詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

年間100ミリシーベルトの被曝とは原発労働者が労災認定を受けられれる基準の20倍の値!

2011年10月31日 | 大震災・原発事故
『第10回・被曝地フクシマで進行する戦慄の事態~刑事告発された御用学者・山下俊一らの大罪!』はー『ここ』

年間100ミリシーベルトの被曝とは、原発労働者が白血病を発症した場合に労災認定を受けられる基準5ミリシーベルトの20倍!
さらに外部被曝と内部被曝とではまるで違う(空気・食料・水等で体内に放射性物質が取り込まれる後者の方が数段危険!)。

NHKラジオ第二放送でのカルチャーラジオー稲本ただし氏の”森と人間”(第四回)からー

2011年10月30日 | 大震災・原発事故
以下は、久しぶりのタイピングの練習を兼ねてのもの。(右指の半分が不自由なのでかなりいい加減だけど)

コスタリカ・グアテマラのケサールは鳩くらいの大きさ火の鳥のモデル。
アボガドしか食べず、この鳥が出したアボガドの種しか発芽しないとか。
エクアドル(スペイン語で赤道)は、生態系が豊かなアマゾン源流。
百万都市ベレンはでの話しも面白い。
アマゾン川は昔太平洋側に流れてたとかで。(アンデス山脈隆起で大西洋へと)

同様に、一日60キロも歩く”植林者”象の糞から膨大な植物が。
○○のドードー鳥の糞からしか発芽しない植物は40種類も。(肉が美味しすぎてつい最近絶滅)

アマゾンの巨大な蛍についても面白かった。流星と思ったとか・・

「宇宙船地球号」についても。
光が何一つ見えない有峰湖(富山県)の話しも面白かった。(「天の夕顔」の舞台)
夏に、この湖の沿岸へと一斉に鯉が産卵へ寄ってきた情景が忘れられない。
すぐ近くの稲本さんの故郷の清見村は、日本で四番目に星がきれいに見える場所とか。

ボルネオ(アマゾンより生態系が豊か)
故井上さんー「共生進化論」(お互いに共生しながら進化ー競争進化より互利の進化が多い)
NHK「熱帯雨林とー」で
60メートルの「樹間の道」を訪問。
高所で猿の遺伝子が出てくる人もいるとか。
人間元々猿なので落ちるはずがないと考えると楽しくなる。
アマゾンやボルネオでは熱帯夜はなく、日中も日陰に入ると涼しい。

寒帯森林でー圧倒的多くは、ロシア・カナダ・北欧。
森林面積率が高い国はー(①フィンランド②日本③スウェーデン)
温暖化ータイガのが溶け、水溜りができ、樹が倒れるて腐るとCO2とメタンガスが発生。

白熊(作家ニコル氏も憂慮)はアザラシを食べるが、温暖化のせいで、
アザラシが何処に上陸するかわからなりつつ。
海に飛び込んでアザラシを探すが、アザラシの方がはるかに泳ぎ得意。
仕方なく子供を食べるので、メスからは嫌われてほとんど子孫が生まれない状態に。
絶滅はすぐ近い将来に間違いないという。

温帯は、人類が一番住んでるので最も破壊されている。
白神山地がどうして世界遺産にに登録かというと、世界で最もまとまったブナ林が残っている。
他の温帯では人間の破壊行為のために死の世界へと。
日本は想像以上の高温多雨なので、むしろ禿山や砂漠にするのが不可能な唯一の地域。
最初は松が生え→ナラ・栗→ブナ(最終アンカー)

日本にはまだ森の生態系が残っている。
シーザー「ガリア戦記」:「こんな樹ばかりある所は何を考えてるんだ」。
樹の上から弓矢なので、樹を切って100メートルの道路をローマ帝国全土に。
スペインの無敵艦隊は松、イギリスはナラの樹で作られていたので・・
最後のぶつかって勝負では、堅いナラの勝ちだった。

