詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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八十数年ぶりの関東大震災忌に捧げる詩

2009年09月01日 | 日記
この日本史上最低最悪の汚点の日を、「防災の日」として災害救助訓練などに明け暮れるのには大反対だ。「防災の日」なら阪神大震災の日が相応しい。

関東大震災忌には、何故日本民衆が自警団等で、多くの罪のない人々を撲殺したり、軍隊・警察等が僕の敬愛する大杉栄一家や労働組合家をなぶり殺しにしたのかを・・しみじみと考える日でありたいなと思う。

関東大震災については、女性史研究家でアナーキー詩人高群逸枝の自伝で読んだkりだけど・・暴行されて刑務所へと連行された琉球人の知人を救いだすシーンが忘れらない。

自警団の検問・襲撃を受けたのは植民地にされたばかりの朝鮮人だけではなくて、中国人や、言葉の不自由な人々や、訛のきつい琉球等の人々も多かったという。
日本歴史最大の汚点だと思う。

憲兵・警察に虐殺された大杉栄一家や労働運動家を含めて、約六千人~一万人が虐殺されたという。

宮澤賢治には関東大震災や祖国を失って流浪する朝鮮人についての詩があるというのに・・関東大震災に遭遇した琉球の詩人山之口獏には、どうしてそのような詩がないのだろうか・・
◆関東大震災について簡潔明瞭で必読なのは「関東大震災」(今井清一)ー
http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/(「評論研究」ページの中ほど)


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