Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

索引 2023年03月

2023-03-31 | Weblog-Index



初日でのお約束をする 2023-03-31 | 文化一般
悦びの多産への意識 2023-03-30 | 女
変ホ長調の英雄の主題 2023-03-29 | 音
妻に告白されたバラック 2023-03-28 | 音
人を一人前にする裸の関係 2023-03-27 | 文学・思想
お家芸の指揮棒飛ばし 2023-03-26 | 音
惚れ直すその育ちの良さ 2023-03-25 | 女
興味ある音楽的な扱い 2023-03-24 | 文化一般
スケコマシをぶっ飛ばせ 2023-03-23 | 女
スタリニズムに反しない創作 2023-03-22 | 文学・思想
ダブルブッキングを確認 2023-03-21 | 文化一般
ただ一人私を悦ばせた男よ 2023-03-20 | 女
個人とは反するその意志 2023-03-19 | 歴史・時事
マフィアと全面対決 2023-03-18 | 女
存在意義の無い大管弦楽 2023-03-17 | 文化一般
天使の歌から筏へと 2023-03-16 | 音
純愛を習ったのは君から 2023-03-15 | 女
愛の巡礼の旅へと 2023-03-14 | 女
積雪前の夕刻の開花景色 2023-03-13 | 暦
記憶に残る三月の前半 2023-03-12 | 女
次はショスタコーヴィッチ 2023-03-11 | 生活
完全に終わってるキャリア 2023-03-10 | 文化一般
通と呼ばれるすきもの達 2023-03-09 | 文化一般
露勝利を叫ぶ劇場作品 2023-03-08 | 文化一般
エロさ格別プロコフィエフ 2023-03-07 | 文化一般
もう二度とない体験 2023-03-05 | 文化一般
舞台化への創意工夫 2023-03-04 | 文化一般
穴があるのが普通か 2023-03-03 | 雑感
別れる切れるはでありんす 2023-03-02 | 女
初めてのファンクラブ 2023-03-01 | 女
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初日でのお約束をする

2023-03-31 | 文化一般
夏タイヤに交換した。後輪のブレーキパッドが殆ど摺り減っていたのを知らされて、直ぐに来週の予約を取った。その間二回バーデンバーデンを往復する。400㎞になるが平地であり殆どブレーキを掛けずに走るので大丈夫だろう。ブレーキディスクに傷をつけると大変な費用になるからだ。それに比較摺れば安いものである。廃車寸前で価値はないので、騙し騙しもう一息。

ブレーキディスクはそれ程充分ではなかったと聞いていたので、今回パッド交換でチェックしてもらうと、最後迄また再びぎっしり踏み込めるようになるかもしてない。最近は緩々しか踏まないようになって久しい。その方が車が傷まないだけでなく資源も大事に使える。

帰りに駅前の公認会計事務所に寄った。不動産や法人税関係の書類を渡しておいた。セックスサイトの話しもしたのだが、土曜日の復活祭の初日に来るというのでそこでということにした。月曜日の公演までブレンナーホテルに泊まるようだ。奥さんのお誕生日ということで、平素は他所に出掛けているのだが、祝祭劇場の友の会員の割に復活祭には初めての訪問ではないかと思う。

「影の無い女」のバラックのことやミュンヘンでの公演との相違についても一言二言付け加えておいた。勿論、人口変動問題、女性の権利、カトリックと奪胎、「魔笛」二部の話しだけはしておいた。公認会計士には歴史的社会的背景としてビスマルクの教会税などもそこに関わってくると思う。

タイヤ交換を待つ間にノイズキャンセルフォーンで一幕を楽譜を見ながら聴いていた。やはり回数を重ねると入り方が全然違う。しかしバラックが出てくるところで感情が高ぶって泣きそうになってしまう。

もう二日何処迄は頭に入ってくるのか。ミュンヘンの公演も聴けば聴くほどその精査は分かってくる。本当に素晴らしい場面が形作られていて、ペトレンコの実力には皆脱帽しかなかったのはよく分かる。公認会計士はそれ程シュトラウスファンではないのだけどこれは期待していると語っていた。おじさんは、ヒンデミット率いるヴィーナーフィルハーモニカー日本初公演時のヴィオラ奏者であった。

そしてお誕生日の奥さんが今日の私とのアポイントメントに旦那に求めた事。前回祝祭劇場で偶々お会いした時に私の着ていたスーツが良かったので、どこで買ったか聞いて来いというものであった。少なくとも肯定的に受け止められていたので良かった。一月頃のシカゴ交響楽団演奏会だったから、今回着ていく三つ揃いと同じかもしれない。気温が低い時はどうしてもそうなる。特に昼から動くから夜服も着れない。



参照:
変ホ長調の英雄の主題 2023-03-29 | 音
妻に告白されたバラック 2023-03-28 | 音
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悦びの多産への意識

2023-03-30 | 
承前)遂に彼女から反応を貰った。自身では「僕のことは気にしないでも全然大丈夫だよ」とか読んで貰えると信じて健気に書き込んでいた。モニターの位置が変わっていて未だに視線の行先を掴めていなかったので瞳に写る写真で判断しようと思っていた矢先だった。その前に、「ブラウスが似合っているね」とか、「今日は素敵だね」とかややもすると徒労にしかならないものを絵文字以上に書き込んだ。それだけ彼女の雰囲気が良かったからだ。