震災後、森林による再生が必要。
樹を植えて育てることが肝心。
人間が手を加えると想像以上の効果がある。
ブラジルの場合、荒地でも生えるものから順番にアセロラ、胡椒、○○、ゴム、カカオ、ブラジルナッツ・・葉を落とし森が豊かになる。(「里山」と同じ)
(ラテン系、サンバを踊るためにはなんでもやるという民族性が)
太陽とスコールと雨季での豊かな土のアマゾンでは五年で樹が大きくなる(日本では約30年)
ただ土地に合わせた樹が必要。

温帯林:名古屋での生物多様性会議からー「里山」をもっと広めよう。森の再生に。
根っこに菌やいい土をつけた方がいい。
ブナ(舞茸)ラワン(根っこに菌がないと育たない)
荒地には松、水が多い場所には柳。
循環型の森の再生が大事。
都会でこそ樹が必要(一人の人間呼吸だけでも十数本必要、それ以外を含めると一人当たり300本必要)
ソメイヨシノは約50年が樹齢。

明治神宮ー90年前の人工の森。世界的に評価が高いとか。
最近はパワースポットとして有名に。
生態系の豊かな森が東京の真ん中に。
セントラルパークも元々は荒廃した養豚場跡だった。

福島から日本全国に必要なのは、森林公園!
東北被災地では、津波石(津波到達点)の横や津波用に樹を。
松科は津波に強い。

東南アジアでのパーム椰子、ブラジルでの胡椒の畑、杉等の単一の生態系は滅びつつある運命。
アマゾンでは5年で森再生が可能。
日本では、20年~30年で可能だが、樹種選定を間違ってはいけない。

NHKの『原爆投下』

2011年10月29日 | 歴史
NHKの『原爆投下』はとても面白かった。陸軍参謀本部では広島で特殊な兵器を使うの知っていたのだとか。
その数年前までは東条英機ですら米国の原爆開発を知っていたので、当然原爆と気づいたはずだ。
警戒警報も出さなかったのは?

広島の被害を知りながら、すぐ隣の大村基地からの紫電改出撃(高度一万メートルのB29に対抗できた唯一の飛行機)どころか、警戒警報も出さなかった長崎の場合はとても理解し難い!
裏で米国と約束があったのではと推測する。

戦争中なので、日米の話し合いなど到底無理と思うだろうけど、スイスの国際決済銀行(後のIMF)では、この戦争も裏で操っていたロスチャイルド支配の日独~米国等の連合国銀行家たちが集まって戦後までずっと戦費決済をやっていたツーカーの仲だったのを忘れてはならない。

戦後の天皇制&天皇財産保存ための交換条件が長崎原爆投下(米国としては広島のウラン型ではないプルトニウム型での人体実験がしたかった)だったのかもしれない。
いや、広島への原爆投下さえもその条件の一つだった可能性がある。

24時間以内の死者が、広島・長崎あわせて約20万人。
その後の総死者約40万人(後遺症や被爆子2世3世の被害も膨大)は、二種類の原爆で人体実験をやりたかったアメリカと、敗戦後の天皇制・天皇資産存続のための取引きだった可能性がとても高い。


最新の詩  ぼくの好きだった先生

2011年10月29日 | 提案提言
いつも髭もじゃもじゃの中で
いつも黄昏の森みたいに笑ってた先生

「桜(寅さんの妹)がいいね」というので
寅さんの映画をみたら
やっぱりタコ社長が
茹で蛸みたいで最高だった

ロシア文学とロシア民謡が好きだった先生
チェーホフは嘘がないので好きになったよ

この歌は聞いたことも
歌ったこともないけど
どうしてだかいつも
先生を思い出す


◆『山のロザリア』はー『ここ』
◆美人たちに乾杯!
『黒い瞳』はー『ここ』

税金についてー

2011年10月28日 | 提案提言
この世で唯一まともなのは、額に汗をかいての仕事だ。何かをこの世界にもたらす・・

ところが、日本でも世界中でも、そのような人々はいよいよ軽蔑の対象になり、税金もそんな人々を狙い撃ちにしてきた。(消費税、酒税、煙草税等・・)

社会をどのようにでもできる税金(徴税権、予算編成権、懲罰権等)は、「環境社会に害をなす物」(環境汚染)や「不平等解消のため」(相続税、贅沢品&贅沢行為)へと課税すべき!

