徒然(とぜん)なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話の書き綴り

野口雨情と「五十四万石」

2012-06-01 23:25:59 | 音楽芸能
 「五十四万石」という唄については以前にもブログで取り上げたことがあるが、北原白秋や西條八十と並んで童謡の三大詩人といわれる野口雨情が作詞した唄だ。昭和の初期、「新民謡」づくりが一つのムーブメントになっていた時期がある。「新民謡」というのは、現代風に言えば「ご当地ソング」だ。この三大詩人も時代の先頭に立って新民謡を作った。中でも野口雨情は日本全国をまわって数百曲という新民謡を作ったと言われる。熊本でも県内各地を回って20数曲の唄を作っているが、その中の一つが「五十四万石」だ。現在歌われている山鹿灯籠踊りの「よへほ節」も雨情の作だが、あれは原詞があるのでオリジナルではなく改作ということになる。「五十四万石」が初めて世に出たのは昭和10年の1月、大村能章が曲をつけ、藤本二三吉が歌いコロンビアレコードからリリースされた。後に佐藤松子もキングレコードから出している。藤本二三吉のレコードは僕は聞いたことがないが「ごじゅうしまんごく」と歌っていたらしい。
 さて、先般の熊本城本丸御殿「春の宴」の5月18日には、ザ・わらべが「五十四万石」を踊った。大阪から度々日帰りでザ・わらべの公演を見に来てくださるSさんが「五十四万石」を見たいと前からおっしゃっていたので、中村花誠先生のご配慮なのだろう。僕はザ・わらべが踊る「五十四万石」を見たのは随分久しぶりのような気がする。どちらかというと抒情的な曲調なので踊りも静かだし、中高生のザ・わらべにはどうなのだろうか。でも、その日の年配のお客さんたちの多くが自然と歌い出していた。やっぱり「五十四万石」は熊本では根強い人気があるようだ。

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春の宴 千秋楽(その2)

2012-05-27 22:27:03 | 音楽芸能
▼千秋楽口上
 毎年春秋、熊本城本丸御殿で行われる芸能イベントでは「ザ・わらべ」がすっかり看板スターになり、千秋楽の口上も板についてきた。それぞれ高校や中学を下校するとひと息つく間もなく連日の稽古や公演をこなすというハードな毎日。その健気な姿には頭がさがる。彼女たちは既に「熊本の宝」と言っても過言ではないだろう。



▼Waiting in the Wings
 「こわらべ」たちは中村花誠先生の厳しい指導も苦にしない。それはいつの日か憧れの「ザ・わらべ」のメンバーに入りたいという夢があるからだ。2、3年後にはビックリするほど変貌した彼女たちの姿を見ることができるだろう。

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春の宴 千秋楽!

2012-05-26 22:49:53 | 音楽芸能
 4月13日から始まった熊本城本丸御殿「春の宴」もいよいよ今夜が千秋楽。やはりいつもより観客の出足が早い。開演30分前に大広間への入場が始まると、あっという間に大広間の畳は大勢の人で埋まった。今夜は「初午をどり」と題して2月の熊本城稲荷神社・初午大祭での演目などを中心に、約1時間半、目いっぱいの舞台が繰り広げられた。
 今年の「春の宴」を振り返ると、昨年よりもさらに芸の幅と質を高めたザ・わらべは、その名がどうかと思うほど大人っぽい踊りを見せてくれたし、こわらべの上達ぶりが著しく、「秋のお城まつり」や「秋夜の宴」、そしてまた来年の「春の宴」に彼女たちがさらにどんな成長ぶりを見せてくれるか、ますます楽しみになってきた。