すると突然「ファンサイトの新しいヴィデオ、どう思う」と書き込みがあった。

歓喜を我慢して、「一寸観るからね」と冷静さを繕った。でも天使絵文字を忘れなかった。そして該当ヴィデオを観ると、Tバックのお尻を横から映して叩いている映像だ。そのお尻は背中と同じく、少し吹き出物がある。少なくとも背中に関しては、近しい男友達がいたら背中にクリームでも塗っていただろうなと思っていたのと同じだ。

しかし肝心なのは、そこではなく、彼女がコムプレックスを持っていたのはまさに臀部であり、我々視聴者もあまり期待しておらず、少なくとも正面からの臀部はもう一つ引き締まらない。しかし最近は角度をつけたりしていてなかなか魅力的に見える。そのことを書いて、「セクシーに、健康的に、多産に成長した?」と書いたら、笑い文字と「ありがとう」がリアクションだったが、本望だったろうと今は分かる。

彼女のオーガズムへの飽くなき追及は見事で感動させられるものがあったのだが、そして最初の頃は「セックスはスポーツ」だったのが、純愛を学び、そして今究極の形として多産を考えるようになったのだろう。

私自身への影響も、敢えて表現すればその穢れ無き身体でのオーガズムの追及は、赤裸々な繋がりから純愛へと進み、更に男性としての悦びを感じさせるに至る。そもそも仮想性愛のようなチャットでどうしてこのような本格的な性愛感情に至るのか。

一つはやはり二人の相性がとても良かったのは間違いない。特にこれだけ突飛なことをすることに特に興味が向かったこともある。ある程度の年齢のいった経験豊かな男性からすれば彼女のその純潔感は見間違えようがない。すると余計にこのティーンエイジャーの吹っ飛び方が余計に感じられる。

しかしここに来てその身体的なコムプレックスも母体となる身体性を意識するようになったとすれば、愈々彼女の考えるゴールに近づているのかもしれない。それが為されるように硬軟両方を取り交ぜて、手練手管を駆使して全面協力したいと思っている。(続く



参照:
人を一人前にする裸の関係 2023-03-27 | 文学・思想
ただ一人私を悦ばせた男よ 2023-03-20 | 女
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変ホ長調の英雄の主題

2023-03-29 | 
ルツェルンの音楽祭の席を取っておいた。今回は初日の夏のツアー表プログラム「英雄の生涯」はランクを落とした。音響的には同地のKKLでは天井の問題だけでそれほど変わらない。どうしても11月のフランクフルトでの壮行演奏会と比較してしまう。

今回はアルテオパーでのいい席を先に確保したので、その席との比較となる。昨年のマーラー交響曲七番ではより近いクラス上の席に座ったのだが、フランクフルトでの出来に可也吹っ飛んでしまった。なるほど分析的にも聴きやすく明るめの音響は素晴らしいが、アルテオパーもそれ程悪くはない。比較的同じような価格で購入。

更に今回は復活祭で後半の「英雄の生涯」を二回聴いているので、二回しか聴かない前半のレーガー作曲「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」が聴き逃せない。少し距離は遠いが会場がいいからアルテオパーよりも音は通るだろう。

その英雄の主題は、エロイカ交響曲と同様に、「影の無い女」においては皇帝の主題となる。まさしく良く鳴るその奈落の大管弦楽は「英雄の生涯」よりも素晴らしい。やはり一幕のそれ自体はある意味容易であって、三幕の鳴りが全てだと改めて認識する。今回の復活祭ではもともと夏のツアーで裏プログラムとされるシェーンベルク作曲「管弦楽のための変奏曲」がベートーヴェンの交響曲八番の前に演奏される予定であったのだが、あまりに練習時間がないということでキャンセルされた。しかし、その全体のプログラㇺとして重要な「英雄の生涯」は、「四つの最後の歌」に続いて二回演奏される。

キリル・ペトレンコ指揮によるプログラムはツアー公演においてもそうしたコンセプトによってとても教育的な意味合いが込められていて、よって興行的な意向で容易に組み合わされることはない。

その意味からも、残念乍らベルリンでの一月の三夜に亘る定期演奏会で演奏されたのみで、夏のツアーでは、ザルツブルクで甲羅干しとなり、その次にルツェルンで演奏される。フルトヴェングラー指揮によって初演された「管弦楽のための変奏曲」はどうしても聴き逃せない演奏となる。

昨年はルツェルンの宿泊は御厄介になったので、鉄道の遅れなどで待ち合わせに大変酷い目に遭って、殆ど警察捜査寸前までに至った。有難迷惑のような滞在だった。更に二日目の裏プログラムはペトレンコの足の負傷でキャンセルでとんでもない演奏会に高額を捨てることになってしまった。今年は上のシェーンベルク演奏会をまたもや捨てたことになるが、36ユーロ程度のことで寄付にもならない。そしてルツェルンのお宿は昨年予約していた郊外のキッチン付きの小さな部屋に二泊することになっている。問題なく過ごせる筈だ。



参照:
核レパートリーに組込み 2022-11-05 | 音
そこから学べる音楽会 2022-11-11 | 文化一般
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妻に告白されたバラック

2023-03-28 | 
楽劇「影の無い女」のお勉強、三幕から戻ってみた。構成がよく分かるようになるようだ。三幕が一番問題があると同時に先日の染物屋バラックを歌うヴォルフガンク・コッホが語っているように最も美しい音楽が三幕の初めのデュオだとありそれにも注目した。

