詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

水銀伝説ーゲド戦記ー寺山修司

2009年06月30日 | 日記
水銀は不思議な鉱物。古代以来不老不死の霊薬とされ、金の精錬や、銅鏡の研磨に欠かせなかった鉱物。実際には身体に一番悪い鉱物で、中国の残虐非道な権力者のほとんどは水銀中毒だったのかもしれない。

ファンタジーとSFの女王アーシェラ・K・ル・グインの歴史的ファンタジー「ゲド戦記」(ジブリは何故全力を尽くさなかったのか?情けない恥を世界中にさらすくらいなら・・)の外伝では、水銀鉱山が舞台だ。そこを舞台に、彼女は現代への挑戦状を突きつける。

歌人塚本邦雄との往復書簡集「水銀伝説」を読んで以来寺山修司のファン。
寺山修司を初めて同時代の作家として認識した頃には、すでに彼は亡くなっていた。彼の作詞の・・”ブルースの女王”浅川マキの歌を聞いて寺山修司を偲ぶばかり。

彼の作品の中で好きなのは、ラジオドラマ「大人狩り」(放送禁止されたシナリオ)、テレビドラマ「Q」(すべての人間をひたすらネズミに変えてしまう超能力少年の物語)もまたすごい破壊力。存在の哀しさなどぶっ飛ばして生きてゆくしかない。

現在ユーチューブで聞くことが出来る寺山修司作詞の歌はそのどれもが懐かしい。

◆何度聞いても聞き飽きることのないぼくの青春のうた「めくら花」は-
http://www.youtube.com/watch?v=7mSpNkEhTOA&feature=related
◆東京での放浪生活を思い出す「夜が明けたら」・・浅川マキはー
http://www.youtube.com/watch?v=QU2eG1Zh6Hg&feature=related

◆僕の初恋の娘が好きだった「かもめ」はーhttp://www.youtube.com/watch?v=fOP35aV0qFc
◆故郷を思い出す「ちっちゃな時から」はー
http://www.youtube.com/watch?v=9e-mInaBkFQ&feature=related
◆僕がいつも最後に聞く淺川マキの歌「セント・ジェームス病院」(現代SFの父ジョージ・オーウェルのフランスでの路上生活や病院体験をいつも連想)はー
http://www.youtube.com/watch?v=cyfXqLHZYXo&feature=related

◆「こんな風に過ぎて行くのなら」はー
http://www.youtube.com/watch?v=9PHTuHq56ZY&feature=related
◆この歌も寺山修司作詞の名曲、浅川マキ「赤い橋」はー
http://www.youtube.com/watch?v=au7bytVy3h4&feature=related

◆「ふしあわせという名の猫」・・浅川マキはー
http://www.youtube.com/watch?v=-U089XOr3WA&feature=related

薪ストーブ

2009年06月29日 | 日記
ぼくの北海道のふるさとでは
年中薪ストーブで煮炊きしていたっけ

石炭も灯油も
高すぎて買うことができないので
毎年子供のぼくの仕事の
薪割りが大変だった

今日も
オンボロ傘の下からは
懐かしいあの日みたいに
白い息がもくもく
ビルの谷間へと

身を屈めながら
びしょ濡れで
今朝まで歩いてきた
きみのことだけを考えながら

きみはいつだって
あかあかと燃える
ぼくの薪ストーブだったから


◆死後・・それもだいぶたってからその人間の正当な評価が定まるのだろう。
まだ若い頃のマイケル・ジャクソンも歌っていたのはー
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=ezzxDk_vvXA

ピッキ蛙外伝(8)ー懐かしい八千草薫さんと噴火湾の森町(NHKの”釣瓶の家族に乾杯”で放映中)

2009年06月29日 | 日記
高校時代ほとんど毎日のように文藝部部屋で侃侃諤諤と議論してた友人が好きだったのが八千草薫さんだった。母親を早く亡くした奴だったので、母親の面影を八千草さんに見出したのかもしれない・・