完全雇用とデフレ不況脱出のための諸案&「災害救助隊」「災害救助船」構想

2011年10月27日 | 政治
世界中の国々の中で、日本こそが完全雇用が可能であり、特にそうすべき義務と資産を持っている。
それは世界でもトップクラスの資産国であるばかりではなく、大震災原発事故の上に、TPPという亡国の危機を迎えているのに、あまりにも無能で欲の皮が突っ張った官僚(国家・企業)や政治屋やマスメディアばかりだからである。
史上最高を更新しつつある円高とは、ドルやユーロに比べると安全な資産という世界からの意思表示である。

デフレ不況の原因になっている需要供給ギャップ(物が有り余っているのに購買力不足が約50兆円)を解消するためには、下記のように様々な方法で雇用を増やすことと、数年前のブラジルで最低賃金を上げることで景気回復に成功したように、一人一人の購買力を上げなければならない。
政府がまずなすべき事とは、税金を納めている国民を食わせることある。(子供だって消費税を)
税金などまず納めないどころか、税金に寄生する大銀行等の企業や宗教団体や高給官僚・世襲政治屋の私利私欲に加担することなどではない。
完全雇用なども、官僚公務員がその高給を少し我慢して「ワークシェアリング」(仕事時間短縮による仕事の分かち合い)をすることで明日にでも可能になる。

雇用についての諸案はー
(1)待ったなしの高齢者福祉での雇用ー介護福祉現場での人手は慢性的に不足なので最低時給を上げるべき
(2)失業保険が切れつつある被災者の「復興・災害救助隊」での雇用ー今回の大震災の教訓は専門の部隊での蓄積がますます必要な点であり、失業保険が切れつつ被災者を復興特別公務員として採用すべき
(3) 安全で食料自給率を上げるための休耕田・耕作放棄地での雇用ーTPPに参加するとすべて水の泡になり、自給率はさらに激減し、数年前のメキシコのように安価な米国産トウモロコシで農家が壊滅させられて後に、玉蜀黍がバイオマス燃料として高騰したので主食さえも食べられないようになった。
日本の米等もまた同じような過程(たぶん自然災害)を辿ることだろう。
(4)巨大な公共投資での雇用ー首都移転やそこへの新幹線・高速道建設。リニア沿線は渡りに船。
(5)東北復興のための諸案での雇用ーこれらは以前何度か提唱した『地域通貨』(貨幣価値減価時の混乱を避けるための宝くじ機能つき)や、同様に故エンデのファンタジー『モモ』での発想を逆転させた相互扶助的で共生的な『時間貯蓄ボランティア銀行』である。
東北各県がこれらの壮大な試みに成功すれば、世界中がそれを手本とし、人類の未来は少しは明るいものになることだろう。

 
  補足:「災害救助隊」と「災害救助船」構想

このアイデアをネットで提唱してからもう十年くらい経つかもしれない。
もともとこの僕のアイデアは、阪神大震災での米国「病院船」報道と、小沢氏の発言(自衛隊を改変すべき)を基にして、最近またブログで。

東日本大震災後につくづく残念だったのが、「災害救助隊」「災害救助船」構想をもっと広く提唱すべき点だった。
もっと被害は少なくなったに違いない。
何事も存在するしないでは社会教育としての意味がまるで違う。(アジアで唯一の国際機関でありながら金ばかりを食う”猫に小判”とも言うべき「国連大学」のような例もあるけど)

脳みその足りない馬鹿ばかりがそろっている外交官僚・政治家や、使うに使えない軍隊や、さらに使い物にならないどころか有害なだけの官僚(国家&企業)や政治屋やマスコミにはもはや何の期待もできない。
日本を救うのは現場の人間だけだということを日本人は肝に銘じなければならない。
(日露戦争~太平洋戦争で相手国軍人が「日本はどうして地位が高いほど馬鹿ばかりになるのか?」という認識は今でも通用する。教育とマスコミが世界最低だから)

