3三角打
80 8一飛(51)
81 6六角成(33)
82 5七銀打
83 3八桂打
84 6六銀成(57)
85 4六桂(38)
86 6五成銀(66)
87 5五歩(56)
88 5七角打
89 5四歩(55)
90 6四銀(53)
91 3五角打
92 1四香(13)
93 4二歩成(43)
94 同 歩(41)
95 同 龍(32)
96 8五歩(84)
97 同 歩(86)
98 8六歩打
99 8四歩(85)
100 同 角成(57)
101 8六銀(87)
102 7六成銀(65)
103 8七歩打
104 8五歩打
105 7七銀(86)
106 同 成銀(76)
107 同 桂(89)
108 5二歩打
109 同 龍(42)
110 6一銀打
111 4二龍(52)
112 7五歩(74)
113 6六歩(67)
114 5二歩打
115 6五歩(66)
116 5五銀(64)
117 5三歩成(54)
118 同 金(63)
119 5四歩打
120 6三金(53)
121 6四銀打
122 同 金(63)
123 同 歩(65)
124 6二歩打
125 6三歩成(64)
126 同 金(72)
127 5三歩成(54)
128 同 歩(52)
129 5四歩打
130 4一歩打
131 3二龍(42)
132 5四歩(53)
133 6四歩打
134 同 銀(55)
135 6五歩打
136 5三銀(64)
137 6四金打
138 同 銀(53)
139 同 歩(65)
140 同 金(63)
141 5四桂(46)
142 同 金(64)
143 6三歩打
144 4二金打
145 3四龍(32)
146 5三歩打
147 5五歩打
148 同 金(54)
149 1四龍(34)
150 7六歩(75)
151 6二歩成(63)
152 同 銀(61)
153 6四龍(14)
154 6三桂打
155 8四龍(64)
156 同 銀(83)
157 7四歩打
158 7七歩成(76)
159 7三歩成(74)
160 同 銀(62)
161 7七金(78)
162 7六歩打
163 同 金(77)
164 7五歩打
165 7七金(76)
166 7六桂打
167 7八金(77)
168 8八桂成(76)
169 同 金(78)
170 8六歩(85)
171 7九香打
172 8七歩成(86)
173 同 金(88)
174 8六歩打
175 8八金(87)
176 8七銀打
177 8九銀打
178 2八飛打
179 7八歩打
180 2九飛成(28)
181 投了
まで180手で後手の勝ち
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大山将棋研究(398); 四間飛車に左美濃

2017-01-13 | 大山将棋研究
☆ 昨日の復習

後手番大山先生の次の手は?

☆ 今日の棋譜
昭和53年2月、松田茂行先生と第19期王位戦です。


大山先生の四間飛車に松田先生は天守閣美濃です。左美濃が流行っていますね。

天守閣美濃で46右銀の急戦という作戦でした。

でも32飛に37桂では攻められません。32銀37桂43銀なら2手得なので仕方ないかもしれませんが、これでは何を目指していたものやら。

しばらく駒組みで

5筋から動くのですが、ここは銀冠に囲っておきたいところ。

55歩と抑えて飛車を2筋に戻したら、大山先生が軽く動きます。

すぐに戦いがおころわけでもないのですが

もう松田先生は銀冠にする余裕はありません。

大山先生の51飛は誘いの隙か。

松田先生は飛車を切って42角から桂を取ります。

大山先生は香を拾い、形勢は互角です。松田先生に持ち歩があれば有利なのですが。歩がないので桂を打ち

銀取りで返されます。ここは何か1手パスしたいくらいなのですが、65歩として

馬を追われました。65歩を突いてあるので逃げにくく(65歩が拠点になる)

