塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

オスカル、中国への移籍は破格の金額となる

2016-12-24 01:36:15 | 日記
 ブラジル代表のオスカルがチェルシーから上海上港に移籍します。

 移籍金は86億円ということで、その移籍額の大きさに驚きますが、一方でパウリーニョやレナト・アウグストなど、セレソンの主軸が中国リーグに在籍していることも確かです。

 それはチッチ監督が

 「中国に在籍することは、代表招集のハンディにはならない」
 「招集に関しては出場、体調、メンタルなどを考慮している」

 ことを示す材料となります。

 上海上港の指揮官はヴィラス・ボアスということを、先ほど知りました。

 チェルシーはモウリーニョ就任以降、フィジカル・コンタクトや結束力に長けたクラブとして知られ、ヴィラス・ボアスのように

 丁寧にパスをつないでマイボールを維持する
 そのため、センターバックにもパスの技量が求められる

 という指揮官とでは、選手の個性がかみ合いませんでした。

 アントニオ・コンテはそのモウリーニョと同じ波長なのでしょうか、アザルが体調を取り戻した一方で、オスカルは線が細いという印象だったのかもしれません。

 ヴィラス・ボアスからすれば、オスカルの入団は心強いとは思います。

 一方でアントラーズが世界2位になったことで、中国国内では

 「アントラーズを見ならえ」
 「どんなにクラブが金を使っても、代表は成長していない」

 という声があるように、コストに見合う形を模索しているとも感じます。

 ただ、中国リーグは世界のマーケットとして認知されていることは、アジアサッカーへの追い風と見るべき事柄のように感じます。
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