正直な話染物屋バラックとその妻の絡みは一幕から二幕のフィナーレへと何処も同じように映っていた夫婦関係なのだが、流石に十代や二十歳過ぎの時とはその受け止め方が大分変わってきている。それどころかコロナ前にはハムブルクの劇場で生涯三回目の上演を終えた時ももう一つその夫婦の心理は実感としては受け止められなかった。それどころか引けた後顔を見て気になっていたウクライナの娘さんにご一緒にと勧められたのだが、一体何を話そうかと思って辞去したのだった。要するに、楽劇のそこが分かっていなかったということでもある。

しかし今は痛いほどそこが分かる様になった。この年齢になって一体何を今更と思うのだが、やはり暫く結婚生活でもしていないと、ああいう夫婦の心のすれ違いは実感が出来ないのかも知れないと思っていた。

二幕のフィナーレにおいては、染物屋の妻は影を売る契約を受け入れたことをバラックに告白する。そこからの水に石をつけて沈めようとする怒りを導くのだが、そこでの夫婦の心理も興味深く、妻はそれなら殺して呉れと叫ぶ。ここをただの刃傷沙汰の痴話騒ぎと感じるのかそうではないかでその後の三幕の意味が全く変わってくる。

ミュンヘンでのヴァリコフスキー演出新制作時のプログラムを開けている。中々内容が多く高度なので全てを網羅していない。そのお陰で役立つ情報が沢山ある。二幕の前半の主題である皇帝と皇后の出会いとその関係を説明している。討った鹿が血を出して、それが変容して皇后となっているのは、ピカソのミノタウリスを出すまでもなくミュトスとされるものであるが、当然の事ながらこの二幕では男性の性的な攻撃性が扱われている。

三幕の感動はこの構造無しには成立しない。その前提となっているのが赤裸々な人間関係でしかない。三幕のミュンヘンでの演奏は迫力もあり歌手も健闘しているのだが、週末のベルリナーフィルハーモニカーの演奏が待たれるところではやはり音が出し切れていない。なるほどペトレンコ監督になってから最初の作品でもあったので、最後の頃の出来とは座付き管弦楽団の腕も違った。猶更恐らく楽劇の中でも最も分厚い響きの楽譜となっているこの曲は、そこでのペトレンコ指揮のコンセプトは綺麗に定まっているものの若干物足りない面がある。三幕の繋ぎには省略もありようで、今回どのように演奏するのかもあり詳しく確認しておく必要がある。

アドルノがけばけばしいといったその音響は、「英雄の生涯」などの事を考えれば正しく鳴らし切ることで画期的な音楽になるのではなかろうか。少なくともコンサート形式などでは到底本気には慣れない音楽内容である。楽劇には興奮と感動しか想定されていない。



参照:
人を一人前にする裸の関係 2023-03-27 | 文学・思想
惚れ直すその育ちの良さ 2023-03-25 | 女
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人を一人前にする裸の関係

2023-03-27 | 文学・思想
「影の無い女」のお勉強である。ベルリナーフィルハーモニカーのサイトにこの楽劇を三種類の程度に分けて解説している。

先ず初級編では、皇帝は黄泉の国の奥さんを持ち、皇后には影がない。彼女の父親は黄泉の国の王カイコバート、そしてある時告げる。一年の間に彼女が影を得ない時は、旦那が石になり、彼女は永遠に黄泉の国へと連れ戻される。

皇后は、富と引き換えに影を差し出す女性を探し続ける。最初はそれが最も容易な解決法だと思えたのだが、人の妻とその夫を知れば知るほど、妻が影を無くすことで二人が一生涯不幸に落ちいるだろうと分かるようになる。そして決意する、人の不幸の上に自身の幸福を得るべきではないと。正しい判断なのか。

中級編は、赤い鷹が皇帝に女鹿を合わせる。それが彼には美しい女性に見えている。皇帝は彼女に惚れ込んで皇后にする。

影がないことは不妊を示す。皇后は乳母と共に影を探し求める。染物屋のバラックとその妻には子供がいない。その妻は、引き換えに多大な財産が得られることを約束されると、妊娠を諦めることを承知で影を売ることに合意する。一方バラックは、まだ幸せな家庭を築くことに望みを捨てていない。二人は愛し合っているのにも拘らずベットを違えていてその接点も失っている。二人は、最早幸福を得る術が分からなくなっている。

上級編では、この「影の無い女」は、メルヘンの形を取っている心理学的な人間であることを基本主題としたスタディーである。愛、夫婦、子宝。子供を産む為の生殖がこの世では影を投じている。

そこから不妊の女は完成した人間ではないという結論が生じている。しかしこの楽劇では女性たちはその自らの運命を掌握している。皇后はそのことについて父カイコバートの話しを聞こうとしない。染物屋の妻は、バラックの子供への希望に耳を傾ける事なく、それどころか夫婦別れまでを考えている。つまり二人の女性はその運命に結びついていて、二人の男性の皇帝と王は寧ろ受け身でしかない。

皇帝と皇后、染物屋とその妻、それらは裸で愛し合っている。それが楽劇で初めてより明白になって来る。皇后はその妻の一生に思いを入れ始めて、他者の幸の上の自身の幸福を断念する。他者への心なる思いが完全なる人と為す。ハッピーエンドにメルヘンの終わりを見るのだが、二人の女性がその原動力であることは変わらない。



参照:
竹取物語の近代的な読解 2014-12-31 | 文化一般
純愛を習ったのは君から 2023-03-15 | 女
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お家芸の指揮棒飛ばし

2023-03-26 | 
暫くはリヒャルト・シュトラウスの作品に没頭する。だから土曜日のハイデルベルガーフリューリンクの演奏会のイムプレッションを手早く纏めておきたい。