松田先生は金と刺し違え。無茶シゲらしいです。

小駒だけでも攻め駒4枚に近いですからうるさいです。

ここで大山先生のカウンター。

寄せ合いになりました。どちらの玉も捕まえにくそうなのですが

松田先生はとにかく攻めます。

もう一回桂のつるべ打ち。

でも少し足りませんでした。桂をむしって打ち返して少し早い投了図。

松田先生の序中盤はつまらない指し方だと思うのですが、寄せ合いになるとやる気を出しますね。それに対して大山先生の反撃も見事。銀冠になっていない欠陥を突きました。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:松田茂行8段
後手:大山十五世名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 5六歩(57)
8 4三銀(32)
9 6八玉(59)
10 4二飛(82)
11 7八玉(68)
12 6二玉(51)
13 5八金(49)
14 7二玉(62)
15 5七銀(48)
16 8二玉(72)
17 9六歩(97)
18 9四歩(93)
19 8六歩(87)
20 5二金(41)
21 8七玉(78)
22 7二銀(71)
23 7八銀(79)
24 6四歩(63)
25 3六歩(37)
26 5四歩(53)
27 2五歩(26)
28 3三角(22)
29 1六歩(17)
30 7四歩(73)
31 4六銀(57)
32 3二飛(42)
33 3七桂(29)
34 6三金(52)
35 6六歩(67)
36 1四歩(13)
37 6七金(58)
38 8四歩(83)
39 7七桂(89)
40 8三銀(72)
41 7九角(88)
42 7二金(61)
43 5八飛(28)
44 5二飛(32)
45 5五歩(56)
46 7三桂(81)
47 5四歩(55)
48 同 銀(43)
49 5五歩打
50 4三銀(54)
51 2八飛(58)
52 4五歩(44)
53 同 銀(46)
54 5五角(33)
55 4六歩(47)
56 3三角(55)
57 5六銀(45)
58 5四銀(43)
59 2四歩(25)
60 同 角(33)
61 2九飛(28)
62 5一飛(52)
63 2二歩打
64 3三桂(21)
65 6八角(79)
66 4一飛(51)
67 3五歩(36)
68 同 歩(34)
69 2六飛(29)
70 5一飛(41)
71 2四飛(26)
72 同 歩(23)
73 4二角打
74 8一飛(51)
75 3三角成(42)
76 3九飛打
77 4五桂(37)
78 1九飛成(39)
79 5五桂打
80 同 銀(54)
81 同 銀(56)
82 5二香打
83 6五歩(66)
84 5五香(52)
85 同 馬(33)
86 5四歩打
87 6四歩(65)
88 5五歩(54)
89 6三歩成(64)
90 同 金(72)
91 6四歩打
92 同 金(63)
93 5三銀打
94 7五桂打
95 同 歩(76)
96 同 金(64)
97 6四銀成(53)
98 6六歩打
99 7三成銀(64)
100 同 玉(82)
101 6五桂打
102 8二玉(73)
103 7三金打
104 9二玉(82)
105 8五桂打
106 同 歩(84)
107 同 桂(77)
108 同 金(75)
109 同 歩(86)
110 7五桂打
111 投了
まで110手で後手の勝ち
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大山将棋研究(397); 四間飛車に左美濃

2017-01-12 | 大山将棋研究
☆ 昨日の復習

後手番中原先生の次の手は?