前者の構想については何度かブログでも紹介したので、今回は「災害救助船」構想について。
基本的にはアメリカの病院船に工場と多目的大ホール(被災者避難用に間仕切り可能な)を付けたようなものを想像して欲しい。
この船の特徴はー
①太平洋~アジア全域にかけて数隻が分担して「ネットワーク港」間を巡航。(地震等の大災害時は最も近い港へ)
②花火や屋台や伝統文化紹介等での”日本紹介フェスティバル”が上記の主な活動。
③その他に国内ではヘリ輸送での緊急医療を。
工場部門での生産は休みなく。何を生産するかというと救援物質として使えるすべての物。
④これらは製品の在庫が一杯になったら途上国の支援物質にする。缶詰等の食料はきちんとマーケットリサーチし、テント等への意見もネットで情報発信し企業も共有できるようにする。
⑤「災害救助隊」「災害救助船」の主体となるべきなのは、税金上大きな負担で、憲法違反であり、低すぎる定年のため警備員くらいで生活が苦しいという自衛隊を当てるべき。
十年後の達成目標として自衛隊半分を予算半分とともに「災害救助隊」「災害救助船」へと振り向け、武器や軍艦を復興重機や災害救助船と徐々に変えて行くべき。
アメリカの指示で自衛隊をあちこちに派遣するよりも、はるかに人類や将来日本に貢献可能

◆TPPが簡潔に説明されている「続々 情報戦争 TPPとマスコミ」はーhttp://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11059574896.html


おいおいおい・・またアメンバーなうでアップ不可能

2011年10月27日 | 映画
ついさっきまでまたジャズの発祥の物語『ニューオリンズ』(1947)を観てた。

子供時代以来、何故ジャズがニューオリンズ起源なのにシカゴから大流行だったのが不思議だった。生まれるずっと前のことなのにね・・
子供時代以来、サッチモの歌がずっと子守歌だったんだ。

何度観ても懐かしい映画。吹きまくり歌いまくるサッチモ(ルイ・アームストロング)が素晴らしい!ビリー・ホリディ唯一の出演映画!

婚姻と食文化から日本を考える(1)

2011年10月26日 | 提案提言
TPPで、世界一安全で豊かな日本食文化~あらゆる分野での破壊(韓国の次に)から、アジア抹殺を目論む欧米だが(最終目的は中国)

婚姻と食文化から日本を振り返るとー
(1)婿取りという最古の婚姻法の継続(室町時代までは伝統的で、藤原氏全盛期までは通い婚で子供は母方で養育)。
大化の改新までは、その名に女系も併記。
蘇我蝦夷兄弟も「物部」という女系を併記。(というよりも男権が家父長制として広まるのは室町時代から)
世界中から不思議がられてきた日本の「婿取り」は現在でも続いているが、これは女権が支配的だった頃の名残だろう。
アイヌ民族の場合は、男の家紋とは別に、女性はその下着に自分の所属する氏族の家紋を代々受け継いできたという。

(2)食文化については、食料確保が困難な時のために、いかに保存食を確保するのかという人類が生まれて以来の課題から考えるべきと思う。
この点では、古代以来日本の食文化の中心にあるのが発酵醸造食品だった

味噌・醤油等大豆製品と漬物なしには、日本の食卓は到底語ることができない。
韓国では、キムチという違う乳酸発酵醸造食品が中心にあるが、これは日本と同じ食文化の伝統を持つ魚醤や塩辛の伝統が、16世紀に日本からもたらされたという唐辛子と合体したものではと思う。
(日本が韓国に貢献した数少ない物のうちの一つだ)

欧米では、バター・チーズやソーセージハムベーコンが食文化の中心にあると思える。(前者は冬の保存食中心だったラードが、後者は大航海時代以後に胡椒等の香辛料で可能だった)

