詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

この腐りきった国をさらに究極の腐りきった国にしたいのか?

2006年11月30日 | Weblog
現在の日本を一言で表現するならばー
①本来の政治や行政の仕事であるべき弱者救済や公共サービスの充実どころか、弱者の社会からの排除&切る捨てや社会福祉等の公共サービスの劣悪化
②官僚や世襲議員&地方ボスや大企業等の税金ネコババや国民共有財産ネコババ等のやり放題・・
と要約できるのではないかと思う。

そのために邪魔になる憲法や教育基本法や言論の自由を、破壊するための第一歩が「教育基本法」改悪や「共謀罪」だろうと思う。

なんら現実的な対応をとってこずに、これほど日本社会を崩壊させてきた自分たちの悪政のツケを、憲法や教育基本法のせいにするのは盗人猛々しい本末顛倒である。

税収アップのためには、税金の約半分が消えてしまう構造的な税金ネコババ(官製談合や○○法人等への天下り、医療費の不正請求、やりたい放題の大企業等の脱税・・)等を半減するだけでいい。

社会の荒廃の主原因の、経済的貧困に苦しむ未来なき若者や職無き中高年に対しても・・
なにひとつ具体策を講じてはこうなかったではないか。
すぐにでも、誰もが奨学金等の補助でスキルアップできる職業訓練施設やアメリカの公立大学的施設を大量に作るべきだ。
それとともに、高齢女性の仕事確保のための以前のような病院での「付添婦制度」の復活や、国内の社会教育から海外援助に至るまでのNGOやNPOへの援助や権限委譲等での「雇用倍増計画」を立ち上げるべきだ。
国が存亡の危機にあるこの時代に、最も不必要ものなのが、税金を浪費し税金ネコババしかやってこなかった害霧省や悶蚊省等の糞の役にも立たない国家官僚組織や税金を蝕むばかりの彼らの天下り先の○○法人なのだと言わざるを得ない。

そのための資金などは、↓の日記に書いたような相続税アップや違法法人等への増税でいくらでも可能だと思う。

このように腐りきった国にしてしまった原因を作った民主党や社民党や小沢一郎氏は命を賭けて「教育基本法」改悪や「共謀罪」を叩き潰す義務があると思う。
権力からのおこぼれのために体の芯まで腐りきった大マスコミには何の期待もできないのだから・・

ゾンビのように腐りきって臨終間近だった自民党を生き返らせてしまった最大の原因が、小沢一郎の小選挙区制度や社会党の自民党との連立だったのだから・・

っとイラクやパレスチナ等の中東問題にもやっと解決のわずかな光か?

2006年11月29日 | Weblog
どうも、イラク戦争で侵略軍側だった米英やイスラエルや日本(兵站や戦費担当)の敗北は決定的な模様だ。

これでやっとパレスチナ問題解決も間近いのではないかと思う。
中東の鬼っ子イスラエルも、アジアの鬼っ子日本のように・・近隣諸国との早急な関係改善をしないと、破滅へと一気突き進むしかないというところまで追い込まれてきたのではないかと思う。

日本の場合はまだ色々なカードがあってー
(アジアでの唯一の国際機関の「国連大学」を利用してのEU的アジア共同体や、アジア共通通貨や、アジアでのEU的共同安全保障等・・)
政治さえ変われば、一気に関係改善がまだ可能だと思うが・・

詳しくはー
「レバノンの暗殺と中東再編」

大企業による大企業のための大企業による・・

2006年11月25日 | Weblog
誰もみな 企業以外は 行列死 (「大企業」)

戦後の日本は世界一公平・公正で、世界一平等な社会だったというのに・・
バブル以後あれよあれよという間に、アメリカを手本とする「グローバリゼーション」のせいで・・アメリカ並みの不公平・不公正で不平等な格差社会となってしまった。

日本人に残されている戦後民主主義の遺産は、平和憲法と年金制度&健康保険だけとなってしまったが・・
安倍なんとかという世襲政治家は、任期中に戦後の繁栄を保障した憲法を絶対に変えるのだという。(この憲法のおかげで、ベトナム戦争でもその後でも、韓国みたいに参戦せずにすんだのだと思うが・・)

年金制度や健康保険等は、大企業や正社員労働者以外はもうとっくに破産してるが・・

今回のこの法律は、大企業や正社員でも今後は・・サービス残業どころか残業代無し残業や過労死でどんどん従業員を殺しては、団体割引生命保険をふんだくろういうのだから・・
戦前や封建時代以上の悪どさではないかと思う。
詳しくはー「日刊ベリタ : 記事 : 過労死促進法(日本版エグゼンプション)で11兆円を横取りする経営者」

生まれてはじめて折句を作ってみた!

