魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

効果顕現

2019年11月27日 | 星の流れに
12月3日から木星がヤギ座入りするが、影響はとっくに現れている。
ヤギ座が第七室=「対人」に当たるカニ座の中国は、目の前に、木星の表す「法」や「正義」、「解放」、「外国」が現れて、これを相手にしなければならない。
11月に入り、米国議会が香港人権法案を可決。香港では民主派が圧勝。台湾も独立派に勢い。英国がウイグル自治区に国連監視団を受け入れよと要求。中国でペスト患者も出たそうだ。
一方で、中国自身も経済苦境からの脱却を目指してか、欧州や日本に積極的に接近。

同様に、4室ヤギ座が、対極のカニ座「評判」や「職業」を刺激する天秤座の日本は、GSOMIAを始めとする外交的「立場」の高まりがあり、内政が外交上の動きに対し非常に難しい局面を迎える。多方面からのアプローチがあるので、よくよく選ばないと、後で負担になる。これまでの土星は失業を表していたので、木星が来ることは、「とりあえず」悪いことではない。

この2ヶ月ほどは、火星がサソリ座にいて、朝鮮半島はカッとなり混乱する。触らぬ神にたたり無しと言ったところか。
この火星は、カニ座にはチャンスなので、一時的とは言え、中国は子分との関係が良くなる。

アメリカもトランプも、木星が去って、後始末をしなければならなくなっている。
後始末というものは、疲れた時にしなければならないので、結構、辛い。




※記事を補足

神の采配

2019年11月22日 | 日記・エッセイ・コラム
「宮」とは、大切なもの、肝心なものが収まる所という意味らしい。神様のお屋敷は神社(かむやしろ)だが、「お宮」とも呼ぶ。したがって、宮様と呼ぶのは、神と同等の人の意味なのだろう。
最も大切なものが収まるから子宮と名付けられ、人知を超えた世界だから迷宮入りと言う。
西洋占星術の12星座も、人知を超えた神の領域を表すために、黄道十二宮と訳されたのだろう。太陽の黄道を12分割した当時、そこに在った12の星座の名前を取ったものだが、歳差運動により今ではズレている。
しかし、その当時の意味づけは、黄道の12分割に残り、神の「宮」として神の力を発揮するところと考えられている。したがって、通常は「牡羊座」と呼ぶが、実は「宮」のことで、星座と区別するために「白羊宮」と呼ぶ場合もある。
処女宮

愚想宮
昔は視力が2以上、多分、3ぐらいはあったと思うが、酷使しすぎたうえ、歳も加わり、字を読むのが相当辛い。それでPCでは、読み飛ばすようなものはなるべく、読み上げソフトに読んでもらっている。
それで、近頃やたら出てくるGSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)を、読み上げソフトが「ぐそうみや」と発音する。初めの頃は深く考えず、そう読むのかと思っていた。ところが、一般には「ジーソミア」と呼ばれていることがわかり、そりゃそうだろうと笑ってしまった。「ぐそうみや」と聞けば、直観的に「愚想宮」が浮かんでしまうからだ。

大体、この話題は、韓国の大統領府で独り相撲的に空回りしているような話題として登場し、大統領府という「宮」で、馬鹿げたことをやっている印象が強く、どうしても「愚想宮」としか聞こえないのだ。
偶然のこととは言え、読み上げソフトは「神の采配」なのかも知れない。Good Job!

エリカ様

2019年11月17日 | 星の流れに
沢尻エリカが薬物で逮捕され、NHKがパニックだそうだ。
牡羊座から天王星が去って、牡羊座時代に脚光を浴びた牡羊座の人や事柄に、反動が起こっている。
NHK大河は、沢尻エリカの前に、ピエール瀧で穴を開けたが、この二人は年は違うが同じ4月8日生まれの牡羊座だ。おまけに、税金問題の徳井義実も4月16日の牡羊座だ。
NHKとしては、「何でこうも!?」と思っているだろうが、これは「良くあること」だ。

ドラマのキャスティングは、たいてい何年も前から決まるので、その時、それまでに輝いている人を抜擢する。それが惑星、天王星だと7年あるので、初めの段階であれば、大成功に終わるが、末期に依頼すると、実際、放映される頃には、神通力が去り、むしろ、その反動が出る頃になる。今回の沢尻エリカもまさにそれだ。
人気者をキャスティングする場合は、何で、何時から、人気なのか、そして何座なのかチェックしてみるべきだろう。超人気者は、多分に天王星の影響が大きい。

しかし、こういうことが起こるたびに、どうにも納得いかないのは、出演外しだ。
映像に映ったものは、役者の作品だ。役者と役とは関係ない。
実生活と役が直結しているなら、悪役の役者は悪い奴に決まっている。何者であろろうと、その善し悪しは時が判断する。作品は作品だ。役で役者を好き嫌いするレベルは多かろうが、近頃の日本人のレベルは、それほど低くない。基本的に、何が何でも個人排除にこだわることは無いと思う。NHKは、ここで悩むより、この問題を考える特集を組むのが、公共放送なのではなかろうか。

