◆もっともわかりやすかった解説記事「検察審査会って こんないい加減なもんだったの?!」はー
「ここ」
◆これで日本は、革命派と反革命派の前面戦争に突入か・・と思った記事「郷原信郎:検察審査会の議決を読みましたが、「井戸端会議」のレベルに過ぎず、起訴すべしという理屈になっていません」(特にコメントがすごい!)はー
「ここ」
結論から先に書くとー
(1)小沢氏のどんな罪が問題にされているのかがさっぱりわからない。
この問題は、単に政治資金報告書に記載した時期にズレがある、記載時期が少し遅れただけの事であり、それはその頃には慣例として認められていたことであり、それよりもはるかに悪質な虚偽記載は星の数ほどもある。
(自民党の町村信孝・杉浦正健やみんなの党江田憲司も、政治資金で不動産を購入してたが、これらすべても、まだ政治資金で不動産を買っても良かった時代の話し)
(2)それでは、権力を利用しての便宜供与かというと、絶大な許認可等の権力を持っていた自公政治家ならいざしらず、単なる野党実力者には到底不可能で、官僚も言うことをきくはずがないのは自明のことだ。
(3)さらには、一国の方向を左右する事だというのに、その「市民団体」の代表はきちんとマスコミで説明責任があるのではと思う。「市民の常識」などと抽象的な内容ではなくて、どのような点が問題なのかを具体的に説明する必要がある。
「市民の常識」というなら、鳩山総理の方がはるかにそれを越えてノーベル賞級なのではと思う。(でも国民の誰かに迷惑・不利益をもたらしたのではないので、税金強奪に懸命だった自公政治家や国民共有財産の国有郵便会社を食い物にした政官財の面々よりはるかに微罪だと思う)。
さらには、税金逃れに長けたカルト宗教団体や一部大企業の方がはるかに「市民の常識」を越えているのではと思う。
(4)さらには上記を受理した検察審査会とかという組織もまた、その責任者くらいは、どういう経過や内容でそのような決定をしたのかを、具体的にマスコミで説明する責任があると思う。
そうでなければ、国・国民にとって最も重要な事が、誰だかもわからない少数者が密室で決めてゆく・・という北朝鮮顔負けのとんでもない国になってしまうのではと危惧する