詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

「アイヌの食事」(農文協)と「アイヌお産ばあちゃんのーウパシクマ」(樹心社)読了

2008年11月30日 | 政治
暇があると読んでるアイヌ民族関係の本の中の二冊だ。前者はアイヌ民族の食料や調理法がとても詳しい。
後者は、超能力を持つ産婆さんだったせいか、お産の情景やアイヌ民族の超能力の種類や、シャーマン的な治療方法がとても詳しい。

[おばあちゃんの智恵]
(1)干しシイタケを酢に漬けたものは糖尿病に効く。干し椎茸の戻し汁はうどんのダシに欠かせないけど。
(2)レンコンは便秘によく効く。すりおろして団子にしてが便利。
(3)ムカデを菜種油に入れるたものは、ケガの傷跡が残らないとか。以前の職場はムカデだらけだったんだけどなー
(4)揚げ物で酸化した油は、梅干を入れるともとにもどる。
(5)切れなくなったハサミはアルミホイルを切ると切れ味がもとに戻る。
(6)焦がした鍋は1・2日天日干しすると焦げが取れやすい
(7)打ち身には砂糖水を塗ると痣にならない
(8)塩で茶渋が取れる
(9)米のとぎ汁は様々な汚れ落としに最適。
(10)同様に、大根の下茹でや、身欠きニシンを一晩漬けての煮物にも。

[アイヌ民族の薬草の智恵]
■静内地方
①ヨモギー鍋に入れての湯気が風邪に効く。
②キハダの皮・実ー皮の熱湯は胸やけに、実は煮詰めて結核に。
■日高地方
①蕗の根ー「実母散」のように体の中の悪いものを出す。蕁麻疹に効く。
②柳の皮ーあかぎれ、腫れ物、関節痛に。煮詰めて湿布薬のように。
③柳の枝ー神経痛・リュウマチ用のお灸に。枝の先を燃やして燃えてる部分を落として、蕗の葉等で包んで患部に当てる。
③柳の枝ー六センチ程の丸太を竹踏みのように。万病に効く。
④イタドリの葉ー”痛み取り”という意味。
⑤動物で薬になるのは熊と鹿の心臓の蒸し焼き。内臓全般に効く。

僕が思う野党共闘内閣の顔ぶれは?観なきゃ!やしきたかじんの「そこまで言って委員会」をー

2008年11月30日 | Weblog
次の野党共闘内閣で、外務大臣には彼しか適任者がいない!と思う天木直人氏が出演して、田母神前航空幕僚長らと闘論してきたそうだ。ほとんどが保守的な論者の中で、たぶん唯一の護憲派天木氏がどうやりあったのかとても気になる。
天木氏のブログはーhttp://www.amakiblog.com/archives/2008/11/29/#001261

僕が相応しいなと思う野党共闘の実務的内閣の顔ぶれは(todaysongさんのコメントを参考にちと変更を)ー

総理大臣 長妻昭・・人気がなくて健康面にも不安のある小沢氏から国民的人気・タフさ満点の彼に代表変更して(死んでもいいというやる気があるなら小沢氏でもいいが・・その時は長妻氏を厚労大臣に菅氏を総務大臣に)
副総理&その下に新設「国民生活総合省」(従来の天下り官僚・○○法人元官僚や■印のついた各省大臣を集めて「21C国民生活・環境プロジェクト」担当させ、各省庁へ指示・進行度チェック」) 福島瑞穂&その下の国生総合省大臣に田中康夫・・野党共闘のバランス上&知事実績あるアイデアマンの彼に日本の未来を託したい
財務 榊原英資・・日本で一番の経済の専門家
外務 天木直人・・外交専門家の彼しかいない!
■厚労 菅直人・・省内に詳しいし実行力抜群
■文部 保坂展人・・未来の総理大臣だと思う
■国交 岡田克也・・清廉潔白さを買う
法務 佐々木陸海・・やはり弁護士出身者の方がいいかもしれないので変更を
総務 小沢一郎・・ここで諸官僚・諸官庁のチェックと厳罰化を
■産業 亀井久興・・野党共闘のバランス上
防衛 喜納昌吉・・歌手で沖縄人の彼ならと期待する
■農水 穀田恵二・・あまりにも汚染がひどい官庁なのでと、野党共闘のバランス上
■環境 pikkipikki等・・誰か真の意味での詩人にやってもらいたいなと思う。子供がいいかもしれない。