☆ 今日の棋譜
昭和53年2月、安恵照剛(やすえてるたか)先生と第19期王位戦です。


大山先生の四間飛車に、安恵先生は左美濃です。

88玉の位置は33角に狙われやすいので変なことをしていると簡単に悪くなります。銀の位置が違うので居飛車のほうが堅くて有利、というわけにいかない戦型です。

安恵先生は3筋から動きました。

大山先生はあっさり歩を交換させることが多いです。少し損なはずなのですが。

引き角棒銀みたいになってきました。

大山先生は35の位を取り

45歩で銀を追われる前に安恵先生が動きました。

玉の囲いは同等、先手で飛車を下せるので大山先生が少し有利です。

45歩と突きだすのが好手。11竜は65歩同歩44角が嫌味です。香を取れないだけで差が広がります。

55歩は44角の筋を避けるのと、どこかで52歩がありそうなので手筋ですが、控えの桂の手筋がありました。

大山先生は銀を使わせて

上から攻めます。

香は取られたものの少し駒得です。それと75歩同歩76歩という攻め筋があるので大山先生が有利。でもここで56香から

58香成はそれでいいの?と思いますが。58同金に69銀59歩58銀成同歩、75歩はあるものの、香を損しますから。

安恵先生は相手を信用して金を逃げてしまい、バリケードを作って粘るのですが、と金を作られてはじり貧です。

ここでは67同金に66香なので、

83香から形作り。

63桂成を取らないで銀を出れば詰めろです。

投了図。

凡戦でつまらない感じですが、45歩と伸ばした局面、43桂と打った局面は盤面をひっくり返して覚えておくとよいでしょう。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:安恵照剛6段
後手:大山十五世名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 5六歩(57)
8 4二飛(82)
9 6八玉(59)
10 6二玉(51)
11 7八玉(68)
12 7二玉(62)
13 9六歩(97)
14 9四歩(93)
15 5八金(49)
16 8二玉(72)
17 5七銀(48)
18 4三銀(32)
19 7七角(88)
20 7二銀(71)
21 8八玉(78)
22 5二金(41)
23 7八銀(79)
24 6四歩(63)
25 6六歩(67)
26 6三金(52)
27 6七金(58)
28 7四歩(73)
29 2五歩(26)
30 3三角(22)
31 3六歩(37)
32 8四歩(83)
33 8六歩(87)
34 5四歩(53)
35 1六歩(17)
36 1四歩(13)
37 3八飛(28)
38 3二飛(42)
39 3五歩(36)
40 同 歩(34)
41 4六銀(57)
42 5一角(33)
43 3五銀(46)
44 3四歩打
45 4六銀(35)
46 7三桂(81)
47 6八角(77)
48 6二角(51)
49 2八飛(38)
50 5一角(62)
51 3七銀(46)
52 3五歩(34)
53 4六銀(37)
54 3四銀(43)
55 3八飛(28)
56 6二角(51)
57 3五銀(46)
58 同 銀(34)
59 同 飛(38)
60 同 飛(32)
61 同 角(68)
62 3九飛打
63 6八角(35)
64 2九飛成(39)
65 3一飛打
66 1九龍(29)
67 2一飛成(31)
68 4五歩(44)
69 5五歩(56)
70 4三桂打
71 7七金(67)
72 5五桂(43)
73 5六銀打
74 6五歩(64)
75 5七角(68)
76 6六歩(65)
77 6八歩打
78 6五銀打
79 5五銀(56)
80 同 歩(54)
81 1一龍(21)
82 5六香打
83 1三角成(57)
84 5八香成(56)
85 7九金(69)
86 1七角成(62)
87 8七桂打
88 5六歩(55)
89 6九香打
90 5七歩成(56)
91 9五歩(96)
92 6七歩成(66)
93 同 歩(68)
94 6九成香(58)
95 同 金(79)
96 6七と(57)
97 8三香打
98 同 玉(82)
99 7五桂打
100 同 歩(74)
101 同 桂(87)
102 7四玉(83)
103 6三桂成(75)
104 7七と(67)
105 同 桂(89)
106 7六銀(65)
107 6六金打
108 8七香打
109 同 銀(78)
110 6九龍(19)
111 投了
まで110手で後手の勝ち

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大山将棋研究(396); 三間飛車に中央位取り

2017-01-11 | 大山将棋研究
☆ 昨日の復習

先手番大山先生の次の手は?


