バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

鯛生金山・日田(ヤマハ・YSP大分)

2010-06-29 07:45:17 | ツーリング
ついにチャレンジ3000キロで
8000キロを突破した佐野さんがツーリングに行ってきました。
その写真をいただきました。ありがとうございます。

今回は日田、中津江村 鯛生金山に行かれたようです。
さっそく写真とともにご紹介しましょう。



中津江といえばカメルーン・・なのをご存知ですか?

先日のサッカーワールドカップで日本は
カメルーンと対戦して見事勝利したのは記憶に新しいところですね。

今回、佐野さんが訪ねられた中津江村は2002年のFIFAワールドカップで
当時有力候補だったカメルーン代表選手のキャンプ場として注目を浴びました

たしかそのときは選手団がなかなかこないことで
全国的にテレビで放送された記憶があります。



それ以降、とても親交が深まったカメルーンと中津江村は
今回、日本と対戦することになったワールドカップも
カメルーンを応援する!として全国の注目を集めました!

・・ということで、ここの施設にもカメルーンの国旗が翻っています。

坑道外の展示施設には選手等の記念品や資料が展示されているそうですよ。




鯛生金山は、明治時代に発見された金鉱山。
最盛期の昭和9年から昭和13年にかけては、年間産出量2.3tに達しました。

昭和初期の全盛期には、全国から集まった約3,000人が働き、
周囲には鉱山町が開かれていたそうです。

この写真はここで採鉱された金鉱石です。
これから金が取れるのですね。

これには金が一トンあたり約10gのほか
銀や銅、プラチナも多量に含まれているそうです。



ここには地底博物館があり
金が産出されていたころの歴史を学ぶことができます。

けっこうな規模で、じっくり見てまわると
一時間くらいはかかるとか聞いたことがあります。

では、ちょっとはいってみましょう。





地底博物館は、鯛生金山の坑道の一部(総延長約110kmのうち約800m)
を博物館としたもの。

施設内では金山採掘所の資料の展示や
発掘現場を見学することができます。




おおっ、なかなかいい感じの雰囲気ですね。
ちょっと探検気分です。



いきなりカメルーンのユニフォーム?を着ているのはハンスハンターさん

イギリス人の彼は大正7年鉱業権を譲り受け、
当時の額で100万円の資本金にて鯛生金山株式会社を発足。
近代的な採掘設備を導入し、大規模な採掘を始めた人。

近代の鯛生金山の発展に力を尽くしました。



こちらには昭和初期に使われたと見られるダンプトラックがあります。
レトロな車体スタイルがいい雰囲気ですね。

地下数百メートルで掘られた金鉱石は
竪坑より巻き上げられ、その後このトラックに積み込まれ
製錬所へと運搬されていたそうです。




こちらは第一竪坑 
地下540mまで掘り下げられています。

竪坑ケージで人や金鉱石、資材が運ばれます。




覗きますとこんな深さ・・ライトアップして
やっとこんな感じなので、
通常はかなり暗いところのようですね。



水平坑道では写真のバッテリー機関車が使用されます。

校内ではエンジンは排気ガスの関係で使いにくいからです。
5~10台連結して金鉱石を運ぶのです。



こちらは坑内をささえる支柱です。
これによりトンネルが壊れるのを防いでいるのでしょう。

岩盤の状況や坑道の大きさに適した支柱が採用されるようです



支柱の種類もこのように様々ですね。
説明書きがありました。




坑内には作業の様子を伝える人形が展示されています。
これは水平に掘り進む様子、なかなかリアルですね。



こちらは近代以前の作業の様子のようです。
水をくみ出す作業を行なっています。



鯛生金山の名は、鎌倉時代、肥後の豪族菊池氏の娘がこの地に嫁ぐこととなり、
菊池氏が祝いに雌雄の鯛を贈ったところ、
その鯛がこの地で飛び跳ねて向き合った石に変わり、
鯛生石と呼ばれるようになった、という言い伝えに由来するそうです。

中津江村では、この言い伝えに因んで、
1991年には、ふるさと創生基金の1億円で雌雄一対の純金製の黄金鯛を作って、
地底博物館の目玉として館内の坑道に展示していました。




ところが、2006年2月12日夜から13日朝にかけて、
このうちの雄(約6千万円相当)が盗難にあいました。

2007年11月21日に犯人が逮捕されましたが
現在、地底博物館には、黄金鯛のレプリカが展示されています。



こちらでは砂金採り体験をすることができます。
砂粒の中から金を取るのは楽しそうですね。



ここ中津江村はやまなみハイウエィからミルクロード
オートポリスを通って行くことができます。
これはバイクで行くには最高のルート、

バイクツーリングにはピッタリの場所ですね。
ぜひ訪ねてみてください。


鯛生金山、地図はこちらです









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