明日観なきゃ!やしきたかじんの「そこまで言って委員会」と、高齢者医療費を無料にした気骨のある町長

2008年11月30日 | 日記
次の民主党を中心とした野党共闘内閣で、外務大臣にはこの人しかいない!と思ってるのが天木直人氏だ。

氏のブログはーhttp://www.amakiblog.com/archives/2008/11/29/#001261、やしきたかじんの「そこまで言って委員会」に出演して田母神前航空幕僚長らと闘論してきたそうだ。ほとんどが保守的な論者の中で、たぶん唯一の護憲派天木氏がどうやりあったのかとても気になるなー

それと、厚労省大臣になってもらいたいなと思ったのは、後期高齢者医療の医療費自己負担を無料にした東京都・日の出町青木町長でーhttp://blog.livedoor.jp/hri826/archives/51402243.html

やはり僕の推理が一番正しいのではないだろうか!?

2008年11月29日 | 政治
元事務次官襲撃犯と称する小泉毅容疑者は、どう考えてもやはり真犯人ではないと思える。すべてが、あまりにも手回しがよすぎて不自然すぎるからだ。彼が出頭する前の僕の23日の日記を再度アップしたい。

『三つ目に紹介したブログの主催者のように、最初は僕も元厚生天下り官僚連続死傷事件は天誅的テロだろと思ったが・・最近はどうも、7年前の民主党石井紘基代議士殺害事件同様に、権力者側からのテロだったのではないかと考えている。(後記:たぶん売国奴的米国従属勢力が、カルト宗教か親米右翼か○○団を使ってやらせたのではないかと思う。)

何故かといえば、犯行宣言がない天誅的テロは考えられないからだ。それとは逆に、推理小説の常道の、「誰が利益を得られるのか?」と考えるとそれは権力者側だからだ。
①積もり積もった年金官僚への国民の怒りのガス抜きができる
②将来民主党政権になった時にやばい事を白状しかねない危ない証人の抹殺
③これを口実に、我々の税金を食む公人で官僚たちの住所録等が早速閲覧禁止等で情報公開とは反対の方向へ
④官僚たちの警備が厳重になり、ますます管理・監視社会化

頭が相当いかれてるとしか思えない麻生首相(お笑い芸人よりははるかに面白いけど)の側近には、相当の切れ者か、相当に狂った人間がいるのかもしれないなと空恐ろしさを感じたのはーhttp://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/』

僕と似たような推理をしてたのはー
①オウム真理教等のカルト宗教に詳しい紀藤正樹弁護士の推理はーhttp://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2008/11/post-ce71.html
②小泉毅はにせものでは?という推理はーhttp://www.asyura2.com/08/nihon28/msg/488.html
③年金制度批判の急先鋒民主党長妻昭議員がこの二人の元事務次官を国会に証人喚問予定&容疑者出頭のTBS独占中継についてはーhttp://blue.ap.teacup.com/97096856/2338.html
③元厚生事務次官宅への連続襲撃事件の本当の黒幕はブッシュ一派?という推理はーhttp://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/