☆ 今日の棋譜
昭和53年2月、中原誠先生と第31期棋聖戦第5局です。


大山先生の先手三間飛車なんですが、中原先生が74歩を突いて急戦模様だったので、58金左よりも56歩が普通です。なぜか中央位取りになりました。やや珍しい組み合わせです。

大山先生が向い飛車にするのはやや疑問かもしれません。急戦になりそうなので、22角の筋に入ってしまいます。

27銀は誘いの隙というには大きすぎるような感じです。中原先生は当然仕掛けて

飛車が84なので66角の筋を避ける意味で75歩は突いておきたいのですが、大山先生はそれでも66角、向い飛車なので可能な手です。

81飛に金を締まりました。

でも銀を出られて困っているのではないでしょうか。

中原先生の56歩は気持ちが良く、66歩に

角が死にました。

中原先生の辛抱の手。72銀を防ぎます。

大山先生は端を攻めて

中原先生は6筋から飛車銀を攻めます。

12香成に銀を取って67歩成は微妙なところ。1回角を逃げるのもあるでしょう。

駒の損得はかなり消えたのですが、中原先生の と金得です。代わりに玉が薄くなりました。

大山先生は3筋を攻め、中原先生は攻防に角を打ちます。

後手玉が安定するか、攻め筋を見つけられるかが焦点です。

こんなところに角打ちが。攻防に効きそうなのですが、24歩同歩23歩同玉45角という筋もありそうでした。64歩同金まで入れてあれば指せそうに見えます。他には24歩同歩25歩の継ぎ歩とか。

中原先生がどうにか耐えているのかな、という局面なのですが、24歩同歩22歩同玉24角、では少し足らないか。

ここに銀を打って、53銀とできればしっかりしてきます。よく粘りますね。

大山先生は歩切れにしておいて85香ですがあまり利きません。

この歩もどこを攻めているのかな、という感じです。

ここで23歩と打ちたいから端で歩を補充したということでした。

今度は大山先生が粘る番で、17玉の早逃げから金も逃げますが

中原先生の早逃げのほうが堅すぎます。いざとなれば入玉も可能で、大山先生は入玉は苦しそうです。

あとは中原先生が寄せるだけになり

両取りもあって

簡単に終わりました。

中原先生らしくないのですが、粘りの将棋でした。仕掛けはうまくいったと思うのですが、1筋の端攻めを手抜いたのがまずかったのでしょう。大山先生はなにかうまく攻める順があったはずで、15角はその後が難しかったです。継ぎ歩か45角の筋を指してみたかったと思うのです。

