箱根へバイケイソウの観察に行ってきました。今年の箱根はバイケイソウが一斉開花しており、群生地では一面が開花個体であふれていました。多くの花は葯の裂開が進んでおり、すでに花粉がなくなっている花が多く見られましたが、訪花昆虫は観察することができました。一番多く見られたのは、ハイイロハネカクシで、コメツキムシ類も見られました。また、今回初めてヒメホシカメムシが訪花昆虫として観察されました。以前は、ハエ類が多く観察されたのですが、天気が曇りのためか、花粉を付けた葯が少ないためか、今回は全く見られませんでした。
群生地ではバイケイソウは一斉開花
花の多くは葯が裂開して花粉はほとんど無くなっていた
訪花昆虫は背中に花粉を付着させている(左上より、ハイイロハネカクシ、コメツキムシ類1、2、ヒメホシカメムシ)