故郷のプラットホームにて 

2008年11月29日 | 日記
日本でいちばん最後まで
SLが走っていた
その沿線から
さらに山奥へと入った開拓地が
ぼくの生まれ故郷

本屋も
映画館も
公衆電話もなく
立ち飲みのできる雑貨店が
たった一軒きりのふるさと

人口よりも
熊の方が多くて
「山へ行ってきた」と言うと
誰もが口々に
「よく熊に喰われんかったな」が決まりの挨拶

ときどきは
「熊に牛を喰われてしまったべさ」とか
「馬を喰われたべさ」とか
「山菜採りに行ったら熊とばったりだったべや」

冬といったら
三メートル以上の雪で
雪の階段を降りてくと真っ暗な玄関
登下校はスキーを履いてで
体育も遠足も
スキースキーまたスキー

昨夜の夢のなかでは
星空の下 ひとりぼっち
風に蒼ざめた プラットホームに
まるで一本の槍みたいに
突き刺さったまんまの
一本の槍みたいに

壊れかけた
枕木の柵の向こうには流れやまない海
その幻想のクラゲで一杯の
海を染めて
昇ってくる新月

金魚鉢みたいに湾曲するふるさとでは
誰もが金魚みたいに
金魚鉢に映る
不安と瓜ふたつになって
じぶんのこころの極北の赤を
覗き込むしかない

日本郵政の数百兆円という優良資産が私的に強奪されつつある

2008年11月28日 | 政治
憲法で定められているにもかかわらず、国会の決議を経ることのない100兆円もの外貨準備ドルの存在(その数分の一で十分)や、そこでの24兆円もの損失が野放しにされ、政府、財務省が勝手に巨大損失を生みだし続けている行為は、憲法違反の行動として国会で糾弾されなければならない。

さらに深刻なのは、最後の国民共有財産に関してー
《郵政民営化は、日本郵政が保有する巨大な優良資産を米国資本が収奪するために実行されている疑いが極めて強い。米国の金融資本は350兆円の郵政資金をターゲットにしているだけでなく、日本郵政が保有する巨大な不動産資産をも標的にしていると考えられる。

麻生首相が郵政株式の売却凍結を口にした途端、激しい麻生首相バッシングが噴出している。テレビ朝日は、小泉元首相、中川秀直元自民党幹事長、飯島勲元秘書、小泉チルドレンを画面に登場させ、郵政民営化見直し論議を封じ込めようとしているように見える。

日本郵政が不動産事業を本格化していることが報道されている。東京・目黒の社宅跡地で分譲マンション開発を進めるほか、東京中央郵便局の再開発にも着手している。日刊ゲンダイ紙は11月24日付記事「西川・日本郵政 国民の財産を勝手に切り売り」を掲載したが、貴重な国民資産が私的利益のために流用されつつある。》(「植草一秀の『知られざる真実』」より)

詳しくはーhttp://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/

後期高齢者医療制度 (推敲形)

2008年11月28日 | 日記
燎原の火よりも速やかに
怒りの炎が
列島を燃やし尽くてゆく

百年に一度という危機の時代に
空気も読めない
漢字も読めない
経済知識も常識もないという
百年に一度というまるで阿呆な首相

閨閥化で腐りきった政官財だけが
こんな人間を産みだすんだべか
好きなだけ
国民の生き血をむさぼり食らってきた挙句に

未来が完全に奪われてしまうのが
わかる時こそ
誰もが反乱へと向かわざるを得ない時だ

  日本人は まだまだ
  おじいちゃんやおばあちゃんが大好き
  日本人の誰もが
  明日はわが身なのだと
  お年寄りたちの窮状を見つめつづける

年金天下り官僚が殺されたって
国民の誰もが
冷ややかな視線だというのに
国民に怯える
政治屋や官僚や
彼らの忠実なマスゴミだけが
やんややんやと騒ぎ立てる
せいぜい好きなだけ税金を使って
自分たちの利権を守るがいいさ


この詩を作るきっかけになったのはーhttp://www.news.janjan.jp/government/0811/0811262318/1.php

クリスマス・カード

2008年11月27日 | 日記
生まれて初めて
憧れてた先輩の店で買った
銀色の雪景色のクリスマスカード

わくわくドキドキ
彼女の顔が見られずに
差し出す腕の産毛をそっと見てたっけ

誰に出そうかと 毎日
わくわくドキドキだった
クリスマスカード

でも結局
誰にも出すことができなくって
机の奥にしまったきりのクリスマスカード

後期高齢者医療制度  (推敲形)

