塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

50億円あっても、それは単なる「はした金」か

2014-11-03 23:26:11 | 日記
 広州恒大が今春、イタリア代表FWディアマンティを9億円で獲得したことは、イタリアと中国だけでなく日本でも大きな話題となりました。

 リッピはゴール・コムの報道によれば、リーグ4連覇を置き土産に一線を退くそうですが、果たしてディアマンティはイタリアに残らず、広州に留まるでしょうか?

 今のJ1にとって9億円は途轍もない、非常に大きい金額です。

 しかし、欧州クラブの多くが、9億円ではビッグネームをそう簡単に獲得できなくなっている事も事実です。

 もしJのいずれかにとんでもない大富豪や、外資のオーナーが就任して補強費を50億円用意したとします。

 J1規格からすれば、この金額は前代未聞であり、移籍金以外に選手の報酬、勝利給をアップさせたならば、それは在籍選手にとって大きな旨味といえるでしょうし、ファンも興奮するでしょうね。

 「50億円あれば、どんな選手にオファーをだせるだろうか?}

 そう想像するのは楽しいものです。

 一方で50億円用意しても、欧州クラブははした金見えるかもしれません。

 今夏、ユナイテッドが獲得したルーク・ショーは、51億円の獲得費用が必要といわれましたし、アンヘル・ディ・マリアにはその倍額をレアルに支払っています。

 モウリーニョが

 「イングランド代表とは言え、18歳の国際的に無名の選手にそんな大金支払えない」

 と糾弾したのもよくわかります。

 ちなみにベッカムがレアル移籍の際は49億円かかったと言われていますが、ルーク・ショーはこの代表の先輩を金額では既に超えた存在になりました。

 ベッカムは2004年まで

 1・2度のワールドカップ出場
 2・トヨタカップとチャンピオンズ・リーグの制覇
 3・代表キャプテンに指名される

 と、油の乗り切った段階での移籍でしたが、それでも金額の大きさは批判されたものです。

 日本に本当の有名選手が来るには、相当の知恵と資金が必要でしょうね。
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好きなクラブを支援するという気持ち

2014-11-03 01:42:28 | 日記
 一方でパルセイロというクラブが存続すれば、リーグのカテゴリーは関係ないというファンもいるでしょう。

 と言いますのも、2008年でしたか、南長野運動公園のある篠ノ井地区で創業した「AOKI」がスポンサーに付き、潤沢な資金の下でJFL昇格を狙いにいきましたが、敗退した結果スポンサー収入が減額します。

 パルセイロは公式ホームページで

 1・学校訪問における巡回指導
 2・アンバサダー土橋の活動報告
 3・ジュニアユースの試合結果

 を随時掲載しています。

 資金不足を育成で補う今の方が良い、と言う声もあるでしょうね。

 僕はオアシスの歌を聴いたことがありません。

 それでもノエル・キャラガーが

 「どんなに舌のリーグにいても、俺はシティのファンを止めないぜ!」

 と公言している事は知っています。

 隣人ユナイテッドが優勝を独占し、アンブロ、ナイキと大型契約を結ぶ一方でシティは

 1・ル・コック、リーボーク、アンブロ、ナイキと次々にスポンサーが変更
 2・タイの元首相であるタクシン氏からジェイク・マンスールへオーナー・シップが変更
 3・スティーブン・アイルランド、ショーン・ライト・フィリップスという生え抜きの移籍

 など、ユナイテッドも躓きましたが、それ以上に波乱の運営を行ってきました。

 でも、だからこそファンのクラブに対する結び付きが強くなった、のかもしれませんが。

 「俺たちはいつもパルセイロを支援する」

 このゆったり構える姿勢が、今パルセイロには求められるように感じます・
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僕が感じるパルセイロファンの胸中

2014-11-03 01:27:50 | 日記
 パルセイロファンは、その多くがJ2昇格プレオオフに進めるはずだと信じています。

 一方で「焦れて」いるのも確かでしょう。

 ではファンの胸中にある焦りの理由は何でしょうか?

 1・メディアとスポンサーが流れてしまいかねない懸念

 わかりきったことでしたが、11月1日の信濃毎日新聞はどこもかしこも「山雅」の見出しが続き、それだけ国内最高峰で戦う事の凄さが、改めて認識できる貴重な体験でした。

 その一方でパルセイロがJ2に昇格したとしても、ここまで大きな扱い、号外の発表は無いでしょうし、文字通り「二番煎じ」の域を出ることはありません。

 少なくとも2015年、メディアの露出は長野県内だけでなく、全国規模でJ1の試合結果が山雅を含めて流れるわけですから、パルセイロ・ファンからすれば我慢の年になるでしょうね。

 一方でスポンサー獲得は難しくなる、そんな気もします。

 2・新スタジアムが出来事
 
 パルセイロファンは、2015年、遂に南長野に誕生する新スタジアムを待ち望んでいる一方で、このスタジアムに空席が目立ってはいけないという危機感を抱いています。

 ですから

 「新シーズンは是が非でもJ2で戦い、新スタジアムに華を添えよう」

 と願っています。

 この焦り、願望が選手と監督に伝播している、というのは穿った見方でしょうが。

 3・パルセイロも劣ってはいないと言う自負。

 昨日の信濃毎日新聞には、2006年以降の山雅の戦績が記されていますが、彼らは常に優勝したわけではなく、パルセイロの上にいたわけではありません。

 例えば2011年のJFL。
 
 パルセイロは2位でしたが山雅は4位、しかし昇格したのは彼等でした。

 長野の地に基準を満たすスタジアムがあれば、パルセイロはとっくにJ2にいましたし、特筆すべき事として、パルセイロは2006年以降、シーズン中に監督交代をしていません。

 バドゥ政権初年度は前政権を引き継いだ形で誕生しましたが、以後、監督はシーズンを全うしています。

 つまり、パルセイロが監督指名、選手補強、そして育成だけでなく、女子とアイスホッケーの支援も含めたならば、山雅に見劣りする部分よりも、量がする点も見られるという自負が生まれます。
 
 今挙げた3点が、僕を含む多くのファンの間には感じられる、そんな風に思えます。

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