日出る国

2019年11月15日 | 日記・エッセイ・コラム
今回のマラソンを始めとするIOCの醜態を見ても、もはやオリンピックは意義を失っている。そうでなくてもオリンピックは、金ずく、金まみれだ。
何度も言うが、古代オリンピックの精神と言うなら、持ち回りではなく、ギリシャ固定でやれば良い。しかし、幸か不幸かIOCにその発想は無いようだ。

「これ幸い!」とはこのことだ。
この際、ギリシャに似た神話の国、日本をオリンピアにしてしまおう。日本の古代スポーツは相撲ぐらいしかないが、そんなの関係ない!八百万の神々の集う国だ。
もちろん、「オリンピック」とは名乗らないが、日本をスポーツのメッカとすべく、日本全土に各種スポーツ環境を整え、日本を常設の競技会場にすれば、観光立国+αになり、アジアの観光客に頼らなくても、世界中から客を呼べる。
持ち回りの各種ワールドカップも、「いつでもどうぞ」の姿勢を示し、一方で、スポーツ医療や、リハビリ環境でも先進国をめざす。さらに、日本主催の大型選手権も必要だ。

文化立国をめざすなら、スポーツは欠かせない。ただし、ゴルフのような日本の環境に合わないスポーツは、森が育たない国に任せた方が良いだろう。そういう国にとっては確かに環境に貢献するスポーツだ。
日本は、「森と海の国」ならではの環境をフル活用し、学問、芸術、娯楽、スポーツが溢れる「ドリームランド」と化し、工業は静かに目立たず行うことにする。
中国人は日本人がハワイに行くように日本に来ている。日本はハワイよりも、もっと上の、東洋のフランスやスイス、オーストリア、いや、日本人にとってのヨーロッパに成れる。つまり、欧米人にとっての憧れの地になれる。

本物とまんじゅう
訪日客数4000万の日本の観光政策は間違っている。目先の数だけ増やそうとすれば、「安物」イメージに落ちてしまう。時間をかけて、良質の観光を育てるのが先であり、その為には、日本の持つコンテンツをもっと磨き上げるべきだ。今のやり方では、かけがえのない文化資源も、ただの見世物になってしまう。
学術も芸術もスポーツも、とりあえずイベントをやりましたではなく、必然性のある催しにしなければならない。「日本ならでは」の理由を作らなければならない。
人寄せではなく、真に各分野の中核となった時、自然に、その裾野が観光になる。
忍者と忍者ショーは違うが、観光客はそれで喜ぶ。パンダがいるから、パンダまんじゅうが売れる。先ずは本物を創ることが先だ。

高級宿泊施設も良いが、YMCAやYHのような若者向け宿泊施設の全国展開。日本のイメージを悪るくする技能実習生より、ワーキングホリデーの受け入れを強化して、若者に日本を知ってもらう。単純労働力はハイテクとAİに頼ることで、その方面の技術も進む。
その上で、日本各地の演劇やコンサートの定着と伝説化。世界的学祭の常設と発信の強化。施設の充実により、年中、国中、オリンピック状態にする。
そして日本は、「日出ずる地、文化立ち昇る地」となる。
メデタシメデタシ

小的大国

2019年11月13日 | 日記・エッセイ・コラム
中国新聞の翻訳サイトを見ていると、笑ってしまうことが多い。
日本のことをほとんど理解していない。また、他国を論じるとき、あまりにも素直に自分の本音が投影されており、恥ずかしいほど丸裸だ。
もちろん、だからこそ中国人の率直さや善意も良く解り、言いたいことも多々あるが、笑って読める。韓国新聞とは全く違う。韓国の歪んだ視点は、こう言っては何だが、気の毒になるほどだ。

中国人は日本のことをあまりにも解っていない、全てと言って良いくらいだ。おそらく、欧米人より理解していないのでは無かろうか。近すぎるために、知っていると思い込んでいることや、歴史的に日本を知る必要が無かったこと。また、中華思想の中心主義で、全て独善的に判断する習慣があるからだろう。その上、何事も二者択一の一辺倒になるため、極端に、美化するかと思えば、逆に悪と見なす。
アメリカも独善的と思われているが、寄り合い所帯だけに、多様な文化を知ろうとする姿勢は顕著で、多様性を大前提にしていることもあり、中国とは真反対だ。

おそらく日本について、中国人が最も誤解しやすいことは、日本が中国人と同類の民族だとか、中国の属国だったと思うことだろう。確かに、日本は黄色人種で、漢字を借用しているが、言語体系の全く違う、異なる民族だ。同類というなら、日本は朝鮮やモンゴルに近い。そして、もっと近いのは環太平洋だ。
民族の違いとは文化の違いで、思考方法が相当に違ってくる。例えば、中国は泣くことを重視し、日本は笑うことを重視する。
日本では、軽々しく泣くなと言い、顔で笑って心で泣くなどと言う。一方、中国では、泣いてくれたと喜んだりする。