あそこの毛が香るなんて、なんて嫌らしい名前なんだべか・・となんにでも噛み付かないと気がすまないその頃の僕はふと思った。

森町は忘れられない町だ。
高校へと通学する列車で、噴火湾の対岸に見えるのが頂上部分が噴火で吹っ飛んだ駒ケ岳と森町だった。

それと、まだ少女の頃の母が、ただ一人の伯父さんに会いに、一人で列車に乗って会いに行ったという話を思い出す。その頃は祖父(母の父)が中風で約ニ十年間寝たきりになる直前だった。

僕はこの祖父に似ていると思う。とても短期で・・気に入らないオカズがあると、「こんな物食えるか!」とお膳をひっくり返すような人だったらしい。中間管理職として、接待や接待マージャンで毎日遅い帰宅だったとか。

その祖父の死の間際に少しだけ話したことがある。まだ小学校前だった。その記憶を母に話したら、「父さんは中風で口が聞けなかったはずなのに・・」

伯母さんの家に遊びに行って、勝手にそこの本を読んでると・・
「お前字が読めるのか?」と火鉢の前の丹前姿の老人。

「ふり仮名が振ってあるから読めるよ」
「○○(三歳上の従兄弟)はもう小学2年生なのに字が全然読めんのにな・・ミカン食わんか?」
「お腹が一杯だからいらない」
するとその老人がむしゃむしゃと皮ごと蜜柑を食べ始めたのでビックリした。
「皮も食べられるの?」
「ああこの方が栄養があるし、ああいう風に皮を干して保存しておくんだよ」

祖父が指差す先には、糸を通してぶら下げてある蜜柑の皮で一杯の部屋の隅だった。

雨は地球の涙

2009年06月29日 | 日記
買い物から帰ってきたら
集中豪雨がぴたりと止んでしまった
雨は地球の涙なのかもしれない

地球だってこれだけ
人間たちからひどい目にあうと
号泣したい日もあるんだろう
地球もとうとう
意志を持ちはじめたのかもしれない

(いま流行りのエコはそもそも
地球をひとつの生き物のように捉える
エコロージーの省略)

子供の頃から
雨の日が大好きだった
雨の日になんか
学校に行きたくなかった
ぼんやりと
窓の外の雨だれを見飽きなかった

吹雪の外へと飛び出して
大声で叫ぶことも大好きだった
その時のぼくの決まり文句は
「殺せるものなら殺してみろ!」

雨がそぼ降る山で
ひっそりと呼吸している
すべての樹々や草花に挨拶しながら
いつもわんわんと
号泣している自分がいた

風まかせ

2009年06月29日 | 日記
吹くのが止んでからはじめて
その存在がわかる
風のありがたさを感じながら
風まかせに歩いてゆく

石ころだらけの道がいい
アザミがぽつりぽつりと
咲いてるともっといい

まるで
風の申し子みたいなポプラの樹が
ひらひらと葉をひるがえしながら
風と話しをしてるともっといい

明日は
明日の風が吹くだろう
だから
今日の風のなかを
誰ひとり歩いてない街を
ただ明日へと流離うだけ


こんなことでは民主党はもう終わりなのではと思う。
民主党は郵政社長の西川続投を認め、過去の事を問わないという姿勢へ転換するらしい。もしそれが事実なら、民主党幹部は自民党の鳩山元総務省の爪の垢でも煎じて飲むべきだろう。

さらに、以下のような年金の株運用について民主党が反対しないのなら、今後は民主党もまた自公与党と同じ穴の狢と考えざるを得ない。

東奥日報によると、僕が日記で再三書いてきた以上に年金運用損額が多いのに驚いた。なんと十兆円以上になる模様だ。貴重な我々の年金をドブに捨てた責任者の厳罰と、直ちに株での年金運用を止めよ!
なんでもありのアメリカでさえも、国民の貴重な資産を株のような博打で運用する事は、堅く戒められているというのに・・

