一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
500円
さっき私の仕事場の葬祭場にお金を貸してほしいという男性の老人がきました。その方の言うのには自宅に財布を置いてきてしまい帰るガソリン代がないとのこと。500円を貸してほしいと。
見ると車のガソリンは空でした。釣りが好きでこちらに来ていたといいます。
私がお寺に勤めていた頃はよくお金をくださいという人がきました。500円でいいからと。お寺ではよくおにぎりとかお菓子を持たせました。お金がいいと言い張るので断るとケチと捨てゼリフを言って怒って帰る人もいました。
今日の人は何故、葬祭場になんか来たのでしょう。そこにたまたま私がいました。
経験上、少し疑いもしましたが自分のお金の500円を差し上げました。なんだか可哀想な気がして。
嘘だったら少しショックですがそれでもいいかなーと思います。
そういえば10年以上前に足を草刈り機で切った時に救急で処置してもらい帰る時に連絡する公衆電話の10円玉がありませんでした。たまたま実習出来ていた救急救命士の方が10円を下さりました。
いつか会ったら返したい、時々そんなふうに思います。
見ると車のガソリンは空でした。釣りが好きでこちらに来ていたといいます。
私がお寺に勤めていた頃はよくお金をくださいという人がきました。500円でいいからと。お寺ではよくおにぎりとかお菓子を持たせました。お金がいいと言い張るので断るとケチと捨てゼリフを言って怒って帰る人もいました。
今日の人は何故、葬祭場になんか来たのでしょう。そこにたまたま私がいました。
経験上、少し疑いもしましたが自分のお金の500円を差し上げました。なんだか可哀想な気がして。
嘘だったら少しショックですがそれでもいいかなーと思います。
そういえば10年以上前に足を草刈り機で切った時に救急で処置してもらい帰る時に連絡する公衆電話の10円玉がありませんでした。たまたま実習出来ていた救急救命士の方が10円を下さりました。
いつか会ったら返したい、時々そんなふうに思います。
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