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浦島伝説と「長唄 新曲浦島」

2012-05-21 18:55:23 | 音楽芸能
 明治の文豪・坪内逍遥が明治37年に手掛けたという舞踊劇「新曲浦島」の序曲がこの「長唄 新曲浦島」。浦島太郎の伝説を題材にとっているが、この長唄に浦島太郎も龍宮城も乙姫様も出てこない。浦島太郎が亀の背中に乗って大海原に漕ぎ出したという澄の江の浦の情景が唄われている。浦島伝説は日本各地にあるが、この澄の江の浦があったという京都・丹後半島の伊根町と網野町に伝わる伝説がおおもとになっているらしい。伊根といえば「男はつらいよ」を始め映画やドラマでもおなじみの伊根の舟屋が有名だ。僕は伊根には行ったことがないけれど、若狭を旅した時の美しい海の風景を想い出すと、丹後半島でロマンチックな浦島伝説が生まれるのもむべなるかなという感じだ。
 それはさておき、この映像は4月28日の熊本城本丸御殿「春の宴 熊本をどり」における演奏。今藤珠美さんと珠美社中の皆さんによる唄と三味線、それに中村流の中村花誠さん・中村弌誠さん・中村晃誠さんによる囃子の競演は普段なかなか見ることができない。この夜はホンモノの響きを十分堪能した。


■作詞:坪内逍遥
■作曲:十三世杵屋六左衛門・五世杵屋勘五郎
■出演:今藤珠美と今藤珠美社中・中村花誠と花と誠の会
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深大寺のだるま踊り

2012-05-20 19:06:39 | 音楽芸能
 先日、熊本城本丸御殿の「春の宴」を見に行った時のこと。学校が終わって制服のまま駆け付けたザ・わらべのあやのちゃんとお母さんに頬当御門の前で一緒になった。二人とも両手に衣装を入れたケースを抱えていた。一緒に歩きながら、準備や運搬が大変だという話から、お母さんが「『だるま踊り』も、もうあやのには衣装(張りぼて)がキツくなってそろそろ交代かな・・・」という話をされた。そこで僕はハタ!と気付いた。「だるま踊り」は僕も何度も見ているし、あやのちゃんが小さい頃から踊っていることは知っていたが、観客のほとんどは誰が踊っているかもわからないで見ているのだろうなぁ。このまま世代交代するのはしのびないなと、今回慌ててアップした次第である。
 この「だるま踊り」は「だるま市」で有名な東京都調布市の深大寺の盆踊りなどで踊られている唄。小平や国立に住んでいた頃、深大寺には何度か行ったが、「だるま踊り」を見たことはない。作曲したのは民謡三味線の藤本流初代家元・藤本秀丈。映像の唄と三味線は藤本喜代則と喜代則社中の皆さん。
(注)秀丈の秀は正しくは王へんに秀

▼だるま踊り(ザ・わらべ/あやのちゃんとかえちゃん)

作詞:浅田平八 補作:藤間哲郎 作曲:藤本秀丈

♪もうしもうし(ソレ) だるまさん(ハ コロコロ)
 お耳もお口もないのかな(ハ ドウシタドウシタ)
 お耳もお口もあるけれど(ソレ)
 目なしだるまでございます。(ア ソレソレソレソレ ございます)

♪もうしもうし(ソレ) だるまさん(ハ コロコロ)
 それでは 片目を入れましょう(ハ ドウシタドウシタ)
 願いが叶えば もう一つ(ソレ)
 縁起だるまのわたくしに(ア ソレソレソレソレ わたくしに)

♪もうしもうし(ソレ) だるまさん(ハ コロコロ)
 あなたに手足が ありますか(ハ ドウシタドウシタ)
 手足があるから 七転び(ソレ)
 八起きだるまと いわれます(ア ソレソレソレソレ いわれます)

♪もうしもうし(ソレ) だるまさん(ハ コロコロ)
 御利益あやかり 踊ります(ハ ドウシタドウシタ)
 みなさん一緒に 踊りましょう(ソレ)
 春のお祭り 深大寺(ア ソレソレソレソレ 深大寺)
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門前小僧

2012-05-19 21:18:46 | 音楽芸能
    「門前の小僧習わぬ経を読む」(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)