2006年11月22日 | Weblog
生まれて初めて折句を作った。
    「メダカ」

メダカたち 暖冬の朝 完璧な死
目覚めなき 暖冬の朝 彼らの死
メダカより 断然目刺しが 好きと母


頭の体操にはとても効果がありそうだ。
今度の休みには是非
折句専用のページを新設したいナーと思う。




育基本法問題や臓器移植問題等の最近の問題に共通するのはー

2006年11月16日 | Weblog
”嘘はいけないんだ”という・・単純な結論に行き着くのではないかと思う。

僕の友人でも学歴詐称で会社を首になった知人がいたし・・学歴詐称野党議員でも政治生命を絶たれたり、メール問題での虚偽を問題にされて政治生命を絶たれた永田議員のような議員もいた。

個人(免許証の住所変更をしていない多くの人々が逮捕されてる)や野党議員でさえこれほど嘘が問題視されて、社会的に厳罰をあたえられるのだから・・
税金を食み、社会に手本を示すべき立場にある・・権力を持っている与党議員や官僚の場合は、その嘘に対してはさらに厳しい処罰が下されるべきではないかと思う。

それが逆転していることが最大の問題なのではないかと思う。
一般国民の嘘やちょっとした違法行為はたちまち逮捕や厳罰や社会生命の終わりになってしまうのに・・
このようなせこいタウンミーティングでのやらせ行為や嘘をついての臓器移植が、なんの処罰もされないというのでは・・
あまりに不公平すぎるのではないのだろうか?



中国での人肉料理のピークは唐時代だとか

2006年11月12日 | Weblog
やっと「最後の晩餐」開高健(光文社文庫)を読了する。
いま最も油の乗ってる作家ー角田光代の解説がまたとても面白かった。

孔子なども送られてきた最愛の弟子・子路の塩辛を食べたそうだし・・
アンデス山中での飛行機事故生存者についての「生存者」(平凡社)をみても・・生存者たちはみんなから祝福されてるし・・
欧米や中国では、人の肉を食べるということについて、あまり抵抗がないのかもしれないナー

ほたる

2006年11月09日 | Weblog
北海道の山奥から
内地にやってきた初めての夏
驚いたのは
あまりにもの田んぼの多さと
夜中舞い飛ぶ蛍だった

田んぼのあちこちから
捕まえてきては
部屋中に放しては
光り輝きながら 死んでゆく
ほたるのいのちから
目を離すことができなかった

星さえみえない夜には
とうに 亡くなってしまった
君の魂だと思いながら
橋の上に立ち尽くして
源流へとターンしてゆく
一匹の光を見ていた

死にゆくものは 
美しい
生き急ぐこころは
わすれられない

無料テレビギャオの松田優作主演「蘇る金狼」が面白かったナ!

2006年11月09日 | Weblog
その他にも彼が主演した「野獣死すべし」「人間の証明」も面白い。
僕が一番好きだったのは、与謝野晶子役の吉永小百合と競演した・・
有島武郎や大杉栄等の大正デモクラシーの映画。
題名は忘れたが・・故郷北海道の景色が素晴らしかったナー

死者たちに贈る詩

2006年11月08日 | Weblog

  「死者たちに贈る」

死んでしまった男に必要なのは
すべてを焼き尽くす
たった一杯の火酒

死んだ女に必要なのは
遠いあの日の 風の記憶の
赤いリボンの麦わら帽子

死んだ子らに必要なのは
たったひとつの 
砂にまみれたねじれたお菓子

迷子

2006年11月07日 | Weblog
迷子になってしまったのかもしれない
まるで遠い
いつかの日の太陽みたいに・・

太陽なんて どだい
戦いを忌避する心の弱さや
きみに愛されたいという
惰弱さゆえの 錯覚に
眩しかっただけなのかもしれない

息が続くかぎり・・
潜りつづけていたい
という気持ちとは 裏腹に
遠ざかりゆく夕陽よ

ヤドカリみたいに
夕暮れの浜辺で
おのれの影に手を振れば
借りものの言葉をもて遊ぶしか
もはや
手段はないのだろうか・・

海辺にて

2006年11月05日 | Weblog
寄せくる波のように
消えゆくだけの言葉でありたかった
きみの身体の
輪郭をなぞりながら・・

さんざめく
満点の星々がふるえる入り江で
きみの声を
いつまでも聞いていたかった・・

きみのひとみを
いつまでも見守る
月の光でありたかった・・