塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

業界再編という荒波の中で

2017-11-21 16:18:49 | 日記
 よく「業界再編」という言葉を耳にします。

 それはそれまでの潮流が、企業努力とは関係なく大きなうねりとなって登場し、飲み込んでいく現象です。

 不思議と日本企業がそれまでリードしていた分野で、一瞬で劣勢に立たされることが過去にはありました。

 従来の折り畳み式携帯からスマートフォンがその一例ですが、欧米ではトヨタや三菱がこれだけプラグ・イン・ハイブリッドとハイブリッドで世界に貢献したにもかかわらず、一気に電気自動車で世界を制覇しようとしています。

 よく柔道やスキーのジャンプで

 「日本が結果を出すと、すぐにルールを変更する」
 「日本たたきの一例だえ」

 とこぼす方がいるのも、無理はありません。

 雑誌もデジタルにとって代わられ、続々と休刊、週刊誌から月刊誌へ、という形で生き延びることが多くなり、サッカー・ダイジェスト、サッカー・キング、サッカー・マガジンのいずれも同様の措置を取っています。

 ミズノやアシックス、スボルメは、現在の潮流である

 「ニットスパイクへの対応」
 「スリップオンやアンクル丈」

 というスパイクを製造していません。

 本革スパイクが消えることはないでしょうが、アディダスが3Ⅾプリントを用いるようになったのは、迅速な設計と製造だけでなく、職人の勘や技術を継承する手間が部蹴る、そして顧客の仕様変更にも柔軟に対応できるため。

 と推測します。

 それはアディダスのような大企業だからこそ、設備投資の資金が問題ないわけで、今後サッカー業界でもさらに大きな潮流が生まれる気がします。

 僕は文庫を寝転がって読むのが好きなんですけどね。
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