歴史的に覇権主義の中国では、強い者が上で弱い者は下、が大原則であり、周辺の弱小国家は従うべきものと考える。日本を「小日本」と呼ぶことが悪口になるのは、小国は統治能力が無く、従うべきものという概念が大前提にあるからだ。
したがって、中国人は、小国日本は当然、中国の属国だっただろうと思い込む。その観点から、現在の日本を、アメリカの属国としてしか理解できない。確かに日本はアメリカに支配されているが、上意下達の中国が考えるような関係ではない。アメリカ自体が、合衆国であり、一元的な上下関係はあり得ない。持ちつ持たれつの関係だ。

中国人に先ず知ってもらいたいのは、日本は少なくとも、唐代以降、一度も中国の属国になったことはなく、日本人の奥ゆかしさを属国根性と考えれば何も理解できないと言うことだろう。
そして、もう一つ是非とも解ってもらいたいのは、日本人は、基本的に中国をバカにしているわけではない。偉大な歴史を認識しているからこそ、成金のように偉ぶりたい、現在の浅ましさに、失望するのだ。

ローカル

2019年11月05日 | 日記・エッセイ・コラム
韓国の日本語版新聞を読んでいると、ローカル新聞を読んでいるような気がするのは、何でだろう?
ローカル新聞やテレビは、地域の常識を前提に話題が構成され、学級新聞のように地域限定で、議論される。
他の地域から見ると笑ってしまう違和感は、地域同士お互いさまで、それこそがローカルの良さと言えるだろう。

ローカル新聞の特性が際立つのは、むしろ、世界や全国の話題だ。ローカル新聞も大手となれば、全国紙と同等の報道が求められるので、通信社などの情報で、全国紙と遜色のない体裁にする。しかし、ローカルからの全国視点なので1本外れた、なんとも陳腐な空気の記事になる。

世界レベルのつもりで、地域の問題を語るから、牛の大きさを語る蛙の父さんのようで、読んでいる方が恥ずかしくなることがある。
全国的に、児童の通学路の危険性が話題になると、ほぼ田園地帯で交通事情が全く異なる地元に、何とか似たような交通地点を探し出して、「役場前の信号は対策の必要がある」などと書けば、地元の人は「本当だ!」と思うかも知れないが、都会の人が読めば笑ってしまうだろう。
ローカル新聞は、地域と世界の次元の違い、サイズの違いを意識してこそ価値が出る。地域には地域の解決法があり、世界的な解決法が常に役立つとは限らない。

韓国の新聞に、ローカル新聞を感じるのは、何でもかんでも、自分たちが世界の中心のような、おらが村視点から論ずるからだろう。
「レーガノミクス」をもじって、「アベノミクス」が注目されると、当時の大統領朴槿恵を持ち出して「クネノミクス」と言い始めるなど、恥ずかしくなるほどの、蛙の父さんだが、蛙の父さんのお腹は最後にパンクしてしまった。

主権意識
国家中央とローカルの決定的違いは、最終責任が有るか無いかだ。ローカルの集合が中央だが、最終的に全域にわたる責任と権限を持つのは中央だ。ローカルはそれに従い、依存する。
日本は大陸のローカル地域より離れ、海に隔てられていたので、大陸の冊封国になることはなかった。災害の多い国だが、常に自力で解決してきた。小なりと言えども、営々と主権国家を営んできたのだ。

アジアの歴史を多少知るようになった時から、不思議でしょうがないことが有った。
朝鮮半島で何か問題が起きると、朝鮮の王は中国に助けを頼み、中国の政権はすぐ援軍を出してくる。この両者のあうんの呼吸はどういう関係なのだろうと不思議で仕方なかった。冊封体制というものを知っても、なお理解できなかったのは、日本人として思う「国」とは違う「国」だったからだ。
名前は国だが、最終責任の主権がない国。主権国家の日本人には、どうにも理解できない存在だ。

韓国と付き合う場合、主権国家と考えると、どこまで行っても本体に当たらず、底なし沼にはまってしまう。韓国が重大な岐路を迎えると、必ず国論が分裂するのは、国家としての主権意識、本体が無いから、自戒自省して自ら纏まることができないからだろう。

中華の冊封国家には、主権意識が育たず、ローカルとしての視点しか生まれなかったということが、現在の韓国を見ていると実に良く解り、リアルタイムの歴史として、大いに、勉強になる。

火星移動

2019年11月04日 | 星の流れに
もう既に木星・ヤギ座の影響が始まっている。株高、中国に都合よさそうなASEAN、英国のEU離脱再延期など、「ゆく星、来る星」と言ったところだ。前者二つはヤギ座で賑わい、後者英国は勢い喪失、苦難到来だ。

日本も、木星がヤギ座に来れば、足下が揺らぐ。それでなくとも、現在、10月から火星が天秤座にいて、スポーツには元気が出るが、腹の立つことや災難や火に関わることが多い。
この火星は、今月19日にサソリ座に移る。すると今度は、朝鮮半島で災いが起こる。
今、既に相当ひどい状態だが、火星が来れば決定打になる。
木星移動