今日は北海道バイケイソウ花成個体数調査の最後の調査ポイント野幌森林公園に行きました。ここの調査エリアでは2013年の一斉開花で415個体の花成個体が見られましたが、その後2年間花成個体が殆どなく、昨年ようやく12個体が花成しました。そして今年なのですが、花成個体は37個体でした。昨年と比較すれば花成個体数は3倍増になりますが、一斉開花の年と比べるとまだ1/10です。ということで、今回の調査を総括すると、一部の地域を除き本年の道内バイケイソウ花成個体数は昨年よりも増加しているが、一斉開花年と比べるとまだまだ少ないと言うことになろうかと思われます。昨年から花成個体数調査を始めた箱根三国山エリアでは、花成個体が昨年と比べて数倍増加していますが、この数も一斉開花年と比べると少ないのかもしれません。
バイケイソウ花成個体は森林公園内でちらほら見られた
バイケイソウの花上のヨツボシヒラタシデムシ
どうしてここにいるのだろうか?
北大植物園で植栽されているバイケイソウ(左)も今年は花成していなかった
一方、隣のシュロソウ(右)は毎年花成する
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