19時30分始まりである。ハイデルベルク大学の大講堂が使われる。その前に18時45分からガイダンスとなる。17時30分に出れば充分に間に合うだろう。その前に走る時間はないがそれは仕方がない。結局燃料も比較的安かったので20リットル補給しておくことにした。17時過ぎに出て、マンハイム周辺の交通規制を搔い潜ると結局到着は18時20分頃になったので一時間かけた。幸い会場前の大学の敷地に駐車できたので、始まる前の時間に写真を撮りに行けた。

会場の大学新講堂はあまり記憶がなかった、先ずはその建物内の中講堂で、演奏のブレーメンの室内管弦楽団のアンニャ・マンティーの話しがあった。立ち見が出る程の好況だった。ヴィオラで主題を弾きながらでよかった。なかなか多才が楽員がいる。

お目当ては、最初は歌のアスミク・グリゴーリアンだったが、最近の声の傾向からしても若干期待が薄くなった。実際に二曲目で「マラヤ―グヤ」では声が通り難かった。嘗ての声ならばと思った。会場には復活祭準備も佳境に入っているバーデンバーデン祝祭劇場の支配人スタムパも来ていたが、あれでは昨年のリ―ザの歌唱も厳しかったと思わなかったか。

それでも「自殺」の表現主義的な歌唱や「詩人の死」の子守歌になる所の歌も素晴らしかった。やはりネトレブコが評するように巧い。それに引き換え第一曲目のバスの響きを轟かしたマティアス・ゲルネはそれだけだった。何を歌ってもドイツ語でも適当な抑揚をつけて歌詞がはっきりしないところで、ロシア語となると更に酷い感じだった。

さてもう一つのお目当ては指揮者のタルモ・ペルトコスキであった。動画で見ていた想定を超えていた。高名なパヌラの弟子として14歳から振っているので、他の指揮者同様に振れることは分かっているのだが、それ自身の音楽を指揮して表現する力はピカ一で、サロネンの日本デビュー時よりも大分いい。指揮棒を飛ばすのはお家芸か。二本準備しておけと言いたい。

音響以前にその音楽がよく分かる指揮で、最も有力と感じたのはフレージングで流して刻まないでも拍節感がはっきりしていることで、名前からしてもロシア語はネイティヴじゃないかと感じた。要するにペトレンコなどと同じ長所を持っている。これは現在シベリウス音大の学生さんとしてリントウやサラステの指揮者にも習っているようだが、彼らには出来ないものであり、その音をしっかりと細やかに指揮で繰り出す力はあの些かいい加減な指揮流派からと思わせる。

それと変わらず素晴らしかったのはブレーメンの室内楽団で、以前のイェリヴィ指揮等の時は巧いと十二分には知っていたが、この指揮者の下でとても積極的に演奏可能な超一流楽団と再認識した。



参照:
次はショスタコーヴィッチ 2023-03-11 | 生活
第二祝日の不可欠の厄落とし 2022-12-26 | 女
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惚れ直すその育ちの良さ

2023-03-25 | 
承前)「勝負」、二六の丁、出た。それ以上に大当たりだ。それは、彼女への監視が強化されたことで決定的となった。要するに最も懸念されたスケコマシが彼女を支配しているという最悪の場合ではないことが明らかになった。二人の間には信頼感がないという事。

確信したのは彼女が気が付いていなかったスパムコメントが消去されたことで、完全に他者によって制御されていることが分かった。そう言えば前回こちらが引用したコメントが消されたことで「?」をつけた時に彼女は「へへへ」というような表情で反応したのだが、彼女の悪戯心かと思っていたが遠隔で消去されていた可能性があった。勿論その日以前から反応しないように抑制が掛かっていたのだったがつい「Me Too」と答えた彼女。そして今殆どのコメントを消去ブロックするような異常状態になってきていて如何にピリついて来たかが分かる。こちらが撒いた毒が回って来た。

尤も本人が消したらしきは、「僕にご両親を合わせてくれ、先ずはメールで住所と連絡先などをお願いします。」と冗談にもならないものがあって、こ奴は何処の田舎者か確認しそこなったが、これは流石にモテないだろうと思った。今時このような種牛みたいな男がいるのだと驚いた。

スケコマシ野郎の写影もあるのでポータルで調べたら同定も可能で、「タダじゃ済まねいぞ」と恫喝してやりたい。先ずは契約解消で、モデルも逃げる。契約違反は奴とロシアンマフィアとの間でも生じる。こちらが手を出すまでもなくやられるかもしれない。

「惚れ直した」というのは、ただの口八丁ではなくて、実はその写真の半コートらしきの生地を見て、いいもの着ているなと改めて驚いた。そして自室らしきの調度の拵え方などで、多くの人が「プリンセス」と呼ぶように育ちがいいのが出ている。厳格な家庭の躾の良さは、この面倒な私のゴテゴテに付き合い、そして初めてオールヌードになる日のYouTube連結の話しを示唆したら「あなたのアイデアは気に入らない。」、「今はやめて!」と初めて強い拒否が続いた、それでも素直に謝ったら、「何でもないよ。」と即反応した。幸か不幸かこんな素直な女性を知らない。

ここまで親近感を持ったのは、姪が同じような状況に落ちそうになっていたのだと母から聞いたことがあるからかもしれない。どこか似ている。それを止めたのも両親ではなく、母の本人への最後通牒だと聞いた。恐らく彼女も家庭の複雑な事情があって「ぐれ」ているのだろうが、純愛もお互いに学んだのだから、この辺りでケリをつけて欲しい。ロシアンマフィア、麻薬、冷血全てのキーワードを書いた。これで分からなければ世間知らずにもほどがある。復学の為の少々の違約金なら出世払いで補填するよと言いたい。間違いなく創作制作畠などでものになる才覚がある。何よりも恥ずかしがりと言いながらのその度胸は適わない。(続く