「年金運用、9兆円台の赤字 株価下落で過去最悪」(東奥日報 6月28日)ー
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20090628010005221.asp
《国民年金と厚生年金の積立金の市場運用で、2008年度は9兆円台の赤字となったことが28日、分かった。単年度の赤字額としては、年金積立金管理運用独立行政法人(旧年金資金運用基金)が市場運用を始めた01年度以来、過去最悪で、赤字は2年連続。




獄中から立候補し,次の政権で是非財務大臣になって欲しい植草一秀さん

2009年06月28日 | 政治
詳しくはもう長い間相互リンクしてる「反戦な家づくり」さんのブログをーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/
その一部分だけアップするとー
《「植草一秀さんを有罪にした裁判長とは」

植草一秀さんに不当判決を押しつけた 近藤崇晴という最高裁の裁判官。最近やけに活躍している。

まず、わずか4日前に「サンデー毎日」の名誉毀損を植草氏が訴えていた事件で、植草氏の敗訴を確定させた裁判長が、なんと同じ近藤崇晴である。こんなことがあっていいのか?

また、今年4月に同様の痴漢えん罪事件で、防衛医大の名倉教授に逆転無罪判決を下した裁判長の中に、この近藤崇晴がいる。そして、わざわざ補足意見まで残している。この判決で、もしかして植草さんの逆転も と期待した人も多かった。

がしかし、今にして読み返してみると、今日の植草氏の不当判決を準備するための予防線だったかのようだ。
    -中略ー

ここで、この件と植草事件は違うんだということを言いたいらしい。なにせ、サンデー毎日の「セクハラ癖があることは業界では有名」なんていう暴言を、名誉毀損ではないというのだから、近藤の頭の中では植草さんはセクハラ癖が業界で有名な人間だと言うことになっている。

それにしても裁判なのだから、証拠も無しにそんな予断と偏見で決めてしまって良いのか。これについては、  -中略ー

なんとここで、「証拠がなければ自分の『経験則』で有罪にできる」と言っているのである。
まるで、4月の段階で植草さんの有罪確定を準備していたかのようだ。

こうして、同じ大学教授と言うこともあり、名倉教授の事件を比較対象にすることで、植草さんの有罪を強引に決めつけたのが、この近藤崇晴という最高裁判事である。

ちなみに、「証拠がないなら経験則で」は、この事件のみならず、死刑判決までも下している。

そう、あの林眞須美被告を死刑確定にした、裁判官の中にも近藤崇晴がいる。
(ちなみに、あの事件の判決確定にかんするニュースは、ネット上から消されている)
これも、判決文を読んでみると、詐欺事件をやったのだから殺人事件もやりかねないという予断に満ちている。》

◆僕が次の政権で是非財務大臣になって欲しいと思ってる植草一秀さんは、今日もまたかんぽの宿問題について肉薄している。かんぽの宿問題について最もわかりやすい説明だと思う。
詳しくはーhttp://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/

◆久し振りに大笑いした「きっこの日記」の『「お」のつく話 』はーhttp://www3.diary.ne.jp/user/338790/

一本の樹になりたい

2009年06月28日 | 日記
今夜は ただ
一本の樹になりたいだけ

どうしてだろう
いちばん懐かしかった
母の思い出話しが
いつからか思いだせない

父がぽつりと話した
片腕のない豆腐売りの老人と
幼い少女の話は
初めから終りまで覚えてるのに

杉やポプラみたいに
真っ直ぐに立つ樹では物足りない
梅や桜のようでは
落ち着いて考えてる暇がない

沖縄には
ガジュマルという変てこな樹があって
妖精みたいに
子供を守る樹なんだという

樹はそのどれもが
素晴らしいけれど
やっぱりぼくは
オンコの樹になりたいなと思う

ぼくの墓の上には
オンコの樹を植えて欲しい
墓石とか 
墓参りとか
そんなせせこましい社会は
もううんざりだから


生きるエネルギーが必要だ

2009年06月28日 | 日記
生きるエネルギーが必要だ
それは
愛であっても
哀しみや
怒りであってもいい

どう死ぬのかとか
どう殺そうかという
情熱であってもいいんだよ

動物はみんな
生きるためにそうしてるけど
人間がそうでないのは
誰かが殺してくれて
細切れの肉にしてくれからだ

民主主義国家が
弱肉強食市場経済で増大するばかりの
貧困や経済格差や差別を
税金の再配分機能によって
是正するんだという幻想があるからにすぎない

今日はどうしてだか
寺山修司を連想している
類い稀なタブーへの挑戦者
寺山修司同様に 
青春時代に
映画館で働いてたという
cafeでの映画の師匠マッキー氏もまた・・

