徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

滑稽なメール騒動

2006-02-28 16:55:00 | その他
 「ライブドア送金メール」事件をめぐる民主党の混乱ぶりは情けないとしかいいようがない。たとえは悪いが、子どものうわさ話程度で国会質問に立つかなぁ~。そう言われてもしかたないくらい、いい加減な確認しか取っていなかったという話だ。
 ところで、問題のメールの送信者と受信者が同じだったということで、その信憑性を云々しているが、私の仕事の中でもそんなケースはしょっちゅうある。いわゆる同報通信というやつだ。複数の相手に同じメールを送信する時、送信先の個別のアドレスを秘匿するために、送信先には自分自身のアドレスを入れ、本当の送信先はBCC(ブラインド・カーボン・コピー)に入れる方法だ。国会議員の先生ガタはそのくらいわかって議論しているの???

荒川静香とマシュケナダ

2006-02-25 19:59:14 | その他
 今日は一日、事務所に篭って、あるお店の決算に没頭した。その間ずっとFM放送を聞いていたが、その中で感じたことを二つ。

 どの番組でも話題はもっぱら荒川静香のことだ。昨日までフィギュア・スケートなど見たこともなかったオヤジまで「イナ・バウアー」なんて口にしている。ところでマスコミも何となく話題になるのを避けているようだが、日本のウィンタースポーツ、とりわけスケート競技を今日まで支えてきた”あの人”は今、いったいどうしているのだろう。”あの人”の存在なくして今日のフィギュア強国日本、そして荒川の金メダルもなかっただろう。ひょっとしたら荒川の快挙を一番喜んでいるのは”あの人”かもしれない。

 最近、セルジオ・メンデスの「マシュケナダ」が世界的に大ヒットしているらしい。ラジオから一日何回も流れてくる。もちろん40年前のオリジナル版ではなく、ヒップホップとのリミックス盤だ。まだ、ブラジル66だった頃、ライブも見に行ったし、仕事をサボって行ったジャズ喫茶でもよくリクエストしたものだ。リミックス盤もいいが、私はやはりオリジナルの方がシンプルで良い。
♬Mas que nada

白い梅と慌しさ

2006-02-23 18:51:35 | その他
 すっかり春の陽気だ。家の裏の梅の木も可憐な白い花を開いた。
 このところ、せっぱ詰まった仕事のご依頼が多い。所得税や事業税の申告期限が間近なことや、年度末で駆け込みの公共事業などの影響だろう。自分自身の所得税申告の準備もままならない状態だ。とうとう今日は産休中の姪っ子を呼び出して手伝ってもらった。落ち着いて花を愛でることができるのはもうちょっと先かな・・・。

地球温暖化防止への環境省の取り組み

2006-02-21 13:21:12 | その他
 地球温暖化防止への取り組みとして「ウォームビズ」を推進している環境省は、21日から1週間、庁舎内の暖房を止めることになったそうだ。「職員はセーターやひざ掛けを持参して業務を行っています。」とアピールしているが、それでも室温は19度だそうだ。何だそれは!そんなもんわざわざテレビで言うんじゃない!今までいかにぬくぬくとした環境でやっていたかを曝しているだけだ。

みわの誕生日

2006-02-21 12:30:20 | その他
 もうすぐ、久留米に住む孫娘みわの「まぼろしの誕生日(2/29)」がやってくる。満2歳になるが、生まれたのはついこの間のような気がする。生まれてしばらくは、なかなか声を出さなかったので心配した。にわとりのような細い足に巻きついたネームカードのわっかが今も眼に焼きついている。今ではすっかりおしゃまな女の子になりつつあるようだ。3月4日にひな祭りをかねて久留米の次男の家に行くことにした。

長浜事件の背景

2006-02-18 18:55:19 | その他
 いたいけな子供が犠牲になる悲惨な事件がまたまた起きた。もう13年ほど前になるが、彦根に勤務していた頃、事件現場近くの長浜北高にはリクルートにも行った。当時、人事を担当していて何が一番大変だったかというと、同和問題(差別問題)である。信長や秀吉の時代からというから根強いものがある。会社にも長浜から通う女の子が何人かいたが、その中の一人から自分の家族も根強い偏見(差別意識)を持っているという話を聞いたことがある。一軒隣りの家の住人は人間と思っていないという強烈な話だった。私の記憶が正しければ長浜の約半分は地区(被差別)だったと思う。また、同和問題と同様に厄介だったのは朝鮮人を始めとする外国人に対する差別だ。当時も企業で働く外国人が増えつつあった。今度の事件の背景にもそんな地域特有の差別意識があったのではないか。