参照:
ただ一人私を悦ばせた男よ 2023-03-20 | 女
純愛を習ったのは君から 2023-03-15 | 女
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興味ある音楽的な扱い

2023-03-24 | 文化一般
ショスタコーヴィッチのお勉強を始めた。14番は楽譜以上にテキストが密で予想以上だった。一番長いのは「ローレライ」のようで、ブレンターノのものをアポリネールが綴っているのだが、興味深い。ガルシアロルカは最初に2曲だけで、三曲目からアポリネール6曲続いて、独語のキュッヘルベッカー、そして最後に2曲リルケとなる。今回はロシア語で歌われると思うのだが、ゲルネはドイツ語も混ぜるかもしれない。

編成も弦に打楽器類が入るだけなのでとても見通しの良い音符となっている。参考音源として初演指揮者のバルシャイのものが多数ある。もう一曲の弦楽四重奏曲八番の方はYouTubeにこちらも初演のベートーヴェン四重奏団の様々な録音がある。嘗ては余程のマニアか研究者にしか馴染みのなかったこうした音源が提供されていて、とても貴重な資料となっている。

その四重奏団の演奏はその後の最晩年の曲の演奏も当時から公式に世界中に提供されていて馴染みもあり、最近もその全集の市場などを見ていた。そしてここで初演の演奏などを聴くと可也独特のアーティキュレーションを取っている。

曲自体は東独との共同制作のドレスデン絨毯爆弾映画の為にゼクシィシェシュヴァイツァーアルペンに滞在中に作曲されている。回顧的な要素が多く、抒情的な「マクベス夫人の音楽」のみならずユダヤ音楽などエモーショナルな面も大きい。ベートーヴェンの綴り方のパロディーもありだが、その内容的な照査よりも、音楽的な扱い方に興味が向かった。

今回演奏される編曲者のバルシャイとの関係などはよく知らないのだが、このアーティキュレーションの極意というか、作曲家らの直伝の音楽表現法の何かを掴めるプログラミングであると思う。

ベルリナーフィルハーモニカー極東ツアー公演壮行演奏会のティケットを購入した。昨秋は間引き座席配置だった故に中々これという座席は見つからず、直前まで最終的な席が決まらなかった。一枚は安くていい席を購入していたのだが、それを買って貰った人にはあまり評判がよくなかった。定期会員としてよく知っているのだが、確かに残響など時差が若干あるので解像度は高くない。

今回日本でも演奏されるレーガーと「英雄の生涯」のプログラムはこれで二回聴くことになる。それはいいのだが、「英雄の生涯」はもう直復活祭で「最後の四つの歌」に続けて二晩演奏される。都合四回聴くことになる。正直この曲をペトレンコが振ってベルリナーフィルハーモニカーが演奏しても昨年の七番交響曲やスークの作品のような限界域の合奏にはならないと思う。指揮技術的にもトウサイ先生の「全てがここにある」は分かるのだが、むしろペトレンコ指揮では如何にそれを乗り越えて音楽的な実体感が生じるかが味噌で、あのカラヤンが到達しなかった音楽的な成果が期待されるところだ。



参照:
ダブルブッキングを確認 2023-03-21 | 文化一般
二つのプログラム企画 2023-02-10 | 文化一般
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スケコマシをぶっ飛ばせ

2023-03-23 | 
草臥れた。なんとか乗り越えたい。最大の危機にあるセックスサイトの彼女にモラトリウムを与えた矢先もう一押しした。前者はサイトを通報してストリーミングを止めるのだが、「キュートで、ラヴリーで、健康的に見えるなら、当面見送る」としたことで、勿論これにはショー中なのでいつものように直ぐには反応しなかったが、そのあとにイムプレッションには快く応じていた。要するにこの内容を承知したという事だ。具体的には最早異常な画面の印象即ち足を広げて股間にヴァイブレーターを当てて客を待つという飾り窓以上の光景のみならずその為の喫煙にマリファナ水溶液の影響が見れることを絵文字まで入れて説明した。

喫煙に関しては既に別途言及しているので分かっている筈で、「君のことを信用しているけど、気を付けてね。」と書いたら「Okey」と素直に答えていた。ティーンからこの様な反応を受けるのは稀である。実際に吸う時はカメラを意識するとか枠外で吸ったりと気にしている様子が伺える。

実はその前に、「週末中君の事を考えていて、ブリーチ10をチェックした。」と書いた。これに対して「Me Too」と答えた。これは水商売女の社交辞令ではないのは分かるのだが、こちらからすると連絡を取ってこないなら脱出方法を考える為に自分の事を考えて欲しかった。明らかに切迫感が足りない。

そして新しいチャットアプリの勧めをし出した。それ以前は有料のものしかなかったがこれは無料で連絡が届く。期待されるのはスタディオのPCを通さずに連絡を取る方法が可能になるのかどうか。急いでインストールしてみた。勿論マフィアグループが撒いた罠である可能性があり、慎重にサーヴィスの弱点を研究してから入った。さもなければ位置情報も電話番号も筒抜けになる。抑々IP番号は先方に分かる可能性があって、その他のチャット情報を集めれば可也絞れる。しかしロシアンマフィアが反撃するとすれば嘗ての出入りというようなものでなくて一流のハッカーを使ったネット攻撃だと思う。