映画好きにはとても便利な「hattari a go go!! 」はー http://www11.ocn.ne.jp/~makinon/marigold/index.html

◆このCafeで1日300ヒットを超えたのは初めてのこと。
gooブログでも、700ヒットを超えて125万ブログ中の5071位だった。
僕の使命は、素敵な詩を作ることと、時代の証言者になること。
これからもよろしく!

自民党別働隊の新党設立は選挙前なのか選挙後なのか?

2009年06月27日 | 政治
連日マスコミに登場してる東国原知事も橋下知事も、自民党の応援で当選した知事だし(とりわけ売国の中の売国奴の小泉・竹中・中川一派の力で)、マスコミのバックアップがなければ単なる性犯罪を犯した”宮崎の笑うセールスマン”と”弱者虐めの得意な金の亡者の悪徳弁護士”でしかない。

心中の思いとは違う民主党政策をパクッてのうのうとしている自民党別働隊には以下の四つがある。政策が民主党とほとんど同じなら民主党と協力すべきだというのに・・選挙で応援してもらったいきさつや、将来自民党に合流という陰での密約があるのではと思われる。そして彼らの最大の密命は民主党中心の野党による政権交代潰しなのは明白だ。

そのような密命を帯びた自民党別働隊の四つの勢力はー
①簡保の宿問題で鳩山総務大臣を追放した小泉純一郎-中川秀直-竹中平蔵-武部勤-小池百合子からなる「市場原理主義」たち
②最近ではマスコミに相手にされなくなりつつある渡辺喜美-江田憲司-高橋洋一-岸博幸-屋山太郎からなる「脱藩官僚」たち
③選挙で自民党(特に小泉売国奴一派)から応援してもらった東国原宮崎知事-橋下徹大阪知事-中田宏横浜知事-露木順一開成町長-中村時広松山市長からなる馬鹿の一つ覚えしか言わない「地方分権首長」たち
④隙あらば民主党に反旗を翻して自民党に入れてもらいたいという民主党右派の前原誠司-渡部恒三-長島昭久-渡辺周-馬渕澄夫の「民主党内市場原理主義者」たちがいる。

決して彼らの羊頭狗肉や巧言令色に惑わされてはならない。

掃除に疲れたので一服・・阿呆の思いつきの「マンガ館」について

2009年06月27日 | 政治
驚くくらい往生際の悪い麻生首相のマンガ館については多くの問題があると思う。

その中でも、悪名高い厚生労働省の「私の仕事館」をついつい連想してしまう点についてだけ書きたい。

多くの日本人が既に知っているだろうけど・・この「私の仕事館」建設費の581億円は、本来それを受け取ることができた6万7千人分の失業給付に相当するという。おまけに年間約10億円の赤字の垂れ流しを我々の血税からだったという。まったく「責任者よ出てこい!」と怒鳴りたい心境だ。

厚生労働省官僚が更に悪質なのは、こんな糞の役にもたたないものを作っておきながら、その一方では失業給付の減額をやった点だ。雇用保険で星の数ほど作った利権がらみの建設業界のための施設も1050円で次々と売りさばいたり・・(これは簡保の宿問題でも同じ構造だ)

そんなにお金が有り余っているのなら、ヨーロッパのように失業給付が三年間とまではいかなくても・・もっと給付期間を延長したり、増額したり(現役月給の約半分ではいかにも少なすぎる!)、すぐに給付を受けられるようにしたり・・

