先日、NHK熊本局のローカル情報番組「クマロク!」で、熊本中央高校の陸上部短距離・山形愛羽選手を紹介した。爆発的なスピードで今シーズンの飛躍が期待される山形選手に密着していた。高校１年の時の国体で４位入賞し、２年生となった昨年のインターハイは、100ｍは７位、200ｍは４位と十分立派な成績なのだが本人は不満足な結果だったようだ。放送では走法の改善に取り組む姿を映していた。彼女の特徴はピッチ走法。そのピッチは落とさずストライドを伸ばそうという作戦だ。歩幅を１足分伸ばしたマーカーを置いて矯正している。それともう一つの強化ポイントはスタートダッシュ。身長154cmの小柄な山形選手は出遅れたら挽回するのは難しい。高校最終年の今年、こうした強化がうまくいって念願のインターハイや国体での優勝をつかみ取れることを期待している。
下の映像は昨年６月、熊本県民総合運動公園スタジアムで行われた熊本県高校総体陸上・女子100ｍ決勝で優勝した山形選手。
山形選手より１０年前、熊本には野林祐実さんという小柄なスプリンターがいた。九州学院高２年の時のインターハイでは100mおよび200mを制した。野林さんが達成した全国制覇の夢を11年ぶりに山形選手にかなえてほしい。
映像は2012年の熊本県高校総体陸上・女子100ｍ決勝で優勝した野林さん。
このような解説をお聞きして動画を大画面で拝見すると、とても迫力を感じました。
反対に山形愛羽選手と野林祐実さんがゴールに横並びで入るのではなく、飛び抜けて1位になる様子がむしろ不思議にさえ感じます。
山形愛羽選手の国体にインターハイでの活躍を期待します。
息子が3年の時怪我していましたが（元々補欠ですが）、岡山県代表で柔道のインターハイを応援に行きましたが、全国レベルとの差を一目で感じました。
野林祐実さんの100mおよび200mを制するなんて桁外れな気がします。
たまたま、アテネオリンピックで金メダルを獲った鈴木桂治が、団体戦を前にチームメートに私の耳元で淡々とアドバイスをしていましたが、本人も試合では相手を軽く一本を取り淡々としていたのを思い出すことです。
鈴木桂治にも棟田康幸という強力なライバルも居ましたね。
有難うございました。
息子さんも３年の時ケガをされたそうですが、どうしても高校最後の年に有終の美を飾りたいという願望が強すぎて失敗するケースは他の競技でもよく見られます。それが進学にまで影響する場合もありますのでね。