 このことわざは、普段見聞きしていると、知らず知らずのうちにその物事に習熟することのたとえである。幼い頃の数年間、泰勝寺に日参していた父はまさに“門前小僧”状態ではなかったかと思う。
 僕は会社勤務時代のほとんどを人事労務部門で過ごしたが、ある期間、労働衛生や健康保険を担当した。慣れない医療情報や仕事で接するのは医師や看護師などの医療専門職ばかりという状況にややモラールが下がり気味の僕に、当時の上司から「どうせやるなら“最高の門前小僧”になれ!」と叱咤された。仕事の内容には健康管理情報のシステム化や産業医会議の事務局、産業医・産業保健師等の採用などもあり、気がついた時には相当の医療関係の知識を身に付けていた。会社を辞めてパソコン教室を開いた時、なぜか医療関係者が多数習いに来た。それまでの経験から彼らの仕事上の悩みが理解できたので、いろいろ相談に乗っているうちに、具体的な仕事のサポートを頼まれるようになった。例えば医療データの統計解析や研究発表のプレゼンテーション作成などだ。今でも相談を受けたり、お手伝いをしたりすることがある。最近よく、僕は“最高の門前小僧”になれただろうかと昔の上司の言葉を懐かしく想い出す。これからは日本舞踊や和楽の門前小僧になれたらいいな。


泰勝寺庭園


日本舞踊&和楽
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春の宴 〜 植木をどり 〜

2012-05-18 22:08:54 | 音楽芸能
 熊本城本丸御殿の「春の宴」もいよいよ終盤。今夜は「植木をどり」ということで、植木町を拠点に活躍する民謡三味線の本條秀美さんと秀美社中をフィーチャーしたプログラムだった。僕の今夜の注目は「肥後の女」と「田原坂 花音頭」。いずれも本條秀美さんの作品で、多分、本丸御殿では初披露と思われる。春の宵に“秀美節”が冴え、ザ・わらべの踊りが粋な風情を醸し出した。
 この二つの唄が作られた経緯については下の「熊本市WEB」ページをご覧あれ。

     ▼熊本市WEB

 ▼肥後の女


 ▼田原坂 花音頭
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ドナ・サマー 〜 情熱物語 〜

2012-05-18 08:11:24 | 音楽芸能

 2009年12月11日、ノルウェーのオスロで開かれたノーベル平和賞コンサートにおいて大トリを務め、会場の大喝采を浴びるドナ・サマーさん。若い頃に比べると随分貫禄がついたがその声量はさすがだ。歌うはもちろん「She Works Hard For The Money 『情熱物語』(1983年)」。
 この歌は僕にとって80年代の想い出を象徴する歌のひとつだ。80年代のうち7年間は東京勤務で、バブリーな時代の始まりだった。もっともその頃はバブルなんて言葉もなかったが、飲み会の締めは必ず六本木のディスコに繰り出すのがおきまりだった。そしていつ行っても必ずかかるのがこのドナ・サマーの歌。僕にとっては40代に入る前後で仕事でも一番力を発揮していた時代だったかもしれない。ドナ・サマーもほぼ同じ世代だったから余計訃報に接すると寂しさを感じる。合掌。
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今日の話は昨日の続き・・・

2012-05-13 18:08:00 | 音楽芸能
 昨夜の熊本城本丸御殿での「春の宴 阿蘇をどり」は、ぶっ通し1時間半いつにも増して演目数が多かったが、撮影した映像のうち、とりあえず3曲選んでアップした。ブログにはこの3曲を埋め込んだだけでコメントも書かず仕舞いだったので今日はその続き。
 この3曲をまず選んだのには理由がある。ザ・わらべ&こわらべの演目をジャンル分けすると、長唄、端唄・俗曲、民謡などに分けられる。そのそれぞれのジャンルから1曲ずつ選んだ。
▼藤音頭
 歌舞伎舞踊の代表的な演目の一つである「長唄 藤娘」は「Wisteria Maiden」という英語名で欧米でも人気がある。4年前、熊本城本丸御殿落成記念イベントの一つとして熊本城二の丸公園で行われた「坂東玉三郎特別舞踊公演」でも演じられ、その時初めて生で見た「藤娘」に酔いしれたものだ。ザ・わらべの最終到達目標はこれを演じることではないかと僕は勝手に思っている。今回、くるみちゃんが踊った「藤音頭」は、その「藤娘」の一連の踊りの中の一部だが、近い将来、本格的に「藤娘」を踊るための中村花誠先生の布石ではないかと睨んでいる。
▼桃太郎
 このような端唄をコミカルに踊るのは、ザ・わらべの最も得意とするジャンルでもある。あやのちゃんとかえちゃんのコンビが踊る端唄は他にもいろいろあるが、この「桃太郎」はもう随分前から二人で踊っていて昨夜は久しぶりに見た。幼い頃は可愛らしさで楽しませてくれたものだが、もう二人ともすっかり成長し、いつの間にか「粋な姐さん」の踊りに変わっていた。
▼阿蘇の恋歌
 「阿蘇をどり」ということで、阿蘇の民謡と言えば、最初に思い浮かぶのはやはりこの「阿蘇の恋歌」。最近、進境著しいこわらべのあかねちゃんとゆりあちゃん。こわらべの阿蘇チーム頑張れ!