さらには、本来は雇用者が雇用保険に入れなければならないにも関わらず、厚生労働省官僚の怠慢のために、クビを切られても失業給付を受けられない数百万単位の非正規労働の失業者を救済するために使うべきものではないのかと思う。

最後に、与党勢力の中にも「天下り禁止」「地方分権」等を選挙目当てに言う政治家が多いが・・嫌になるくらい長い間政権の座にあって、いくらでも変革することが可能だったのに、いまさら官僚支配政治をなんとかすると言われても、それを信じるお目出度い日本人などもうこの世には皆無だと思うのだけど・・

読売新聞社説『物価大幅下落 デフレ退治に最善を尽くせ』を読んで考えたこと

2009年06月27日 | 政治
現在の日本で最も緊急なのは、景気と物価が同時に落ち込むデフレの悪循環(=デフレスパイラル)を防ぐことと、景気悪化の原因となってきた・・腐敗しきった自公与党政治&官僚支配政治とは正反対の事をするのがベストだと思われる。

何故ならこの国のデフレとは、物が有り余っていながら、社会福祉・セイフティネットの切捨て、弱者・労働者切捨てによって、日用品を買いたいのに買うことができないどころか、衣食住にさえも事欠くようになったというのに・・国・行政や官僚・公務員の存在理由である税金の再配分機能を使っての貧困と格差の是正がなおざりにされてきたからである。それどころか日本人の購買力をさらに奪ってきた自公与党の苛政がその原因だからである。

これほどデフレが進行してしまった現状では、涙金の「低額給付金」の上に、更に数十万円以上の「高額給付金」で、国民すべての購買力増加しか方法はないだろう。

その方法は、何度もこの日記に書いたように、「国家発行紙幣」や「地域通貨」しかないだろう。そしてそれが全部購買に回るように、それらを童話作家エンデが提唱したように、貨幣価値が減額してゆき10年ほどで貨幣価値がゼロになるような「老化してゆく貨幣」にすべきだ。

この世界のあらゆる物が価値を減少させてゆき、最後に無くなってしまうというのに・・何故貨幣だけがその例外でありえるのか?
さらには、市場に出回らない貨幣の存在こそが、経済活動を疎外しているので(貨幣が市場を回れば回るほど経済が活発化)、利息や利権のために隠匿されているすべての埋蔵金(各省庁と天下り法人の特別会計)を国民の救済のために使い、富裕層に溜め込まれて市場に出回らない資産に高い税金を掛けるべきだと思う。

それが不可能だというなら、最低でも、前回の消費税増税で減税した富裕層の所得税・相続税減税や法人税減税を元に戻すべきだろう。この国をこれほどひどい国にした小泉・竹中以降の悪法のすべても廃棄すべきだろう。

さらに国民大多数の購買力を奪ってきた憲法25条違反等の大企業利益第一の労働問題についてはーhttp://www.labornetjp.org/news/2009/0523ito

以下に、これらについて詳しい読売新聞社説『物価大幅下落 デフレ退治に最善を尽くせ』(6.27)を全文掲載したい。
《景気と物価が同時に落ち込むデフレの悪循環が始まったのだろうか。

 5月の全国消費者物価は前年同月比1・1%低下して、戦後最大の下落率を更新した。これまで最大の下落率は1・0%、記録したのは2001年5月だった。当時、日銀は初の量的金融緩和でデフレと戦っていた。その時より物価は下がり、今後さらに下落率は拡大が見込まれる。

 2000年夏、日銀は景気の先行きを楽観してゼロ金利政策を解除し、デフレを悪化させた。今回も一歩誤れば、連鎖が止まらぬ「デフレスパイラル」を招きかねない。景気に薄日が差す今こそ、デフレ退治に最善を尽くすべきだ。

 前年に高騰した原油や穀物の価格が、一転して下がった影響は大きい。だが、ガソリンや食料を除いた物価も下げ幅の拡大が続いている。特殊要因を除いても、デフレ圧力は強いと見た方がいい。