中国の食文化の中心にあるのは、中華鍋一つであらゆる食材を調理可能というその高度に普遍化された調理方法にあるのではと思う。
星の数ほども遊牧民の侵略を受けた中国では、”家畜という食料つきで移動”という遊牧・牧畜民の食文化の影響が色濃いのかもしれない。
中国人自身が鍋の中に色んなものをぶち込んだような民族だけど・・

日本の食文化の第二の特徴は、魚介類の豊富さと塩分に対する異常な嗜好だ。
代表的なのが、現在でもオニギリの中で大人気の塩鮭である。
日本人が世界一の塩辛い物好きと言っても過言ではない。
アイヌ民族の日本人観で食文化に関するものとして、「塩辛い物好きの人間たち」という評がある。


最新の詩  不幸せの理由

2011年10月25日 | 
単純な人間だったなとつくづく思う
一本の煙草や 一杯の酒
たったひとつの微笑みだけで幸せになれたことが
ぼくの不幸せの原因だったと

でも
幸せか不幸せなんかは
自分が決めるもんだ
他の誰かが
決して決めるもんじゃない

神さまにだって
最愛の人にだって決めてもらいたくない

一週間振りのネットで衝撃を受けた記事

2011年10月25日 | その他

一万円で買った中古パソコンはほんとによく壊れるわい・・
一週間振りのネットで、最も衝撃を受けた記事『内部被ばく 生涯3ミリシーベルト考(東京新聞)』はー『ここ』

今日の呟き5連発はー
◆今日はハロウィーンとか。
北海道でのガキ時代は畑収穫を終え、暖房用の薪を割ってた頃。収穫祭のことなんだべか。
一週間のネット中断中に、DVDを観た感想はー
好きな映画監督はやっぱりワイダ(「灰とダイヤモンド」「地下水道」)。
米国ではジョン・フォード(「駅馬車」もいいが「わが谷は緑なりき」「怒りの葡萄」!)。
日本では小津監督と溝口監督の皮肉さと苦い笑いは今でも古くなってないなと感じた。
俳優陣も現在でも通用する輝きがある。
怒りと皮肉と苦い笑いは、恋や愛や倫理道徳と違って、どの時代にも通用するものらしい。

◆最新の詩  星空』はー『ここ』
最近では稀だけど、山登りの魅力のひとつだったのは、挨拶だった。もう一つの楽しみが、何処にでもテントを張って野宿する楽しみ。明かり一つ見えない川原や野原で何度星空を見上げたことだろう。…

◆『蒼く貧しい弔いのために』はー『ここ』
またまた中古パソコンが壊れたので一週間ほどネット中断。いっそこんな不健康習慣を止めようと思ったけど。身体性に関しては、子供時代からどうでもいいやという気持ちが強い。ある日の学校帰り、顔の半分を…

◆『TPPは開国ではなくて米国の植民地化』はー『ここ』
再度の「鎖国」とは、とても魅力的な考えですね。江戸時代の鎖国も、オランダや清国・李朝朝鮮とは幕府が交易していたし、薩摩藩や加賀藩もまた隠れ交易を。貿易相手国を選んでいたというに過ぎない。江戸…

◆一週間振りにネット復帰しての感想ーアクセス数がそれほど以前と変わっていないのには驚き!(アメンバーは約三百、gooブログは約二千アクセス)とは不思議。DVDばかり観ていたので、心は完全に第二次世界大戦前後と6・70年代アメリカ映画。小津&溝口監督とフォード&ロッセン監督も見直した

『地域通貨』についての補足(1)

2011年10月20日 | 提案提言
恐慌の影に怯えたFRB等の各国中央銀行が急カーブで金融緩和を拡大している環境にもかかわらず、日本銀行が相変わらず「通貨の信任」と言って通貨発行量を増やさず(米国はリーマンショク以前の二倍以上)で、予算編成権を持つ財務省が公共投資を減らす一方という状況では、地方がなんらかの方策を考えなければならない。