トリノ五輪での日本の不振

2006-02-16 21:28:53 | その他
 トリノ冬季五輪で日本が不振だ。これについてはTVや新聞でもいろんな分析が行なわれている。スポーツ評論家の玉木正之氏や二宮清純氏などは長野五輪後遺症というようなとらえ方をしていた。日本は8年前の長野五輪の際、あらゆる手段を講じてピークにもって行ったため、その反動の低迷が続いているというわけだ。たしかにそういう面もあるかもしれない。私は不振というよりは、もともとその程度の実力だったのだろうと思う。最近は五輪に限らず、世界的なスポーツイベントに対するテレビ局のテンションが凄い。どちらかというとバラエティ番組的な扱い方が多く、視聴率を上げるために実力とは関係なく無理やりにヒーロー、ヒロインを作ろうとする。いきおい視聴者は勘違いしてメダルを獲れるもんだと思ってしまう。そのギャップが不振と映ってしまうのではないか。

 また、玉木氏は1964年の東京夏季五輪の後、永い間日本が夏季五輪で不振だったことを引き合いに出して、「日本が東京五輪と同じメダル数を獲得するまで40年かかった。」とも言っていた。が、これにはいささか異論がある。たしかにアテネ五輪では日本は東京五輪とほぼ同じメダル数を獲得した。しかし、東京とアテネではその内容が違う。メダルを獲った種目も違えば男女の構成も違う。同じメダル数というのは数の上だけで、東京五輪の時強かった競技が、その後弱体化して40年後に復活したと実感できる種目は一つもない。強いて言うなら、男子体操が復活の兆しが見えたことぐらいだ。
 つまり、冬季五輪においてもスキーのジャンプやスピードスケートなど、日本がいつも強いことなどあり得ないし、復活するかどうかもわからない。しかし、次回のバンクーバー大会で突如復活することだって十分あり得る。スポーツは不確実性の世界そのものなのだ。だからこそスポーツは面白い。

今日のDVD

2006-02-13 01:24:50 | その他
 今日は次の2本を観た。いずれも劇場では観ていない。
『パッチギ!』
 昨年の邦画ナンバーワンとか、井筒和幸監督の最高傑作とかいう呼び声が高いので気になっていた。まぁ、いい映画であることは間違いないが、ナンバーワンというのはどうかな?時代が1968年と自分の青春時代と重なるので、背景はよく理解できるし、井筒監督の映画に託したメッセージも共感はできる。しかし、ケンカのシーンがやたらと多く「またか!」という感じで後の方ではやや引いてしまった。また、日本社会における在日コリアンの立場をもう少し丁寧に描いてほしかった。ただ乱暴なだけのような印象を持ってしまうので、なかなか感情移入がしにくい。


『ションヤンの酒家(みせ)』
 先日観た「故郷の香り」のフォ・ジェンチイ監督が「山の郵便配達」の後に撮ったもう1本の映画。他の2本とはかなり趣きが異なる。ヒロインを陶紅(タオ・ホン)が演じているが、女優の魅力でこれだけ見せる映画は久し振りだ。初期のチャン・イーモウ作品のコン・リー以来じゃないかな。また、最近の日本の女優さんではこんな艶っぽい人は見たことがない。フォ・ジェンチイ監督、タオ・ホンともに次回作が楽しみだ。。