2008年11月27日 | 日記
燎原の火よりも速やかに
怒りの炎が
列島を燃やし尽くてゆく

百年に一度という危機の時代に
空気も読めない
漢字も読めない
経済知識も常識もないという
百年に一度というまるで阿呆な首相

閨閥化で腐りきった政官財だけが
こんな人間を産みだすんだべか
好きなだけ
国民の生き血をむさぼり食らってきた挙句に

未来が完全に奪われてしまうのが
わかる時こそ
誰もが反乱へと向かわざるを得ない時だ

  日本人は まだまだ
  おじいちゃんやおばあちゃんが大好き
  日本人の誰もが
  明日はわが身なのだと
  お年寄りたちの窮状を見つめつづける

年金天下り官僚が殺されたって
国民の誰もが
冷ややかな視線だというのに
国民に怯える
政治屋や官僚や
彼らの忠実なマスゴミだけが
やんややんと騒ぎ立てる
せいぜい好きなだけ税金を使って
自分たちを守るがいいさ


この詩を作るきっかけになったのはーhttp://www.news.janjan.jp/government/0811/0811262318/1.php

可能

2008年11月26日 | 日記
その気になりさえすれば
どんなことだって可能

でもそれには
たったひとつだけ条件がある
愛する人のためという

愛する人にためにじゃなくても
誰かを救うために
命さえ投げ出してしまう人さえいる
とっさの時には 特に

ましてや
愛する人を救うために
いったい誰が
命を惜しむことだろう

愛する人のために
命を投げ出して
もしたとえ
それが成功しなかったとしても
誰がいったい後悔することだろう

夢日記 (1)

2008年11月26日 | 日記
大好きな韓国のキム・ギドク監督も、「悲夢」(2008年、韓国)ーhttp://www.cinema.janjan.jp/0811/0811242135/1.phpで主演したオダギリジョーも夢日記をつけているそうだ。早速軽率な僕も真似てみることに。
今日は久し振りに森を散策したので、たぶん今夜は森の夢をみるにちがいない。

僕がその部門の責任者なのだという。その部門の面子を眺めると、十人近くいるそのすべてが、僕の幼馴染や初恋の女性や、失恋した女性たちだ。
前に立って、彼らに仕事の内容を説明する。なんでもかんでもを修理する部門らしい。
心の中では『リストラ寸前の窓際族部門で可哀想だな・・』とひそかに思っている。
昼休みを告げる鐘がなったので食堂へと向かうが、混んでたので売店へと。
「サンドイッチはないかな?」「あそこですよ」
さて職場へと戻って、誰かいたら話しながら食べようと歩き出したら・・
目が覚めた。

「それから」(夏目漱石)をやっと再読完了

2008年11月26日 | 日記
夏目漱石はとても粋な作家だったと思う。彼は赤色が大嫌いだったらしい。京都も。赤提灯とか郵便ポストとか・・街中に危険を警告する赤色が氾濫しているのはけしからんと思ってたみたいだ。(「それから」の最後にも赤が重要な役割を果たしてる)

漱石作品の中で、僕がずっと好きだったのは「三四郎」だった。漱石嫌いの人には是非読んで欲しい青春文学の傑作だ。

「三四郎」は、子規の諸作品とともに明治という時代を知るための最良のテキストだと思う。

二度目に読み返した「それから」は、夏目漱石という日本文学史上で最も偉大な文学者を知るための最適の作品ではないかという印象だった。

漱石の精神世界へのインナー・トラベルズの物語であり、突破力と破壊度満点の前衛的作品ではないのかと思う。とりわけ最後半部分の崩壊してゆく自我の描写は、日本文学史上稀有のスリリングな作品なのではないかと再度感じた。

日本文学に欠かせないと僕が思う文学者はー
漱石、子規、賢治、坂口安吾、司馬遼太郎、山本周五郎、篠田節子、松下竜一、村上春樹、ヤンソギル・・



日本にも、オバマのような政治家が必要だ! (2)

2008年11月24日 | 政治
アメリカ対策は3つ下の日記「詩人・俳人の秋魚さんからの返答」参照を。

次に日本の未来的対策案を考えてみたい。
アメリカという国は常に敵か味方かの二元論で、次々と敵を探しては戦争を仕掛けずにはすまない国なので・・いくらアメリカ援助だと言っても敵だと判断されるおそれがある。

それを避ける最良の方法は、成功した具体例を見せつけることだと思う。そのためにまず、韓国が朝鮮半島統一後をにらんで試みてたように・・ロシア沿海州地方で、土地を借りて大豆・トウモロコシ・小麦等の安全な野菜と作ってはどうだろうかと思う。いつだって戦後日本外交のネックだったロシアとの関係改善もなされて、北方領土問題解決にも得策だと思う。

