塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ファミマ、従業員は代表ジャージで接客中

2014-04-29 23:28:56 | 日記
 仕事帰りにファミリーマートに立ち寄ると、店員さんは日本代表レプリカ・ジャージを着て働いていました。

 胸元にファミリーマートのロゴが見えましたので、もしかしますと業務用なのかもしれませんが、店員さんでサッカー好きであれば嬉しいでしょうね。

 ABCマートでも代表Tシャツで応対している姿を見つけましたし、ファミリーマートの窓にはワールドカップ協賛企業であるコカ・コーラ社の販促キャンペーンのポスターが貼られていました。

 僕が初めて手にしたノート・パソコンは東芝のダイナブックで2001年に購入したものですが、翌年のワールドカップでは

 「東芝が韓日ワールドカップの記者用パソコンを全て供給します」

 と誇らしげに語られていることをよく覚えています。

 東芝にしても、コカ・コーラにしても、協賛企業であることの旨みだけでなく、ワールドカップを通じて更に自分たちを知ってほしいという姿がそこには見えます。

 これが五輪になるとパナソニック、と言うわけです。

 ベースボール・マガジンが手掛けた日本代表ムックの中でも、キリンとアウディの記事が見られます。

 アウディは香川個人をスポンサードしていることでも有名ですが、彼の敏捷性やターンの鋭さが、きっとアウディの持つ車の特性と合致しているのでしょうが、今季は残念な形になってしまいました。

 ワールドカップを食いものにしている、つまり参加国を40にまで広げたいという案件を提案したプラティニの意見に、多くの非難が寄せられており、これには僕も反対なのですが、それだけワールドカップには

 「抗えない魅力」

 があります。

 日本も24から32への参加国拡大の恩恵に預かった過去をもつので、大きな声で批判はできませんが。
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名手もミスをするという過酷な現実

2014-04-29 01:51:48 | 日記
 ジェラードがチェルシーの先制点を見た際に浮かべた苦しい表情を見て、僕は昨年のJ1最終節を思い出しました。

 自らのボールロストでフロンターレに先制点を許し、天皇杯では優勝できたものの、9シーズンぶりのリーグ優勝が消えてしまった中村俊輔と横浜F・マリノス。

 試合終了後、屈みこみ嗚咽する中、川崎まで駆け付けたファンは背番号25を責めることなく

 「俺たちのスーパーレフティ」

 と彼が1年間走り続けた事に感謝し、共に泣いていましたよね。

 あのジェラードの表情と、屈みこんで起き上がれなかった中村の姿が、僕の中で重なり合ったのですが、極端な話、ここぞ一番というところで集中力を維持できる人間が、やはり勝者なのでしょう。

 マイケル・ジョーダンはその恰好の具体例でしょうね。

 ただリバプールが今季、これだけ素晴らしい戦いを見せることができたのは

 1・ロジャースの意図するサッカーを選手が思い描けるようになったこと
 2・スアレス、スターリッジ、ミニョレとジェラードの負担を軽減できる選手が揃ったこと
 3・序盤戦の3-4-1-2が成功したこと

 の3点があると感じます。

 「3」に関してはサッカー・ダイジェストのうけおりですが、「2」に関してはかつてのトーレスのように、責任を分かち合える選手が彼のチェルシー移籍以降、不在だったという点がありますね。

 アンディ・キャロルの獲得はダルグリッシュ政権が存続すればプラスになったかもしれません。

 ただ、ロジャースはマイボールを意味なく失いかねない、アーリークロスに頼らない展開を希望しますから、キャロルのように空中戦に秀でた選手はやはり不要だったわけです。

 それでも僕はリバプールが有利だと感じますが、プレミアの覇権はまだ混とんとしています。
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チェルシー戦における、ジェラードのミスを思う

2014-04-29 01:43:27 | 日記
 リバプールがチェルシーに先制点を奪われたのは、スティーブン・ジェラードがボール・ロストした為でした。

 「どんな名手でもミスをする」

 ジェラードはその事実を示した形になりますが、リバプールのファンはきっと彼を責めないでしょう。

 リバプールの生え抜きが引退、もしくはクラブを去ってゆく中で、彼だけがアンフィールドに留まり続け、クラブの危急を救ってきた事にコップが感謝しているはずです。

 事実彼は

 「チェルシーとの契約に2度、迫ったことがあったよ」

 と語っています。

 それでもジェラードはオーナーが代わり、監督が代わり、同僚が変わり移籍市場での失敗やオーナーの確執が叫ばれる中、ただ一つの目的である

 「プレミアでの優勝」

 を目指してきました。

 かつて苦楽を共にしたマイケル・オーゥエンが、ニューキャッスルを経て入団したユナイテッドでリーグ優勝を味わい、ファン・ペルシのように自ら見切りをつけて優勝を目指した選手もいます。