地域通貨は市町村単位でも数多く試みられているし、似たような企業での通貨的食券(トヨタ等では売店で何でも買える)や商品券・ビール券・図書券等が日本中で広く使われている。
それらから考えると、財務省・日銀が県単位の「地域通貨」に反対する根拠はない。(裏では「補助金を減らすぞ!」等の陰湿な恫喝があるかもしれないが)

ついさっきのコメントでは、「福島・宮城・岩手で共通の地域通貨を」と書いたが、提案はこの三県ばかりではない賛同を求めつつ、事情があまりにも違う各県毎に実施するのがより相応しい。(県単位の徴税、税率決定権についても贅沢品・贅沢行為についての賛成を広く求めるべき)

再度この「地域通貨」のメリットを列挙するとー
(1)財務省・日銀の意図的なデフレ不況・雇用悪化に対する地方毎の対策をとれる
(2)この通貨の眼目は、「半年毎等の一割程度の定期的減額と最後には貨幣価値ゼロ」という通貨にすることで、市場を猛烈なスピードで循環し、その数が多いほど景気を良くする。
(減額直前の混乱をさけるために、宝くじ機能を付ける)
(3)日本円との各通貨毎のレートを定める(福島原発のある福島県はレートを安くすることで県外からの企業誘致が容易に)
(4)最初はこの通貨の存在を広く宣伝するために、県民すべてに10万「地域通貨」記帳の通帳を郵便局から配布する。そうすることで、義捐金や賠償金を後からこの口座に振り込めばいいという中間のわずらわしい手間が不要になる。(最後にはゼロになるお金なので後での負担はゼロ)
(5)上記通帳の利子欄は「ボランティア時間欄」にすることで、将来の『時間貯蓄ボランティア銀行』での通帳としても使えるようにすることで、全く新しい相互扶助的で共生的なシステムが創造可能になる。
この銀行登録ボランティアへと銀行から連絡が入ると、通院等で困る被災者・病気・事故・高齢者を援助する見返りとして時給千円と一時間一ボランティア時間が記帳される。被援助者に援助者双方が書く伝票等を証拠にする。
この仕組みの利点は、従来よりもはるかに多くのボランティアの活動が活発化する上に、時給千円というお金がデフレ不況や雇用の改善や最低賃金アップに寄与する点である。
それによる「ボランティア時間」積み立てがまた、自分たちが将来大災害・病気・事故・高齢等になった時に、他の誰かからの援助が期待可能になる。

◆これを書く元になったブログ記事『末期的な資本主義からの脱出案 (推敲形)ー1ー』とそれへの各コメントはー『ここ』

最新の詩  星空

2011年10月20日 | 
星空を見上げるのが唯一の趣味になったのは
あまりにも孤独な山旅と
あまりにも星空を見上げ続けたせいなのかもしれない

到底言い尽くせないのに
なにかを言わずにはいられない孤独な人間たち

眩い太陽や雨の日や曇天の夜には
決して見えないけれど
その向こうの漆黒の宇宙に輝いている星々

人間など
つかの間の流星のような存在に過ぎないけれど
流星こそがこの世界に新しいものをもたらすもの
だからこそ生きている意味もある

史上まれにみる凶悪な犯罪・・日本が消滅する二つの可能性

2011年10月19日 | 大震災・原発事故
とても笑える『史上まれにみる凶悪な犯罪』はー『ここ』
ただほとんどの薬が毒物を希釈して作られるように、案外効いたりするのかもしれない。