そのためにはまず、誰もが即奨学金付きで入って学ぶことのできる職業訓練施設を全市町村区毎に作ることだと思う。自衛隊の半分の人員と予算もそのために使うべきだと思う。大不況寸前という緊急時代なのだから。

自衛隊員の他に、各都道府県毎に、数千人単位のフリーター・派遣・中高年を荒廃しきった林野自然回復や休耕田・耕作放棄地で食料自給率アップのために汗をかいてもらって・・それが軌道に乗ってきたら、それらの人材を沿海州やウクライナやアメリカ等の新大陸での安全な食料確保のために活用してはと思う。

その予算としては、外貨準備ドルだけでも百兆円はあるという各省庁がしっかりと税金から横流して溜め込んで好き勝手に使ってる埋蔵金=特別会計と、最も暇な官庁防衛省の予算やマンパワーのこの未曾有の世界的危機への活用だべと思う。

十年後の世界はたぶんこうなってるだろと思えるのはーhttp://critic5.exblog.jp/9924705/#9924705_1

日本にも、オバマのような政治家が必要だ! (1)

2008年11月24日 | 政治
お笑い芸人並みの麻生首相に比べると、あれほど無責任に職務放棄したにもかかわらず・・福田前首相が潔い政治家だったようにさえ見えてきてしまう。

オバマの言うように「雇用」「富裕層以外への減税」こそが、この百年に一度という大恐慌前夜の時代には、真っ先になされるべきであり、国民総生産の半分以上が個人消費なのだから・・国民の可処分所得を増やさなければ景気回復なんて有り得ない。

アメリカ支配のIMFへと10兆円もポンとくれてやったというのに(アイルランド等の米英投資家が救済された)、ただひとりの外国政治家に感謝されるどころか、マスコミに報道されるどころか・・「日本は金持ち国だな」とせせら笑ったような記事のマスコミがあっただけとか。我々の血税をそんな風にドブにすててもいいのか!

「雇用」の安定と同時に、税的負担や社会福祉や医療介護・教育・年金保険・電気ガス水道・高速道路料金・燃料暖房用石油等の社会的インフラ・セイフティネットにかかるお金ができるだけ安くなるようにしなければならない。

それはいくらでも可能どころか・・外貨準備金ドル百兆円を始めとする数百兆円もの、各省庁が税金からネコババして、好き勝手に使えるへそくりにしてる特別会計=埋蔵金で、消費税減税でもなんでもかんでもが可能だ。最低限でも食品への消費税はゼロにして、景気回復をすべきだと思う。

そんなオバマに比べると、相変わらす大企業や官僚・天下り官僚たちへの利益還元しか頭にない麻生首相や与党自公であり、彼らが早く退場しない限り、日本は座して死を待つことになってしまうに違いない。
詳しくはーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/「反戦な家づくり」さんのブログから一部コピーしたい。
《もうボロボロの麻生君だが、最近こだわっているのは「金融機能強化法」らしい。大騒ぎした景気対策はほったらかして、この金融機能なんたら法を自然成立させるために1月6日まで国会を延長するとか。

ニュースを見る限りでは、経営危機だったり貸し渋りをしたりする銀行に、税金を投入(くれてやるのか貸すのか?)するための法律らしい。で、いろいろ検索していたら、民衆党の見解っていうのがあった。
民主党が文句を言っているのは、6点。

1.税金を投入する銀行は、「具体的な中小企業融資計画」を提出せよ
2.過去の経営方針のせいで経営が悪化した金融機関に公的資金を投入する場合には、その銀行の経営責任をハッキリさせよ
3.農林中金に投入する場合には、国会の議決が必要。
また、歴代の農水省事務次官が就任している理事長の給料を開示せよ。
それから、農林中央金庫やJAバンクは政治的な中立性をハッキリさせよ。
4.農林中金に投入された公的資金で、JA バンクの支援をするときは、透明性確保や地方銀行などとの公平性のために、個別名を開示せよ
5.他の協同組織中央機関に公的資金を投入する場合も、4と同様
6.地方公共団体が支配株主となっている金融機関については、本法の対象としない

