バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

『 しまなみ海道 』原付ツーリング(ヤマハ・YSP大分)

2013-09-23 06:59:39 | ツーリング
9月最初の連休となった14~16日

普段はセローを乗りながら
あちこちツーリングをされている「ぽちたま」さんが、
しまなみ海道へと原付ソロツーリングに行ってこられました。

今回の愛車はヤマハが誇るスクーター「ジョグ」です。

佐伯~大分~四国~徳山~国東~大分の
50ccではちょっと考えにくい長距離ツーリング、

写真をいただいたのでご紹介しましょう。



上の写真のように
大分、佐賀関から国道九四フェリーに乗って三崎へ、

大分から四国へと渡るバイク
連休らしく、けっこう多いですね。

三崎からはメロディーラインを通って松山へと向かいます。



道後温泉では「坊っちゃん列車」
道後温泉「からくり時計」などを見てから移動

いよいよ、しまなみ海道の橋の始まりとなる
「今治(いまばり)」へと向かいます。



ご存じの方も多いと思いますが、
ここ、しまなみ海道では、原付(~124ccまで)のバイクは
軽車両と同じに扱われ、自転車などと同じ道を走ることができます。

それゆえ同じく走る自動車専用道と違い、
景色の良いところで止まって景色を眺めることもできますし、

なにより料金も、今治~尾道まで総額で¥500程度ですむのです。



だから「しまなみ海道」に行くなら
むしろ125cc以下のバイクがおすすめと言えるでしょう。

実際、ここを原付ツーリングで楽しむ人は多いと聞きます。

早速、ぽちたまさんといっしょに
しまなみ海道の橋を渡って見ることにしましょう。



では、まず最初の橋がこちら、
「来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)」です。

平成11年完成のこちらですが
第一~第三大橋まで3つの橋があり、

それぞれ橋長960~1500m
いずれもしまなみ海道でもっとも長い橋となります。



写真のように歩行者/自転車と
原付とでは進入路が別れています。

ちなみにこの来島大橋は、原付バイクと
自転車歩行者の通るところを分けています。

標識がありますがバイクは右側です。
もちろん125cc以下だけですよ。



来島大橋、橋の上はこのようになっています。

原付バイクは南側のこちらの道を通りますが、
反対側の北側が自転車歩行者道となっています。

真ん中は自動車専用道路で、制限速度は70キロです。

ちなみに風が強いとき
風速15mで自転車、歩行者、バイクは通行止めとなりますので
天候が悪いときは要注意です。



ちなみに料金の支払いはこのような
料金箱に投入するだけのお賽銭箱のようになっています。

ここには、特にだれがいるわけでもないのですが、

実は監視カメラがあるそうなので
ただで渡ろうとするとバレてしまうそうです。



さて来島大橋を渡り終えると
「大島(おおしま)」にやってきました。

地図でみるとこのようになっており
「道の駅よしうみいきいき館」などがあります。



自動車専用道路は降りることなくずっと続くのですが、
自転車、原付はいったん降りて下道を走らなくてはなりません。

それでは「伯方大島大橋(はかたおおしまおおはし)」のところで
再び橋を渡りましょう。



「伯方・大島大橋(はかたおおしまおおはし)」は

伯方橋(橋長325m)大島大橋(橋長840m)の
一体構造のふたつの橋を伯方島までつなげています。

ちなみに自転車・バイクは途中の
身近島(みちかじま)に降りることができるそうで

ここはちょっとした公園になっており
休憩にもちょうどよいそうです。



伯方島から次の「大三島(おおおみしま)」へと行くには
「大三島橋(おおみしまばし)」を渡ります。

原付は、こちらの入口から入れます。

入口には他の車が入らないようにする配慮か、
ポールがありますね。



大三島橋を通過中。

全長328mと、しまなみ海道の中で一番短い橋ではありますが、
実はアーチ橋としては国内最大の長さを誇っているそうです。

この日は、接近する台風のせいか天気はいまひとつ

風も強かったので通行止めにならないか
実は冷や冷やしながら渡ったのだそうです。



さて次の「生口島(いくちじま)」へと渡るには
「多々羅大橋(たたらおおはし)」を渡りましょう。

こちらは平成11年完成
塔から斜めに張ったケーブルを
橋桁につなぎ支える構造の斜張橋(しゃちょうきょう)、

橋長は1,480mあり、
当時、斜張橋としては世界最長を誇りました。

まるで鳥が羽を広げたような美しい姿、

また「鳴き竜」と呼ばれる、
橋の支柱の下で手を叩くとパーンと乾いた音が反射しながら
空に向かって登っていくような現象が体験できるそうですよ。



さらに次の「因島(いんのしま)」へと渡るには
全長790m「生口橋(いくちばし)」を渡り

その後向島へと渡るための「因島大橋(いんのしまおおはし)」を渡ります。 

因島大橋は写真のように上が自動車道
下が自転車、原付バイク道の上下2層構造となっています。



さらにしまなみ海道は
無料の「新尾道大橋(しんおのみちおおはし)」へと進み、
最終的に尾道へと続き、本州へと渡ることができます。

全部でおよそ70キロの行程となる「しまなみ海道」

もちろん大型バイクで自動車道を駆け抜けるのも
楽しいかもしれませんが

途中、とまったり休憩しながら
瀬戸内の海を楽しめるのは原付だからこそですね



この後、広島を訪ねた後
徳山から国東へと渡ったぽちたまさん

このツーリングの帰りに写真を届けていただいたのですが
総走行距離はおよそ500キロ、
さすがに疲れた、とおっしゃっていました。

原付だからこそののんびり旅、
大型バイクでのツーリングになれた人も
一度挑戦されてみてはいかがでしょう。

新たな発見があるかもしれません。



地図はこちら










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