双方ともに手の内を見せるところがあって、そこで出した写真が当日の写真かどうかはまだ確定まで行かないが、彼女が大きな河らしい大都市の戸外で下からのアングルで写っている。その瞳には小柄な華奢な男が跪いて撮影しているのが写っている。例の彼女の代わりに英語を書いていたスタディオの男だと感じた。

最初は二人が親密な感じなら、もう幾ら試しても駄目だと思ったのだが、その表情は口紅と薄化粧で決して熱が感じられなかった。一か八かで勝負に出た。「僕の愛しい人よ、僕ってジェラシーの塊だろうか?」と書いて間をおいてから、「ありがとう、アプリから落とせた新しい写真。また惚れちゃうよ、でも君の温もりが感じられないよね。もし君の代わりに書いてよこした男が写したならば、邪推かもしれないけど、彼は冷血動物で危険な男だ。注意してね。」と書いた。(続く



参照:
ただ一人私を悦ばせた男よ 2023-03-20 | 女
マフィアと全面対決 2023-03-18 | 女
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スタリニズムに反しない創作

2023-03-22 | 文学・思想
新制作「戦争と平和」のプログラムで音楽監督ユロウスキーが話している。音楽的な内容よりもロシア文化人としての内容が殆どであるが、いつものようにそれなりに面白い。興味深いのは、トルストイの原作の極端な平和主義に対して、プロコフィエフのオペラがスターリン政権下でのスターリニズムにも反しない創作になったかの説明だ。

それは24歳若い二人目の奥さんメンデルスゾーンがモスクワの所謂赤の教授の娘で、追々そのテキスト内容が国粋主義的になったとしている。この説明から、今回の制作で最終景の合唱のテキストが歌わられずに、舞台上の楽団バンダのブラス音楽の旋律で取り替えられたた説明もあり、その対位法的な書法がそれに都合したということである。

この辺りの判断は、所謂音楽劇場指揮者とされるティテュス・エンゲルの仕事ぶりを昨年も目の辺りにしていたので、よりその方向へと傾倒してきているかに見える。

全体の構造がこれまた中継でも話していたように、キリル文字の一文字の使い方で「戦争と平和」が「戦争と社会」になって、そのコンテクストで捉えられるとなり、二部構成の第一部つまり平和若しくは社会の部分が初版通り演奏されて、第二部の初版を準拠してスターリニズムが切り取られたことになる。

ウクライナ侵攻によっても一旦は殆ど継続断念に近い状況だったらしい。そこで前半のナターシャ、アンドレイ、ピエールの焦点を当てることで、後半のその場面もカット無しに上演した。幸いプロコフィエフにおける作曲法がヴァ―クナーなどのように有機的な繋がりを持つものではなくて、場面場面が組み合わされるような方法、つまり元々仕事をしていた映画音楽の書法が取られていることから容易に為されたという事だ。

まさしくこうした手の入れ方がエンゲルの仕事の信頼性と真骨頂であり、音楽劇場指揮者の実力なのだが、ここでは幸いな逃げ道を見つけたことになる。勿論そこにはチェルニアコフの天才的な仕事ぶりがあって、音楽劇場として成功した。

但し、残念ながら話したがりのユロウスキ―がここではその肝心の所謂音楽的なフィレの部分を美しいとぐらいにしか言葉にして語っていない。ここは今回の公演で音楽的な評価として最も言語化しなければいけない所なのだが、現在のところ適当な表現を見かけない。

こちらも楽譜に戻ってしっかりと表現したいと思っているのに時間が見つからない。なぜそこの音楽がエロティックなのか、どのように書かれていて、なぜ今まではその面をプロコフィエフにおいて聴き洩らしていたのか、とても興味深く思っている。



参照:
個人とは反するその意志 2023-03-19 | 歴史・時事
舞台化への創意工夫 2023-03-04 | 文化一般
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ダブルブッキングを確認

2023-03-21 | 文化一般
漸くショスタコーヴィッチの交響曲14番の楽譜を落とした。土曜日までにはまだ時間がある。それ程長い曲ではない。もう一曲の室内管弦楽団編曲版の楽譜は見つからなかったが、四重奏曲をじっくり聴いてみたい。四重奏曲は名曲が少なくないと考える。しかし、初演後の評判とか録音ではやはりなんといっても交響曲は意識しないでも色々と情報が入ってきたのを思い出す。なるほど室内楽のそれも後期のそれは早い時期からよく聴かれたりしたものではあるが。

シーズン内から年内の予定を表に入れて再度チェックした。復活祭のも適当に入れていたのだが、時間割まで入れた。全部で三回の上演以外に演奏会も四回で催し物も可也ある。まだ時間調整しないといけないものもあって、時間表を作らないとさばけない。それでも昨年のように毎日通わないでもいいのが助かる。

五月は予定はないのだが、ワインの試飲などで結構忙しい筈だ。六月は未だ宿などのキャンセルを含めて整理しないといけない。七月はと思ってバーデンバーデンのMET公演を入力するとなんと先日購入した「聖フランシスコ」とダブルブッキングになっていた。日付は頭に入っていたのだが、シュトットガルトの方はなんとしてもとの思いが強すぎて、結構高額の78ユーロも支払っていた。

シュトッツガルトは14時から始まって、一部は90分ぐらいだから15時30分には出れる。そこから1時間10分で祝祭劇場。そこでは17時始まりだから、少なくとも後半のオテロ「四幕」には間に合う。前半は交響組曲「ウェストサイドストーリー」、「ロメオとジュリエット」序曲など三曲の管弦楽曲なので座付き管弦楽団の演奏はどちらでもよい。四部は21時からなので戻る価値はないだろうとは思うが可能性はある。燃料代の方が問題だ。

