塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

コロンビア代表FW、欧州への復帰を模索

2016-07-12 01:37:10 | 日記
 広州恒大が獲得したことで話題を呼んだジャクソン・マルティネス。

 しかし本人も代理人も、中国から欧州へ戻ることを検討している、と囁かれています。

 僕はアトレティコ時代の彼を見たことがありません。

 恐らく彼は、フェルナンド・トーレスのようにオープンスペースを必要とする選手なのでしょうね。

 シメオネの戦術は4-4-2を軸にしていますから、2トップですと動く範囲が限定されるうえに、味方FWと自身の動きが重なってしまいかねない、そんな感覚をマルティネスは感じていた。

 と勝手に想像しています。

 リバプールからチェルシーに移籍した当時のトーレスもそうでした。

 リバプールのチェルシーよりもより速い展開の4-2-3-1に順応できた彼も、ドログバと得点機会を分け合い、スペースも限定的な4-3-1-2はすこぶるやりにくかったでしょう。

 言い換えれば

 ポルトでマルティネスは主役だったが、アトレティコではそうではない
 リバプールでトーレスは攻撃の軸であったが、チェルシーでは他の選手も軸であった

 というギャップもあったでしょうね。

 でもマルティネスがポルトガルで3季連続得点王に輝いたことは事実ですし、たまたま自分の波長と合わないクラブと契約した、という見方もできます。

 彼だけではなく、多くの外国籍選手が高額報酬で中国へ移籍します。

 2000年、アントラーズに移籍したベベトが、まったくの体調不良で早期退団になりましたが、中国も生半可な態度では活躍できないという意味があるでしょうね。
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レアル・マドリーとシーメンス

2016-07-12 01:26:33 | 日記
 ドイツのシーメンス社が家電部門を売却し、アメリカの圧縮機大手を買収するという記事が、昨日の日本経済新聞に掲載されています。

 僕はシーメンスと言えば

 「補聴器の最大手」

 という認識が強かったのですが、その認識は間違っていたようです。

 シーメンスは2000年代中期、レアル・マドリードの胸スポンサーとして有名でした。

 2007年には台湾のベンQに胸スポンサーを譲りますが、ドイツを代表する企業がレヴァークーゼンやバイエルンではなく、レアルというスペインのクラブを支援すること。

 サッカーでも事業でも海外で活躍することの意義
 その地で多くの事業を手掛けてファンを増やす

 大切さを知りました。

 シーメンスがあのままレアルとのスポンサー契約を続けなかったのは、日々高騰するスポンサー料が苦痛になったのでしょうか?

 アディダスのように

 年間200億円払う価値が彼らにはある
 そしてレアルはより素質のある選手を入団させる
 レアルが結果を出すことで、アディダスにも利益がある

 というサイクルは存在します。

 しかし、欧州制覇を達成した昨シーズンも、途中で空中分解する可能性もありましたし、この成績はあるいみ出来すぎかもしれませんね。

 日本では

 アントラーズとリクシル(トステム時代から)
 ヴァンフォーレとはくばく

 のように、長年の関係が連想ゲームのように浮かぶクラブもあります。

 今後日本も、レアルのようにより貪欲にスポンサー、多角展開を行うようになるのでしょうか。
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