どれも、当たり前の話しであり、法案を成立させたいのならば、このように修正して民主党の同意を得ればいいはずだ。にもかかわらず、修正せずにごり押しの自然成立をさせるということは、法案はこの反対のことをしようとしているワケだ。

つまり、

1.貸し渋りをやめるかどうか約束しない銀行にも税金を投入する
2.自業自得で経営悪化した銀行でも、経営者は何の責任も取らずに税金で救済する
3.天下りの温床である農林中金には、国会に黙って税金を流し込み、天下り理事長たちが国民に言えないほどの給料をむさぼる。そのために、農林中金は自公政権を公然と支援する。
4.JAバンクは税金を使って救済されても公表されない

などなど。
こういうことをするために、麻生君は国会を延長し、景気対策なんて知らん顔だ。
早い話が、農協の顔色をうかがうことにしか頭にない。景気対策のばらまきが、けちょんけちょんに批判されて、ぜんぜん選挙の買収にならないと見て、農協の買収に走ったというわけだ。》

”この街はとっくに死んでいる。死んでしまっているものを殺して・・”(「太陽を盗んだ男」)

2008年11月24日 | Weblog
長谷川和彦監督のデビュー作「青春の殺人者」は観た記憶があるんだけれど、その内容は全く記憶に残っていない。

「太陽を盗んだ男」はまるで初耳の映画だったけど、沢田研二の記事(すぐ下にアップ)を読んで以来、最近無性に、彼が主演したこの映画が気になっている。

上記の沢田研二についての記事はー
『護憲派は強力な味方を見つけた。沢田研二をひっぱりだしたらどうか。』(天木直人のブログ」より)

《東京新聞の「こちら特報部」は私の愛読コラムのひとつだ。その11月2日付に沢田研二のインタビューが乗っていた。

 今の若い世代にはピンと来ないかもしれないが、彼は70年代の歌の世界ではスーパースターだった。

その彼が、いくら現役を引退したからといって、ここまで政治的な発言をする事は驚きだ。しかも憲法9条を守りきりたい、と正面から護憲を主張している。

 「今の憲法があるから、日本は平和でやってこられた。それを米国を支援するために変えるのはおかしい」、

 「(憲法9条を)変えたい人は『国際貢献をしないといけない』と言うが、日本は政府開発援助(ODA)や個人レベルでも、たくさんしていますよ」、

 「GHQが作った憲法だから今の日本に合うように変えようと言われるが、そんな必要はない」、9条を守ることで、日本は米国から独立しないと」

 私は知らなかったのだが、彼の平和への思いは昔からだという。9条擁護を訴える文化人らの意見広告などには賛同者として加わってきたという。

 いくら現役を引退(まだ引退はしてないらしい:ピッキ)したからといって、沢田研二はかつてのスターでありメディアの寵児だった。

 芸能人が護憲を明言する事はめずらしい。それがたたって番組やコマーシャルから外されたという話も聞く。

 現役の芸能人の中には護憲的と観られている人が何人かいるけれど、彼らはここまで踏み込んだ言動をしない。政治的活動からたくみに身を引いている。

 そういう事を考えると、「我が窮状(9条)」という歌をつくって全国ツアーを始めた沢田研二には、覚悟のようなものを感じる。

 東京新聞は、その沢田研二について、「現実派には甘く、ガチガチの護憲派には異論もあるだろう」、と控えめに評しているが、とんでもない。彼ほど強力な護憲論者はいないと思う。

 この歌は「九条への(自分の)ラブソングでもあるんです」とインタビューで答える沢田研二を、平和を愛する国民は三顧の礼をもって担ぎだすべきだ。彼なら協力してくれるに違いない。

 護憲政党が党利党略で進める護憲運動を敬遠する一般国民は多い。私もそのひとりだ。彼こそ素朴に平和を願う一般国民の平和運動の先頭に立てる人物ではないか。》

今日は、ジョギングでちと疲れてしまったのでこの続きはまた明日。「太陽を盗んだ男」という映画について面白かったのはーhttp://summaars.net/taiyo.html