これで棋聖を失って無冠。前年には特別に現役のうちに永世名人を名乗れるようになっていましたから、しばらくは大山十五世名人という肩書になります。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山棋聖
後手:中原誠名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 8四歩(83)
3 7八飛(28)
4 8五歩(84)
5 7七角(88)
6 3四歩(33)
7 6六歩(67)
8 6二銀(71)
9 6八銀(79)
10 4二玉(51)
11 4八玉(59)
12 3二玉(42)
13 3八玉(48)
14 5二金(61)
15 2八玉(38)
16 5四歩(53)
17 3八銀(39)
18 7四歩(73)
19 5八金(69)
20 5五歩(54)
21 6七銀(68)
22 5三銀(62)
23 4六歩(47)
24 6四歩(63)
25 3六歩(37)
26 4二銀(31)
27 4七金(58)
28 5四銀(53)
29 1六歩(17)
30 1四歩(13)
31 9六歩(97)
32 9四歩(93)
33 2六歩(27)
34 8四飛(82)
35 8八飛(78)
36 7三桂(81)
37 2七銀(38)
38 6五歩(64)
39 同 歩(66)
40 7五歩(74)
41 6六角(77)
42 8一飛(84)
43 3八金(49)
44 8六歩(85)
45 同 歩(87)
46 6五銀(54)
47 7五角(66)
48 5六歩(55)
49 6六歩打
50 5七歩成(56)
51 同 金(47)
52 7四銀(65)
53 6四角(75)
54 6三金(52)
55 4二角成(64)
56 同 金(41)
57 4七金(57)
58 7二歩打
59 1五歩(16)
60 同 歩(14)
61 1三歩打
62 6五歩打
63 1五香(19)
64 6六歩(65)
65 1二歩成(13)
66 同 香(11)
67 同 香成(15)
68 6七歩成(66)
69 2二成香(12)
70 同 玉(32)
71 3五歩(36)
72 6五桂(73)
73 3四歩(35)
74 6六角打
75 9八飛(88)
76 5七桂成(65)
77 3六金(47)
78 3二歩打
79 1四歩打
80 1二歩打
81 2五歩(26)
82 6八歩打
83 1五角打
84 3一玉(22)
85 6四歩打
86 同 金(63)
87 5三歩打
88 5一歩打
89 4五金(36)
90 6二銀打
91 7五歩(76)
92 6三銀(74)
93 8五香打
94 6一飛(81)
95 8二香成(85)
96 4四歩(43)
97 3五金(45)
98 5三銀(62)
99 9五歩(96)
100 5六成桂(57)
101 2四歩(25)
102 同 歩(23)
103 2二歩打
104 同 玉(31)
105 9四歩(95)
106 5七と(67)
107 1七玉(28)
108 4七と(57)
109 2八金(38)
110 5七角成(66)
111 2三歩打
112 3一玉(22)
113 2四角(15)
114 4一玉(31)
115 9五飛(98)
116 4六成桂(56)
117 1六玉(17)
118 4五成桂(46)
119 2五金(35)
120 2四馬(57)
121 同 金(25)
122 4六角打
123 1五玉(16)
124 2八角成(46)
125 1六銀(27)
126 3五成桂(45)
127 7四歩(75)
128 4五歩(44)
129 2二歩成(23)
130 2六金打
131 1三歩成(14)
132 同 歩(12)
133 同 金(24)
134 3四成桂(35)
135 投了
まで134手で後手の勝ち
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大山将棋研究(395); 中飛車に玉頭位取り

2017-01-10 | 大山将棋研究
☆ 昨日の復習

先手番中原先生の次の手は?


☆ 今日の棋譜
昭和53年2月、宮田利男先生と第16期十段戦です。宮田先生はまだ4段ですが昇段ペースは遅いのでプロ6年目、十段リーグではなくて予選(大山先生はリーグ陥落していた)みたいです。


大山先生の中飛車に宮田先生は玉頭位取りです。見た目の通り重厚な棋風だったと思います。位取りはぴったり。

35の歩は気にせず54歩と打つのが定跡で

56銀の時に43金を間に合わせないと形がゆがみます。備えてから34銀としていくのです。

大山先生は袖飛車が好きですね。このとき居飛車が後手番なので、85歩77角75歩同歩72飛・・・という手順が間に合っていません。後手番で玉頭位取りは組みにくいことがあるのです。最悪は24歩として位を放棄しても、というのもあるのですが、代償がないと悪くなります。

宮田先生は強く戦います。45同歩は55歩から45銀ですが、45同銀同銀同歩のときにはどう指すのでしょう。67銀かな?

銀で取っても悪くないと思うのですが、大山先生は無理をせずに58金左でしたから、宮田先生は右銀を繰り出して

55で銀交換。大山先生は4筋に飛車を回ります。こういう玉頭戦の展開はときどきみるのですが、飛車がある分だけ振り飛車がよくなりやすいです。32玉のほうが戦場に近いのです。それが嫌で玉頭位取りが減ってしまったというのも原因の一つです。(振り飛車穴熊が嫌だというのはウソかなと思います。天守閣美濃や居飛穴のほうがわかりやすいと思われたのでしょう。)

