魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

カニ騒ぎ

2015年07月14日 | 星の流れに

しかし、まあ、なんですなあ
カニ座の火星は、相当、中国に応えているようですなあ・・・ 桂小枝

闇雲な株価対策の一方で、埋め立て南シナ海を軍事拠点にして何が悪いと言い、東シナ海で軍事拠点とおぼしき海洋プラットホームに着手し、日本は中国の台頭に慣れろと叫び、ついには、国内の人権派弁護士を一斉摘発した。

もうムチャクチャでござりまする・・・花菱アチャコ(知らんやろなあ)

何かあると興奮し、叫びまくるのは中国庶民の日常だ。問題は、中国の現政権が庶民レベルであることだ。権力者たる品性と能力を持ち合わせていない、
習近平は、何となく毛沢東風な仏頂面をマネているが、良くも悪くもモノが違う。
周恩来のような賢者も見当たらない。トウ*小平のような現実主義者もいない。

現在の中国の繁栄はトウ小平の遺産であり、現政権はいわば「三代目」。
中国だから、文字通り「売り家と-唐様-で書く三代目」になってもおかしくない。
中国では、発展が停滞したのは全て文化大革命のせいとしているが、煎じ詰めれば毛沢東主義であり、それを捨てない限り、結局、同じ事を繰り返す。

文革がトラウマになっている世代の現政権だが、文革は毛沢東そのものだ。
トウ小平が生きていれば、毛沢東主義を完全に撤廃していたかも知れないが、トラウマ故に、毛周トウの枠を出ることのできない現政権は、困れば自然に、毛時代に帰る。
火星で火がつくと、反射的に古式に則り、軍拡と言論弾圧、雑な経済政策を始めた。

視点の違い
カニ座の火星は、山羊座にも直接的な影響が出る。山羊座の宮崎駿が、安倍政権を批判したことを、中国の新聞が、「巨匠が中国に軍事力対抗は不可能」と安倍政権を批判したと報じ、中国の軍事的優位性の宣伝に利用した。

宮崎駿の気持ちと、言いたいことは良く解るが、会見で語った、
「憲法解釈を変えた偉大な男として歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」は、山羊座的見方だ。
世間に、形の分かる評価をされたい山羊座は、受賞や表彰を気にする。その目で見れば、不可解な行為は、「歴史に名を残したい」からだろうと見えてしまう。

しかし、ほぼ天秤座の乙女座・安倍晋三は、名誉欲で動いているのではなく、筋道論で動いている。
乙女座は分析であり、天秤座は理性だ。また、乙女座は職場の使命を表し、天秤座は公平と対応を表す。
安倍晋三を突き動かしているものは名誉欲ではなく使命感だが、問題はその視野の狭さにある。
面白いことに、宮崎も安倍も自動車人間では、職人気質で出たがりのシャーシ。


トウ小平の「トウ」が表記されない  トウ=登+邑(オオザト 郁の右)