バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

みもすそ川公園・下関(ヤマハ・YSP大分)

2010-09-17 07:09:03 | ツーリング
セロー乗りの佐野さんが、
山口の下関に行ってきたそうです。

その時の写真をいただきました。
いつもありがとうございます。



セローといえば、街乗りや通勤などで
軽快さが光るバイクですが、
このようなロングツーリングでも実力を発揮します。

クラストップレベルの燃費の良さと
9.6リットルの燃料タンク容量で
航続距離も長いのです。


さて、佐野さんは、前夜に家を出られて、途中休みながら移動し、
早朝にここ「みもすそ川公園」に到着されました。


このみもすそ川公園を今日はご紹介しましょう。




みもすそ川といっても現在このあたりに
川はみえません。かつてあった小さな川は
現在は道路の下を流れているからです。


公園には二つの像があります。

ここは有名な「壇の浦の戦い」があった場所。

平氏滅亡の地とされるここで、一族の最後を見届けた
平知盛(たいらのとももり)が碇(いかり)を担いで、
「見るべき程の事をば見つ。今はただ自害せん」
と言い残して入水しました。


平知盛はこの時、碇を担いだとも、
鎧(よろい)を2つ着たとも言われています。

死んだ後浮かび上がって
さらし者になるのを避けたという話

「平知盛」像は、その言い伝えをもとに作られました。




対照的に配置されるのは

源義経の有名な八艘(はっそう)跳びです、

襲われた義経は、船を軽々と飛び越え
八艘先へと逃れたといいいます。

軽やかに舞う義経の活躍の姿です。

戦いに勝利した義経ですが、
この後、源頼朝と対立、命を狙われることになりました。



この公園を訪ねたのが早朝で、

ちょうど朝日が登り、像が太陽をバックに輝いて
とてもきれいですね。

朝早くから船が行きかっていますね。



さて、ここにはこんなものも。

復元された長州砲・八十斤加農(カノン)砲です。

下関といえばかつての長州藩
これはその長州藩が使用した大砲の原寸大レプリカです。



この公園、実は幕末の下関戦争時に活躍した
長州藩の砲台跡でした。

文久3年(1863)5月から6月にかけて、
長州藩は関門海峡を通る外国船を5回にわたって砲撃しました(攘夷戦)。

しかし翌年8月米・英・仏・蘭の四国連合艦隊17隻が
報復のために下関にやってきたのです。




海峡の最も狭いところに築かれたこの壇ノ浦砲台

前田砲台と共に重要な役割を果たしましたが、
優れた軍備の連合艦隊に大敗し、全ての砲台が占領・破壊されました。


外国の進んだ軍備に目覚めた長州藩は、
攘夷から開国・倒幕へと転換し、

高杉晋作らの活躍により
明治維新を実現する原動力となったのです。




こうやってずらり並ぶと迫力ですね。

この長州砲のレプリカ、
そのうちの1門が「有料コインシステム」となっていて、

100円を入れると音と煙が出る仕掛けで
観光客を楽しませてくれるそうですよ。





長州藩の主力となった加農砲(カノン砲)は青銅製の大砲で、
球形の弾丸を発射し、目標を打ち抜いて損害を与えるものでしたが、

しかし連合艦隊の新しい大砲は距離・威力とも
はるかにすぐれており太刀打ちはできなかったそうです。


ここは幕末、明治維新、
近代日本へと至るための戦いの舞台だったのです。





この大砲のレプリカ、
幕末に多くの大砲を鋳造していた長州藩の安尾家に
伝わる20分の1の模型を参考に復元したもので
FRP製だそうです。




ここは関門海峡で最も狭い幅約700mの早鞆(はやとも)
の瀬戸沿いにあります。

関門橋や最速約10ノットという潮流を
行き交う船など間近に眺められます。


下関に行ったとき、訪ねてみてはいかがでしょう。



みもすそ川公園 地図はこちら




さて・・西日本を駆け回る佐野さんのセローですが、
セローにとって、実は今年は記念すべき年であるのをご存知でしょうか。

セローは今年で25歳

その記念すべきアニバーサリーモデルが登場しています。
それが「リアルツリーセロー」なのです。



マウンテントレールのニックネームを持つセロー

そのセローを表現した緻密な水圧転写グラフックによる
自然の木々の表現は、記念モデルにふさわしいカラーです。



この25周年セローを、
セローとは何かを良く知るYSP大分で購入すると・・

なんと「リアルツリーTシャツ」がプレゼントされます。


このキャンペーンも9月末まで
お早めにどうぞ!




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