近江の国の紅葉は、湖東三山が全国的に知られ、コロナ前には特に関東や関西の車が、駐車場や道路にあふれていたものです。
湖東三山近くに隠れた?紅葉スポット「胡宮神社」があると聞き、まだ紅葉には早いのですが、カメラ片手に紅葉の下見?に出かけて来ました。
胡宮神社は滋賀県多賀町にあって、現在は名神高速道路の多賀サービスエリアからも、参拝ができる歩行者用通路ができ、更に観光客も多く訪れるようになっています。
この神社には、鎌倉時代に東大寺再興のための勧進活動を行った俊乗坊重源が寄進した銅製五輪塔が残り、国の重要文化財となっている、とのことですが、拝殿の扉は開かず参拝不可でした。
また、室町時代の旧社務所庭園は国名勝に指定され、庭園は池泉と築山の調和が絶妙で、サツキが咲き誇る春は、美しさを増すとのことです。社務所は新しい茅葺建てで再建?されていましたが、紅葉シーズンには早く、ここも中には入れませんでした。
丘陵に位置する広い神社境内には、多くのモミジの木が目につき、さぞや紅葉シーズンは、美しいことと想像されました。
この神社の背後の青龍山には古代の磐座が残っており、もとはこうした巨石への神の降臨を仰ぐ信仰が起源になっているとか・・・、途中まで登るも山道の状態悪く、細君の足を考慮して到達を断念。