九州新幹線全線開業と熊本県

2006-02-11 19:12:59 | その他
 昨日の深夜、熊本朝日放送で「走り出せ!熊本新生への道」と題して、九州新幹線全線開業に向けて熊本はどうするのかというフォーラムをやっていた。以前放映された番組の再放映だったようだが、潮谷熊本県知事に北川正恭前三重県知事や経済評論家の松原聡氏などの論客が絡んで、なかなか面白い討論が展開された。北川氏らは熊本に対して辛らつな発言をしていたが、なかでも九州新幹線を起爆剤とした経済振興について「経済をやったことのない(県の)経済部長にまかせておいて何ができるか!」と独特の言い回しで県民の参画を促していたのが印象的だった。また、松原氏は、「あれほど九州新幹線に熱心だった熊本県が、いざ新幹線が来るとなると、ネガティブな話がいろいろ出てくるのは理解できない。」と熊本独特の県民性に苦言を呈していたが、熊本県民の一人として耳が痛かった。

さらに6件の耐震強度不足発覚

2006-02-09 08:47:18 | その他
 熊本県は、木村建設が施工した6件に耐震強度不足の物件があることを公表した。いずれも姉歯建築士は関わっていない。偽装があったかどうかは今後の調査を待つとしているが、この発表自体に疑惑を感じてしまう。この6件も本当は隠しておきたかったらしいフシもあるが、いずれバレることを想定し、世間の批判の眼を建築業者や設計事務所に向けさせるための工作ではないか。
 県の建築課は「専門家がいなかった・・・」だとか「職員の技量が低かった・・・」などと検査機関にもあるまじき、言いわけにもならない釈明をしている。
 ここで思い出すのが、黒川温泉ホテルでのハンセン病元患者の宿泊拒否事件だ。あの時も県は自分たちに火の粉が降りかかるのを察知して、早目にホテルを一方的に悪者に仕立て上げた。いつの時代もお役所というのは、庶民のことより組織防衛が優先なんだなぁ・・・

車検とティシューのサービス

2006-02-08 12:52:12 | その他
 普段はもっぱら家内が使っているパジェロミニを車検に出した。いつもはセルフ給油で利用している近くのT石油のサービスステーションだが、車検を依頼するのは初めてだ。点検や部品交換の項目について、ひとつひとつその必要性をきちんと説明し、こちらの承諾を取っていくやり方は、さながら医療でいう「インフォームドコンセント」だ。車検の時、こんなにきちんとした対応は初めてで感心した。さらに驚いたのは、車検のサービスとしてくれたティシューだ。これがハンパな数ではない。5個パックが12個入っているダンボール1ケース。これを見て瞬間的に1973年のオイルショックを思い出した。あの時はトイレットペーパー買占め騒動などのパニックが起きた。今日も一昨年来の石油高騰が続いているもののパニックになるところまでは行っていない。サービス品にティシューを選んだ意図はわからないが、企画した人のウイットを感じたのはうがち過ぎかな・・・

CAD

2006-02-06 01:15:47 | その他
 CADの仕事を依頼された。昨年までCADを一手に引き受けていた三男が会社勤めになったのでやる者がいない。しかし、大事なお客さんなので断るわけにもいかない。自分でやるしかないか。今まで真剣に練習してこなかったツケが回ってきた。始めたもののさっぱりわからない。夜遅く帰ってきた三男にポイント、ポイントの指導を受けた。明日から「Doing by Learning」だ。大変だぞ、こりゃ!

賃金不払いの実態

2006-02-03 11:18:02 | その他
 熊本県内の三つの労働基準監督署が、賃金不払いで5社を摘発した。被害者は合わせて38名、金額は5000万円を超えるそうだ。しかしこの5社はいずれも既に経営破たんしており、仕方ないっちゃ仕方ないと言える。問題は、労働基準監督署がしたり顔で公表した今回のケースは氷山の一角に過ぎないということだ。
 もう8年前になるが、私の身内がある日突然、勤めていた会社から解雇通知をもらった。社長に事情の説明を求めたが、全然らちがあかず、また既往の労働に対する賃金や解雇予告手当も払う気がない。しかたなく労働基準監督署に相談に行った。しかし対応した担当官は「双方でよく話し合って解決しなさい。」と取り付く島もない。話し合いにならないから相談に来たというのに。結局、知り合いの弁護士さんにお願いして提訴し、賃金と解雇予告手当はもぎ取った。しかしこれに要したエネルギーと費用そして後味の悪さを考えると、こんなこと二度とやりたくないと思った。
 今回の摘発のニュースも「裏にはその数倍の人たちが、法の助けも得られず泣き寝入りをしている。」ということを読むことが必要だ。