これまた大変な「矛盾」と思った最近の記事とそれへの感想はー
(1)TPPとは1%に富と権力が集中する末期アメリカ資本主義の最後のあがきだ(国内やカナダ・メキシコや中南米やアジアではもう富を収奪できなくなってしまったので)。
「TPPのための米国企業連合」による「Occupy Japan」は、外資に食い尽くされようとしている韓国以上の悲惨さをすべての日本人にもたらすことだろう。
①シティグループ等の国際金融資本は、日本の個人資産約1,500兆円と郵政資産約300兆円と農協・信用組合等の共済組織資産約数百兆円を狙う
②軍需産業モンサントは遺伝子組み換えによる安全な食糧破壊後の食料支配を狙う(それに馴れさせる目的の手回しのよい狂牛病肉対策規制の緩和)
③製薬メジャーは核・原発のゴミ捨て場化された日本での人体実験パラダイスを狙う(経団連会長の外資支配会社住友化学は②③での外資提携による利益のおこぼれ頂戴を)。
④カナダでつい最近、ガソリン中の有害物質規制を米国企業に提訴されてカナダ政府が敗訴したように・・あらゆる分野で国民保護のための規制が「非貿易的規制」として裁判で提訴され敗訴することだろう。

日本の官僚(国家&大企業)支配層&マスゴミ1%は米国支配層1%のポチ犬であり、99%連合で打破する最後のチャンスとなりつつある。
残念ながら、それを決めるのはどっちに転ぶのかわからない民主党議員たちだ。
まだそれでも、民主党愛国派が野党内のTPP反対派と共同して反対という最後の手段があるが・・

(2)各国から送られてきた線量計が4万台も空港の倉庫に眠ってるのだという。
日増しに官僚と米国の操り人形度が露骨になりつつある野田首相は、福島県内の学校などに配備する約2700台の放射線量計を「11年度第1次補正予算などから1台5万円程度で購入する」と発言。
これは犯罪会社東電をかばっての情報隠蔽や後出し情報や、様々な「暫定基準値」の引き上げ、被害者救済のサボタージュ同様に悪質な犯罪行為だ。(お抱えの御用学者が開発した例の線量計を税金使って買い、バックマージンを濡れ手で粟をという魂胆か? )
ほとんどあらゆる官庁からの天下り高給官僚約50人が、東電をミニ国家と化してやりたい放題、犯罪行為を積み重ねてきたが・・原発事故の際の法律を適用せずに、その後急遽作られた東電救済法を適用という違法行為は法治国家を放棄する暴挙だ。

(3)電と保安院はいったいいつまで嘘をつき続け、犯罪行為を重ねてゆくつもりなのか?
1987年に起こった臨界事故を29年後の2007年になってから公表したのは、手術で患者が亡くなってから、その死の原因を発表するようなものだ。
また30年も経ってほとぼりの覚めた頃になってから真実を公表するつもりなのだろうか?
その頃には、ほとんどの日本人が放射能汚染された食料による内部被爆と、遺伝子組み換え食料による遺伝子被害のために死に絶えているか、癌等の後遺症に苦しんで死の直前だろう。


さらに、もう一つの日本人消滅の可能性として考えられる近未来の戦争(米国の戦争屋が望む)がある。
残念ながら、↓ブログ記事の推測は当たるだろうと思う。
カルト・右翼・マスゴミ(国家&企業官僚・米国の手先)がやりたい放題の日本は、間違いなく十年以内に戦争体制(北朝鮮・中国との)へとだろう。
『OWSとパリ・コミューン - 新時代のインターナショナル』はー『ここ』

最後の部分だけを引用したい。
《   ー前略ー
いわゆるグローバリズムと呼ばれる体制と思想を否定し、人間が人間らしい生活と仕事を取り戻す社会を再生させるためには、新自由主義を破砕する新しい理論と実践が必要だ。その試行錯誤が求められる。OWS(ウオールストリートを占拠しろ!)の出現と勇姿は、その意味で、私を数十年ぶりに興奮させ感動させた出来事だった。期待をこめた観測を言えば、OWSは抵抗であるだけでなく革命の動きである。これは革命だ。

世界革命のパースペクティブを持った市民の挑戦である。先週末(10/15)、ローマでは10万人、マドリードやリスボンでも5万人が世界統一デモに参加した。ヨーロッパでは、恐慌前夜と革命前夜のような情勢が同時並行であり、危機感や緊張感は世界中で最も昂じた状態にある。日本のマスコミは、ユーロの破綻と金融危機ばかり注目しているが、現地で生きている人々の胸中はもっと切迫した恐怖と不安が横溢しているだろう。
日本人にはOWSも欧州情勢もまだ他人事であり、われわれは今日と同じ明日が続くと思っている。

