花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

オトコエシ

2008-09-04 | 2008年花散策
山野草
       
 人の日常の行動パターンは決まっていてそれほど変わった道など通行する事はない。それゆえ変わったものも見ることも少なくなる。当たり前の道を季節の移ろいだけを感じながら移動するだけの生活となる。その点、山に登る私のような行動半径の広い者は沢山のものを見ていることになる。しかし、毎日の買い物に使う道は短距離でいける経路を自転車でぶっ飛ばすので決まってしまっている。それを少しだけ用事があり、昨日変えた。するとオトコエシが道ぶちに生えているのを見つけた。オミナエシ科オミナエシ属(Patrinia)。
背丈は2メートル近くある。近くに畑があるのでそこから栄養をもらったのだろうか?見事なものだ。
    
 オミナエシは万葉の時代から秋の七草として有名なのにこの花は可愛そうにそれほど有名ではない。確かにオミナエシより大型でやや丈夫であるからちょっと可愛げがないかもしれないがこうして良く見る小さい花はまんざらでもない。花屋に行けばオミナエシは切花で売っている。これもオミナエシの黄色と対比してクリーム白の花なのだから販売してもよかろうに・・と思った。
 よく見させて頂きいつも勉強になる「花道楽」さんのブログに、先日オミナエシとオトコエシの雑種のことが出ていた。とても興味深くよんだ。それは雑種となって出た花の色の不思議。白×黄=同じ花序に白もあり黄もあり。名前がまだもっと面白い!オトコオミナエシ。オミナエシが属の名であるからオミナオトコエシであってしかるべきだと思うのは私が女であるからかしら。牧野博士がつけたのだからこうなったのであって女性が命名したのならオミナオトコエシになっていたように思う。
 道を変えることによって少しだけど変わったものを見た。ものの見方は男と女は違う。

花道楽さんのURLです http://hanadouraku.blogzine.jp/
コメント (4)
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