藤音頭


桃太郎


阿蘇の恋歌
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熊本城本丸御殿・春の宴 〜 阿蘇をどり 〜

2012-05-12 22:42:49 | 音楽芸能
▼藤音頭

藤の花房色よく長く
可愛いがろとて酒買うて 飲ませたら
うちの男松に からんでしめて
てもさても 十返りという名のにくや
かへるという忌み言葉
はなものいわぬ ためしでも
しらぬそぶりは ならのきょう
松にすがるも すきずき
松をまとうも すきずき
好いて好かれて
はなれぬ仲は ときわぎの たち帰えらで
きみとわれとか おゝ嬉し おゝうれし


▼桃太郎

昔々 お爺さんとお婆さんがあったとさ アーキタコリャ
お爺さんは山へ芝刈りに お婆さんは川へ洗濯に アーキタコリャ
大きな桃が流れ来る その桃たらいへ打ち込んで アーキタコリャ
お婆さんは我が家へ戻らるる 桃の中からご誕生 アーキタコリャ
ちょちちょち あわわあわわ かいぐりかいぐり とっとの目 アーキタコリャ
これもし これもし桃太郎さん あなたのお腰は何であろ アーキタコリャ
日本一の黍団子 一つ下さいお供する アーキタコリャ
犬と雉とを供に連れ 行列揃えて帆を立てる アレワイサノサ
アーコリャコリャ コレワイサノサ 殿さんお馬で おいらは後の草履取り
アーコリャコリャ さしずめ奴はお槍持ち アーキタコリャ
轡の音がリンガラリン リンガラリン
難なく島へ漕ぎ渡る 宝の数々奪い取り アーキタコリャ
我が日の本へ戻らるる 治まる御代こそめでたけれ


▼阿蘇の恋歌

阿蘇は朝霧 夕べは夜霧よ
裾野八里を小唄で行けば
浮世 浮世暮らしも ささおつなもの

燃ゆる想いか お山の煙はよ
今日もなびくよ あの娘の里へ
里は 里は湯煙 ささ 湯の香りハイハイ

青馬の小鈴で 峠をこえりゃよ
濃いか情けか 心がぬれる
ぬれる手綱に ささ火が招く
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俗曲「品川甚句」の世界

2012-05-05 21:44:42 | 音楽芸能
 藤本喜代則さんと喜代則社中の軽快な唄と三味線、そしてザ・わらべのコミカルな踊り。どことなく「おてもやん」を連想する乗りの良い三味線の調子。よく意味がわからないが、言葉遊びのような歌詞。起源などを調べてみたが、江戸時代それも幕末、品川宿で生まれた俗曲であることは間違いないようだ。品川宿と言えば思い出すのは傑作時代劇コメディ「幕末太陽伝」だ。この唄を聴いていると、まさにあの「幕末太陽伝」の世界が甦る。またこの「幕末太陽伝」の中で心中事件を起こす貸本屋金造を演じた名優・小沢昭一さんは「小沢昭一の小沢昭一的こころ」という1973年から続くラジオ番組でパーソナリティを務めているが、この「品川甚句」を含むCDも出している。面白いのは「・・・ちょる」という長州ことばと思われる歌詞。品川宿には映画にも出てくるように高杉晋作や久坂玄瑞ら長州の攘夷派の志士たちが逗留していたといわれているから、やはり長州人が歌い始めたのかもしれない。またじっくりと調べてみたい。

小窓あくれば 品川沖よ
鴨八百羽 小鴨が八百羽
入船八百艘 荷船が八百艘
帆柱八百本 あるよ あるよ
朝来て昼来て晩に来て
来てこんとは いつわりな
来たしょうこにゃ 目が一寸だれちょる
酒飲んだ だれよとだれとが
違がちょる ハッハッ違ちょる違ちょる
切株 土手背負って
恋ちょろ ちょろね
船は出て行く煙は残る
残る煙が アイタタタタ
しゃくのたね


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水前寺成趣園・能楽殿で舞と音曲を楽しむ!