 それでもジェラードは自分の未来、住むべき場所はリバプールにあると信じています。

 だからこそプレミア優勝をジェラードと共に味わいたいファンは、叱咤するならばそこに感謝と敬意の気持ちを込めることを、どうか忘れないで欲しいと思います。

 「ローマから移籍したならば、もっと多くの優勝を狙えたね。」
 「バロンドールを獲れたとも思う」

 専門誌のインタビューで、トッティがそう語るのを多く見かけますが、同時に日本、イタリア問わず彼がローマを選んでくれたことを、皆が感謝しているはずです。

 同様の出来事はジェラードにも言えますが、彼はアンフィールドに居てこそ初めて

 「スティービー・ワンダー」

 を名乗れるのも確かですが。
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弟子が恩師を超える難しさ

2014-04-28 23:40:01 | 日記
 逃げるリバプールに追うチェルシー。

 実はシティの方が一試合多く残している為、プレミアの優勝争いは非常に混沌としてきました。

 その背景にはユナイテッドとアーセナルの脱落という面もありますし、優勝したら間違いなくMVPに選出されるスアレスとスターリッジを軸に、あたっキング・フットボールが炸裂するリバプールを軌道に乗せた

 「ブレンダン・ロジャース」

 の存在があります。

 でも、こういう見方も可能でしょうか。

 「恩師を弟子が超えることはたやすい出来事か?」

 2012シーズン、ポルトからやってきたヴィラス・ボアスがモウリーニョとしつこく比べれたのは、同じポルトガル出身で率いていたポルトからチェルシーへの転身が同じだったこともそうですが、

 「ポルトでもインテルでもヴィラス・ボアスがモウリーニョを支えていた」

 という事実があったためです。

 スティーブ・クラークとブレンダン・ロジャースもモウリーニョと共に働いた経歴があり、やべっちFCでハイライトを見た方はご存知でしょうが、0-2の完封で敗れて呆然自失のロジャースに対し、幾度も雄叫びを挙げるモウリーニョの明暗は

 「弟子が恩師を超えることの難しさ」

 を象徴していたように思います。

 もしモウリーニョがロジャースの立場ならば、もっとゆとりのある表情を見せていたように思いますが、それがプレミア創立後、優勝の無いリバプールを率いる事の難しさ、なのかもしれません。

 モウリーニョは2010シーズンのチャンピオンズリーグ、かつてメソッドを吸収したファン・ハールに勝利し、インテルを3冠に導く形になりました。

 だからこそ彼は自ら

 「スペシャル・ワン」

 と例えるだけの存在があるのでしょう。
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ライアン・ギグス、監督としての初陣は勝利で一安心

2014-04-28 01:53:44 | 日記
 ライアン・ギグス暫定政権が発足したユナイテッド。

 ノーリッジに4-0で快勝し、新米監督は一息ついた形になりましたが、結果次第では彼がこのまま監督として就任するかもしれません。

 僕自身はクロップよりもファン・ハール就任の可能性が高いと思いますが、それは後者がワールドカップ終了後、フース・ヒディンクと交代してオランダ代表監督を降りる為です。

 つまり、契約に関する障害が無い上に

 「プレミアで一度は指揮を執りたい」

 とファン・ハール自身が希望している為です。

 一方でモイーズとギグスの違いは何なのか?

 それは就任直後から見られたファンと同僚、コーチ陣からの敬意と愛情であり、同時に緊張感でした。

 「ユナイテッドの歴史をしるギグスに恥をかかせてはならない」
 「ギグスを今支援しないで、いつ支援するんだ!」

 という周囲に心のこもった感情、これが前任者への扱いの際に決定的にかけていたと思います。

 でも、無理もありません。

 モイーズがスコットランド人でエバートンを率いていた事実と、ウエールズ出身でありながら既にユナイテッドの生き字引であり、幾度となく窮地を救ってきた暫定監督への眼差しでは、当然

 「ライアン・ギグス」
 
 が勝利して当然です。

 ギグスがマタと香川、ルーニーを軸にしたテクニカルなサッカーを志、クリスタルパレスから獲得したザハのように、新戦力を適合させられたなら、来季のユナイテッドはもっと軽やかに走れるはずです。

 リバプールとチェルシー、そしてシティの動向を踏まえれば、当然移籍市場での振る舞いにも注意が必要ですが。
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