大山先生は歩得と45の位を生かして金銀をはがしに行きます。35の歩をとれるので手抜きや42金引とはできません。

はがしたら打ち込んで

43銀打に角を使う準備。

すぐにいかないで1回85歩として86の筋も見せて一呼吸置きます。これが味わい深いのです。

42金と埋められたら損をしたように思うのですが、56歩から角交換で

61角が打てました。42金がないと32飛42金33飛では少し重いのです。

飛車を取って両取り。

でも45歩で銀が死ぬので簡単ではないように思えるのですが

あっさり銀を捨てて香を取っておけば飛車がさばけます。角か銀を取って31角(か銀)があります。

45同飛でも良いのですが、26桂のほうが良さそうです。

42桂成も急がないで金を打って上部を抑え

早いですが投了図。

若手に対して簡単に勝って見せるのも大切なところで、もたもたしているとトッププロでもたいして強くないのだ、と思われて棋士寿命が短くなるのです。だから一手争いにもしないで中押し勝ちにして見せました。
後手番で玉頭位取りは難しいですね。駒組み完成までが大変です。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山棋聖
後手:宮田利男4段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 8四歩(83)
3 5六歩(57)
4 5四歩(53)
5 6八銀(79)
6 3四歩(33)
7 6六歩(67)
8 6二銀(71)
9 5八飛(28)
10 4二玉(51)
11 4八玉(59)
12 3二玉(42)
13 3八玉(48)
14 5二金(61)
15 2八玉(38)
16 4二銀(31)
17 3八銀(39)
18 1四歩(13)
19 1六歩(17)
20 5三銀(62)
21 4六歩(47)
22 3五歩(34)
23 6七銀(68)
24 3三銀(42)
25 5五歩(56)
26 同 歩(54)
27 同 飛(58)
28 5四歩打
29 5八飛(55)
30 4四歩(43)
31 5六銀(67)
32 4三金(52)
33 4七銀(38)
34 3四銀(33)
35 3八飛(58)
36 8五歩(84)
37 7七角(88)
38 4五歩(44)
39 5八金(69)
40 8六歩(85)
41 同 歩(87)
42 4六歩(45)
43 同 銀(47)
44 4四銀(53)
45 4五歩打
46 5五銀(44)
47 同 銀(56)
48 同 歩(54)
49 4八飛(38)
50 5四銀打
51 4四銀打
52 同 金(43)
53 同 歩(45)
54 同 角(22)
55 4五歩打
56 2二角(44)
57 5三金打
58 4三銀打
59 6五歩(66)
60 5二金(41)
61 同 金(53)
62 同 飛(82)
63 8五歩(86)
64 4二金打
65 5六歩打
66 同 歩(55)
67 2二角成(77)
68 同 玉(32)
69 4四歩(45)
70 同 銀(43)
71 6一角打
72 4三銀(54)
73 5二角成(61)
74 同 銀(43)
75 8四飛打
76 6六角打
77 8一飛成(84)
78 4五歩打
79 9一龍(81)
80 4六歩(45)
81 同 飛(48)
82 4五銀(44)
83 2六桂打
84 4六銀(45)
85 3四桂(26)
86 3二玉(22)
87 4五金打
88 8八飛打
89 6八香打
90 投了
まで89手で先手の勝ち


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大山将棋研究(394); 四間飛車に棒銀

2017-01-09 | 大山将棋研究
☆ 昨日の復習

後手番中原先生の次の手は?