 主な原因は、消費をはじめとした内需の低迷である。

 百貨店は15か月連続、スーパーも6か月連続で売上高が減った。夏のセールの前倒しなど、値下げの動きが広がるのは、安くしないと売れないからだ。百貨店で不振の衣料品も、低価格ブランドの専門店は売れ行き好調という。

 リストラや残業カットで収入が減り、家計は少しでも安い商品を選ぶようになる。その結果、企業は値下げ競争に走って利益が減り、さらなる賃下げを招く。

 節約は個人の正しい選択だが、経済全体の停滞は長く深くなる。デフレは、経済の活力を奪う「難病」なのだ。

 問題は日本経済全体で45兆円の需要不足にある。景気対策の効果が息切れしないよう、切れ目ない政策対応が必要となる。

 失業対策や医療・介護現場への支援、環境・省エネなど成長産業の振興など、高い需要創出が見込める事業を優先したい。社会保障費の一律カットなど緊縮政策は、デフレ下では禁物である。

 「デフレが深刻になる」という悲観論が広がると、事態が急激に悪化する恐れが出てくる。

 日銀は昨秋からの金融危機を沈静化させるため、長期国債や社債の買い入れで資金を大量供給し、市場は落ち着きを取り戻した。

 今後はデフレが金融政策の主戦場となろう。数値目標を掲げる全面的な量的緩和に踏み切り、物価がプラスになるまで続けると約束してはどうか。

 日銀は、悪性のデフレを防ぐ決意を示してほしい。(2009年6月27日01時28分 読売新聞)》

野党共闘の核となる「日本困民(反貧困反格差社会)党」を作るべきだ

2009年06月27日 | 政治
以下のいくつかに共感するならば、野党共闘・統一戦線を作るべきだと思う。ただ従来の野党はそのための情熱が欠如しているので、昨年末にテント村に終結した新しい労働運動家たちがその中心になるべきではと思う。

護憲派を含みつつ、遵法の徹底と、世界一デタラメな違法政官財が跋扈するこの国を法治国家にするという一点で集結すべきではないかと思う。

①小泉竹中以降の貧困と格差社会をもたらした悪法をすべて廃止する。とりわけ「郵政民営化(私物化)」という一部特権政官財による国民共有財産の強奪を厳しく罰して、不当に奪われた国民共有財産を取り戻す。
①弱者や貧困家庭への税金はすべて無くして、国家発行紙幣や地方通貨で国民一人当たり数十万円を配布すべきだ(日本は世界一の製造に優れた国でありながら、官僚・アメリカからの搾取や税的負担が多すぎるのが貧困の理由だと思う)
②国鉄、高速道路等の国民共有財産を強奪した者たちへの増税(それが理想だけど、前回消費税増税での金持ちの所得税・相続税減税や法人税減税を元に戻すだけでもいいと思う)
③高速道路は無料化し、渋滞解消のために出入り口を倍増する失業対策事業の後に地方へと譲渡し地方再生を。
さらには、軍事・外交・国税以外のすべてを地方に譲渡して地方主権、地方の合議による共和国国家に。(列島先住民のアイヌ民族と沖縄は自治共和国に)

④すべての市町村に技能修得のための職業訓練施設を国が罪滅ぼしのために建設するべきだ。
⑤日本のような列島国家には必要がない・・陸上自衛隊を上記の職業訓練施設や国内外支援のための「災害救助隊」へ。
⑥すべての国民が上記の職業訓練施設で、年齢等の差別無く生活保障をされての訓練や、図書館でインターネットを無料できるようにする。
⑦年金は、払った分を誰もに保障する。それ以上は、消費税で保障する。そのための消費税ではないのか?それともこれまでみたいに大金持ちの所得税・相続税減税や大企業のための法人税減税に使うべきなのか?
⑧天下り高給官僚の天下りはすべて廃止。
税金をネコババしたすべての官僚・公務員の犯罪は全財産没収や国外追放に