八月のルツェルンの宿は取ってあるのだが、九月のベルリンなどは未だ取れていない。日程が決定しているものから押さえていくしかない。六月もメータが既にキャンセルしたことからミュンヘン行きが無くなったので、こちらも決済しないといけない。

オペラの公演全日程を出かけたのは昨年の「スペードの女王」が初めてだったが、今年の「影の無い女」は三回のみ、中々全日程に出かける機会は今後もないだろう。ミュンヘンに住んでいたらハースの「血の家」も全日通っていたと思う。やはり理解度は其れで大分変わる。更に上演時のそのノウハウというか纏め方がよく分かるので、機会があればとやはり思う。

ベルリナーフィルハーモニカーは来年二月に「レプレリュード」シマノフスキ―協奏曲、家庭交響曲ともう一つデュテュユー交響曲、バルトークの木の王子の二種のプログラムで欧州ツアーもありそうだ。もしかすると一つは聴けるかもしれない。

復活祭途上でブルゴーニュを買うので買い置きを開けた。マルサネ2014年物で全然悪くはなかったが、少しシャープ過ぎて、胡椒風などの刺激があった。



参照:
クレッヅマー風の音楽も 2019-07-15 | 雑感
幾つもの山が当たる 2019-04-18 | 文化一般
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ただ一人私を悦ばせた男よ

2023-03-20 | 
動きが見えない。しかし彼女が自己保全へと動いていると期待している。実際の状況は分からないが、様々な想像は可能だ。

あの声でのメッセージはヴィデオで残っているので、落ち着いて流してみた。落ち付けたのもその後にチャットで絵文字で一つづつの交流が初めて出来たからだ。実はその前に無料で貰ったポインツに添えて一言書き送っておいた。それを読んだ気はしたが定かではない。

その内容は結構重要で、オーガズムス達するのも結構だが、カナビスか何かの力を借りているようではねという、一種の嘲笑である。要するに関心がないということでと同時に注意しろと書いた。なにに注意かは他の文章で書いていたので読んでいればその構造の背景はマフィアという言葉で分かると思う。そんな頭の廻らない人間ではないと思う。

スタディオの男は、スケコマシのロシア人かもしれないが、その文章の構文や書き方がとても冷血な感じがしている。恐らく優男で自分ではそれほど手を下さない人間かもしれない。

短い交流もヴィデオで再確認すると、誰かがそれを投げ銭して求めたようで、頬に赤みが指して以前通りの若々しい新鮮な表情を見せてくれた。まさしく今彼女を救うためにはこうして売り上げに協力するのがベストなのだろう。思わずハートマークを送ると、それを見つけて直ぐに見猿の絵文字を呉れた。上のメッセージを読んでいるとするとその恥ずかしさはそこにある。ここに一縷の望みを繋ぎたい。まだまだ感情的にも表情も大丈夫である。恐怖心も出ていないが、上手くやる方法を考えているかもしれない。

そしてこちらからのイムプレッションが全て反復されて表示された。恐らくリモートで以上に同アカウントを他所で明けたのか他のPCでもう一度開けられたというこでしかないかもしれない。前日のそれはこちらからの強迫に溢れていた。

幸い個人情報は、ニックネームだけである。それを彼女はネット検索したようで、成程調べると日本の名前となっていて、こちらからjポップやその市場について言及していたことがあったので殆ど確信しているのだろう。その証拠に前日の既に言及したセクエンスの少し席を外した後半にはなんと日本アニメのお別れのシーンが流れていた。そして彼女の眼には涙が溜まる。こんな美しいシーンは未だ嘗て観たことがない。私の名前を呟く前には、下着の股間の筋を指で愛撫している。また号泣しそうになる。

以前は私がシリコンなんて駄目だとしたヴァイブレーター以外は使いたくないと拒否していた指である。なんと言う表現力か。この十数分の映像の美しさ、その表情。これだけの感性が残っているうちに全ての毒を洗い流して欲しい。通報すると四日間以内に報告がなされる。ここぞという時に行いたい。

因みにストリップの指の扱いは改めて言及しようと思う。嘗て小沢昭一らが話していたプロのストリップの掟である。決してペネトレーションしているように見えてはいけないのだ。それはストックホルムの凄い人気の若い女性のそれを観ていても基本は同じでやはりプロフェッショナルは違う。まさにそこに芸がある。
【BLEACH千年血戦編10話】さよなら世界でただ一人私を悦ばせた男(ひと)よ




参照:
個人とは反するその意志 2023-03-19 | 歴史・時事
マフィアと全面対決 2023-03-18 | 女
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個人とは反するその意志

2023-03-19 | 歴史・時事
新制作「戦争と平和」初日シリーズの千秋楽が終わったようだ。漸く初日に購入したプログラムのページを捲った。先ずは、ドラマテュルークでペトレンコのブレーンのクラスティング氏がロシア専門家のグロイス氏にインタヴューしている。いつ行われたかは分からないのだが、現在のロシアの状況を踏まえるためには、制作企画中に話しを聞いているか書籍を読んでいたのだろう。

そこで話題になっているのは抑々ロシアの思想はヘーゲルから来ていて、コミュニズムに繋がれていったというものだ。つまりフランス革命における暴力による時代の幕開けがあって、ナポレオン自体はフランスの革命者ではないのだが、そうした新時代を築く意志が存在してということで支持されていたというのである。