☆ 今日の棋譜
昭和53年1月、中原誠先生と第31期棋聖戦第4局です。


大山先生の四間飛車に中原先生は棒銀です。

32金は大山先生らしいですね。今回は袖飛車ではなくて65歩と伸ばして

35歩に角交換でさばこうとしました。中原先生は桂を跳ねて角交換を拒否。どこかで65桂を狙えるので積極的な手です。

大山先生は62飛、中原先生は3筋を制圧に行きます。

大山先生は飛車を浮いて76の歩をかすめに行きます。32金はともかく、軽いさばきを狙います。

45桂に対してアクロバティックに角を出ます。びっくりしますね。

もちろん角は取られず、64に収まりました。中原先生は65桂の準備。

54銀にもかまわず桂を跳ねて11角成を狙います。大山先生は桂を取らずに1回は角筋を止めて

少し収まりました。ここで52歩と桂馬を取りにに行くべきではないかと思うのですが。

大山先生は端攻め。中原先生は飛車を捕獲します。

端を破れば大山先生がまあまあに見えるのですが

51飛から端を工作すれば受けにくいです。53の桂も働いていますし、後で54の銀が取れます。

大山先生は と金を使って攻めるのですが、と金を作られて

銀を抜かれ角当たり。寄せ合いにもなりません。

中原先生は竜を切って上から寄せます。

大山先生は上部の駒を取って脱出したいのですが

竜を抑え込まれ、86の角も逃げられることに。

投了図。

大山先生の軽い指し方ですが、32金が生きていないなあ、と思いませんか?玉が堅くないとさばきの将棋は成立しにくいです。終盤の入り口で端を攻めたのが敗着でしょう。いつもの大山先生なら42金と寄せるか(33歩成が嫌か)、52歩と打つか、じっと待つのだろうと思うのですが、中原先生相手だと我慢しきれなくなるのです。逃げ出せない形なのに端攻めを逆用されて敗勢です。
中原先生としては両桂を使えて満足の将棋ですが、53右桂不成ではあまりうまくいったとは言えないはず。でも飛車を取って51飛で寄せになる、という判断が勝ちを呼びました。


#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:中原誠名人
後手:大山棋聖
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 5六歩(57)
8 4三銀(32)
9 6八玉(59)
10 4二飛(82)
11 7八玉(68)
12 6二玉(51)
13 5八金(49)
14 7二玉(62)
15 9六歩(97)
16 9四歩(93)
17 6八銀(79)
18 8二玉(72)
19 3六歩(37)
20 7二銀(71)
21 2五歩(26)
22 3三角(22)
23 5七銀(68)
24 6四歩(63)
25 6八金(69)
26 1四歩(13)
27 3七銀(48)
28 3二金(41)
29 2六銀(37)
30 6五歩(64)
31 3五歩(36)
32 4五歩(44)
33 7七桂(89)
34 6二飛(42)
35 3四歩(35)
36 同 銀(43)
37 3八飛(28)
38 4三銀(34)
39 3五銀(26)
40 6四飛(62)
41 3四歩打
42 2二角(33)
43 3六飛(38)
44 7四飛(64)
45 3七桂(29)
46 7六飛(74)
47 4五桂(37)
48 5五角(22)
49 4六歩(47)
50 6四角(55)
51 6九玉(78)
52 5四銀(43)
53 6五桂(77)
54 6六歩打
55 5三桂(45)
56 7一金(61)
57 6六銀(57)
58 9五歩(94)
59 7五歩打
60 9六歩(95)
61 7七金(68)
62 同 飛成(76)
63 同 角(88)
64 9七歩成(96)
65 5一飛打
66 9八歩打
67 同 香(99)
68 同 と(97)
69 9二歩打
70 同 香(91)
71 9三歩打
72 同 香(92)
73 9二歩打
74 7六香打
75 8六角(77)
76 8八と(98)
77 9一歩成(92)
78 6一歩打
79 同 桂成(53)
80 同 金(71)
81 8一と(91)
82 同 玉(82)
83 5四飛成(51)
84 6三金打
85 6四龍(54)
86 同 金(63)
87 8五桂打
88 8七と(88)
89 9三桂成(85)
90 9九飛打
91 6八玉(69)
92 9三飛成(99)
93 9四歩打
94 9一龍(93)
95 9三香打
96 9二歩打
97 9五角(86)
98 6五金(64)
99 同 銀(66)
100 9三歩(92)
101 7四歩(75)
102 9四歩(93)
103 7三角成(95)
104 投了
まで103手で先手の勝ち

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