蜂谷なんとかというマスゴミ芸者の言葉が頭にきたので

2009年06月27日 | 日記
累々たる骸の上にこそ
すべての生命が生きかえる
この国なのかもしれない

マスコミに最近よく登場する
サングラスの批評家蜂谷という
「犬猫みたいに生きてきた結果だろう」
という君の言葉を
ぼくは許せない

君はそんなことを言うほど
立派な人生を生きてきたのか
どんな人間が
そんなご立派な人生を生きられる
この社会だというのか

派遣切りされた非正規労働者や
この国を作ってきた高齢の路上生活者や
この国の苛政で ついには
生活保護に頼らなければならなってしまった人々を
犬猫と否定するほど
お前は!立派な生き方をしてきたのか

むしろ
路上生活者や非正規労働者は
欲望からは最も遠い人々だったろう
金持ちたちのようには
そんな金も時間もないからだ

お金が有り余るほどあり
権力が有り余るほどあり・・
この国の税金を
好きなだけ食い物にしてきた
政官財や彼らの家族こそを
欲望のままに逸楽を楽しんできた者たちではなかったのか

「犬猫みたいに生きてきた結果」だろと

言えるなら
何度でも言ってみろ!
蜂谷なんとかという
マスゴミの芸者野郎よ!

たからもの

2009年06月27日 | 日記
ぼくの宝物って
いったいなんだろう
きみの宝物って
いったい

宝物って
失ってはじめて
わかるものなのかもしれない

ほんとうの青色と想った空の色や
磯臭い風が吹いていた海
馬さんがいななきながら挨拶してくれた朝
まるであの世からの風みたいだった
きみとの道

宝物って
失ってはじめて
わかるものなのかもしれない

「地球に優しく」となんかではなくて
地球に生きる
すべての生き物たちに
優しくしよう

数百兆円という膨大な内部留保を溜め込みながら
そのために血と汗と涙とで貢献してきた
派遣や非正規社員切りを 
真っ先に
なに躊躇うことなくやった大企業たち

金儲けのためなんかのエコではなく
なんとか生きのびたいと
今日も懸命の
すべての生きものたちのための
エコであって欲しい

今日もまた
刑務所の鉄格子の窓
星さえみえない窓から
君は空を見上げてるのかもしれない

「ごめんな・・」と今日も
三日月を見上げながら
呟いてるぼくがいる

僕は「日本困窮者弱者党」&「沖縄独立」&「アイヌ民族独立」党を立ち上げたい

2009年06月27日 | 政治
でも以下は、すべて僕の妄想なのでご了解をー
①税金はすべて無くして、国家発行紙幣や地方通貨で国民一人当たり数十万円を配布すべきだ(日本は世界一の製造に優れた国でありながら、官僚・アメリカからの搾取や税的負担が多すぎるのが貧困の理由だと思う)
②国鉄、高速道路等の国民共有財産を強奪した者たちへの増税(それが理想だけど、前回消費税増税での金持ちの所得税・相続税減税や法人税減税を元に戻すだけでもいいと思う)
③高速道路は無料化し、渋滞解消のために出入り口を倍増して地方へと譲渡し地方再生を。
④すべての市町村に技能修得のための職業訓練施設を国が罪滅ぼしのために建設するべきだ。
⑤日本のような列島国家には必要がない・・陸上自衛隊を上記の職業訓練施設や国内外支援のための「災害救助隊」へ。
⑥すべての国民が上記の職業訓練施設で、年齢等の差別無く生活保障をされての訓練や、図書館でインターネットを無料できるようにする。
⑦年金は、払った分を誰もに保障する。それ以上は、消費税で保障する。そのための消費税ではないのか?それともこれまでみたいに大金持ちの所得税・相続税減税や大企業のための法人税減税に使うべきなのか?
⑧天下り高給官僚の天下りはすべて廃止。
税金をネコババしたすべての官僚・公務員の犯罪は全財産没収と国外追放に

これらのいくつかに共感するならば、野党共闘、統一戦線を作るべきだと思う。
もちろん護憲というよりも、遵法の徹底と、世界一デタラメな違法政官財が跋扈するこの国を法治国家にするという一点で・・