Occupy運動も単なるネタに過ぎず、右翼が便乗したり、右翼が侮蔑したりという些事でしかない。これまた論証抜きの直観で恐縮だが、もし本当に世界大恐慌(The Great Depression Ⅱ)の破局に至ったときは、影響は中国を含む全世界の資本主義国に及び、損壊の被害が軽くて済む国はないだろう。私は、資本主義国の今後は、戦争か、革命か、先送りかの三択だと言ったが、いま思うのは、米国は内戦、欧州は革命、日本は戦争という三者三様の進路選択である。

進路は主体が決める。主体とは多数者である。右翼が支配する日本では革命は起きない。中国と北朝鮮を相手にした戦争を起こすと思われる。》


消費税増税について

2011年10月19日 | 政治
「消費税増税」というよりも、日本の「消費税」自体がとんでもないものだ。
前回の消費税増税でやったことといえば、大金持ちや大企業のための相続税減税や法人税減税や富裕層所得減税だった。(この恩恵を最も受けていたのが政治家と大企業とカルト宗教団体と大金持ち)

ヨーロッパの多くの国のように食料・教育関連品は無税とか、日本のように消費税の約半分が輸出大企業への払戻し税にならないというならまだわかるが・・

その前に、贅沢品や贅沢行為(ギャンブル、宗教、ペット、冠婚葬祭)にきちんと税金をかけたり、それでも税収不足だというなら、オランダみたいに麻薬・売春を国家管理にして高税をかけるべきだ。(暴力団やカルトや腐敗高給天下り官僚の収入源にされるくらいなら)

いやもっとその前に、官僚・公務員たちがポケットマネーにし税金を強盗し放題の特別会計や、戦前は世界トップクラスだった世界的財閥の天皇家財産を強奪し放題・・年金運用基金さえも株で博打の結果、累積赤字が数十兆円という情報公開をきちんとやってから、「消費税増税」を口にしやがれ!

詳しくはぼくのブログ参照をー
税金にたかる蛭・吸血虫である天下りの本家本元の財務省や、彼らの操り人形の政治屋(クソの役にも立たないのに年収一億円)こそが諸悪の根源だ!
口を開けば「増税」という馬鹿の一つ覚えのこいつらこそが日本の癌だ!


日本は海外にも膨大な資産や債権を持つ世界一豊かな国で、その通貨の円が世界中から信用されて円高になっているが・・その一方で、国際金融資本の言いなりの財務省・日銀(国を好きな方へ持ってゆける紙幣発行権を持つ)の意図的なデフレ不況や企業の非正規社員化での購買力減少や収入源で、日本の国民総生産は減る一方(これが税収を左右)で、日本人の購買力減少や収入減で、日本が世界一貧困化・経済格差が増大しつつある絶滅危惧種だということを日本人はそろそろ真剣に考えるべき時代だ。だ。

前衛俳句

2011年10月19日 | 映画
前衛俳句というのを初めて知ったのは、四国でのロック少年たちの物語『青春デンデケデン』(浅野忠信のデビュー作)でだった。
主人公の父親が下手な前衛俳句をうなってるシーンを思い出す。
昔はのんびりとした日本国であったなと・・
ーポリバケツどっちが頭でお尻やら(微妙に違うかも)

そんな訳で最新のぼくの前衛俳句は。
ー草木鳥獣悉皆成仏原発汚染
ー「なに好き?」と聞かれ「タラ・レバ」と答えとく
ー酒瓶にキリギリスの緑もだえてる
ー裏戸前の蟷螂のミイラいつからだ
ー栗辿り見知らぬ坂の夕の暮れ
ー松茸を死ぬまでに!とは思うだけ
ー漆黒の夜明けに烏まず起きる