塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルセイロ・レディースの選手層を思う

2016-06-12 00:34:43 | 日記
 僕は勝手に、リーグカップはリーグ戦で出場機会が無い選手が多く起用されるだろうと勝手に考えていました。

 例えば市川愛雪選手や藤村茉由選手などが、先発、途中交代で起用されると思っていたのですが、本田さんはリーグカップでも先発をいじってきません。

 これはやはりプロとアマチュアの違いで

 育成すること、育成しながら勝ち点3を得ることは、必ずしも選手を試合で使ったからといって得られるものではない、というわけですね。

 これが練習試合であれば第3GKである平尾恵理選手や、故障明けの選手を器用するのでしょう。

 でも本田さんは、代表戦を終えて帰国したばかりの横山を先発で使いましたし、そこに

 「疲労という名の考慮」
 「先発陣を脅かすには、日々をおろそかにしてはダメだよ」

 という無言の姿があるのだと感じます。

 新顔が加われば、連携の面でも不安がありますが、望外の結果をだしていることもありますね。

 横山は既に1部でも得点王最有力候補ですし、クラブそのものが目標の中位(監督は6位と語っています)ではなく上位にいる、つまり先発の選手たちを変える理由がありません。

 成績が低迷しているならば

 「起爆剤としての先発の入れ替え」
 「連戦を考えてのターンオーバー」

 もあるのでしょうが、個人としてもクラブとしても、今は良い方向にあります。

 シーズン終了後は、辛口の本田さんも「よくやった」と思うかもしれません。
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パルセイロが果たす地域貢献

2016-06-12 00:22:25 | 日記
 昨日、ようやく今シーズンの長野パルセイロ公式イヤーブックを入手しました。

 昨年と大きく異なるのは、バドミントンの紹介が加わったことで、パルセイロがより地域の方から信頼されると良いですね。

 でも、パルセイロに限らず、また男女問わずJクラブは間違いなく、地域から認められていますよ。

 例えば昨日、観戦の帰りに篠ノ井駅で電車を待っていると、60代後半くらいの女性たちでしょうか、ひとりはパルセイロの公式グッズであるサンバイザーを、もう一人の方はデュエロのレプリカを着ていたのです。

 どんな世代でも、試合の日にしか身に着けない衣類に、高いお金を出すのは躊躇しますよ。

 ましてたデュエロのことに精通しているご年配の方は、そうはいないでしょう。

 でも彼女たちは

 「この服を着て応援したい」
 「自分の家族だけでなく、スタジアムやバスでみなさんの顔を見て話をしたい」

 と思うわけでしょう。

 これだけでもう、Jクラブがあってよかったと思う理由になりますよ。

 日本は今、若年層が少なく、今後も年金や医療費の負担が大きくなります。

 もしサッカーを観ることで、話す相手が出来た、気晴らしが出来たということであれば、ご年配の方々の医療費の削減や生きがいに通じるのではないでしょうか。

 なんでもない服装の方が首からシーズンパスをぶら下げていたり、地域時代のグッズを身に着けている姿を見ると

 「パルセイロが高齢者の方へ元気を与えている」

 と感じます。

 また土橋アンバサダーも語っていますが、かつて巡回指導で出会った子どもたちが、続々とあいさつに来てくれるそうで、それも嬉しい限りですね。
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