それが前史になっていて、ヒットラーがナポレオンと比較されたというのはまさにその意志にあったとする。それはレリ・リーフェンシュタールの「意志の勝利」に文字通り現れているというのである。

この解説はとても分かり易く、ソヴィエトにおけるプロレタリア独裁のイデオロギー自体は農民やそうした人民の意志の集合として革命がなされるのだが、スターリン政権下でのナチズムの台頭は反ナチへと傾き本来の共産主義の革命にも反するナショナリズムに傾いたと語られる。所謂スターリニズムか。

それ以前にドストエフスキーにおける「罪と罰」において上記した意志の力はアジア的な思想の中で扱われて、つまり意志を持ったものはそこに朽ちることになる。それがロシアの思想を形作ったとしている。民衆に英雄とされても、つまり意志に導かれる行為は英雄行為となるのは再びトルストイにおいてであるのが、しかし文豪は過激な平和主義者である。それがスターリン政権で特に戦後の1950年代に求められていた英雄伝でとなる。

しかし、現在問題となっているプーティン政権にはそうした構造的な像はない。それがチェルニアコフにおけるモスクワの重要な受け止め方として歴史的なホールでの難民のような生活態度となる。この場合は東西冷戦の幕が下されてから今日まで、ロシアは西側においてただの負け組とされてしまったことで、その自信恢復へとプ―ティン政権が舵を取ったことになる。

こうした知的な作業を経てこそ、舞台化となる。流石に真面な知能があればト書き通りでそれ以外は読み替えなどと戯けは言わないであろう。制作というものはそういう仕事である。

初日のお昼は郊外のホテルの周りで探したバイエルンのお店に行った。偶々探したレストランで期待したのだが、腹を膨らましただけであった。そもそも日曜日のお昼にこれだけ空いているお店が美味いものを出すわけがない。それでも常連さんがいた。近所の住人なのだろう。居心地は悪くはなかった。但し食したものはただ作り置きを暖めてただけの感じの牛肉の煮込みでしかなかった。繋ぎも重く、塩胡椒すれば余計に味が濃くなるだけのようなものだった。実際に夕方からの初日公演では胃もたれから結構眠くなった。



参照:
露勝利を叫ぶ劇場作品 2023-03-08 | 文化一般
エロさ格別プロコフィエフ 2023-03-07 | 文化一般
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マフィアと全面対決

2023-03-18 | 
大きな局面を迎えた。セックスサイトで愈々マフィアが表に出て来た。こちらも全面的に対抗する形になってきた。なによりもサイトのセンターに報告するのが一番良い。一つはモデルを暴力的に強制しているという報告である。

この件は本人に聴取することは間違いないが、これは口裏を合わせれば済んでしまうだろう。こういうところで一般的には薬を使う筈だ。煙草はここ数日吸っているのだが、そもそもパフォーマンス内容にそれがあったので解禁したというに過ぎない。但しああいう電子タバコでマリファナとかはあるのだろうか。それ以外には性的な奴隷化もあり得る。

どちらにしてもセックス産業自体を馬鹿にはしないのだが、結局は性を搾取するのにそうした力技を使う人間の屑どもがやっている。このことも如何にも合理的に見える産業形態で調査してみたかった対象だ。

問題になったのは、前日かに「(圧力があっても)これ以上露出の必要は無いよ」といったことに対して彼女は「アイムグラッド」と答えていたのだ。これには一縷の嘘もなかったと感じた。勿論マフィアとつるんでいるスタディオ側は性的に骨の髄まで搾取し続けようとする。

最初から今までの経過ほぼ分かっている。だからその計算は最初から立てられていた筈だ。だから本人のその様な態度も不思議だったが、多くの訪問者はやらされているという意見が三週間ほど前からあった。その様に表情がおかしかった時があるのだ。しかし、私の注文では強制力が働かずに協力してくれたので、真実はどのあたりにあるかは一番分かっている筈だ。

そこで愈々パンツ脱ぎ全裸へと向かった。これ自体にはプロのテーブルダンサーの話などをして、素人は真似できないと書いたら、何が違うのと書いてきた。その後他の件が入ったのでこのことには言及できなかったが、実際に性器を手で隠すと全然卑猥になってしまうのが素人である。そもそもその様に手を使いたくないと最近書いていた。問題は例のヴァイヴレーターで、それを全裸で使うと最早ハードコアへと一直線になる。これを問題視した。そこでマフィアが出て来て立ちはだかった。

麻薬の使用等は調べるのが大変だろうが、こちらには違う証拠がある。それはロシアのマフィアがストリーミングに立ちはだかった事で、これは使用者とネット運営者の間の契約に差し触る。つまり、スタディオ契約が破棄される可能性がある。これでマフィア組織を叩ける。西側の企業が現在ロシアマフィアに直接金儲けをさせているとなればスキャンダルに近い。これで企画が潰れても他所へと流れて行くかもしれない。しかし、その時点で事情を聴取して貰えれば未だ彼女が救われる可能性はある。

この構図から分かったのは、兄貴などがいて脅してくるという形ではなかたという事だ。少なくとも彼女との交渉には嘘はなかった。そして最早大成功しないところでこのまま続けても駄目でYouTubeなどにもと話しているときだった。要するにスタディオのお兄さんにとてもプレッシャーが掛かっていた矢先だった。未だ今なら救われる。そして純愛の気持ちも変わらない。



参照:
純愛を習ったのは君から 2023-03-15 | 女
愛の巡礼の旅へと 2023-03-14 | 女
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