絶好の行楽日和となった先日、会社時代の懐かしい友人と、カメラ片手に八幡掘り~八幡山へ秋の探索を楽しんで来ました。
八幡掘りは、紅葉よりも桜の名所として知られていて、ともさんも秋の散策は初めてです。
この日は、コロナ感染第8波が迫っているに拘わらず、観光客も多く、外人も多く訪れていました。
八幡掘りを遡り、瓦ミュージアムを抜けて、日牟礼八幡宮にやってくると、境内では時節柄菊花展が開催されていて、参拝の皆さんは盛んにカメラやスマホをかざしていましたよ。
日牟礼八幡宮を出て、すぐのところに八幡山ロープウェイ乗り場があり、ロープウェイに乗って山上へ向かいました。
山上には、豊臣秀次(秀吉の姉の子)が築城して、近江八幡を栄えさせた八幡城跡があり、現在は村雲御所瑞龍寺門跡となっています。
ともさん過去に何度かここを訪ねたことはあるのだが、珍しく本堂が開かれていて、本堂へお参りの方や御朱印をもらう方が上がられていました。同時に書院や中庭を見せてもらえるとのことで、初めて瑞龍寺の中に入って来ました。
中は、金ぴかのまばゆいような本堂があって、壮厳さにしばし見とれました。案内に従って中庭に進むと、白砂にホウキの跡がきれいついた庭があり、舞台も作られていました。
お寺の中は、思いの外部屋がたくさんあり、中でも宮御殿「雲の間」は、京都時代「貴賓の間」として使われていたとのことで、金・銀箔の屏風に包まれていました。・・・村雲御所はもともと京都にあったものを、昭和36年秀次ゆかりの八幡城跡に移築・・・
お寺の中の廊下や窓はピカピカに手入れされていて、行き届いた管理にびっくりです。一番奥の部屋から、はるか琵琶湖が眺められ、しばし休息しながら見とれてしまいました。
本堂を出た頃には、太陽も落ちてライトアップの明かりが、帰路をより幻想的に包んでいるようでした。