2012-05-03 22:59:00 | 音楽芸能
 「水の都」熊本を象徴する江津湖一帯で今日から1ヵ月間にわたる「 わくわく江津湖フェスタ」が始まった。そのイベントの一つとして今日、水前寺成趣園・能楽殿において「江津湖物語 & 水前寺をどり」と題して舞踊と音曲の伝統芸能が披露された。新緑に囲まれた格式ある舞台で舞うザ・わらべやこわらべの姿がいっそう艶やかに映えた。
▼出演
 【舞踊】花と誠の会/少女舞踊団ザ・わらべ/子供舞踊団こわらべ
 【唄・三味線】藤本喜代則と喜代則社中/中山康子/本條秀美と秀美社中
 【囃子】中村花誠と花と誠の会 他


久しぶりの水前寺公園は新緑が鮮やかだった。


復元なった時以来、1年半ぶりに見る古今伝授の間。


かつて水前寺プールがあった場所にある能楽殿。


古式ゆかしい舞台で見るザ・わらべの踊りも一段と趣がある。

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今日は一日「春の宴スペシャル」

2012-04-30 20:23:32 | 音楽芸能
 熊本城本丸御殿で4・5月の毎週末の夕べ行われている「春の宴」がゴールデンウィーク中は国内外から大勢訪れる観光客のために「春の宴スペシャル」として日中に行われている。今日は少女舞踊団「ザ・わらべ」と子ども舞踊団「こわらべ」の出演だったので久しぶりに母に生で見せようと連れて行った。11時、12時、13時、14時と4回の公演をこなしたザ・わらべとこわらべの体力と前に見た時からさらに上達した踊りに母は感心しきりだった。また入れ代わり立ち代わりやって来る観光客もザ・わらべの踊りのレベルの高さに驚くとともにこわらべの可愛らしさにさかんな歓声があがった。



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長唄舞踊「阿国歌舞伎夢華」

2012-04-28 23:37:48 | 音楽芸能
 昨夜のEテレ「にっぽんの芸能−芸能百花繚乱」では、歌舞伎の創始者といわれる出雲阿国(いずものおくに)と恋人・名古屋山三(なごやさんざ)の亡霊との束の間の逢瀬を描いたファンタジックな舞踊「阿国歌舞伎夢華(おくにかぶきゆめのはなやぎ)」が放送された。昨年5月、同番組で放送された「尾上紫・尾上京 おんな二人あで姿」以来、久しぶりに見る尾上紫のしなやかな踊りに魅了された。放送を見た後、録画を2回も見てしまった。振付をした花柳壽輔さんがインタビューを受けていたが、そのユニークな振付法や「振付は人の観察から始まる」という話などもとても興味深かった。



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今夜はじっくり和楽を楽しむ

2012-04-28 21:50:47 | 音楽芸能
 今夜の熊本城本丸御殿「春の宴」は「熊本をどり」。東京や熊本を拠点に長唄三味線や大和楽の演奏家および作曲家として活躍する今藤珠美さんをフィーチャーしたプログラムだった。長唄古典の「越後獅子」や「新浦島」そして今藤さん作曲の「おいでまっせ」や「肥後の通り名」などが演奏されたが、いつもはザ・わらべやこわらべの踊りの方に気を取られてしまいがちだが、今夜は和楽をじっくりと堪能できた。特に「おいでまっせ」は今藤さんが作曲された中でも最も好きな1曲だが、今まで生演奏で聴いたことがなく、今夜あらためてその粋な音色に聞き惚れた。最後の演目「肥後の通り名」は先月行われた時代絵巻のために作られた曲だそうで、ゲスト出演の高濱流光華々さんの年季が入った踊りはさすがだった。


作詞:佐藤幸一 作曲:今藤珠美 作調:中村寿誠
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